魔法少女リリカルなのはViVid 〜鬼狩りの剣技を扱いし少年は鮮烈な物語を紡ぐ〜 作:シナプス・フィン
レオンとノーヴェの模擬戦を行います。
では、どうぞ。
ティアナと共にデバイスを無事に入手した翌日。
ついに、アインハルトとヴィヴィオの戦いが始まる。
前回は、簡単なスパーリングだったが今回は模擬戦形式での戦闘となる。
そして試合の準備をしている中、ヴィヴィオと呼ばれる少女がこちらに来た。
「あのレオンさん!」
「どした?・・・ヴィヴィオだっけ?」
「はい!高町ヴィヴィオです。
アインハルトさんとの再戦を取り繕っていただきありがとうございます!」
その言葉を聞いた時、思わずほっこりしてしまった。
「気にすんな。彼奴の態度が癪だったからチョッカイを掛けただけだ」
「チョッカイのレベルではないかと・・・」
ヴィヴィオは思わず苦笑いを浮かべる。
「まあ、俺の事は気にするな。・・・頑張れよ」
「・・・はい!」
ヴィヴィオの闘志を上手い事滾らせる様、誘導したレオンはヴィヴィオの反応に満足した。
そんな中、ティアナがこちらに来た。
「レオンから見て今日の試合、どっちが勝つと思う?」
「普通に考えればアインハルトだと思いますけど
番狂わせがある事を期待したいですね」
「なるほどね〜」
そんな2人のやり取りを遠目で見ていたギャラリーはというと・・・。
「仲イイっスね、あの二人」←ウェンディ
「イイ事ではないのか?」←チンク
「右に同じく」←ディエチ
「ランスターが積極的な所を見るのは初めてだ」←オットー
「えぇ、珍しいですね」←ディード
「ティア、かっわいい〜」←スバル
「なんか、あの2人の雰囲気が・・・」←コロナ
「大人な感じがする・・・」←リオ
その様子を遠目で見ているノーヴェ、ヴィヴィオ、アインハルトの3人はというと・・・。
「何やってんだ?アイツら」
「あははは・・・」
「・・・」
呆れた表情を浮かべるノーヴェ、苦笑いのヴィヴィオ
何とも言えない様子のアインハルト。
またしても混沌だった・・・。
そんでもって気を取り直してヴィヴィオとアインハルトの試合が始まる。
「セイクリッド・ハート!セーット・アーップ!!」
「武装形態」
そして2人がバリアジャケットを展開したのだが・・・。
「ヴィヴィオもデッカくなっちゃった・・・」( ゚ ▽ ゚ ;)
「変身魔法ね。アインハルトも同じ様なものよ」
「魔法ってスゲーな・・・」
「「「(魔法無しで私たちと戦えるお前(君)が言うな!!)」」」←戦闘機人組
という心の中で突っ込みをする一同だった。
「それじゃあ、試合開始!!」
2人は動かない・・・始めは静かな立ち上がりとなった。
そしてその均衡はアインハルトが破った。
アインハルトがヴィヴィオに先制攻撃を仕掛けるが
ヴィヴィオは、その攻撃を防ぎカウンターで攻撃を仕掛ける。
攻撃を食らったアインハルトは驚きの表情を浮かべた。
そして流れがヴィヴィオに向き始めていた。
そのままラッシュを続けていく。
「なるほど・・・。そういう事か」
「レオン?」
レオンの呟きに疑問を覚えたティアナはレオンに話しかける。
「彼女のファイトスタイル。最初のスパーリングじゃ分からなかったけど
今回の試合である程度判りましたよ」
「どんなスタイルなの?」
「相手を研究し対策を練る。そして恐れず立ち向かうあの根性・・・。
差し詰めカウンターヒッターって所でしょうかね」
その話を聞いていたコロナ、リオの2人は驚きの表情を浮かべながらこちらを見ていた。
「どした?」
「まさか、あの戦闘のやり取りで分かったんですか?」
「戦闘を行うにしろ、物を見定めるしろ、観察能力が必須だからね」
「す、凄いですね」
「それより、そろそろ決着が着くぞ」
「「「えっ?」」」
視線は、再び2人の試合に向けられた。
その時は、アインハルトが覇王断空拳を放った所だった。
そして、ヴィヴィオはそのまま壁に激突した。
