魔法少女リリカルなのはViVid 〜鬼狩りの剣技を扱いし少年は鮮烈な物語を紡ぐ〜   作:シナプス・フィン

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タイトル通りです。
と言ってもレオンの話からしか出ません。


では、どうぞ。


Memory 31 レオンの愛刀と人喰い鬼

学園祭の終了した翌日。

現在、レオンはミカヤとともにトレーニングに励んでいた。

相変わらずレオンの剣術は凄まじくギャラリーのジーク、ヴィクター、ハリー、エルスは言葉が出ない。

なお執事のエドガーは、ミカヤの道場の厨房を借りて昼食の準備を進めている。

そして今、ミカヤと木刀で鍔迫り合いをしているレオン。

 

「相変わらず凄まじい技量だ。

こちらから致命傷を与えられないとは・・・」

「それは、どうも・・・!」

 

ミカヤの木刀を斬り払うとレオンは距離を取った。

 

 

全集中 雷の呼吸

 

壱ノ型 霹靂一閃

 

 

ミカヤの目の前から消えて瞬時に懐に入り込み首筋に木刀を当てる。

 

「・・・完敗だ」

 

ミカヤが両手を挙げて降参の意を示した。

そして、午前の部が終了し皆で食事をすることになった。

 

 

 

 

 

食事をしている時、エルスはふと気になったことをレオンに尋ねた。

 

「レオンさん。実は聞きたい事がありますの」

「何だ?」

「レオンさんが、技を発動する際、刀身の色が変わるのはなぜですの?」

 

「「「ああ!!」」」

 

「そういやそうだった!あれ何なんだ!!」

「ああ〜そういや話してなかったな」

「教えてくれるん?」

「いいけど、ノーヴェさん達が午後から来るみたいだけどどうする?」

「その時に皆さんにお話ししましょうか。

今話すのは二度手間になるでしょうし」

 

ヴィクターの提案で皆が来てから説明することになった。

 

 

 

 

 

その後、チームナカジマとミウラが合流しレオンの剣に話になった。

 

「さて、メンバーが揃ったし説明でもしますかね」

「それじゃあ教えてくれよ。お前が使っている刀について」

「まずは、この刀は日輪刀と言って別名色変わりの刀と言われています」

 

「「「色変わりの刀?」」」

 

小学生トリオの3人とミウラは頭を?に浮かべていた。

 

「基本的な刀身って色はシルバーに近いですけどこの日輪刀は握る人によって刀身の色が変わるんです」

「本当か?」

「正直、疑い深いわね・・・」

「変身魔法で色を変えるならわからんでもないけどな」

 

ハリー、ヴィクター、ミカヤの3人は疑いの目を向けられていた。

 

「なら握ってみます?」

 

というわけでレオンが使っている日輪刀を触らせてもらうことになった。

 

「んじゃ、まずはハリーだな」

「どうせ色なんて変わんねえよ。俺が証明してやる」

 

なぜか意気込むハリーは日輪刀を握ったのだが持ち上げ刀身を見る。

すると、薄っすらと赤色に染まった。

 

「え!?」

「本当に色が変わったわ・・・」

「コレは炎の呼吸だな」

 

などと皆がマジマジと見つめている中、ジークはある事を思い出した。

 

「レオンの適正呼吸って何なん?」

「俺か、俺は・・・」

 

ハリーに刀を返してもらい刀を握るレオン。

すると刀身が真っ黒に染まった。

 

「黒いな」

「黒いわね」

「レオン。黒色何てあったのか?」

「コレは日の呼吸。ジークと戦った時に使ったアレだよ」

「凄まじい威力だったわね・・・」

 

ヴィクターは、レオンの呼吸剣技を思い出していた。

 

「レオン。この剣術は、地球の?」

「えぇ。そうですよ」

「コレは一体何と戦うために生まれた技だ?」

「・・・」

 

ミカヤさんの指摘で思わず黙り込んでしまったレオン。

 

「・・・あまり聞いてていい話ではないですが、分かりました。

お話ししましょう。この剣術は、()を斬る為に生まれた剣術です」

 

 

 

 

 

「鬼というのは?」

「地球の空想上の生き物ですよね?

