本人は「日本機など大したことない」と豪語している。
そんな彼女は日本機を舐め切っていたのだった。
搭乗機体はP-51D-5マスタング。
武装は曳光弾ベルトのようだ
※どう見ても死んでるかもしれんがWarthunder世界じゃ気絶で済むゾ
<<>>は敵パイロット
クロエ・マンスフィールド(終末のハーレム)VS日本機
「こんなはずは…こんなはずはない!!」
バブルキャノピーをしたP-51D-5”マスタング”のコックピット内で目の前の敵機『零戦32型』に対して憎しみをぶつけるのは
UW世界本部の使者にしてUW平和維持活動局局長を務める白人美女で
姫カットの金髪ロングヘアや、左乳房の上方に何かしらの紋章とうかがえるタトゥーを常に露出させた巨乳が特徴のアメリカ人女性クロエ・マンスフィールド。
その彼女から余裕がなくなり、表情は美女の顔ではなくなり焦燥と怒りの表情になっていた。
「どうして当たらないの!?旧式機の零戦の分際でちょこまかと!!」
<<あいにく、機動性だけなら大戦末期レシプロにも負けねえぜ>>
日本人を蔑む冷酷な本性を隠さずに丸出しにしながら。
目の前の敵機である日本機に向けて呪詛の言葉を吐きながらM2 12.7ミリ弾のトリガーを引く。
P-51D-5”マスタング”の主翼の前縁から合計6つの火箭が拭き伸びスコールのように伸びていく。
P-51D-5の弾薬ベルトは全て徹甲焼夷曳光弾なので当たれば鎮火不可能な火達磨になりながら地上に落ちてゆくだろう。
ましてや防弾装備が全くない零戦32型が少しでも被弾すればあっという間に火だるまだ。
が、クロエの放った弾が零戦32型の位置に殺到した時は、その零戦はもうそこにはいない。
それどころか零戦の圧倒的な機動性によって背後にピタリとつかれる始末だった。
もっとも零戦と1VS1の低速の格闘戦をしている以上P-51Dに勝ち目があるはずがなかった。
クロエ・マンスフィールドは零戦の事については一通り知っていた。
”防弾がないから少し被弾したら火災で落ちる(零戦は52型から防弾装備がある)”
”大戦末期には陳腐化した旧式戦闘機(それでも格闘戦はかなり強かった。実際に大戦末期でも格闘戦で返り討ちに遭った機体もいる)”の二つだった。
しかしクロエにとって災難なのは『低速の格闘戦はかなり強い』という事は知らなかった。
もっとも知っていたとしても『P-51Dより劣る旧式の零戦など格闘戦でも勝てる』と挑んでいただろうが…
「日本の零戦がアメリカのP-51を上回るなんて…そんなはずがないわ!!」
<<確かにP-51は零戦より高性能…だが格闘戦なら零の方が上だ>>
”P-51Dの性能はどの日本機よりも優れている”という事と
”日本機は防弾が貧弱で、ちょっとの被弾で火を噴く”という事を知っている上に
日本人を蔑んでいるクロエにとって日本人が作った日本機に負けるという事はプライドがズタズタにされるも同然だった。
もっともクロエのP-51D-5が零戦の得意とする土俵の格闘戦に自分から上がり込んでいるのが元凶だが
彼女はそんな事は全く理解していない。
するとこの零戦32型は急降下に入り海面へと向かっていく。
<<ついて来れるもんなら、ついてきな!>>
「逃げるつもりかしら!?零戦の分際で私をここまでコケにしておいてただで済むと思わない事ね!!」
頭に血が完全に上っているクロエはそのままその日本機に急降下して追従。
「逃がさないわよ!!どこまで追いかけてあげます!!」
この日本機は海面高度まで急降下しクロエも海面高度にまで降下したのだった。
実はこれ。零戦32型のパイロットにとって作戦だったのだ。
<<ようし。ここまで低空に追い込めばP-51の持ち味は出せねえ…>>
日本機のパイロットはP-51Dの持ち味である高速時の機動性と加速力を発揮できない状況に追い込むためだった。
