私とシンジは、ネルフ本部でエヴァンゲリオンの訓練の説明を受けていた。
「エヴァには、色々な装備があるの。だから装備の扱い方を覚えてもうわ。」
「「はい。」」
「早速、始めましょう。」
「でも私まで訓練する必要あるのでしょうか?」
私は、シンジからエヴァに乗らなくて良いと聞いたけど。
「万が一の為よ。」
「分かりました。」
万が一が起きないことを私は、心から願います。
「この服は?」
シンジは、赤木さんに尋ねる。私達は、青と白を基調とした、服?を着ていた。
「プラグスーツのこと?ミサトから聞いてないの?・・・・ミサト、私、言ったよね。説明しといてって。」
赤木さんは、ジト目でミサトさんを睨みながら尋ねる。
「・・・そうだったけ。」
赤木さんは、ため息をこぼしながら。
「はぁー。呆れた。酒を飲み過ぎて忘れたのね。」
「そんなに飲んでないわよ。」
「貴方達、実際は?」
「ビール缶、一箱分飲んでました。」
赤木さんは、頭を抑えながら。
「私が説明するわ。貴方達が着ているのは、プラグスーツ、ってゆうの、エヴァンゲリオン搭乗用のスーツよ。エヴァとのシンクロ補助と外部からの衝撃を保護する機能、後は、生命維持装置もあるわね。」
「凄い機能ですね。」
「私もそう思う。」
シンジが驚きの声を上げる。私は、シンジの言葉に同意する。
「前回は、使徒が迫って事もあって私服で出撃してもらったけど原則としては、エヴァに乗るときは、プラグスーツを着て貰うわ。」
私達は、同時に頷きます。
「そろそろ、始めるわよ。」
「「分かりました。」」
「・・・貴方達、仲良いわね。」
赤木さんの言葉に私とシンジは、苦笑いをする。
『シンクロ率39.7%』
「悪くない数値ね。」
シンジからエヴァの操縦訓練を始めることになりました。バーチャル映像で訓練をします。最小限のコストで実戦に近い戦いが安全で出来ます。後は、機密保持のこともあるしね。
「シンジくん、訓練を始めるわよ。」
『はい。』
私は、ミサトさんと赤木さんと一緒に実験室にあるモニターからシンジの様子を見る。
「訓練開始。」
シンジは、次々と現れる使徒を攻撃していく。
「シンジくんの腕前は?」
ミサトさんが近くにいるスタッフに質問する。
「初めての訓練ですから何とも言えませんが命中率は、五割です。反応速度も遅いですね。」
「初めてにしては、良い方じゃあない。兵装ビルの位置、回収スポットと非常電源の位置、覚えてるようね。それに銃なんて見た事無いんでしょうね。」
確かにシンジは、兵装ビルを上手く利用して使徒を撃滅している。それに銃なんて日本でいれば見掛けることは、無いと思う。それから1時間位、シンジは訓練を続けて私と交代することになった。
『シンクロ率22.4%』
前回よりシンクロ率が上昇している。何でだろう?
『浜波さん、調子は、どうかしら?』
「問題ないです。」
赤木さんの質問に私は、答える。
『そう。訓練開始。』
次々と現れる使徒を私は、ライフルを使い撃破していく。時には、プログレッシプナイフで応戦する。
☆赤木リツコ視線★
「彼女、凄いですね。流れるように使徒を次々と撃破しています。」
「命中率は?」
「命中率は、90%です。反応速度も速いです。」
「凄いわね~。兵装ビルの位置、回収スポットや非常電源の位置、完全に覚えてるようね。」
「ミサト、貴女は、これを見て何も思わないの?」
「何が?」
「・・・何もないわ。」
「ちょっと~、隠し事は、良くないな~。教えてよ。」
「いつか、ね。」
赤木リツコは、一花の様子を見て疑問を覚えた。それは、余りにも戦闘に慣れていることまたは、銃の扱い方がしっかり出来ていること、特に接近戦は、異常って言った方が良いほど慣れている様子、接近戦なら剣道とか習い事で習うことは、出来ると思うが突然、戦闘になっても第3使徒の時の様な戦いが出来るだろうか?