悪い子はいねーかー?って」

「・・・そんな生易しいものだったらよかったな」

「えっ?」

「あまり聞いてていいものではないですからね」

「・・・わかった。言い出したのは私だ。腹を括ろう」

「そうね。レオンが真剣な表情は余程の事だもの」

 

こうして、今度は鬼に対しての話になった。

 

「そもそも鬼とはなんだ?」

「鬼の首領。鬼舞辻 無惨を始祖とし

 

 

 

 

 

()()()()()()()()です」

 

 

「「「?!!」」」

 

「人間を・・・」

「喰らうって・・・」

 

衝撃すぎる内容に思わず言葉を失ったリオとミウラ。

 

「その鬼を狩る、鬼狩りの剣士と呼ばれた組織。

鬼殺隊。その鬼殺隊達が使っていた剣術が呼吸剣技です」

「・・・そうか。あのデタラメな能力はその鬼を狩る為に用いられた技だったのか」

「なあ、その鬼って何で人を喰らっているんだ?」

「人間は、他の生物と比べると一番栄養価が高いんだ。

人が襲っているのは人間が美味い。それだけだ・・・」

「そんな・・・」

「レオンが剣術を磨いているのって、もしかして・・・」

「ああ、勘違いしないでほしい。鬼はもう数百年前に滅んでいる」

「な〜んだ」

「よかったです」

 

すると、今度はジークがストップをかけた。

 

「れ、レオン。数百年前って割と最近よな?」

「えぇ、地球の年月で言えばそうなります。

そして、鬼と鬼殺隊の戦いは1000年以上続いていたと記載されていました」

「せっ・・・!?」

 

ジークはあまりの年月に絶句してしまった。

 

「大丈夫だろ。俺の魔法で一網打尽にしてやるぜ!」

「鬼は再生能力がある。普通の攻撃では倒せない。

終いには食われるのがお前になるぞ」

「じ、冗談だって。そんなにマジになんなよ・・・」

 

ハリーは、レオンの気迫に思わずアタフタし宥めた。

レオンは思わずため息を吐いた。

 

「鬼ってそんな能力を持ってるの?」

「それだけじゃないです。人間を喰らい続けると血鬼術という特殊な技を使うようになります。

中には、セインさんみたいなディープダイバーだったり蜘蛛の糸を使ったりと様々な技を使う奴もいたとのことです」

「マジか・・・」

「でも、倒しては来たんだろ?」

「はい。そこで出番だったのはこの刀です」

 

レオンはそう言い日輪刀を見せた。

 

「さっきレオンが見せてくれた刀ですわね」

「鬼を倒すには日の光、太陽の光を当てて消滅。或いは藤の花にある毒で毒殺。そして、この刀で頸を斬るかのどれかになります」

「レオン、何故その刀なのだ?普通の刀ではダメなのか?」

「日輪刀の素材は陽光山という太陽に近い山で採取される猩々緋砂鉄(しょうじょうひさてつ)と呼ばれる特殊な鉱石で刀を作ります」

「そうか、日の光を浴びた鉱石だから頸を斬って倒せるってわけか」

 

ノーヴェはレオンの話を聞いて納得した表情を浮かべた。

 

「なんか、とんでもない話を聞いちまったな・・・」

「えぇ。滅んだとはいえ常識を超えた存在がいるというのは恐ろしいですわね」

「ところで、レオンさんは何で剣術を始めたんですか?」

「特に深い理由はないよ。剣術に興味があったから学んだ。それだけだ」

「本当か?」

「は?」

 

ノーヴェが何処となく疑ってきた。

 

「ついこの前、ティアナと外出しているの見かけたけど本当に興味があっただけなのか?」

 

なんか妙にニヤニヤし始めたり一部の人は目をキラキラし始めた。

 

「別に知りたいのならいいですけど、全員俺に勝てるのならいいですよ」

「おっしゃ、言質とった!コイツを倒してティアナの秘密全部はかせるぞ!!」

 

 

「「「おお〜!!」」」

 

 

と意気込んでいたが、レオンの実力の前では全員地に伏してしまったのだった。

 

「化け物が!」

「ハリー。もう一戦やるぞ」

「すいませんでしたー!!」

 

相変わらずレオンの身体能力は人間をやめているという瞬間だった。

 

 

 




今回は、ここまでとなります。
それと、この小説が今年最後の投稿と成ります。
拙い文章ではありましたがご愛読ありがとうございます。
来年もよろしくお願いします。


誤字脱字ございましたら連絡ください。
では、次回。

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