元勇者提督   作:無し

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勝利

軽巡洋艦 川内

 

「居た!敵本体…!行くよ…スケェェィス!!」

 

全身に赤い紋様が浮かび上がる

艤装の推進をきり、ついた勢いのまま水面を跳ね、飛び回る

 

明らかに自分にできない動きをしている

なのに体に負荷ひとつない

 

手には短刀が握られていた

スケィスの紋様と同じく、赤く発光していた

夜をかける瞬間はまるで本当に忍びにでもなった気分だった

 

またこんな気持ちで戦えるなんて

 

「…前方、空母3、戦艦7、重巡8、軽巡15、駆逐沢山!!」

 

勢いが切れかけたところで再び機関部を稼働させ、艤装の推進力で進む

 

距離はもうわずか、ならばもう気づかれてもいい

思いっきり音を立てて水面を蹴る

 

敵がこっちを見た瞬間から世界はスローモーションになった

熱を持った砲弾が闇を切り裂く

がむしゃらに、私を狙ったそれは私を捉えることなんてなくて

決して、私に当たることはなくて

 

「もう、遅い」

 

通り抜けるように、全てを切り裂いて

 

まるで私は、死神のように

 

 

 

 

連合艦隊

駆逐艦 曙

 

「……?敵の攻撃が…止んだ?」

 

「…どう言うことや…」

 

「照明弾、撃ちますか…?」

 

「撃って!左右に2発!別働隊がいるかもしれない!」

 

照明弾の照らした先には

たった1人、ゆらりと立っているだけの存在

 

「…あれは…川内さん…!」

 

「本当ねぇ…なんで…?」

 

「…ふぅっ!!よし!殲滅完了!!」

 

「…え?」

 

「足元!…あれ、全部敵の残骸…!」

 

「………あれだけの数を1人でやったの…!?」

 

…この人も、私たちと違う存在…

私が、焦がれて、やまない力

私は助けて欲しいんじゃない…助けたい

あんな力が、私にも欲しい…

 

「…曙?」

 

「……なんでもない、一言お礼を言って、帰りましょう…」

 

私の心は重くて、重くて…仕方なかった

 

 

 

 

 

 

軽巡洋艦 神通

 

「…姉さん、ようやく見つけました」

 

「神通…よかったぁ…は、早く帰ろ!」

 

「……その姿は…?」

 

「改二!!そんな事どうでもいいから!」

 

「どうでも良くないです!改二は厳しいって…」

 

「いいから帰ろう!!早く!!」

 

「……あの、もしかして…まだ夜が怖い…とか?」

 

「………敵は沈めまくったけど、いつそっち側になるかなんてわからないしね…沈む感覚も味わっちゃったから……うん、冷静になるととことん怖いよ……」

 

「姉さん…わかりました、帰りましょう…」

 

もし、今砲を向ければ勝てるのでしょうか

今戦ったら勝てるのでしょうか

勝てないとわかっていても、つい最近まで私の後ろにいた存在が、こんなにも前を走っている

悔しい、というわけではないけど…

私は置いていかれてしまうのかという不安に潰されそうになる

 

「ほらほら!早く帰ろう!」

 

「わかりました」

 

負けられない

 

 

 

 

 

佐世保鎮守府

 

「夜明けを待たずして勝利宣言か、大本営も焦っているらしい」

 

「提督さん、どうするの?」

 

「…俺らの仕事は国の防衛だ、日本海側にネズミ一匹入れなければいい」

 

「了解、向こうは向こうに任せるのね?」

 

「……無責任に聴こえるか」

 

「いや、ウチじゃ手が足りないから仕方ないと思うよ」

 

「…民間人はそうは思わない、一度負けを味わったんだ、そして再び負けた、どうなるかまるでわからない」

 

「……批判は覚悟の上じゃないの?」

 

「危害が加えられるかもしれないのは、何よりお前達だ、気をつけろ」

 

「…わかってる…私たちは民間人には何があっても手は出さない」

 

「……違う、お前達自身が怪我をしないように気をつけろ」

 

「…さーんきゅっ」

 

 

 

 

 

 

離島鎮守府

提督 倉持海斗

 

「彼らは、これで満足したのかな」

 

「…海軍の制服を着てた以上、海に還って文句は言わないんじゃない?」

 

北上は港から死体を蹴り落とした、上着と階級章だけ回収はしていたが

全員頭を吹き飛ばされていたため、顔もわからないがこの二つが無事なら一応身元確認はできるかもしれない

 

「………状況は最悪、か…」

 

「うん…ごめん…思えば軽率だった、相手も軍人なんだから…殺したら立場悪いのこっちだよね」

 

「北上は悪くない、うまく立ち回れてない僕が悪いんだ」

 

「…提督は提督の仕事してるだけじゃん」

 

「……前線に立つことだってできた、僕はそれを捨て、後ろで待ってることを選んだ…悪いのは僕だ」

 

「………誰も責めないって」

 

「…2人のところに行こう、捕まえてる人たちから話を聞かないと」

 

 

 

「どう?何かわかった?」

 

「…奴さんが海軍の人間ってことくらいか?」

 

侵入者2人は目隠しをされ、木に縛り付けられていた

そして、白い軍服、同業者で…大佐と少佐の階級章

2人とも僕より階級は上か

 

