元勇者提督   作:無し

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策謀家

呉鎮守府

九竜トキオ

 

「じゃ、じゃあオレ行くから…色々ありがとう…色んな意味で」

 

「おう、気をつけてな」

 

「………色々とツッコミたいですけど…とりあえずありがとうございましたなのです」

 

「こっちも色々実験させてもらったからな、気にすんな」

 

オレたちは瀬戸内海を船で縦断するルートを取る事になった、船は善意で借してくれたという事にしておこう

 

ハセヲの実験は割と凶悪なものだった

あの空間じゃなくてもアイテムを持ち出せば発動できると分かった後は特に酷い、攻撃アイテム、バフデバフ、なんでも試された

 

そして俺は現実に出てきた回復アイテムの詰め合わせをもらう事になる

 

「…傷は…大丈夫なのですか?」

 

「この通り、痕すらないよ」

 

「…良かったのです…トキオさん、電のせいであんな目に遭わせてしまいごめんなさい」

 

「大丈夫、ただ…怖いのは愛媛での待ち伏せだね…」

 

「一層の事なりふり構わず回り込んで直接宿毛湾に入りたいのですが…」

 

「それはダメなのかな…?」

 

「一応軍港なので許可なしに突っ込むと撃沈される恐れがあるのと…新聞に載ってたのですが、つい最近輸送船が間違えて沈められたそうなのです、横須賀の艦娘の手で」

 

「横須賀?」

 

「…私たちを追ってる人たちの本拠地なのです」

 

…つまり、そういう事だろう

オレ達もやられる可能性は十分にある…

 

「縦断するだけならなんとかなるかもだし…船は運転できるの?」

 

「9割の艦娘はできるのです」

 

 

 

 

 

「あー、こういう感じなんだ」

 

「救命用のボートなのです、速さも十分、下手に漁船みたいなのを使うと遅いせいでやられるかもしれないのです…どうせ居場所がバレてるなら振り切る方がいいのです」

 

でも見た目はゴムボートみたいだなぁ…

 

「お、まだいたね」

 

「川内さん、どうしたのです?」

 

忍者みたいな格好だなぁ…艦娘ってみんな学生服みたいなの着てるのかと思ったら、ゲームみたいな格好してる人も居るんだな…

 

「これ、うちの提督から、ちゃんと読んでね」

 

書類…?

あ、やばい…来月分の原稿どうしようかなぁ…バイトとはいえ無断では不味いし連絡しないと

 

「………何から何まで助かるのです」

 

「道中はそっちで頑張ってもらうしかないけどね…電、無事を祈ってるよ」

 

「ありがとうなのです、それじゃあ」

 

「えー…と、そっちの…トキオだっけ?」

 

「え?あ、はい!」

 

「電のこと頼んだよ!」

 

「はい!」

 

勢いで返事したけど、オレに守り切れるのかな

オレよりずっと強いわけだし…まあ、頑張るしかないか!

 

 

 

 

 

「うぇぇ…ここ、どこ?」

 

「大洲なのです、かなり賭けでしたけど無事に辿り着けたのです…」

 

「でも、特に襲撃もなかったし、このまま目的地までいけるんじゃない?」

 

「…考えが甘いのです…考えたくない話ですが、ここにいる事もバレてるかもしれません、そうなれば私たちはおしまいです」

 

「………無いとは思いたいね」

 

「言い切れないのが現実なのです」

 

「この乗り上げちゃったボートは?」

 

「一般人のものとして処理するのです、型番も何もかも書き換えてあるそうなので」

 

「へぇー…凄いんだなぁ…」

 

「正直付け焼き刃に過ぎないのです、こっちです」

 

「え?ど、どこいくの?」

 

 

 

 

「この車ですね」

 

「…車まで用意してたの?でもオレまだ17で運転なんてできないけど…」

 

黒い…なんか物々しい車だなぁ…

 

「ちゃんとドライバー付きなのです」

 

窓が開いて男が顔を出す

 

「九竜トキオか」

 

「はい!?」

 

「乗れよ、急ごうぜ!」

 

後ろのドアが開いて引っ張り込まれる

 

後部座席にも1人…2人いるけど…

味方なのかな…

 

 

 

 

無言だ…すごく居辛いぞ…

 

「なぁ、なんか喋ろうぜ、すごく嫌な空気なんだが…」

 

お、ナイス!和やかにとは行かなくても少しは…

 

「仕方ないだろう、状況が状況だ…」

 

良くならないのか…

 

「…お二人とも憲兵さんなのですか?」

 

「ケンペイ?」

 

「ああ、憲兵ではあるが…」

 

「たった2人しかいない憲兵が今は2人とも泊地を出てるなんて、上には報告しないでくれよ?」

 

こっちの人はなんだか親しみやすいな…

 

「憲兵ってどんな仕事をするんですか?」

 

「軍内の警察みたいなもんだよ、だから軍人が悪いことしたら取り締まるのが俺たちさ」

 

「軍人が…」

 

じゃあ電ちゃんはどういう扱いになるんだ…?

