第5使徒を倒して一週間経ちました。私は、今IS学園にいます。
「少し、手伝ってくれないか。」
一夏さんからそう言われます。
「何を手伝えば良いんでしょうか?」
「えーっと、もうじき、学年別トーナメントがあってな。それで特訓しようと思って。それで花に教えてもらおうと思って、花は、実戦経験があるから的確な事を言ってくれそうだし。」
私は、IS学園では、花と呼ばれてます。IS学園には、いちか、が二人いますから。
「そういう事ですか。分かりました。」
「有り難う助かるよ。」
★放課後☆
放課後、私は、アリーナで一夏さんの特訓を手伝っています。
「上手いこと避けてるけど接近出来てないね。」
「いや、あの弾幕の中を避けて接近何て無理だろ。」
「まぁ、難しいのは、分かるけどね。でもその弾幕を突破出来る様に成れば、ISへの接近は、楽になると思うよ。」
「いや、あれは私でも無理よ。」
「えぇ。私でも無理ですわ。」
「そうなのか?」
箒さんの疑問に代表候補生の二人が頷きます。
「まぁ、難しい事は、確かだね。迎撃は、4段階あってまず、私からの距離が超遠距離だとミサイルによる迎撃、次の遠距離に入ると主砲15・5センチ連装砲の迎撃、中距離は、9センチ連装高角砲による迎撃、最後は、機銃による迎撃、っとこの様に近付けば近付く程、濃密な迎撃になるよ。後、航空機も搭載されてるから航空機による迎撃もあるね。」
「「「「「・・・・」」」」」
あれ?皆さん、固まっていますね。どうしたんだろう?
「おーい。」
私は、固まってる夏さんの顔の前に手を振ります。
「はっ!すまん。ちょっと、驚いてな。」
「そうですか。では、特訓の再開ですね。」
私は、笑顔で特訓の再開を告げます。その時の夏さんは、顔がひきつってました。一応、言っておきますが魔王の特訓の方が厳しいですよ。
★特訓中☆
私達は、特訓を終え、寮に向けて歩いていた。
「特訓、厳し過ぎないか?」
「そうかな?」
「あぁ~確かにあれは、やり過ぎだと私も思うわ。」
「えぇ。私もそう思いますわ。」
「そうなのか?」
「まぁ、確かにあれは、容赦無かったね。」
夏さんの言葉に続く様にセシリアさんと鈴さんが言います。箒さんは、不思議そうにしていますが。シャルルさんもセシリアさんと鈴さんの言葉に同意しています。
「使徒との戦いに比べたらましだよ。」
「ニュースで見たよ。使徒ってそんなに強いのか?」
「それ、私も気になる。」
皆さんの視線が私に集まります。
「うーん、使徒の強さってバラバラ何だよね。知ってると思うけど今の所、使徒は三体しか確認されてないんだ。」
「使徒の名前は、確か・・・えーっと。」
夏さんは、思い出そうとするが思い出せない様です。
「サキエル、シャムシエル、ラミエルでしたわね。」
夏さんが思い出す前にセシリアさんが言います。
「正解。」
「テレビで見たけどサキエル、って遠距離攻撃、出来ないの?」
シャルルさんが疑問を言います。
「サキエルは、近距離攻撃しか出来ないんだよ。」
「そうなんだ。」
「まぁ、サキエルは光の槍で攻撃してくるけどね。次のシャムシエルは、光る鞭?で攻撃してくる。結構攻撃範囲が広いんだよ。あっ、切れ味は、ビルをバターの様に切れるから。」
「それ、やばくないか?」
ISなら一発位は、耐えると思うよ。多分。
「まぁ、そうだね。」
「簡単に倒していたじゃあない。苦戦してた様に見えなかったけど。」
シャムシエルの時は、配信されていたのでその時の戦闘は、殆どの人が知っている。
「単純に相性が良かったんだよ。シャムシエルは、近~中距離タイプで私は、完全な遠距離タイプだから、シャムシエルと距離を取れば、一方的に攻撃が出来るんだよ。」
「ふ~ん。」
「そうゆう事でしたのね。」
「それならラミエルは、どうだったんだ?」
「ラミエルは、完全な遠距離タイプだったからラミエルと砲撃戦をしたよ。ラミエルの放つビームは、強力だから回避するしか出来なかった。」
「そんなにか?」
「うん。威力で言えばアリーナにあるシールドを楽々と破壊出来ると思うよ。後、ISの絶対防御を貫通すると思う。」
曖昧に言いますがグレーフ・アストの解析では、アリーナのシールドもISの絶対防御も一撃で破壊されます。今思えば、一発も当たらずに良く回避出来たな、っと思います。
