一夏が眠りについたのを確認する。観客が避難せず見ている。普通は、避難させるものでは?まぁ、どちらでも良いが。
「何というか。混沌としているな。機体だけは、修理しとくか。」
彼らのISを魔法で直す。
「さて行くか。」
一夏をお姫様抱っこをする。そして移動しようとするが。
「待て!」
来ましたね。まぁ、想定済みですが。
「来たようですね。織斑千冬さんに篠ノ之束さん。」
後ろには、刀を肩で担いでる。織斑千冬さんと篠ノ之束さんがいた。後、こちらを包囲するように動いてるISも。
『ISは、学園の生徒か教師の部隊かな?』
「貴様は、誰だ?」
「そうだな。魔王っと名乗っておこう。」
いつものご挨拶は、疲れる。
「・・・その子は、本当に一夏か?」
千冬が尋ねる。
「この子は、一夏だよ。それでも信じられないなら。」
私は、彼女たちに小さな袋を投げる。
「遺伝子検査をすれば良い。この場で出来るだろう?まぁ、男性の遺伝子と女性の遺伝子は、違いがあるから合わないかも知れないがな。」
少しすると。
「間違いないよあの子は、いっくんだよ。ちーちゃん。」
「おや、本当に鑑定していたとは、驚きです。」
「束さんに出来ないことは、無いのだ!」
篠ノ之さんは、手をVにしてこちらに見せる。愉快な人ですね。気が合うかも知れないですね。
「お前の目的は、なんだ?」
織斑さんが怒気を出しながら尋ねる。
「何だろうね~。」
「真面目に答えろ!!」
「真面目だね~。まぁ、そろそろ始めるか。」
私は、魔法を発動する。すると上空に重なるように10近い、魔方陣が展開する。
「なっ!」
「これには、束さんもビックリ。」
「余り、驚いていないようだが。」
「あれは、なんだ!」
聞かれたら答えないとな。反応が期待出来そうだし。
「この世界を破壊する魔法。」
「両手を上げなさい。」
「おや。囲まれてしまった。」
「ふざけないで!」
IS部隊の指揮官が声を上げる。面倒だからサクッ、っと終わらせますか。
「えっ。」
ISが突然、制御不能になる。
「何をした!」
「簡単なことだ。ISの制御を奪っただけだ。後は、ISコアを半壊したぐらいだ。」
ISのパイロットは、気絶させて安全なとこで寝てもらう。邪魔だから。次いでに聞きたいこともあるし。
「後、聞きたいが記憶が戻ったのか?」
確か彼女達は、記憶を操作されてたはず。・・・戻ったのかな?
「・・・思い出しただけだ。」
「う~ん、束さんも思い出しただけ。」
「そうか。」
私は、心の中で面白い想像をする。
『一夏は、人間不信になっている。特に女性不信は、深刻なレベル。これ彼女達と仲良く出来るのかな?一夏に魔法かけなきゃ。』
私は、一夏に魔法をかける。一夏の身長が縮む。
「何をしている。」
「一夏に若返りの魔法をかけただけ。10歳ぐらいにした。」
やり直すなら若返りした方がやり易い。
「そろそろ、終わりの時。」
「させると思うか。」
織斑千冬が接近しようとするが。
「動かない?!」
「魔法を使ったよ。動かれると面倒だからね。束博士も同じだから安心して。」
さて仕上げの時だ。
「新たなる始まり。」
世界が光に覆われる。
「一夏。君が幸せに生きられる世界を作ってあげよう。どうなるか、楽しみだ。」