もしかして…

 

「あ!あー!身構えないでくれ!別に2人をどうこうするつもりは無い、海軍側には見つけたら身柄を確保して差し出せって言われてるけど…直属の上には無視しろって言われてるからな」

 

「俺達としても良くわからんのが実情だ、それに訳のわからん事を宣う上よりも仲間の頼みの方が大事だ」

 

「仲間?」

 

「呉から頼まれてるってな、カイトから…知り合いなんだろ?」

 

「え、は、はい!」

 

カイト…やっぱり頼って良かった…!

 

 

 

 

 

宿毛湾泊地

 

「無事に辿り着けた…」

 

「正直これでダメなら完全にお手上げだったのです…でも、ここに来たこと自体も勘づかれていて当然と考えるべきなのです…」

 

だとしたら俺たちはどうすれば良いんだろう…

 

「やあ、トキオ」

 

「か、カイト?その格好は?」

 

椅子に括られてるし…その椅子は誰かが背負ってるし…

 

「あー…そうだったね、ごめん、長門、下ろしてくれる?」

 

「ああ」

 

「見ての通り今は歩けないんだ、だから長門が運んでくれてて…ってそれは良いか…」

 

「えーっと…あの、カイト」

 

「話は聞いてるよ、取り敢えず建物に入って欲しい」

 

 

 

 

 

提督 倉持海斗

 

「呉から大体のことは聞いてるから問題無いよ、だけど君たちの安全は保証できない…」

 

「…あの、それより一つだけ…」

 

「何?」

 

「なんで電ちゃんは追われてるんですか…?」

 

「正直なところ僕もそれは気になってる、電さん、心当たりがあれば教えて欲しい…暁達の為にも」

 

「………電が追われてるのは…碑文使いだから、の一言に尽きると思います…」

 

「碑文使いか…」

 

「何故暁ちゃん達が追われてるのかは…おそらく…完全に情報を消すため…」

 

だとしたら随分と手の遅い話だ…本当にそうなら僕達も佐世保も消さなきゃならないはずだ

 

「実際は大淀さんと電しか知らないことなのです、なので…暁ちゃん達が何かを知ってるということは…」

 

「その知ってる事を…教えてくれたりは?」

 

「……艦娘の脳に埋め込むチップの話なのです」

 

「…詳しく聞かせて欲しい」

 

曙を助ける手立てが見つかるかもしれない

 

「…海軍のデータベースを深くまで調べていた際、チップの研究データを見たのです…そのチップは電達が電子生命体であるからこそ作動するのですが…そのチップは高度に偽装し、そのチップこそが脳である、と誤認するのです…使い方によっては思考や意識の改竄だけに留まりますが、完全に掌握することも…」

 

「………」

 

「脳として誤認する…なので使い方によっては抜き取る際に死亡する事例も確認されています」

 

取り出せば死ぬ…か

 

「…他には?」

 

「……いいえ、わかってるのはこれだけです…」

 

「そう…そう、か…」

 

考えてもダメだ、今は時間をおこう

 

「……寝所は用意できるけど、あまり自由な生活はさせられない…というのを先に言っておくよ、僕らにも余裕があるわけじゃないからね」

 

「いいえ、置いていただけるだけでもありがたいのです」

 

「ありがとうございます」

 

「……無茶したね、トキオ」

 

「…放っておけなくて」

 

気持ちはわかるし、それでも咎めるのが彼のためなんだろう…だけど僕にはとてもできない

 

「トキオ、次は君の話だよ、君の持つ特異性の」

 

「…オレ自身も、全部わかってるわけじゃないけど、それでも良ければ…それとも、試しますか?」

 

「試すって…何を?」

 

「回復アイテム、試したらわかることもあるんじゃないかなと思って」

 

「……本当に治ったの?」

 

「オレは治りました、酷い怪我だし…試すだけでもどうですか?」

 

なんだろう…そんなつもりがないのはわかってるけど詐欺みたいだなぁ…

 

「振りかけるんだっけ」

 

「あー、もしかしたら沁みるかも」

 

「……試そうかな」

 

試すだけならタダだし

 

「取り敢えずここの擦り傷にかけて試しますか」

 

「あ、うん……冷たいな…」

 

「…あ、ちゃんと傷が消えてる…?」

 

「……え?本当だ…」

 

治った…?

僕もダブルウェアなのか…?