「それは・・・凄いな。」
「でしょ。」
★ミサト視線?☆
ミサトとリツコは、NERV本部の部屋で休憩をしながら話をしていた。
「リフト、どうだった?」
「私の見た限りでは、問題無いわね。・・・不自然な程に。」
「・・・やっぱり。あの時、使徒の攻撃で動かなくなったリフトが、突然動いたから驚いたわ。」
彼女達は、あの時、第5使徒の攻撃で融解して作動不能になったリフトが使徒との戦闘中にも関わらず、作動可能になったのだ。その為、第5使徒殲滅後、調査をしていたのだ。ミサトは、調査結果が書かれている紙を見ながら話す。
「リフトの作動に必要な所だけが直っていて他は、融解していると。」
「えぇ。後、リフトの所々に融解した部品が落ちていたわ。」
「・・・それって。」
「ミサトの想像通りよ。誰かが第5使徒との戦闘中にリフトの部品を修理、または交換していたのよ。」
「やっぱり、妖精の仕業かしら?」
「分からないわ。一花ちゃんにでも聞いたら分かると思うわよ。」
「暇な時に聞いてみるわ。」
「そう。・・・それより招待状の件は、どうするの?」
「あぁ~、連れていくしか、無いでしょう。国防軍の武器を貰った件もあるしね。」
「確か、JAの御披露目だったわね?」
「そう。それを一花ちゃんの艦娘に搭載されてる、グレーフ・アストシステムでJAの評価をして欲しいだって、その代わり、第5使徒の時に使用した武器をくれるんだって。」
「あら、良かったじゃない。それだけで武器をくれるんだから。」
「まぁね。」
★ある日・一花視線☆
私は、ミサトさんとリツコさんと一緒にJAの御披露目会に来ています。
「あれがJAですか?」
会場の奥の方に巨大ロボットが見えます。多分、エヴァと全長が同じ位あります。
「そうよ。」
「凄いですね。あれならエヴァと共同で使徒の撃破が出来そうですね。」
「それがグレーフ・アストの分析結果?」
「いえ、私の勘です。」
「それは、嬉しい評価ですね。」
私とミサトさんは、声のした方に向きます。リツコさんは、何処かに行きました。
「私は、時田シロウといいます。」
「私は、浜波一花といいます。」
「存じ上げております。エヴァと共同とは、いえ、艦娘の力で使徒を倒した事も。」
時田さんは、ミサトさんを無視して話してきます。
「有難うございます。」
「ゆっくりして行って下さい。では、後程。」
時田さんは、そのまま、何処かに行きます。
「・・・・」
ミサトさんの機嫌が悪いです。まぁ、仕方無いですね。そのまま、時間が経ちます。そして質疑応答を経てJAの試運転が始まる。
「エヴァの支援なら出来そうね。」
ミサトさんがJAをそう評価します。
「グレーフ・アストの分析では、使徒との接近戦は、危険ですけど遠距離支援でなら活躍可能との分析結果です。」
「う~ん、それは、嬉しい事何だけど。」
「けど?」
「量産は、難しそうね。」
「確かに難しそうですね。」
そんな会話をしていると。
「葛城様と浜波様ですか?」
「はい、そうですけど。」
「トラブルが発生しまして、出来ればお力をお貸していただけませんか。」
「分かりました。場所は?」
「付いてきてください。」
私とミサトさんは、スタッフの後に続きます。JAの指揮所に案内されます。指揮所には、時田さんがいますね。
「状況は?」
ミサトさんが時田さんに尋ねます。時田さんの説明では、JAが暴走した様です。色々試した様ですが駄目だった様です。私は、何となく艦娘の武装を展開します。
「一花ちゃん?」
ミサトさんは、怪訝そうに私を見ます。私は、気にせず、魔王が言っていた言葉を思い出します。
『困った時は、こう言えば、良い事があるよ。』
「グレーフ・アストシステム、番号、12起動。」
『番号12の機能が解放されます。』
『目標の機能を停止させる方法は?』
『システムのコントロールを手に入れる事です。』
『可能なの?』
『可能です。』
『直ちに始めて。』
『直ちに開始します。』
「ミサトさん、直ぐに問題は、解決します。」
「そ、そなのね。」
ミサトさんは、驚いています。
「本当か!」
反対に時田さんは、喜んでいます。
「はい。」
『JAの機能を掌握しました。直ちに機能を停止します。』
JAは、機能停止します。・・・ミサトさんにどう説明したらいいかな?