魔法少女リリカルなのはViVid 〜鬼狩りの剣技を扱いし少年は鮮烈な物語を紡ぐ〜   作:シナプス・フィン

9 / 35
さて、今回からカルナージ編になりますが


2日目に行う模擬戦どうしよう・・・。


では、本編をどうぞ。


Memory 8 カルナージの訓練合宿

ヴィヴィオとアインハルトの模擬戦から数日が経ち

レオンとヴィヴィオ達学生組はテスト勉強に費やしていた。

そして、ひと休憩している19時頃の時間だった。

 

《主人、ティアナ殿から連絡だ》

「ティアさんから?つないでくれ」

《了解した》

 

そういうとデジタルウインドウが開きティアさんの顔が映った。

服装から見て管理局の制服だから仕事中だろう。

 

「こんばんわティアさん。この時間に電話なんて珍しいですね」

『今日は仕事が早く終わってね。今さっき帰ってきたところよ。

それで早速だけどもうすぐレオン達ってテストが終わったらテスト休み入るでしょ?』

「はい。テストでしくじらなければですけど」

『それでなんだけどレオンも一緒に合宿に来てみない?」

 

 

 

 

 

 

「・・・え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・合宿ですか?」

『そっ、あたしの姉貴やヴィヴィオたちも来るし練習相手には困らないと思うぞ』

 

場所は変わりアインハルト宅。彼女も覇王の末裔とはいえレオン達と同じ学生。

学部は違えどテスト時期はほぼ同じでアインハルトもテスト勉強に励んでいた。

そんな時に、ノーヴェから通信が入ってきたのだ。

 

「いえ、私は練習がありますので」

『いや、その練習の為に行くんだけどな?』

 

ヴィヴィオとの交流を深めさせようと考えていたがどうしたものかと考えていた。

ノーヴェは、一応、駄目元でとある情報を提供した。

 

『あー、そういやこれは予定なんだけどな』

「何ですか?」

『レオンの奴も参加する可能性があるんだ』

「え?」

 

レオンの名前を出したら話に食いついてきた。

 

「(お?コレはいけるか?)アイツ自身もまだまだ修行の身だってティアナが言ってたし

恐らく来ると思うが・・・」

「行きます」

「え?」

「私もその合宿に参加させて頂きます」

「え?いいのか?」

「はい。ノーヴェさんも見たと思います。彼の技」

 

そう言いノーヴェも思い出す。霹靂一閃 六連を食らった時の事を。

 

『あぁ〜・・・。アレか・・・』

「レオンさんがまだ修行の身という言葉は到底信じられませんが

レオンさんが持っている剣技をもっと見てみたいと思いました」

『確かに、アイツはまだ技を隠していると思う。

わかった。詳細は、追って連絡する。テスト頑張れよ』

「はい」

 

そう言いノーヴェとの通信を終えて再びテスト勉強を再開するのだった。

 

 

 

 

 

 

そんなわけで時間は過ぎていきテストの結果全てが返却された。

 

「というわけで!」

「三人揃って!」

「花丸評価の優等生です!」

 

コロナ、リオ、ヴィヴィオの順番でテストの成績をヴィヴィオの

母親、高町なのはに伝えていた。

 

「わぁー!みんなすごいすごーい!」

「これで堂々とお出かけできるね!」

 

そして、会話に便乗してきたのはフェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウンだった。

彼女達は、JS事件解決の立役者の内の1人でヴィヴィオのもう1人の母親である。

そんな中、ドアのベルが鳴り響いた。

 

「あ、来たかも。ヴィヴィオ、お出迎えお願いね」

「はーい」

 

なのはの頼まれごとに特に気にせず玄関に向かいドアを開いた。

 

「こんにちは、ヴィヴィオさん」

「あ、アインハルトさん!?とノーヴェ」

「この度の訓練合宿。同行させていただいても宜しいでしょうか?」

「勿論です!もー全力で大歓迎ですよ!!」

 

思いがけないサプライズでテンションが上がるヴィヴィオ。

その後、フェイトの一声で彼女達を自宅にあげるよう促した。

 

「それじゃあ私、着替えてくるね!」

 

そう言いヴィヴィオは部屋を出て着替えに行った。

するとアインハルトがキョロキョロと部屋を見回していた。

 

「アインハルトさん?どうかしたんですか?」

 

リオが不思議に思いアインハルトに尋ねる。

 

「あ、いえ、あの人が来ていないって思って・・・」

「あの人?」

「誰の事です?」

「レオンの事よ」

 

リオとコロナの疑問にティアナが答える。

 

「え?レオンさんも来るんですか!?」

「実は、もう一足先に向かっているの」

「どうしてですか?」

「今回の旅行先のカルナージに行く途中の管理世界に彼の実家があるの。

そこにある文献の書物を持ってくるって話していたの。

実家で1日過ごしてからこちらに来るって言っていたわ」

「という事は、もう既に向かっていると・・・?」

「向こうの世界の時差を考えるともう到着しているかもね」

 

なるほどと納得したアインハルト。そんな中、フェイトがティアナに小声で声をかけてきた。

 

「ねぇ、ティアナ。レオンって名前の子って確か・・・」

「はい。クロノさんが管理局に入局させようと考えている子(被害者)です」

「・・・会ったら謝っておくね」

「そうしてあげてください・・・。レオンが不憫で・・・」

 

フェイトは、兄が申し訳ないと感じティアナは、心中察してくださいと言わんばかりの

雰囲気を醸し出していた。その様子を見ていたなのはは、頭に?を浮かべるしかなかった。

その後、ヴィヴィオの着替えが終わり全員が集合し次元船で目的地である

無人世界カルナージに到着し宿泊先のホテル・アルピーノへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり、カルナージの次元港。なのは達が次元船でこちらに向かっている時