 

「よし!じゃあ他の傷にもかけて…」

 

「あ、うん、お願いするよ」

 

傷はどんどん治っていく…

だけど…不安な気持ちがどんどん…

 

原理を知れば解決するかもしれないな…

 

「いやぁ…効いてよかったぁ〜…実はハセヲも効いたんですけど…」

 

…少なくとも3人もダブルウェアがいるという事になる…

 

「他には誰に試したの?」

 

「いや、誰にも」

 

なんだろう、すごく嫌な感じがする

的中率が100%なのか…そもそも必然なのなら…

 

「…立てるし、動けるね…痛まない…」

 

「本当にか…?そんなものが存在するなんて…」

 

「……実際にこの目で見た以上は信じる他ないのです」

 

長門も複雑な顔をしてるな…

 

「……これって艦娘には効果はあるのかな」

 

「さあ…特に試してなかったので…」

 

「取り敢えず、ありがとう、これでこっちも動きやすくなったよ」

 

「役に立ったのならよかったです」

 

トキオ達はどうするべきだろう…

いつここに襲撃があるかわかったものじゃない

早く逃さなきゃならない……

 

その為に…計画を急がなきゃならない…

 

 

 

 

 

 

 

駆逐艦 電 

 

「電!生きてると思ってたわ!」

 

「暁ちゃん…」

 

苦しいくらいに抱きしめられる

 

「ねぇ、電…」

 

「…なんですか?」

 

「私たちは何度離れ離れになっても…また巡り会うの、それだけは覚えておいて」

 

「……何を…」

 

まるで、また離れることを前提にしてるような言い回しに不安になる

 

「また後でね、会議があるのよ」

 

「会議ですか」

 

「…これでも、結構頼りにされてるのよ」

 

「……流石、電のお姉ちゃんなのです」

 

「今度は認めてくれたわね…お姉ちゃんって」

 

「…元から認めてましたよ」

 

 

 

 

 

 

横須賀鎮守府

駆逐艦 綾波

 

「あ〜、ダメでした〜……」

 

「チッ、顔は見られてないんだろうな」

 

「それは勿論、視界が狭すぎて不覚を取りましたけど、本来ならあんな銃撃受けませんよ」

 

「……しかし、徳岡は何か掴んだのか?」

 

「この前のサーバートラブルが気になりますねぇ…会長さんも変なこと考えてるみたいだし?」

 

「何か聞いてるのか」

 

「…現実の濃度が上がりつつあると」

 

「なるほど、それは素晴らしい」

 

「あ、あと上がってる報告書によると電をロストしたそうです」

 

「……居場所はわかっている、が…前回のように雲隠れされては困る」

 

「何が困るんですか?あなたに楯突くものは皆死ぬか支配下に置かれるだけなのに」

 

「さっさと倉持も消したいところだ」

 

「私にはやらせてくれないんでしょう?」

 

「適任、と言うものがある…だが、オリジンを見失うわけにもいかんからな、手っ取り早いのがあの駆逐艦を捕まえることかと思ったが」

 

「本当に持ってるんですかねぇ?」

 

「さあな、潜水艦どもはどうした」

 

「本来は瀬戸内海の方で網を張る予定だったんですけど…ほら、輸送船潰した時に捕まったじゃないですか、だから間に合わなかったみたいです」

 

「そうか、まあそっちに関してはターゲット6名全員の死亡という報告も上がったことだ、厳罰は許すとしよう」

 

「……ま、そうですねぇ?」

 

「今気になるのは徳岡が何をしていたかだ、アイツは損得勘定では動かない…倉持にも言えることだが、狂人と言うのはどうしても邪魔だな」

 

「殺せば早いんですって」

 

「前向きに検討しよう」

 

 

 

 

 

 

駆逐艦 東雲

 

ああ、求められないのがこんなに不安だなんて

一分でも、一秒でも退屈な時間があることが許せない

 

わかっている、私は価値があるから接してもらえる

価値がなくてはならない

 

私を私として生かす為には愛が必要だ

 

水が無いところでは花は枯れるのみ

 

水を手に入れる為ならなんでもしよう

 

「東雲、ゴレを潰してこい」

 

「喜んで」

 

どんな難題であろうと、それがいかに困難であろうと

私はそれに立ち向かう瞬間だけが幸福なんだ

 

 

 

 

 

 

『何故我らを追う』

 

『私達を何故狙う』

 

「知れたこと…提督の命令だからよ」

 

それ以上の事なんて存在するはずがない

 

『約束とは守る物』

 

『貴様に真実を』

 

ゴレが私の周りを回る

 

「何が言いたいのか知らないけど…邪魔なのよ、私にとって邪魔なの、アンタらは』

 

私の力は圧倒的だ、こんな石塊なんて簡単に砕ける

 

『全部、終わりよ、データドレイン』

 

こいつらのデータも、私の手の中に…

 

違う

 

何が違う?今の感じは…

 

『…オリジン…?これが?」

 

私の提督が求めていた物を…手にした…

 

最高の気分だ

 

 

 

 

「ゴレ、撃破完了致しました」

 

「よくやった」

 

ああ、これを報告すればどれほど褒めてくださるのか、どれほど愛してくださるのか

 

「……ぁ…っ…」

 

あれ…?声が出ない…

 

「どうした、東雲、他に報告するべきことがあるのか」

 

「いいえ、ありません」

 

……何故、嘘をついた…?

