魔法少女リリカルなのはViVid 〜鬼狩りの剣技を扱いし少年は鮮烈な物語を紡ぐ〜   作:シナプス・フィン

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第2話です。

次回から原作のエピソードに入っていきます。

では、どうぞ。


Memory 2 実は初対面ではなかった!?

場所は、XV級次元航行艦船・クラウディア。現在、レオンは取り調べを受けていた。

その様子をクラウディア艦長 クロノ・ハラオウンと現場に居合わせたティアナが別室でその様子を見ていた。

何故、この2人が一緒に行動しているのかというとクロノの船に乗る予定だった乗組員が

別の事件を担当していたのだがその事件の際に負傷してしまい船に乗れなくなってしまったのだ。

そして、クロノの義理の妹のフェイト・ T・ハラオウンが推薦したのがティアナだった。

様々な現場で経験を積んでほしいというお節介がまさかの変な方へと傾いてしまった。

 

「魔力なしで剣を燃やしていた・・・。クロスミラージュの記録を見ていなければ

まったく信じていなかったが・・・」

「正直、それだけで驚きましたが彼の身体能力です。

魔導師をいとも簡単に制圧できるなんて可笑しいの一言に限ります」

 

そんな話をしつつレオンの様子を見る2人。

ティアナは、ジッとレオンを見つめていた。

 

「所でランスター執務官」

「何でしょうか?」

「彼に何か思う所でも?」

「え?」

「いや、勘違いかもしれないが君は彼に興味を抱いてるように見えてね」

 

ティアナは、思わずあぁ〜という表情を浮かべる。

 

「大した事じゃないんですけど、彼、どこかで見たような気がして」

「見た所、学生だから通勤時間の際にすれ違ったんじゃないか?」

「それもそうですね・・・。あんな特徴的な痕や髪色は普通だったら覚えていますもんね」

 

そんなこんなで時間だけは過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

ああ疲れだ〜」

 

場所は、クラウディア艦内の食堂。

取り調べを受け2時間近く取調室に拘束された為レオンの精神は疲労困憊だった。

一休みしたら帰っていいという許しを貰い食堂で休んでいたのだ。

 

「お疲れ様」

 

労いの言葉をかけて来たのはティアナだった。

その手にはお茶の入った紙コップだった。

 

「ありがとうございます」

 

レオンは、ティアナから受け取ったお茶を飲み一息ついた。

 

「まっさか2時間近く拘束されるとは思ってませんでした・・・」

「仕方ないわよ。あんなデタラメを信じるなんて無茶言うなって話よ」

「て言われましても・・・」

 

レオンは、何処か納得いかない表情を浮かべていた。

 

「所でアンタ・・・。私と会ったことない?」

「随分、急ですね」

「いや、アンタのその額の痕、どっかで見た気がするのよ」

「・・・俺も記憶朧げですけど、ランスターさんでしたよね?」

「ティアナでいいわよ」

「それじゃあティアナさんで。ティアナさんって昔、髪結んでいました?」

「え?えぇ、それがどうかしたの?」

 

レオンは、その事でピキーンとなった。

 

「もしかして、ツインテールでした!?」

「何でわかるの!?」

 

レオンの予想を指摘し正解した事にティアナは驚いた。

 

「俺も思い出した!直接あった訳ではないですけど

ティアナさんが全身タイツを着た変な人と戦ってた時に乱入したの俺ですから!」

 

 

 

 

 

 

「「「ハアアア〜〜〜〜〜〜〜!!!!!????」」」」

 

レオンのカミングアウトによりクラウディア艦内が揺れた。

 

 

 

(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

 

 

 

 

再び取調室に放り込まれるレオン。

次に担当してきた局員は、フツメンの局員ではなくイケメンの人だった。

 

「時空管理局 クラウディア艦長 クロノ・ハラオウンだ。

さて、君にまた聞きたい事が増えたな」

 

笑いながら声をかけているが何かしらの圧を感じ取ったレオンは思わずたじろいでしまった。

 

「は、はいぃ・・・」

「さて、以前に戦闘機人と戦闘を行ったと話を聞いたがあれはどういう意味だ?」

「・・・あれはコッチ(ミッドチルダ)に初めて来た3年程前の事です」

 

意を決して事のすべてを話すレオン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新暦75年、ミッドチルダを恐怖に陥れたJS(ジェイル・スカリエッティ)事件。

その容疑者のリストの中にいた人物。

 

 

戦闘機人

 

 

人体に身体能力を強化するための機械部品をインプラント化

人の身体と機械を融合させ、常人を超える能力を得る。分かりやすく言うとサイボーグである。

 

