オレの普通科から始まるヒーローアカデミア   作:高木橋 ユウ

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作者が思いつきで一日で仕上げたのでクソです。


オレの普通科から始まるヒーローアカデミア

 会場全体が熱気に包まれている。それもそのはず、何故なら今日は年に一度の体育祭。雄英高校の体育祭だ。そして一年の会場の熱気は特に凄い。ヒーロー科A組がヴィランの襲撃を乗り越えたという話が出回り、その生徒達を見ようと観客達が多いのだ。

 そんななかオレは普通科の場所から、ヒーロー科を眺めていた。

 

 

 ♢♢♢

 

 

 ヒーロー科の入試一位、爆豪勝己が選手宣誓を行い一年全体からヘイトを買った。馬鹿だ。

 まあでも、あれで張り合おうとするやつと諦めるやつが出てくるんだろう。オレは一発殴りたくなった。うん。

 おっと、最初の競技が決まった。最初は障害物競走らしい。何とか上位にくい込んでヒーロー科にギャフンと言わせたいな。

 あ、もう皆スタート地点に進んでる。オレも早くしないと...。

 ランプが一つ、二つと点いて行く。三になればスタートだ。

 .........くる。

 

『スターーーーーーート!!』

 

 ッ!ジャンプ!と同時に地面が氷漬けになる。一番前にいた人がやったらしい。危なかった。

 

『さぁいきなり障害物だ!!まずは手始め...第一関門ロボ・インフェルノ!!』

 

 うわぁーめんどうだなぁ...ん?また氷の人が今度は一番デカいロボを氷漬けにした。でもよし!これで簡単に抜けられるぞ!

 

「止めとけ。不安定な体勢ん時に凍らしたから...倒れるぞ」

 

 わわわ、マジじゃん!うーん...あ、あそこ大丈夫そう。

 

『1-A轟!!攻略と妨害を一度に!!こいつぁシヴィー!!!』

 

 氷漬けの人轟って言うのか。しかもヒーロー科。こりゃあ負けたくないなぁ...。

 

 うーむ...解説のプレゼントマイクがいっぱい喋ってるけど、A組ばっかだな...。

 あ、なんか来たぞ?

 

『オイオイ第一関門チョロいってよ!!んじゃ第二はどうさ!?落ちればアウト!!それが嫌なら這いずりな!!ザ・フォール!!!』

 

 綱渡り...?面倒だし普通に走っていくか。

 

『さあ先頭は難なくイチ抜けしてんぞ!!』

 

 え、マジか!?早いな轟!

 

『先頭が一足抜けて下はダンゴ状態!上位何名が通過するかは公表してねえから安心せずにつき進め!!』

 

 オレって今どこら辺なんだろう?轟は見えないし後ろのダンゴも見えないんだけど?

 

『そして早くも最終関門!!かくしてその実態は一一一一...一面地雷原!!!怒りのアフガンだ!!地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってんぞ!!目と脚酷使しろ!!』

 

 うわっマジで地雷原じゃん。えーと、地雷がないのは...と、う〜んこのルートだな。よし、行くぞー!後ろでバコンバコンいってるけど気にしたら負けだぁ!先頭に追いつくように走れー!ッ!デッカイ爆発!?えーと、あ、今!

 後ろでなったどデカい爆発と同時に全力疾走を始める!体力はあるけど足早くないんだよなぁーー?!

 

『さァさァ序盤の展開から誰が予想出来た!?今一番にスタジアムに還ってきたその男一一一一...緑谷出久の存在を!!』

 

 んげ!?二位?!うっそマジかよ〜......。って緑谷って人がさっきの爆発の原因か。うーむ、そこそこ鍛えてるっぽいし、オレより早くてもおかしくないか...。

 

『さあ続々とゴールインだ!順位等は後でまとめるから、とりあえずお疲れ!!』

 

 まあいっか。普通科じゃあ一番だし!

 

 

 ♢♢♢

 

 

 やっと皆が会場に戻ってきた。これで集計は終わりかな?あ、ミッドナイト。

 

「ようやく終了ね。それじゃあ結果をご覧なさい!」

 

 あ!凄い!モニターにオレ写ってる!おーい母ちゃん見てる〜?

 

「さーて第二種目よ!!」

 

 あ、次だ。

 

「私はもう知ってるけど〜〜〜...何かしら!!?言ってるそばからコレよ!!!」

 

 えーと、騎馬戦?え、オレの友達みんな落ちちゃったんだけど?