「一本!それまで!!」
ノーヴェのジャッジで勝負はアインハルトの勝ちとなった。
その後、レオン達はヴィヴィオの安否を確認しに向かった。
「うきゅぅ~~~」
目をぐるぐるしながら気絶していた。
「見た所、傷はないみたいだ」
ノーヴェの言葉に安心する一同。
そんな中、アインハルトがふらりとティアナの所に倒れかけた。
ティアナは、倒れかけたアインハルトを支える。
「ヴィヴィオから受けたダメージが今になってきたんだろう」
その後、彼女をベンチで休ませている間
ノーヴェとレオンの2人が試合の準備に取り掛かっていた。
因みに、ヴィヴィオが気絶している間に自己紹介をしたアインハルトに
苦笑いを浮かべる一同だった。
「勝算はあるの?」
「あの人の戦闘スタイルが分からないから何とも言えませんが簡単に負けるつもりはありません」
そして、互いの準備が出来上がり2人が所定の位置につく*1。
「それじゃあ、私がノーヴェの代わりに審判をするね。勝負は5分間の1本勝負。
魔法無しでノーヴェは格闘・レオンは剣技オンリーのスパーリング異存はないね?」
「おう」
「大丈夫です」
そろそろ試合が始まろうとしている時、コロナ、リオの2人はドギマギしていた。
「うぅ〜。ヴィヴィオ早く目覚めないか?」
「ノーヴェさんの試合始まっちゃうよ〜」
そのやり取りを見たアインハルトは、申し訳ない表情を浮かべた。
「それじゃ2人共、怪我はないように。試合・・・開始!」
スバルさんの開始の合図と共に試合が始まった。
「(レオンのバカげた剣技は息を吸った時に初めて発動する。技を使わせる前にカタをつける!)」
「(とかなんとか考えているだろうけど・・・。
既に対策済みです)」
ノーヴェが先に仕掛けた。
振りかぶった拳は直撃せずレオンはそのまま回避した。
一度、バックステップで距離を取り一気に詰め寄り居合の要領で攻撃を仕掛ける。
それを慌てて躱すノーヴェ。
「(何つう速度だ!これで魔法使ってないとか冗談だろ!?)」
レオンが振るう剣技に驚きつつ反撃の糸口を見つけられずにいるノーヴェ。
「(さて、一気にケリをつけますかね)」
レオンは距離を取り態勢を取り・・・。
「(技を出すために距離を置くとかそんなことさせるか!!)」
技を出されると思い距離を詰めるが・・・。
全集中 雷の呼吸 壱ノ型
霹靂一閃 六連
ノーヴェの体に6回強力な衝撃が走りそのまま倒れた。
「・・・ん?」
ノーヴェが目をさますと見た事がある天井だった。
「家か・・・?」
ドアが開く音が聞こえるとスバルが入ってきた。
「あ!目が覚めたんだ!痛いところない?」
「あぁ。そっか・・・。負けたのか・・・」
「レオン、心配してたわよ。気を失ったときやっちゃったって言ってた」
「その本人は、お詫びにいいとこのケーキを奢ってくれたッス」
そう言いウェンディが入ってきた。
「それで、どうだったっスか?レオンと戦ってみて」
「・・・アイツが一般人だって思えなかった」
「それは納得」
スバル、ウェンディの2人は思わず首を縦に振り同意した。
「でもまっ」
そう言い起き上がるノーヴェ。
「チビ達にはいい刺激になったかもな」
「・・・トラウマにならないかなぁ?」
スバルは、いささか心配ではあった。
因みに、肝心のレオンはというと・・・。
「やり過ぎよ!!」
「すいません!!」
ティアナに説教されていた。
こうして、彼女達と出会い新たな物語が紡いでいくのだが・・・。
「聞いてるの!?」
「イエス!マム!!」
レオンが、ティアナの尻に敷かれるかどうか今後が心配である・・・。
いかがでしたか?
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では、また次回。
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