元勇者提督   作:無し

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単話 番外になります
※基本的に本編とは時間軸が異なります
※キャラクター崩壊をすることがあります
※.hack//におけるパロディモードのような描写、設定を使うことがあります
※物によっては本編の補完などもします
※番外だと関係する、もしくは影響を与えない設定などと考えてください


EXコンテンツ
番外 PKKとキソ


スケィスを倒し、束の間の平和を楽しむ世の中

呉鎮守府にて

 

雷巡 大井

 

「おーい、提督!」

 

「あーもう!うっとおしいな!お前今日何時間やったんだよ!?」

 

「………」

 

最近妹と提督が大変仲がよろしいです

正直凄く不愉快です

 

「今日も俺たちで暴れてやろうぜ!」

 

「…お前の誘いなんか乗らなきゃよかった…」

 

 

 

遡ること数日前

 

提督 三崎亮

 

「へぇ、提督もこれやってたんだな」

 

「おう、The・Worldは俺も結構やりこんだよ」

 

「リビジョンは?一番古いやつとか言うなよ?」

 

「R:2(リビジョン2)の頃だな、1もやってたらしいんだけど覚えてねぇ」

 

「へぇ…お、そうだ、昔やってたなら今のバージョンにキャラがコンバートできるじゃねぇか、よかったら一緒にやろうぜ!」

 

「んー………まあ、いいか」

 

軽い気持ちで乗った

俺のキャラは違法改造を施され、適応できないだろうし、エラーで終わる予定だった

まあ、コンバートできても特にやり込む予定はなかったが

 

 

「おお、提督か?」

 

「……お前、リアネはやめろよリアネは…」

 

「別にキソなんていくらでもいるだろ、つーか提督もその口だったんだな」

 

「ん?何がだ」

 

「名前だよ、その名前っていやぁ昔偉く有名になったやつに似てるだろ、ほら、最近また復帰したって有名な…」

 

「………あ?」

 

なんか嫌な予感がする

 

「ほら、ハセラだよ、PK100人斬ったって奴」

 

「だから……ラじゃねぇよ!ヲだよウォ!なんで揃いも揃って間違えるんだよ!」

 

「あー?そうだっけか?いや、でもこの前見た時…つーか、ハセヲだったら提督のキャラと同じ名前になんだろうが、あり得ないね!ハハハ!」

 

「お前いつか痛い目に合わせてやるからな」

 

「やってみなって…お?折角だし今のThe・Worldを案内してやるよ!丁度PK狩りやってるみたいだし」

 

「PK狩り?」

 

「ああ、PK、つまりプレイヤーキルをしたことのある奴らを狩るんだ、別に罰則とかもないからただのイベントだし、こっちもやられる可能性があるからセーブはマメにしといてくれよ」

 

「……ちなみにお前はどっち側だ?初心者狩りとかしてねぇだろうな」

 

「した事ねぇよ…そんな睨むなって」

 

「そこまで腐ってたら蹴っ飛ばしてやろうかと思った」

 

 

 

「…PK狩りって名目でただのPvPじゃねぇか」

 

「そりゃPK自体不意打ちとかじゃない限りただのPvPだし、結果キルして相手に損害与えたりするからPKなんだろ」

 

「しかも狩られてる側のがレベル低いぞ?いや、レベルだけじゃなく数も少ない…どっちがPKしてるんだかな」

 

「随分捻くれてんな」

 

「表向きの正義にご執心じゃねぇんだよ、小学生じゃあるまいしな」

 

「…オープンチャットなら敵が増えてるとこだぞ」

 

「ところでよ、あっちの陣営に行くにはどうするんだ?」

 

「PK側にか?やめとけよ、多勢に無勢だぜ」

 

「…それを覆すのが面白いんじゃねぇか」

 

 

 

「出たぞー!PKKだー!!」

 

 

「おっ、向こうに加わる前に見てけよ、あれがさっき言ってたヤツだ」

 

「……本当に名前ハセラなんだな、商売じゃないけど商品掲示法に触れねぇのか?」

 

「俺からしたらこっちのセリフだぜ」

 

「………なんか腹立ってきたわ、木曾、悪く思うなよ」

 

「おい!提督お前向こう行きたいからって俺をPKしてくことはないだろ!?」

 

「悪いな、代わりにいいもん見せてやる」

 

 

 

 

 

悪趣味な黒い装備で揃えたヘンテコPC

アレが今回の狙いだ

 

「おい!」

 

「なんだお前」

 

「PKKに決まってんだろ?」

 

「……ハセラって名前、ダサいと思わないのか?」

 

「んだとてめぇ!」

 

「さて、俺にまさかKが一つ増えることになるとはな…」

 

「ああ!?」

 

「俺はハセヲ、行くぜ!」

 

 

 

「……呆気ね……なんでこれで名を上げられたんだ…?ネギ丸のが強いぞ」

 

「マジか!やられたぞ!」

 

「折角いい装備集めたのに!」

 

「いいからやれ!アイツをやれば名が上がる!」

 

「……まあいいか、来いよ、相手になってやる!」

 

結果として、PK陣営の圧勝に終わった

R:2時代の武器は火力に補正がかかるし、俺のキャラは火力以外にステータスを振っていない、生半可なステータスの振り方をしていたら一瞬で体力が溶けるのだ

 

そして木曾はというと

 

 

「なあ提督!イベント手伝ってくれ!俺だけじゃキツくてさぁ!」

 

「うるっせぇよ!さっさと出撃してこい!」

 

「出撃から帰ったらまた誘うからな!」

 

結局誤解は解けず、ただ強いやつという認識に終わった

 

「………」

 

ゲームに誘われるたび謎の視線も感じるようになった

大井がそのゲームを始めるまでには時間がかからなかった

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