肝心の本題だ。ティアナと戦闘を行っていた人物達がノーヴェ、ウェンディ、ディードの3人だった。

その時、機動六課のフォワードメンバーと戦闘機人と対決していた時、分断されてしまったのだ。

更に、交戦していたティアナも戦闘の際に足を痛めてしまい満足に動けない状態だった。

状況はかなり最悪だった。そんな時だった。

 

「・・・加勢したほうがいいか?」

 

戦闘機人オットーは、前線に出ている3人の援護に入ろうかと考えていた時だった。

デバイスのセンサーから何者かが結界の中に入ったという反応があった為

そこに向かうことにした。

 

 

 

 

 

 

「戦闘が行われている。物騒な世界だな・・・」

 

そう、結界の中に入った人物はレオンだった。

彼は、当時、祖父にここに行けと言われて当時中学生だった

レオンは、テスト休みを利用してミッドチルダに来ていたのだ。

そして観光で街をフラついていた時に知らぬ間に戦闘エリアに紛れ込んでしまったのだ。

 

「ん?」

 

レオンは、何かを感じ取りその場からバックステップで距離を取る。

 

「何じゃこりゃ?」

「それはこっちのセリフだ」

 

声を聞こえたほうを見るとガジェットを引き連れたオットーがいた。

 

「知らぬ間に紛れ込んだようだが生かして返さない」

 

オットーが術式を展開し彼女の固有スキル レイストームで全方位に攻撃を仕掛ける。

 

「(全方位に攻撃を仕掛け、逃げ道を塞ぎ一気に仕留める。悪くない手だが・・・。

 

 

 

 

 

 

相手が悪すぎたな)」

 

レオンのいた場所が爆発した。

 

「呆気ない」

 

爆発した箇所を冷めた目で見るオットー。

確実に仕留めたかどうかを確かめる為煙が晴れるまで警戒を怠らないでいた。

煙が晴れるとそこにいたのは・・・。

 

 

 

 

 

 

無傷のレオンが刀を抜刀している状態でいた。

 

「なんだと!?」

「へぇ、あまり感情を表に出さない方かと思ったけど結構感情的になりやすいんだな」

「逃げ道をなくしている状態だったのに何故!?」

「全て叩き切った。回避して態勢を整えるのもアリだったけどコッチの方が

手取り早いと思ったからな」

 

あまりにも常識を逸脱している発言に怒りを覚えたオットー。

 

「ふざけるな!!」

 

再び攻撃を仕掛けるが感情に任せた攻撃故に射線が単調になってしまっている。

 

「感情的になりすぎだ」

 

レオンはそういうと息を吸い始めた。

 

 

ヒュゥゥゥゥ!!!!!

 

 

呼吸をすると同時に刀身から水が溢れ出てきた。

 

 

全集中 水の呼吸

 

 

そしてそのまま敵の弾幕に飛び込んでいった。

 

 

参ノ型 流流舞い

 

 

流れるように敵の弾幕をかわし斬るかわし斬るを繰り返し

その勢いのままオットーを切りつけ勢いよく吹き飛ばした。

吹き飛んだオットーはそのまま壁に激突。

 

「ば、かな・・・」

 

ありえないとそう思いながら気を失ったオットー。

 

「魔法に頼りきっているような奴に負けねぇよ」

 

そういうと別の場所で爆発をした方を見るとモクモクと煙が上がってる方を見つけた。

そしてレオンは、その場から消えた。

その後、1匹の狼と黄緑色のバリアジャケットを着た女性が倒れているオットーを確保した。

 

 

 

 

 

 

「(幻術が面倒だな・・・。オットー。・・・オットー?オットー!返事しやがれ!)」

「(ノーヴェ。どうした?)」

「(オットーが念話に出ねぇ!)」

 

「「(!?)」」

 

「(チャンス!)」

 

ノーヴェ、ウェンディ、ディードの3人の動きがわずかに止まった。

それをチャンスと思いティアナは、魔力弾で攻撃を仕掛けた。

ノーヴェは、何とかかわしたがウェンディとディードは躱しはしたが

ダメージを受けてしまい2人の武器を落としてしまった。

 

「(一気に押し切る!)」

 

そのまま魔力弾をできるだけ生成し魔力弾を発射。

攻撃をそのまま受けたウェンディとディードはそのままダウン。

 

「ウェンディ!ディード!」

 

隙ができた今、ノーヴェの背後に立ったティアナはクロスミラージュを突きつけた。

 

「貴方の負けよ。大人しく投降して」

 

ノーヴェは、冷や汗を垂らしていた。

そんな時・・・。

 

「避けろ!ノーヴェ!」

 

立ち上がったのはディードだった。

そして双剣の内の片方を手に取りティアナに斬りつけようとした時・・・。

 