 ...なるほど。騎馬戦のルールはだいたいわかった。つまりオレの持ちポイントは205とか関係なく一位の1000万を取りに行けばいいと!...でも第二種目を突破するだけなら1000万取らなくてもいいんだよな...。まあでも、なんにしたって組む人いないし意味無いか...。

 

「おい」

 

 む。

 

「組んで上げてもいいけど、オレにそういうのは効かないぞ」

「...っち」

「あ、待てよー!組んでくれー!オレの個性なら絶対にポイント取られないから〜!頼むよぉー!!!」

「っおい!引っ付くな!ぁあ、わかったよ!組めばいいんだろ!」

「マジ?ありがとう心操!」

「...!なんで、俺の名前...」

「あ、ごめっ...やっぱり、チームいいよ...何とか探してみる...」

 

 うー、またやってしまった...。テンション上がるとすぐこれだ。気を付けてたのに...。

 

「おい、待てよ」

「っひ、ごめっ、ごめんなさい!」

「あっ、おい!」

 

 イライラしてた。怒ってた。オレまたやっちゃった。ど、どうしよう...。このままじゃまた前みたいに...。それに騎馬も組めないし...。ううぅぅぅ......。

 

「おい!」

「ッ!」

「逃げんな!組むって言ってんだし、俺と組めよ!」

「で、でも...」

「っち!手取(たどり)!!」

「ひゃいっ!...って、え、なんでオレの名前...」

「うるせぇさっさと来い。お前が来れば騎馬が出来るんだよ」

「う、うん...」

 

 まだ怒ってる...。うぅ...。とりあえず、騎馬戦では変な事とかしないようにしよう...。心操ならオレ抜きでも上位に入れるだろうし...。

 

 

 ♢♢♢

 

 

 騎馬戦は何事もなく終了した。一緒に騎馬組んでた尻尾のある人と全体的に丸い人は終わってから心操の個性を解いていた。

 オレは騎馬戦が終わってすぐ、会場を出た。一人になりたかった。

 入口から離れた会場の外壁に背中を預けて座り込む。

 どうして、こんな思いをしないといけないんだ..。ヒーローなんか、目指さなければ良かったのかな...。でも、でもなぁ...。見ちゃった。知っちゃったから。オールマイトが、平和の象徴が、もうヒーローとしてどころか、死んじゃう寸前だって...知っちゃったから...。

 

「うっうぅぅぅ......」

 

 ヒーローはいない。命を賭して民衆を救う本当のヒーローはいない。唯一、オールマイトだけが、平和の象徴たるあの人だけが、それに一番近かった。でも、あの人はもう長くない。だから、それまでに、本当のヒーローになれる人がヒーローにならないと...。オレは、なれないけど、でも近い事は出来るはずだって、思っちゃったから...。こんなオレの『個性』でも人を助けられるはずだから、だから...。ヒーロー科に...。

 

『一一一一最終種目』

 

 ...あ、お昼休み終わっちゃった...。ご飯、食べそびれたな...。

 

 

 ♢♢♢

 

 

 トーナメント形式の一体一のガチバトル。尻尾の人、尾白と丸い人、庄田は棄権しちゃったけど、うぅ、早い段階で覚醒させとけば良かったのかな?でも心操が...。

 とりあえず、くじ引こう。

 ...えーと、芦戸?が一回戦目の対戦相手か。どんな人なんだろう?

 あ、レクリエーションが始まる。オレはこの間にご飯食べよう。

 

 

 ♢♢♢

 

 

 第一回戦第一試合、緑谷VS心操。心操の洗脳が破られて緑谷が二回戦進出。心操、普通科の星か...。ヒーローにも目をつけられたみたいだし、来年からヒーロー科かな...。オレ...見てくれる人、いるのかな。

 

『一一一一飯田くん二回戦進出!!』

 

 次、オレの番か。

 

『さァ行くぜ第五試合!障害物競走でも目立った行動してなかったけどなんでいんだ!?』

 

 え、酷...。空中歩いたりしてたはずなんだけど...。

 

『普通科 手取掴!!』

「え、あ、やるぞー」

(バーサス)!あの角からなんか出んの?ねえ出んのぉ?ヒーロー科 芦戸三奈!!』

「にっひっひっひ一回戦は楽勝かもね」

「ま、負けない...ぞ」

 

 角からなんか出す個性なのかな?怖い。掴めるかな?

 

『さあー行ってみよう!スターート!!』

 

 とりあえず近づこう。どんな個性でもオレは掴めるんだから、ビビってちゃダメだ。

 んお?!なんか滑ってきた!?