私の意思は…いや、今はチップで私の自由よりも真実だけが優先されるはず……

 

ゴレか…!

アイツが私のチップに何かを…!

 

「……何をしている、退がれ」

 

「失礼しました」

 

オリジンを手にしたのに……伝えることすらできないなんて…

 

 

 

 

 

 

宿毛湾泊地

提督 倉持海斗

 

「……ごめんヘルバ、もう頼るのはこれで終わるつもりだよ」

 

『いや、それはこちらも困る…お前が私の目の届かないところで何をしてるのか全くわからない、それ以上の不安はないからな…』

 

「…そっか」

 

『さっさと本題に移ろう…カイト、お前の読みは当たっていた、なんと表現すれば良いのだろうか、これは…粒子のような何かが空気中に混ざっていた、現実の物質として』

 

「だけどそれは現実の物質じゃない」

 

『……そう、これはネット世界の構成物だ…例えば宇宙がどこまで広がっているのかわからないように、ネットもどこまで広がっているかわからない……いや、両方とも今なお広がり続けている…』

 

「そしてネットは現実にまで広がり始めた…って事になるんだよね」

 

『恐ろしい事にな…つまり、お前に聞いた回復アイテムの話はリアルとネットの境界が本格的になくなり始めた証明だ、最初の戦いからどんどん進行していっている…そう考えて間違い無いだろう』

 

「……タイムリミットがわかったら、連絡してもらえる?僕は勘違いを止める事にしたよ」

 

『勘違いだと?』

 

「…前同様に…本当のルールがあるのかも、なんて思ってた…だけどこれは悪戯に人を傷つけて楽しむ程度の低い遊びにしか見えない」

 

『…カイト』

 

「僕だって迷ってるんだ、迷い続けてる…でも、終わらせるにはそれしか思いつかなかったよ、例え…全ての命を巻き込むことでも」

 

『……私は近いうちに雲隠れする、月の樹も潰すつもりだ、そうすれば…お前のバックアップに専念できる』

 

「…危険な賭けだよ」

 

『何度も経験済みだ…どうせ、私も怪しまれている、逃げるなら早い方がいい』

 

「まだマハも、タルヴォスも…コルベニクも残っている」

 

『それだけなのか?』

 

「……アウラが、セグメントが再び集まったのならその時に考えるよ、なんにせよ、僕はもう一度同じ過ちを繰り返す」

 

『…明石には』

 

「話してあるよ、大丈夫、あとは…そうだ、レプリカは?」

 

『私と明石だけでは厳しいものがある、間もなく海軍側のダミー腕輪が完成してしまう…予定より随分早いがな…アレは……きっと境界をより破壊してしまうだろう』

 

「……腕輪が完成しても…戦争の前に世界は滅びちゃうのにね…」

 

『ならお前はなんのために…?』

 

「……それはまた今度、またみんなに連絡しておいて…テトラポットの次はオルカだ」

 

『…オペレーションは伝えておこう……まさか、だが…本当にそんな事が起きるのなら……』

 

「ごめん、ヘルバ、来客だ、また今度」

 

『…あぁ』

 

 

 

 

 

「お待たせ、北上、何か用かな」

 

[お別れ前に、2人で散歩がしたくて]

 

少し寂しそうに笑ってボードを向けてくる

 

「……大丈夫、すぐ会いに行くから」

 

[提督、私は何度も酷い言葉を伝えました、その事について一度だけ謝罪させてください]

 

確かに、最初は強いショックを受けたけど…当たり前のことだった、自分を見直す機会になった…それだけなんだけどな…

 

「……気にしなくていいのに」

 

「…ぉ……さ…ぃ…」

 

大きく口を動かし、必死に声を出しているのが伝わる

 

「……ちゃんと、聞こえたよ」

 

ちゃんと聞こえたんだ、わかったんだ

 

[ありがとうございます]

 

「…北上、明日からは向こうになるけど、挨拶は済ませた?」

 

[昨日の会で、阿武隈さんともお別れをしました]

 

「……明石の事は任せるね、それと…扶桑と山城のことも…あとはそれから…」

 

手で静止される

 

[心配ありませんよ]

 

「……そうだね、頼りになる仲間をこんなに心配するのはちょっと失礼か」

 

……先に戻ってて、すぐに僕らもそっちに帰るから

 

 

 

 

 

 

元勇者提督

vol.3悪性変異

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