玲二side
ボクは今、学校から帰宅しレイになって部屋で神様に向けて手紙を書いていた。前にたまには手紙がほしい的な事が書かれていたので、さっそく書こうと思ったからだ。
手紙を書き終え、神様のところに届くよう願ったら机の上に置いてあった手紙が消えて、新たな封筒が置かれていた。
「お返事、速い………」
取り敢えず置かれている封筒を開く。
~転生者へ~
レイちゃん、お久しぶり。
第91転生神エレシュキガルよ。
お手紙ありがとう、そう言えばイリヤちゃんの事だけど、急にごめんなのだわ。
彼女は本当ならある世界の主人公なのだけど、その世界の並行世界のその子が友だち庇って死んじゃって2シーズン目に入れなかったのよ。
今までそんな事態がなくて、取り敢えず転生と言う形を取って貴方の所に送ったの。
悪いのだけど、彼女は魔法少女で強いしレイちゃんが■■■されたり■■■■されないように守って貰おうと思ったのだわ。
これからもっとお手紙くれても、その……いいのだわ。
じゃあ、良きセカンドライフを過ごすのだわ!
PS
前々から貴方に上げた転生特典が少し地味だと思ってたの。
だから少し追加エフェクトをしておいたのだわ。
今までバージョンと追加したエフェクトで好きな物を使ってね?
~貴方担当の女神、エレシュキガル~
「追加エフェクト?」
思わず呟く。
そもそもテレポートに地味とか、派手とかあるのかな?そんなことを考えながら試しに何処かにテレポートしてみよう。
そう思いながら脳内で行きたい場所の候補を考える、取り敢えずゼロライナーのいつもの部屋かな。そこならテレポートしても特に誰にも見られるわけでは無いだろうし。
そう思いながら脳内でゼロライナーの部屋を思い浮かべると、脳内に文章が浮かび上がる。
【テレポートメニュー】
→〔1〕瞬間テレポート
〔2〕粒子感動テレポート
〔3〕近未来テレポート
〔4〕降臨テレポート
〔5〕空をかけるテレポート
え、何これ?
取り敢えず今までは普通にシュンって消える感じだから、粒子は何となく想像できるけど近未来って何?
何か凄く気になる、取り敢えずどんな感じか見るために携帯、スマホをカメラの録画状態にして机に置き、取り敢えず粒子の奴を選んでみた。
その時と同時に家の玄関が開く音がした、振り返るとそこには何故か此方を呆然と見ていたユージオが立っていた。
そう言えば今日は学校から帰って部屋に集合してゼロライナーにイリヤの様子を見に行く約束をしてたんだっけ?
「……大丈夫」
すぐ行って戻ってくるからと言う意味を込めてそう行って笑うとユージオは慌てて此方へと手を伸ばしてくる。
「レイッ!」
なんで?すぐに戻ってくるのに、一緒行きたいのかな?
そう思っていると、ユージオの手が私を掴む前に私は転移した。転移すると私は何故か瞳を閉じており、瞳を開くと此方を見て固まっているイリヤの姿があった。
「ふぅ、テレポート成功」
「…………」
『これは凄いですねぇ!魔術を使わずに瞬間移動してくるなんてルビーちゃん初めて見ましたよ!!』
そう宙に浮かびながら主張するイリヤちゃんが変身するために使うステッキ、マジカルルビーがそう跳ねる。
「ありがとう?取り敢えず、ユージオを連れてもう一回くるから、デネブに伝えておいて」
「は、はい。」
そう言って今までと同じように瞬間テレポートで部屋に戻る。するとそこには何故か膝をついて目が死んでるユージオがいた。
「お、おーい?ユージオ、どうしたの?」
まさか、置いてかれたのがそんなに悲しかったのかな?
そう思いながらユージオの目が元に戻るまで声をかけ付けた。
話を聞くに、私の部屋に入ってきたとき私は身体中から金の粒子があふれでていて、まるでアニメで幽霊が成仏して消えちゃいそうな感じになっていたらしい。
更に言えば、私が両目から涙を流し微笑んで大丈夫と言われた事で余計に不味い、私が消えて居なくなると感じてしまったらしい。
私、涙を流してた覚えないんだけど?
もしかして、神様が行っていたエフェクトってそれなのだろうか?そう思いながら録画しておいた動画を見たけど、うん。
確かにユージオも必死になる、そう感じた。
だって見た感じ儚い少女が涙を浮かべながら微笑み消えていってるんだもん。しかもユージオの手が触れる瞬間に身体が粒子になって消滅していたから。
神様、粒子感動テレポートってそういう事?
というか私、誰かの前でテレポートする気なんて無いからね?
取り敢えずこの後、イリヤちゃんの生活用品を買いに行った。当面は今日買った物でゼロライナー生活は大丈夫そうだ。
彼女は知らない、そのエフェクトが更なる勘違いを生むことに成ることを。
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