 

「先手必勝!」

 

 左のアッパー!なら一歩後ろに引いて、伸びた腕を掴んで、投げ飛ばす!

 

「ありゃ!?」

「こ...このまま!」

 

 投げた方に向かい、もう一押しを...。

 

「まだだよ!」

「うわっ」

 

 なんか飛んできた。これ、酸か?!危な!もう!掴んで、投げ返す!

 

「うそっ?!うわわ!」

「えいっ!」

 

 線のギリギリで踏ん張ってるなら、少し押すだけで大丈夫!

 

「っわ」

「芦戸さん場外!!手取さん二回戦進出!!」

 

 やった!勝った!

 

「...あ、大丈夫?芦戸...さん」

「大丈夫大丈夫!それよりさ、なんであたしの酸を触れたの!?そういう『個性』?」

「え、う、うん。オレのはこういうのが得意なんだ」

「へ〜凄いね!」

「凄い...?」

「もちろん!」

 

 凄いなんて、初めて言われた。でも、たぶんこの『個性』の事を知ったら引く。離れていく。それが一一

 

「ねね、なんでそんな強そうな個性なのにヒーロー科にいないの?」

「あの、その...ごめんなさい!」

「へ?!」

 

 あ〜やっちゃった!逃げちゃった!逃げたら意味ないのに...。もしかしたらこの『個性』を知っても変わらず接してくれるかもしれない人なのに...。ダメだな...。やっぱり今日はいつもより酷い!早く、早くどこか、一人になれる所に...。

 

 

 ♢♢♢

 

 

「...?」

 

 ここ、どこ...?薬の匂い...。

 

「おや、目が覚めたんかい?」

「...リカバリーガール。どうして...」

「あんた通路で倒れてたんだよ?それを見つけた生徒が連れてきてくれてね」

「え、オレ...そんな、あ、し、試合は?」

「今二回戦の第一試合が終わった所だよ」

「よ、良かった...。まだ時間ある...」

「お前さん...どうして倒れてたんだい?試合を見ても怪我した様子もなかったし」

「それは、その...ちょっと、自分でもわからなくて...」

 

 いつもなら一人でいれば自然とどうにかなる。オレはヒーローになれるって、そう思える。けど今日は、今日はなんか変だ。変にテンション上がっていつもしないミスをした。いつもは考えない事を何度もぐるぐる考えてた。逃げなくてもいい相手から逃げた。やっぱりおかしい...。

 

「お前さん、何か悩み事でもあるんかい?」

「え、いやそんな、事、は...」

「言ってみんしゃい。話せば、少しは楽になるよ」

「えっと、じゃ、じゃあ...。あの、えぇと、凄く強くて、カッコよくて、誰でも助けてしまうようなヒーローがもう少しで、いなくなっちゃうかもしれない。っていうことを知ったんです。今の世の中、本当のヒーローなんてひと握りでしかも自分の命を賭して人々を守るようなヒーローは一人しかいなくて...そんなヒーローがいなくなっちゃうかもしれないって、知ったら、オレは、そんなヒーローには、なれない、け、ど...でも近い...ことは、出来るんじゃないか、って...考えてて。オレの個性は、ヒーローに、なれるような物じゃ...ないけど、それでも、変わりに、次が現れる時まで、って...。だから、ここで、どうにか結果を出して...ヒーロー科に行きたいんです...」

「お前さん...。そうかそうかい。そういうことかい...」

「な、なん...ですか?」

「とりあえずその涙どうにかしんさい」

 

 言われて、気づく。頬を何かが流れている。

 

「な、泣いてません!オトコは家族が亡くなった時と友達が亡くなった時しか泣きません!」

「お前さんは女だろう!」

「っう...」

 

 オレは...。

 

「それも悩みのひとつかのう?」

「ちっちが...オレは...!」

「その一人称もちょいとばかしおかしいぞ?」

「っう」

 

 これはほんとに、違うのに...。

 

「リカバリーガール」

「急患デス」

「そういやそうだったね。お前さん」

「なんですか」

「体育祭が終わったらまたここに来な。合わせたいやつがいるよ」

「それって」

「そいつわお楽しみさね。さ、この子はこれから手術だからね。早く出てきな」

「手術?!っは、はい!」

 

 手術っていったいどんな試合をしたんだろう?気になるけど、自分の試合を優先しないと...控え室に行こう。

 

 

 ♢♢♢

 

 

『二回戦第三試合!今の所特に特徴がない!手取掴!!』

 

 酷い...。

 

(バーサス)!今の所無双中の、常闇踏陰!!』

「...あ、よろしくお願いします」

「ああ」

『さあスターート!!』

「行け!ダークシャドウ!」

「あいよ」

 

 喋った。可愛い。...あれ、この感じ...。ダークシャドウの攻撃は割と単調っぽい。なら、一気に隙を点いて、本体に...!

