残酷な世界をあなたと共に   作:夕海

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初めは、シンジ視線からです。(*´・ω・`)b。


失いたくないから・・・

☆シンジ視線★

 

「転校生、ちょっとええか?」

「良いけど。」

僕は、一花と帰ろうとしていたらジャージ服を着た男子生徒に話し掛けられた。

「一緒に着てもらってええか?」

「うん。」

僕たちは、人気がない校舎裏に移動した。

「僕は、碇シンジ、っといいます。」

「こいつから、聞いとるわ。ワイは、鈴原トウジや、あっちにいるのが相田ケンスケ。ワイは、事情があって休んどったやんや。」

「それで?」

僕は、早く戻りたいので要件を聞く。

「一つ聞きたいことがあるや、お前さん、あのロボットのパイロットか?」

「違うよ。」

エヴァンゲリオンの事をどう知ったのか気になるけどバレたら面倒な予感しかしない。

「ロボットが現れた数日後にお前さんらが来たと聞いてるで。」

「偶然じゃあないかな?僕がそのロボットのパイロットに見える?」

「・・・見えん。」

「僕、そろそろ、行くね。」

「おう・・・」

僕は、一花を追いかける。

 

 

 

☆一花視線★

 

「遅れてごめん。」

「ううん。用事、終わったの?」

「うん。行こ。」

私達が帰ろうとした時に。

「非常召集よ、二人とも。」

私達の後ろには、同じエヴァンゲリオンのパイロットの綾波レイがいた。彼女が良い終えると同時にサイレンの音が響き渡る。私達は、NERV本部に急いで向かう。

 

 

 

〈移動中〉

 

 

 

NERV本部に着いた私達は、シンジは、プラグスーツに着替えてエヴァンゲリオンに搭乗する。私は、司令部にある私の席に座る。私は、シンジのオペレーターをする事になっている。

「ミサトさん、状況は?」

「さっき、使徒が領海内に入って国防軍が迎撃してるわ。税金の無駄遣いよ。」

「全くね。その予算、少しでも良いから回して欲しいわ。」

ミサトさんと赤木さんが不満を言う。使徒は、ヘリコプターやIS、戦車や軍艦からの攻撃も気にせずに第三新東京市を目指す。使徒には、ATフィールドがあってATフィールドを中和か貫通しないと使徒を倒す所かダメージすら与えられない。確かに無駄なことをしてるかも知れないけど偵察?をしていると考えたら無駄ではないと思う。そうすると政府からエヴァンゲリオンの出撃要請がくる。

「シンジ、政府からエヴァンゲリオンの出撃の要請が来たよ。」

『うん。』

「頑張ってね。」

『任せて。』

「エヴァンゲリオン初号機は、発進後、第三新東京市で使徒を迎え撃つわよ。」

 

 

 

☆トウジ視線?★

 

 

非常事態宣言が発令されたら民間人は、シェルターに避難する事が義務付けされている。シェルターは、民間人の安全を守ると同時に使徒とエヴァンゲリオンを人目にさらさないという機密保持が理由である。ここのシェルターは、学校から近いシェルターである為、学校の生徒は、ここに避難していた。勿論、2年A組の生徒も思い思いに座っていた。情報規制で使徒の事を彼らは、知らないので何処かのどかな空気が流れていた。

「駄目か~。」

ケンスケが声を上げる。携帯用のテレビがその手に握られていた。

「どうしたや、あ~また、文字ばっかなやつか。」

「情報規制だよ。僕達には、何も教えてくれないんだよね。」

同じ所で座っているケンスケとトウジが話をしながら携帯用テレビを見る。それには、非常事態宣言発令中の文字と景色が映ってていた。

「こんなおいしい場面、見逃せないだけどな~。」

「仕方ないやろ。」

「でもこの時を逃せば、次が何時来るか分からないしな。」

相田ケンスケという少年は、ミリタリーマニアだ。だからエヴァンゲリオンの戦闘を見たいという欲求がある。

「・・・トウジ、二人で話したい事があるんだけど。」

「なんや。」

二人は、人がいない所に移動する。

「外に出たいんだ。協力してよ。」

「アホか!外は、危険やからここに避難しとるんやないか。」

「撮影をするチャンスなんだよ。後、配信もしたいし。」

ケンスケは、トウジに写真機と携帯を見せる。

「せやけど外に出たら捕まるかもしれへんで。迷惑を掛けたくないし。」

ケンスケは、トウジを説得するため一つの推理を伝える。

「でもここにあの転校生達は、いないよ。」

「別のシェルターにおるやろ。」

「もしかしたらあのロボットのパイロットかも知れないよ。」

「・・・だからなんや?」

「僕達であの転校生がパイロットかどうか確かめようよ。」

「アホか!そんなこと出来るか!」

「トウジが来ないなら僕は、一人で行くよ。」

「・・・ここから出られへんやろ。出口には、人がおるし。」

「お、一緒に来てくれるのかい。」

「お前さんが暴走しないように見張るんや。」

「こういうシェルターには、あそこの出口に以外にも出口は、あるんだよ。あそこの天井から出れるよ。」

「よう、知っとるな。」

「父さんがNERVで働いててね。端末を弄って知ったんだよ。」

「・・・アホやろ。」

トウジとケンスケは、外に出るのだった。

 

 

 

☆一花視線★

 

 

 

