魔法少女リリカルなのはViVid 〜鬼狩りの剣技を扱いし少年は鮮烈な物語を紡ぐ〜 作:シナプス・フィン
では、どうぞ。
翌日。朝食を摂り終え学校に向かうかと考えていた時に通信が入った。
相手は、勿論ティアだった。
「はい。おはようです」
『おはよう、レオン。今いいかしら?』
「一応、今から学校に行ける状態ですがそっちに行きましょうか?」
『話が早くて助かるわ。私達も今から向かうから』
そう言いティアは通信を切った。
その後、住所が記載されたメッセージをいただきそこに向かった。
警防署に到着したレオンは、ロビーのベンチで待っていた。
「少し早すぎたかね?」
すると自動ドアが開く音が聞こえた。
その方を見るとティア達が入ってきた。
ティアも周辺にレオンがいるかどうか確認をしていた。
「とりあえずレオンはスバルとは初対面だったわね」
「はい。確か、執務官になる前に同じ部隊にいたって話していた人でしたよね?」
「うん、私はスバル・ナカジマ。よろしくね。それでコッチが・・・」
「アタシは、ノーヴェ・ナカジマ。そっちのスバルとは姉妹ってことになる」
「それで・・・君が」
少し緊張気味に自己紹介をする。
「
「おろ?まさかの後輩か」
「え?」
アインハルトは、首をかしげる。
「改めて自己紹介を俺は、レオン・ウェルキウス。君が通っている魔法学院の高等部の2年だ」
「え?そうだったんですか!?」
「まあ、校舎が違うから余程のことがない限り会うこともないだろうけどね」
そんな感じで自己紹介をしたがスバルさんがあることに気づく。
「ティアってレオン君のこと知ってるの?」
そんな時、レオンはティアに念話を飛ばす。
「(そういえば、俺のこと話してなかったんですか?)」
「(・・・余り話してもって思ってね。話さないでいたのよ)」
「(なら、お任せします)」
完全に丸投げしてしまって申し訳ないがここはティアさんに任せようと考えたレオンだった。
「ちょっと長い話になると思うから日を改めて話すわ」
「えぇ〜」
「文句言わないの。受付に行ってくるから待ってて」
そう言いその場を離れるティア。
そして、彼女、アインハルトがやたらレオンに視線を向けていることに頭を
抱えるかもしれないと思うレオンだった。
その後、受付を済ませ取調室にて取り調べを受けていたが20分もかからず
事件に居合わせた経緯だけを話したらすぐに解放された。
と言っても居合わせて無力化した後にティアさんに話し相談したと
話をしたら簡単に納得しすぐに解放されたのだ。
ティアさん・・・。マジパネェッす・・・。
その後、思ったより時間が空いてしまいひとまず
持ってきていた本を片手に時間を潰していた。
すると頬に冷たい何かが当たった。
「お疲れ様」
そう言い缶ジュースを持ってきてくれたのはスバルさんだった。
レオンは、差し出されたジュースを受け取る。
「どうもです」
「レオン君、だったよね」
「呼び捨てでいいですよ?」
「じゃあお言葉に甘えて。ありがとうね。ノーヴェを助けてくれて」
「偶々居合わせただけですからね。場合によっては居合わせていませんでしたし」
「それでも、お礼は言わせて」
「なら、受け取っておきます」
レオンは、そう言い頂いたジュースを開けて飲む。
「あの子、どうなるんですか?」
「う〜ん、被害届は出されてないみたいだから多分厳重注意位で済むかも」
「スバルの予想通りよ」
レオンとスバルが話している時、ティアさんがこちらにやってきた。
一先ず、被害届が提出されていないのと学生であるため、厳重注意で話はついたそうだ。
「なら良かったです。それで、この後ってどうすればいいんです?
一応、俺はお役ご免という形になりますが」
「それなんだけど・・・」
ティアさんは、何やら煮え切らない感じでいた。
「どうしたんです?」
「アインハルトが貴方と話をしたいって」
「話?」
「呼吸使ったでしょ?それで貴方に興味を持ったみたい」
「そういう事か・・・」
レオンは、彼女の話を聞いて全てを理解した。
「え?呼吸って吸って吐く呼吸だよね?」
「「あっ」」
ここにスバルがいる事を忘れていたティアとレオン。
「・・・どうします?」
「・・・ノーヴェとアインハルトが来るのを待ちましょう」
「え?聞いたらまずかった?」
「いや、ちょっと説明が面倒で・・・」
「実際に見てもらったほうが話が早いのよ・・・」
レオンは苦笑い、ティアさんはゲンナリした表情をしスバルは頭に?を浮かべていた。
その後、戻ってきたノーヴェが呟いた一言は・・・。
「え?何この混沌」
アインハルトも頭に?を浮かべざるを得なかった。
一通り落ち着いたらアインハルトはレオンの方に視線を向ける。
「レオン・ウェルキウスさん、でしたよね」
「レオンでいいぞ」
「では、レオンさん。
私と一戦、交えてもらえませんか?」
「・・・え?」
こればかりはレオンも頭を?を浮かべざるを得ない。
「色々と突っ込みたい事があるが何故だ?」
「貴方は、様々な人と戦った中で一番強いと思いました」
レオンは、一番強いと言う言葉を聞いた時どこか寂しげな表情をした。
それを感じたのはティアさんだけだった。
「・・・強さを証明したい。俺と戦って証明したいと?」
「はい・・・」
アインハルトの瞳は決意とやる気の闘志に満ちていた。
「一つ聞くが俺は格闘家じゃない。剣士だ。
剣士と戦って強さを証明するとなると話が変わってくるんじゃないのか?」
「それでも貴方の強さは、私にはない強さを持っています」
「・・・意見を曲げる気はないと」
「はい」
レオンは、思わず溜息をこぼす。色々と納得いかない事もあるがとりあえず了承した。
その後、レオンは、スバル、ノーヴェ、アインハルトの連絡先を貰いその日は解散となった。
今回はここまでにします。
誤字脱字等ございましたら連絡を下さい。
では、次回で。
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