ティアナに断りを一言入れて先にカルナージに到着したレオンは

宿泊先のホテル・アルピーノへと向かっていた。

事前にホテルのオーナーには、レオンの事は話しており

高町なのはの名義で予約しているためその名前と身分証明になるものを出せばいいと

教えてもらった。そんなわけで移動して数十分。

 

「アレか?」

 

レオンの前に見える立派なホテル。

看板を確認するとホテル・アルピーノと書かれていた。

 

「ここみたいだな」

 

すると背後に誰か来る気配を感じ取り振り返る。

そこには紫色のロングヘアーの女性が肉や野菜といった食材を運んでいた。

 

「いらっしゃい。もしかしてレオン・ウェルキウス君かしら?」

「え、はい。そうですけど、貴方は?」

「私は、メガーヌ・アルピーノ。ここの家主よ」

「え?家主?」

「ここ、私と娘の家なのよ。娘が建築に興味を持って魔改造したのよ」

「ええっ!?家を魔改造したんですか!?」(;゚Д゚)

 

メガーヌさんから思いもよらぬ情報が入り仰天する。

 

「まあ、立ち話もアレだし、中に入って」

「あ、はい。それとその荷物持ちます」

 

そう言い2人はホテル?の中に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「お世話になります!!」」」

 

「みんな長旅ご苦労様。トレーニングもいいけどゆっくりしていってね」

 

「「「はい!」」」

 

中には初対面の人がいた為、それぞれ挨拶をした。

一通りの挨拶を終えるとなのはがメガーヌさんに問いかける。

 

「メガーヌさん。そういえばレオン君っていう子来てませんでした?」

「ああ、レオンさんならエリオ達と一緒にバーベキュー用の薪を取りに行ってもらっているわ」

「そろそろ戻ってくる頃だと思うけど・・・」

 

そんな話をしている時・・・。

 

「あ、皆さん!」

「お久しぶりです!」

 

そういい出てきたのは話に出ていた赤髪の少年と桃色の少女と小さな竜だった。

 

「アインハルト、紹介するね。私の家族の・・・」

「エリオ・モンディアルです」

「キャロ・ル・ルシエです。この子はフリード」

 

フリードを紹介するとよろしくと言っているように声を出す。

 

「1人ちびっ子がいるけど三人で同い年」

「なんですと!?1.5cm伸びたよ!」

 

涙目になりながら抵抗するキャロだが実際の背丈は3人の中で一番小さいのだ。

すると突如、第3の人物の声が現れた。

 

「エリオ。薪は、こんなもんかね?」

 

「「「うわあ!!??」」」

 

そう言いでてきたのはレオンだった。

何故みんなが驚いているのかというとさっきまでそこにいなかった人物が

急に現れたのでみんなが驚いてしまったのだ。

 

「アンタ!ビックリさせないでよ!!」

「周辺の散策も兼ねていましたからね反省も後悔もないです」

「両方やりなさい!!」

 

この場にいた全員が固まっている中、比較的レオンと関わりが長いティアナが

直ぐに回復しレオンの行動に文句を言っている。

更に、各隊の隊長のなのはもフェイトも彼女の人間性を知っているが

年が近い、しかも異性とかなりラフなやり取りを見ていると不思議に見えてしょうがないのだ。

 

「え!?レオンさん!?」

「今このタイミングで言われても困るが久しぶりだな、ヴィヴィオ。そして何で驚いてんだ?」

「ごめんね、ヴィヴィオ。ちょっとしたサプライズだよ」

「なのはママ!」

 

なのはのウィンクでゴメンねという表情でイタズラ成功の表情も浮かべている。

もーと言いながら怒っているが表情はにこやかだった。

親子でやり取りをしている中、レオンの前に一人の女性が現れた。

 

「君がレオンだね?」

「そうですが、貴方は?」

「ヴィヴィオの母親でフェイト・T・ハラオウンです」

「ハラオウン?もしかして、クロノさんの?」

「うん義妹だよ。兄がかなり無茶振りしたみたいでその謝罪を・・・」

「いや!いいですって!!その件は気にしてませんから!」

「・・・正直、あの件があったおかげでアンタ不憫だったと思うわよ」

 

話に入ってきたティアさん。まあ、一応、働き先の視野に入れているから

そこまで不憫ではないと思っている・・・はず、多分、恐らく。

 

「何の話してるんだろう?」

「さあ?」

 

スバルとノーヴェは、頭に?を浮かべるしかなかった。

 

 

 

 

 

「え?子供組と大人組の何方に入るか?」

「レオン君の剣技が見たいのも確かだけど君は一般人だからどうするのかなって」

 

なのはさんの話を要約すると子供組と遊ぶか大人組のトレーニングに混ざるかどっちがいいかとの事。

レオンは、ちらっと子供組の方を見るとキラキラとした目でこちらを見てきていた。

 

「質問なんですがトレーニングのスケジュールってどんな感じです?」

「午前と午後に分けるようになっているよ」

「なら、午後から混ざっていいですか?」

「うん、わかった」

 

子供達は、ヤッターと喜んでいた。

 

「それじゃあレオン、お昼で」

「わかりました」

 

ティアナと別れた後、一度ホテルに戻り水着を取りに行く。

因みに、一度実家に戻っていたレオンは水着がいるかもと話していたため

念のため持って行けと母親に言われた。

こうして、カルナージのオフトレ合宿が始まった。

 

 

 




今回はここまでとなります。



誤字脱字等ございましたら連絡ください。
では、また次回。

-THE GEARS OF DESTINY-のシナリオを作るか考えていますが皆さんは見たいですか? 受付期限 11/17 0:00まで

  • 見たい
  • 見たくない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。