 

 

 

 

 

全集中 雷の呼吸

 

壱ノ型 霹靂一閃

 

 

ディードの前に()()が通り過ぎると

片手剣は、砕け散り斬撃を受けたディードはそのまま崩れ落ちた。

 

「・・・こんのヤロォ!!」

 

ノーヴェはティアナに殴ろうとしたが動揺のあまり大振りになってしまい

ティアナの魔力弾でノーヴェを気絶させた。

 

「あの時の強い風・・・。何だったのかしら」

 

そう呟くティアナ。

 

「・・・」

 

遠目でその様子を見ていたレオンは誰にも気づかれずその場を去った。

その後、爆発の起きた所に到着したが既に事態は終息していたためその場から離れ帰宅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これが事の顛末です」

 

クラウディアの取調室でクロノに事の全てを話したレオン。

 

「・・・君は、人間か?」

「話聞いた後の第一声にしては酷くないですかね!?」

 

クロノの第一声の理不尽差に思わず涙目になったレオン。

クラスメイトに運動神経の良さはみんなに褒められていたから嬉しかったから

頑張って全集中とか覚えて色々と鍛えてきたけどこの仕打ちは些か文句が出るぞ!

 

「すまない・・・。正直、理解が追いついていない」

「いや、降りかかる火の粉を払っただけですよ?」

「戦闘機人は、魔法だけでなく身体能力も普通の人間とは違うんだ。

それを魔法を使わずに制圧したとなると頭が痛くなる話だ・・・」

「だからって人間かどうか疑います?」

 

色々と納得いかない事だらけだがとりあえず事情はわかったという話だった。

 

「というより俺の処遇はどうなるんですか?」

「安心したまえ。3年前のこともあると同時に局員が対処したということに報告が入っている。

君が変に言いふらさなければ問題はない。僕個人としては是非、管理局に入ってもらいたい所だがね」

「・・・一応、将来の1つとして考えさせて頂きます」

「そうか。いい返事を待っているよ」

 

そう言い今度こそやっと取調室から出た。

そして、隣の部屋からティアナさんが出てきた。

 

「・・・聞いていたんですね」

「レオン」

 

恐らく文句の1つや2つが出るだろうと思い身構えてしまった。

 

 

 

 

 

 

「ありがとう」

 

思わずこぼれ出た言葉に一瞬ポカンとしてしまった。

 

「アンタのお陰で私は、ここにいる。夢だった執務官にもなれた。

だから誇っていいわ。貴方のした事は間違いではなかったと」

 

言いふらすのはダメだけどと釘を刺されたがレオンは思わず笑みを浮かべてしまった。

 

「良かったです。助ける事が出来て・・・」

 

レオンから溢れた言葉にティアナも笑みを浮かべてレオンもまた笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

「う、うん!」

 

「「ハッ!!」」

 

思わずビクンとなったレオンとティアナ。

この方を見るとクロノ艦長が若干ニヤけながらこちらを見ていた。

 

「ランスター執務官。一応、風紀だけは守ってくれよ?」

「は、はい!申し訳ございませんでした!!」

 

ティアナは、慌てて敬礼し謝罪をする。

レオンも何とも居心地が悪い雰囲気になってしまった。

 

「さて、もう遅い。ランスター執務官」

「は、はい」

「車を1台使用許可を出す。それでホテルへ送って行きなさい」

「えっ?何もそこまでお世話になる訳には・・・」

「何、こちらの事情に付き合わせてしまったお詫びも兼ねている。頼めるか?」

「分かりました」

「えっ?ティアナさん!?」

 

まさかのティアナもノリノリでOKしてくれてびっくりするレオン。

 

「車の準備をしてくるか食堂で待ってなさい」

 

そう言いティアナは、車のあるコンテナに向かった。

 

「・・・なんという強引」

「何事も経験だ」

 

クロノ艦長は、レオンの肩を軽く叩きその場を後にした。

数分後、待ち合わせ場所の食堂でティアナさんと合流しレオンをホテルへと送った。

別れの際、連絡先を教えて貰った。女性の積極的な行動力に唖然とするレオンだった。

 

 

 




いかがでしたか?

実を言うと現在投稿しているリリなの×ディケイドのヒロインを
ティアナにしようという考えも実はありました。


しかし、そうなるとStrikerSからでないと書けない
その前に下手したらなのは達に攻略される可能性もありまして
ティアナのヒロインを見送りしたんです。

そんな訳で、もう1つ考えていたこの作品を投稿しようとなり
今に至るという訳です。

長々と付き合っていただきありがとうございます。

誤字脱字等ございましたら連絡を下さい。
では、次回。

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