『ただ、浜波一花は、白であることは、情報部が裏を取って確認している。』
浜波一花は、これといった習い事は、してないことも分かっている。浜波一花は、碇シンジに誘われて一緒に来たことは、分かっている。
『計画には、無いパイロット、ね。サードチルドレンが初号機のメインパイロットだから問題ないけど。大丈夫かしらね。』
ゲンドウからは、何もしない様に言われている。
『何故、彼女が初号機を動かすことが出来たのかは、気になるわね。』
☆次の日★
「ミサトさーん、お弁当、冷蔵庫に入れときます。後、朝御飯のは、机の上に置いてますので。」
「うぃ~。」
「シンジ、忘れ物は無い?」
「無いよ。速く行こ。」
「うん。」
「「ミサトさん、いってきます。」」
「・・・いってらしゃい~・・ぐ~・・・」
私とシンジは、家の玄関を閉めて一緒に学校に向かう。後、葛城ミサトさんは、家にいてるときは、だらしない。家事洗濯は、私とシンジが分担、または、一緒にしている。仕事は、出来るが生活能力が駄目な人らしい。私は、千冬姉に似ているなと思った。私とシンジは、別々の部屋だが寝る時は、一緒に寝ています。その方がお互い安心出来るから。私とシンジは、第三新東京市第壱中学校に通っています。二年A組が私達のクラスです。
「転入時は、大変だったね。」
「そうだね。」
転入した日は、質問攻めに合いました。あれから時間が立っているので質問攻めに合うことは、無いけど。そう話していると教室に着きました。
「おはよう。」
「シンジくん、一花ちゃん、おはよう。」
「おはよう。」
私達は、クラスメイトと挨拶を交わしていく。
「シンジ、また後で。」
「うん。」
私とシンジは、別々の席に座る。
〈授業中〉
昼休みに入ったので私とシンジは、昼御飯を食べていた。
「どう?」
「うん、美味しい。」
「それなら良かった。」
「今日、帰りにスーパー寄りたいけど良いかな?」
「うん、良いよ。」
私達がそう話していると。
「なんや、見ない顔やな。」
「転校生だよ。男の方が碇シンジで女の子の方が浜波一花ちゃん。」
「転校生か。見た事ないはずや。」
ジャージを着た男の人とメガネを着けた男の人の会話が聞こえます。
「妹が瓦礫でケガをして入院して大変やったわ。」
私は、その言葉を聞いて顔が青くなってる気がした。
「一花?」
私は、直ぐに笑顔を作る。
「何でもないよ。」
その後は、何事もなく時間が過ぎていった。
☆シンジ視線★
〈回想〉
僕は、一花と出会えて良かったと思ってる。お父さんには、置いていかれお世話になってる所には、馴染めなかった。友達は、いなかったけど、それで良かった。その方が楽だったから。僕が5年生になった時、僕の人生を変える出会いがあった。
『浜波一花です。趣味は、料理を作ることと本を読むことです。よろしくお願いします。』
この時は、転校生が来たんだなー、位しか思ってなかった。放課後、皆が帰っていくなか、一花が僕に話し掛けてきた。
『一緒に帰らない?』
その時は、驚いたよ。その後は、一緒に話ながら帰った。その日から一花と友達になった。その後、一花には、両親がいなくて近所に住んでいたお兄さんと一緒に暮らしていると知った。ある日、僕は、一花に質問した。
『一花って僕のことどう思ってる?』
『う~ん、友達として好きかな。』
その時の一花の笑顔を良く覚えてる。その日から一花を見るとドキドキしたり、顔が赤くなったり、一花といると緊張したりした。中学生になって一花といられる時間が少なくなっていた。一花は、放課後は、決まって用事がある。部活している訳でもないのにだから、一花の後をつけた。悪いことをしている自覚があったが。一花は、屋上に行った。僕も屋上に行くと。
『貴女の事が好きです。付き合って下さい。』
男子学生の声がした。
『一花が告白されてる。』
確かに一花は、美少女なので告白されるのも分かるけど僕は、その時に気づいた。一花を見るとドキドキしたり顔が赤くなったりするのは、一花のことが好きだから。
『ごめんなさい。気持ちは、嬉しいけど誰かと付き合う気、ないから。・・・先に行くね。』
一花の言葉を聞いて僕は、安堵の息をあげる。一花がこちらに走ってくる。僕は、慌てて戻ろうとしたけど。
『シンジ?聞いてたの?』
『ごめん。』
『ううん、別に良いよ。』
僕と一花は、一緒に帰ることにした。
『一花。』
『何?』
『ずっと、一緒にいてくれる?』
『うん。君がそれを望んでいる限りは、一緒にいるよ。』
『約束。』
『うん、約束。』
僕は、一花のお兄さんに自分の生活を言ったら一緒に住むか、って言ってくれたので荷物を少しずつ一花の家に持っていった。それからは、一花と一緒に家事をしたり、お菓子を作ったりした。この温もりを大切にしたいと思った。そんなある日、突然、お父さんから、来い、と書かれた手紙が届いた。僕は、お父さんに会いたくて後、彼女を紹介出来たらと思って一花を誘った。今は、行かない方が良かったと思ってる。僕が乗るはずだったエヴァンゲリオンに一花が乗り、使徒と戦った。その時に聞いた一花の悲鳴が今も頭に残ってる。一花には、傷付いて欲しくないと思い、自分がエヴァンゲリオンに乗ると言った。代わりに一花には、エヴァンゲリオンに乗せない様にお願いした。それが認められて良かったと思ってる。これで一花が傷付くことは、無いとこれからは、僕が一花を守ると決意した。
『もし一花が元男だったらどうする?』
『それならそれで構いません。もしそうなら僕は、元男の過去を含めての一花が好きですから。』
『言うね~~。もし、一花がこの世界からいなくなったら、どうする?世界を滅ぼしてでも一花と会いたいかね?』
『一花がいない世界何て僕は、認めない。一花がいないなら世界を滅ぼしてでも、もう一度、一花に会いに行きます。』
初のシンジ視線!!魔王との会話、シンジは、ゲンドウの息子だからこれぐらい言いそうな気がする。