もう少し早い時点で予測していればこの誘いには乗らなかったかもしれない。
が今のクロエにとっては蔑んでいた『日本機』でしかもP-51Dよりも旧式の『零戦32型』に格闘戦でさんざんコケにされた以上
そんな事は頭になく目の前の日本機をどこまでも追って撃墜するというのが脳裏にしかなかった。
「え!?」
そして海面高度にまで降りたクロエのP-51D-5は必殺の12.7ミリを放とうとしたがここで零戦32型は右へ急旋回したのだった。
気づいたクロエは時すでに遅く背後にピタリと喰いつかれてしまう。
<<終わりだ>>
そして…好射点についた零戦32型から機首の7.7ミリと両翼の20ミリの火箭が拭き伸びる。
7.7ミリと20ミリ弾はクロエのP-51D-5の機体に吸い込まれるかのように突き刺さっていった。
P-51Dは高性能だが液冷エンジンのため被弾に弱いのだ。
複雑なスーパーチャージャーを搭載したV型液冷エンジンであるために投影面積が大きいため被弾に弱く。ホ103 12.7ミリ機関銃2丁の一式戦闘機に撃墜された事例もあるくらいだった。
事実エンジンに被弾したクロエのP-51Dは黒煙と火災が噴出させそのまま出力が低下し…
「どうしてこうなるのよ!!!」
<<あばよ。>>
P-51D-5の機体が巨人の力によって引き千切られるかのようにバラバラとなり
自身が侮蔑している日本の戦闘機『零戦』に撃墜されてしまったのだった。
クロエは自分を撃墜した零戦32型を憎悪の目で睨みながら脱出した。
…とはいえ、これで日本機にやられるのは一度ではない。
彼女は何度も何度も日本機に撃墜されてしまっているのだった。
クロエ・マンスフィールドの戦い方は
・日本機相手に猪突猛進(彼女曰く『日本機の分際で空を飛ぶなんて生意気』)
・ひたすら日本機狙い。他の国の機体はガン無視(彼女曰く『自分の国や白人国家の飛行機は撃てない』)
・日本機相手に自分から格闘戦を仕掛ける(彼女曰く『日本機に負けるはずがない』)
・一度狙った相手は撃墜するまで狙い続ける(彼女曰く『私に楯突いたから』)
・深追い上等
という戦法だった。当然このような戦法のため何度も何度も撃墜されてしまうのだが
彼女は日本を侮蔑し蔑視しているためなぜ日本機相手に撃墜されたかが分かっていない。
もっとも、ヘッドオンのみなら何度も撃墜したこともあるが…
躱されて背後に回り込まれて撃墜されるのが大部分だった。
「これは夢よ!アメリカの誇るマスタングが日本の零戦なんかにやられるはずがないわ!!」
だが彼女は日本機に撃墜された事については今のように「夢」とご都合解釈をしており
今までに日本機に撃墜されたことはなかった事と認識しているので
今回の零戦32型で撃墜されたことも夢と思っているのだった。
もちろんだが彼女はあらゆる日本機に撃墜されている。
陸軍機では隼・鍾馗・飛燕・疾風・五式戦闘機に
海軍機は零戦は言わずもがなで烈風・雷電・紫電系統とあらゆる日本機に撃墜されているのだった。
とはいえそれは日本戦闘機相手の話であり。日本爆撃機は結構撃墜しているのだった。
なお、クロエがやっていたのはリアリスティックバトルだが
アーケードバトルでもリアリスティックバトルのように日本機によく撃墜されている。
日本機のみならずアメリカ機やイギリス機、ドイツ機やソ連機にも撃墜されているが
彼女の脳裏にあるのは日本機を撃墜する事しか頭になく他国の機体は先ほど述べたようにガン無視していた。
当然だが日本機に乗っている大部分の人は彼女の事を知っており
『ちょっかい出せばすぐにこちらの十八番の格闘戦に乗ってくれる』
『米軍機でわざわざ格闘戦を挑むマヌケ』
『三時のおやつ』とカモ相手に見られていたのだ。
日本機を舐めてはいけない(警告)
一番相手にしたくないのは日本機とドイツ機だなあ…