「使徒が第三新東京市に到達!」

使徒は、国防軍の迎撃を気にせずに第三新東京市に到達する。国防軍は、足止めすら出来なかったようです。

「エヴァンゲリオン初号機、発進!」

エヴァンゲリオンは、直ぐに地上に到達する。エヴァの前方に使徒がいた。シンジは、ライフルで攻撃する。使徒に次々と命中するが爆煙で使徒が見えなくなる。

「爆煙で使徒が見えないわ!」

「落ち着いて攻撃して使徒のATフィールドを中和してるはずだわ。」

使徒もやられてばかりではなく、触手で反撃を行う。使徒の攻撃は、当たることは、無かったけど私は、ハラハラとしながら様子を見守る。

「近くの兵装ビルにガトリングを送るわ。今の装備を放棄してガトリングで撃ちまくって!」

「左側にある、後ろの兵装ビルだよ。」

『分かった。』

シンジは、ライフルを撃ちながら後退をする。使徒も反撃をするが爆煙でエヴァの姿が見えない為か、エヴァのいる方向に触手を振り回す。触手で建物が綺麗に両断される。

「凄い切れ味ね。」

ミサトさんが驚きの声を上げる。

「シンジ、ガトリングが到着したよ。」

『ありがとう。』

シンジは、ライフルからガトリングに持ち変える。

「遠慮はいらないわ、撃ちまくりなさい!」

赤木さんが声を上げる。次々と使徒にガトリングの銃弾が当たる。使徒は、爆煙に包まれる。使徒も触手で反撃をするがエヴァに当たることは、無かった。使徒の動きが鈍くなっていく。

「今回は、無傷でいけそうね。」

「そうなら助かるわ。」

赤木さんとミサトさんが余裕そうに言う。この司令部にも楽観的な雰囲気が流れていた。使徒は、エヴァに急激な速度で接近する。使徒は、触手でガトリングを両断する。

『なっ!』

「シンジ、使徒から距離をとって!」

私の指示が届く前にエヴァンゲリオンの足に使徒の触手が巻き付く。

『ぐぁぁぁぁ!?』

使徒は、エヴァを振り回す。

「シンジ!」

シンジの悲鳴が聞こえる。私は、どうすることも出来ず手を握り締める。

「脚部接触面融解!」

「ミサトさん!アンビリカルケーブルの耐久力が限界です!」

使徒は、エヴァを投げ飛ばす。エヴァは、山の方に落ちていきます。

「アンビリカルケーブル、断線!」

「エヴァンゲリオン初号機内部電源に切り替わります!活動限界まで後5分!」

メインモニターにエヴァンゲリオンの活動出来る、時間が表示される。

「予備ケーブルがある所までは、遠すぎるわね。」

「ミサトさん、モニターに民間人が二人います!」

私の言葉にミサトさんや司令部の面々が驚きの声を上げる。

「何ですって!どうして民間人がここにいるのよ!保安部の連中、何をしていたのよ!」

「データ照合完了!」

「シンジと一花ちゃんのクラスメイトじゃあない!」

第三新東京市に住む人間は、ID登録されているので直ぐに身元が分かる。

「使徒、初号機に接近!」

使徒は、エヴァに急激に接近して触手で攻撃する。クラスメイトを守る為、エヴァは、動けずにいた。触手がエヴァに当たる度にシンジの悲鳴が聞こえる。

「初号機の活動時間、後3分42秒!」

『妖精さん、使徒を倒すことって出来る?』

『出来るよ~。』

私は、席を立つ。

「一花ちゃん?」

私は、艦娘モードを起動する。周りの人達が驚きの声を上げていることが分かる。

「エヴァの救援に行ってきます!!」

「ちょっと~待ちなさい!」

私は、ミサトさんからの制止の声を振り切って、司令部から出ます。妖精さんの指示に従いつつ私は、全速力でなおかつ、最短ルートで外を目指す。エヴァのメインリフトから外に出ます。

「いた!」

私は、直ぐに使徒を攻撃します。命中しますが使徒は、ATフィールドで無傷でした。

「だったら!」

私は、全速力で接近しつつ砲撃をします。何発かわ、使徒のATフィールドを貫通して使徒の背中に命中します。

『なっ!ATフィールドを貫通した!』

ミサトさんの驚きが聞こえますが私は、砲撃を続行します。使徒もエヴァには、攻撃せず、私に接近します。

「これぐらいの距離なら大丈夫だよね。」

『触手が届かない距離だから安心して砲撃してね。』

「ありがとう!」

『一花!』

「シンジ、このことを黙っててごめんなさい。」

『本当は、教えて欲しかったけど別に良いよ。後で教えてくれる?』

「うん!」

私は、シンジと話ながらも使徒に砲弾を次々と命中させます。10発以上命中してますがコアに中々、当たりません。

「シンジ、手伝ってくれる?」

『どうすれば良い?』

私は、シンジに作戦を伝える。

「私がシンジの方に移動するから、その時に使徒もシンジの方に向きを変える筈だからその時にコアにナイフを刺して。」

『分かった。』

「いくよ。」

『うん。』

私は、使徒を砲撃しつつシンジの方に移動します。使徒も向きを変えて行きます。

「シンジ!」

『任せて!』

エヴァがナイフを持って使徒のコアに攻撃を仕掛けます。使徒は、私の砲撃で両方の触手が使えないので反撃も出来ず、コアにナイフが刺さります。 ナイフが刺さると同時にコアから血が吹き出て使徒の体が崩れていきます。使徒の体が消えると同時にエヴァンゲリオンも地上に倒れます。

『目標の反応、消失。』

『初号機の回収を急いで!民間人は、身柄を拘束!』

私は、エヴァに接近してエントリープラグを開けます。

「シンジ!」

私は、シンジに抱き付きます。シンジの温もりを感じながら私は、安堵します。勿論、艦娘モードは、解除してます。

「無事だったんだね。」

「一花のお陰だよ。」

「良かった。」

「戻ったら、さっきのこと教えてもらうから。」

「うん!教えてあげる。」

 

 




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