 

「ッ!戻れ!ダークシャドウ!」

「遅い!」

「ッグ...」

 

 お腹に一発入れた!後は、後ろから狙ってるダークシャドウを掴んで!

 

「何っ!?」

「うわっ」

 

 本体に叩きつける!

 

「うぐ...」

「うぇ〜...」

「よし。このまま...」

 

 場外まで引っ張り出す!

 

「おりゃーー!」

「なっ、ダークシャドウ!」

 

 復帰した!なら今度は、本体に連続で攻撃して、隙を点いてダークシャドウも攻撃だ!

 

「ぬ、っぐ、ぐぁ...」

「っう」

 

 焦り、驚き、痛み......恐怖。

 

「おぇっ」

 

 でも、オレも感じる物だし!人のが何倍もキツくても、オレは!気にしない!

 

「常闇くん場外!!手取さん準決勝進出!!」

 

 よ、よし!何とかなった!

 

「完敗...か」

「いや、そんなことっ、オレのはズルだから...」

「どういう...」

「ごめんなさい!」

「なっ」

 

 まただ。またやった。常闇はたぶん受け入れてくれる人だ。芦戸もそう。でも、やっぱり何か怖い。次は準決勝。これに勝てば、後は一回だけ。次も頑張らないと...。

 

 

 ♢♢♢

 

 

『さあやるぜ準決勝第二試合!!これで勝ったやつが決勝だー!!爆豪(バーサス)手取!!』

 

「ぶっ殺す...!」

「ひぇっ」

 

 ...だ、大丈夫!ビビらなければ、何とかなる!いつも通りやればいい!さっきみたいにゴリ押しでもいいから!

 

「ぉ、お願いします...!」

『スターートォ!!!』

「死ねぇクソモブがァ!!!」

「うわわっ」

 

 手から爆発を起こして飛んできた!み、右の大振り!ならそれを掴んで投げる!

 

「っな?!っちィ!」

 

 投げたけど爆破で勢いを殺してまた突っ込んできた!今度は単純な爆破!なら次は爆発を掴んで投げる!

 

「んだとォ!?」

 

 隙だ!今のがどういうことなのか考えてる内に攻撃だ!この人思考が早いからさっさとしないとやられちゃう!

 

「ッ!」

 

 爆破!予想より早い!あ、距離空けられちゃった。

 

「テメェ...」

「っう...」

 

 焦り、怒り、憧憬、困惑...。いっぱいありすぎる...。気持ち悪い......。

 

「最初は避けまくるから目かなんかの個性かと思ったが、テメェのソレはそんなもんじゃねえな?本気で来いよ!!俺ァ完膚無きまでの一位が取りたいんだ..!出し惜しみしてんじゃねえぞ...!」

 

 怒り、怒り、焦り...曇りのない一番への執着。奥にあるのは憧れ。

 

「...うっ!」

 

 ヤバい吐きそう。当然か。いつもこんな風に使わないもんね。出し惜しみなんてしてたつもりないけど、やれること全部やんないとダメそう!だったらキツくてもやるよ!ヒーローになりたいし!

 

「こんなとこで使うつもりはなかったが、そんなことも言ってられねぇ!ぶっ殺す!!」

 

 一番強いのが来る!回転して威力を上げた爆破を出すつもり!でも、オレができることで、対抗出来ることなんて...。い。いや、一応アレがあるけどさっき作ったばっかだし試してないし!あーでもやるしかない!

 

「喰らえ!榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)!!」

「く、空剣!」

 

 わかる、わかるんだ。軌道も、爆発の強さも、回転も、軸も、腕の動きも。ここだ!腕と体が完全に伸びきる寸前、爆発を起こそうとパチパチいってるこの瞬間!オレの個性で作った空気の剣で、切る!!

