「一夏と出会ってもう、2ヶ月か。・・・時の流れは、早いものだ。」
「そう、ですね。」
私と魔王は、夜空を眺めながお菓子や飲み物を食べながらお話をしていた。
「君は、あの頃より強くなったな。」
「それでも魔王には、勝ったことは、無いですけどね。」
私は、魔王と一緒に行った特訓の日々を思い出しながら応える。
「それでもだ。君は、強くなっているよ。そこは、誇って良いと思うがね。」
魔王は、穏やかに言う。
「そう、・・ですかね。」
「あぁ。私が保証する。誰がなんと言おうがね。だから自信をもて。」
魔王は、笑顔でそう言いきる。私も魔王に釣られて笑顔で
「魔王がそう言うならそうですね!」
「そうだ。」
魔王は、そう言うとチーズケーキを頬張る。それに釣られて私もイチゴケーキを食べる。(魔王と一緒に作りました。)
「味は、どうかね?」
「美味しいです。」
「そうか。」
「魔王と一緒にケーキ作りが出来て良かったです。」
「それは、良かった。」
「はい。今まで誰かと一緒に料理をしたことが無かったので。」
「・・・」
「だから、ありがとうございます」
私は、魔王にできる限りの感謝の言葉を伝える。
「礼には、及ばん、私も一夏と料理が出来て楽しかった。また、一緒に料理をするか?」
「うん!」
そこからは、静かに夜空を眺めながらケーキを食べた。ケーキを食べ終わると。
「君は、私に聞きたいことがあるか?」
「それなら魔王の目的を教えてくれますか?」
「なぜ?」
「私は、助けるだけが目的では、ないでしょう?私に興味があったから目的を後回しにしてるんでしょう。」
確信は、無かったけどなんとく分かる。2ヶ月も一緒にいたら魔王が何かを隠してることも分かってた。それでも私は、聞かなかった。今の日々を失いたくなかったから。
「君の言うとおりだ。私の目的を知る覚悟があるか。」
魔王は、真剣な顔で言う。それに対して私は、
「あります!」
私も魔王を強く見返す。それを見て魔王は、笑った。
「良いだろう。」
魔王は、月を見ながら語り出す。
「私の目的は、この星の破壊だ。」
「・・・冗談ですよね。」
「冗談に見えるかね。」
「・・・見えません。」
冗談と思いたいけど私には、分かる。魔王は、本気で言ってることが、目を見たら嘘をついてるか私には、分かるから。
「それだけですか?」
「それだけだな。」
「理由を聞いても。」
「私にも色々とあるのだよ。」
魔王は、私の質問には、答えなかった。
「分かりました。後、これからの予定は、何ですか?」
「そうだね~。そろそろ、始めても良いかもね。」
「何をですか?」
「彼らに見返す時が来たってことかな。」
私は、魔王の言葉に緊張が走る。魔王は、一夏の様子を見て。
「何、緊張することは、無い。今の君なら簡単に勝てる。だからっといって油断しては、駄目だがな。」
「本当に私は、彼らに勝てるでしょうか。」
「不安になることは、無い。先程も言ったが君は、強くなってる。それに改装もしたらから負ける可能性は、ゼロに等しいものだ。だから自信を持て。」
魔王は、悪戯にウインクする。私は、苦笑しながら。
「分かりました。何時、実行するんですか?」
「12月にIS学園にISを用いた大会が開かれる。それを利用する。」
「12月にそんな大会があるんですね。」
「いや、本来は、無いがな。まぁ、そうなるよう誘導は、した。少々、面倒くさかったがね。」
「何か、魔王らしいですね。」
「私らしいか。・・・そう言われるのも悪くない。」
「どうやって入るですか?いつもの転移魔法ですか?」
「何を言ってる、正面から行く。」
「それは、大丈夫ですか。」
「問題は、無い。」
「魔王がそう言うなら。」
それから私と魔王は、特訓をしてその時を迎えた。
「準備は、出来たか?」
「はい!」
「行くぞ!」
「了解です!」
さぁ、戦いを始めましょう。IS学園の皆さん。