 

「なっ!?」

「...う、そ......」

 

 意識が...遠く、なっ...て...。

 

 

 ♢♢♢

 

 

「...」

 

 さっき見た天井だ。.........試合の最中に意識が飛んで、ここ、か...。負けちゃった...。負け...負け、た...。負けちゃった。これじゃ、ヒーローになれないかもしれない...。これじゃ、次が来るまで、本当が...いなくなっちゃう...。

 

「う、ぅぅぅぅうぅ......ごめん、ごめんなさい...ごめんなさい...ごめんなさい...」

 

 芦戸は強かった、でも違う。常闇も強かった、でも違う。爆豪も強かったし近かった、でも違う。本当には、遠かった。オレも近い訳じゃないけど、でも、でも...。

 

「この子だよ」

「っひ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

 怒り、怒り、焦り、悲しい、悔しい、後悔、自己嫌悪、謝罪、感謝、苦しい。

 誰、怖い。怖いよ!怖いよ...!

 

「ごめん、なさい...。ごめん、なさい...。許してください...。オレが、気に触ることしたなら謝るから、だから、近づかないでくれ...!酷い、感情だ...気持ち悪い...ウッ......頼む、頼むよぉ...!一人にしてくれぇ...!」

 

 後悔、後悔、怒り、悲しい、悔しい、謝罪、謝罪、謝罪、感謝。

 

「うっ、ううぅうぅうぅぅぅう............」

 

 

 ♢♢♢

 

 

 どれくらい経ったかな。いつものように、何とか抑えることが出来た。さっききた人には酷い事をしちゃった。謝らないと...。

 

「...起きたのかい」

「リカバリーガール。すいません、さっきの人って、どこに行きました?」

「お前さん、本当に大丈夫なのかい?」

「大丈夫、です。いつもの事なので」

「...気おつけなね。さっきのやつなら今頃ステージだろうさ。お前さんも行きな。表彰式だよ」

「表、彰?どうして...?」

「ベスト4なんだから当然さね。早く行かないと遅れるよ!」

「あっ、え、はい」

 

 

 ♢♢♢

 

 

 三位の表彰台に一人で乗っている。なんで?というか周りの視線が凄い。怖い。オレだけ場違い感が凄い。オレ、普通科だもんな...。うん...。

 ...あ、オールマイトがきた。あんな身体なのに会場の外壁上から飛んできた。やっぱりすごいなぁ...。オールマイトがメダル渡してくれるんだ。これは嬉しいかも。表彰式来て良かった。

 

「手取少女、おめでとう!普通科なのによくやったもんだよ」

「いや、オレは...いいんで、心操を見てやって、ください。オレはズルなんで...」

「そんな事はない!君だって、ヒーローになれるさ!」

「っえ?」

 

 ヒーローに、なれる?オレが?こんなオレでも、ヒーローになれる...。本当が言うならなれるのかな。オレも本当のヒーローに一一一一

 

 

 

 




ここまで読んでくれた人の為に、主人公のプロフィールをば。

名前:手取(たどり)掴(つかむ)

個性:掌握
個性詳細:ありとあらゆる物に触ることが出来るようになる。(例えば水とか、火とか、空気とか)形を変える事も出来るから、作中みたく空気を剣にしたり火を剣にしたり出来るのだ!感情や思考を掴むことも出来るので、頭の中は筒抜けだ!しかも任意でオンオフが可能なので、日常生活も辛くない!(手取はいつもこの状態。テンション上がるとオンになるけど、注意してた!体育祭は頑張らないとヒーロー科に行けないからかなり無理してたぞ!)
副次的効果でチャンスを逃すことがない!

技術:武術を少々。(自衛手段で習ってた)

キャラクター:髪は個性の処理の影響で髪の毛根が死んで真っ白だぞ!(元々黒)髪型は作者が詳しくないから短いとだけ
顔は女の子だが男に見えなくもない顔
目は少し吊り上がってて、ハイライトが消えかかってるぞ!
身長は160と小柄!

普段着はジャージで全く外に出ず、家で寝ているぞ!(寝ている間が一番心が落ち着くそうな)

家庭:お母さんと自分だけ。お父さんは手取が生まれてすぐヴィランの被害に会って帰らぬ人に

過去:子供の時に個性の制御が出来ず周りの感情をドンと感じてしまった為、人の感情を見ると吐きそうになる。また、感情や思考が読めるとわかると友達は離れていく為、基本作らないようになった。今つるんでるのは手取の個性を知っても変わらず接してきた極小数だけだぞ!

好きな食べ物:おにぎり
嫌いな食べ物:特になし

趣味:寝ること

長所:表面を取り繕うのが上手い
短所:情緒不安定気味な所


誰か...作者の代わりにこの子を使ってやってくれませんか...?あ、後作者はハーメルン初心者なんでおかしい所とかダメだって所は指摘してくれると助かります。では。

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