「…海軍の制服…か、さっきの2人みたいに上から別の服を羽織ってる訳でもない」

 

「…拷問って規律違反なんだよなぁ、一応…」

 

「まあ、何をできるわけでもないんだがな」

 

「………つまり何もわからないってこと?アンタら大事なお友達殺されかけてんのに、やる気も何もない訳?」

 

「…悪いな、こういうのは上の判断を仰ぐのが…俺らの仕事だ」

 

「友達である以上に俺は仕事をするために来ている…」

 

「わかってる、僕は2人を責めるつもりは全くないから」

 

「…甘すぎ……舐めてんの?」

 

「何…?」

 

「邪魔、どいて」

 

北上は2人を押し退け、木に縛り付けられた人間に近づく

 

「おい」

 

明らかに怒気や殺意を孕んだ声

 

「女…?艦娘か!さっさと縄を解け!我々は大本営より派遣されている!こんなことをしてタダで済むと思うか!」

 

「わかったらさっさと解かんか!」

 

「うるさい」

 

北上は砲を人間が縛りつけられた木に放つ

バキバキと音を立てて枝葉が折れ、地面に落ちる

 

「おい!撃たれたのか!」

 

「いえ!私は撃たれておりません!!」

 

「黙れ、こっちの質問に答えろ、お前らは何しに来た」

 

「貴様いい加減にしろ!我々は…うぐっ…」

 

砲塔での殴打、鈍い音ともに血が人間の顔を伝う

 

「次は焼くから」

 

そういって人間の足元に向けて何度か砲を放つ

 

「ほら、さっさと話せっていってるじゃん」

 

「やめろ!やめんか!!」

 

「…はいアウトー」

 

「うぐっああぁぁぁ!」

 

局部に砲塔を押し付けられ、悶絶している

何度の熱があるかは想像できないが

 

「普段は体験する理由なんてないから知らないかもだけどさぁ…内側ってそこそこ熱いんだよねぇ…いい勉強になるよねぇ」

 

「やめろ!貴様その方は大佐だぞ!」

 

「んー?じゃあさっさと話してよっ!」

 

大佐と言われた方へ何度も殴打

鈍い音ともに発していた呻き声も段々と無くなる

 

「…死んだかなぁ?」

 

顎のあたりを砲塔で持ち上げて覗き込む

 

「これで5人殺しちゃった訳だし…もう1人くらい変わらないかなぁ」

 

「や、やめろ!やめてくれ!俺を殺せば情報は得られないんだろ!?」

 

「ほかにお仲間いるでしょ?別に良いよ」

 

「い、いない!居ないから助けてくれ!」

 

「……居ないのかぁ、じゃあ死んで良いや、大本営に直接問い合わせるし」

 

「わ、わかった!言う!後2部隊いる!山側と建物に分かれていて、建物に2部隊向かった!合計10人でここに来ている!」

 

「…最初に言え…」

 

そう言って地面に捨てられた拳銃を拾う

 

「悪い子にはお仕置きだから」

 

「ひっ!いっぐぁぁぁぁっ!」

 

両肩に3発ずつ、右足に2発撃ちこみ拳銃を捨てる

 

「痛い!痛い!」

 

「…はぁ……まだ居るのかぁ…だってさ、わかった?やる事やらなきゃいつ殺されるかわからないんだよ」

 

「……らしいな」

 

「…あの子とは仲良くしといた方がいいな、やっぱり気の強い女は怖い」

 

2人もなぜこんなに冷静でいられるのだろう

僕はもうこんなにも狂いそうだと言うのに

 

「…………」

 

「北上…」

 

「…んー…?」

 

「キミは…大丈夫なの…?」

 

「………常に私達は命を賭けて戦ってる……とったとられたなんて、今更なんだよ、提督…やらなきゃやられる…にしても……んー…」

 

この世界はこんなにも狂ってしまった

いつからだ?僕たちが戦ったあの日か?

アウラが生まれた瞬間か?

 

だけど、何であろうと僕も戦わなければならない…

何と戦えばいいのかすら見えないこの世界で

 

「………日の出だね」

 

「此処は目立つ、カイト、建物に入るぞ」

 

「俺たちが先に行く、ついて来い」

 

「…でも…」

 

「俺らの仕事だ、少なくとも来客の報せはないしな」

 

「…黙って友達が殺されるのを見てるほど、薄情ではない」

 

強い、心が強いんだ、2人とも

 

「わかった」

 

「多分山にもいるし、狙撃手がいるかなぁ…あ、繋がった、加賀?こっちに飛ばしてよ、艦載機…そう、山の方に回して、人を見たらとりあえず撃っていいから……うん、侵入者、殺してもいいからさ……いいからはやくやって」

 

また1人手を汚してしまうのか

僕が生きているせいで

 

「…そんな顔しちゃダメだよ、私が辛くなるからさ」

 

「………わかってる…ごめん」

 

僕はどこまで弱いんだ

 

 

 

連合艦隊 

駆逐艦 曙

 

「…どう言う意味ですか、それ」

 

「わかりません」

 

「………侵入者を殺せ、か……」

 

「気が重いですね、おそらく相手は人間でしょう…」

 

「……とりあえず、艦載機を飛ばします」

 

「ウチも飛ばすわ、まだ残っとるしな…2人はどうや?」

 

「…私は飛行甲板が…」

 

「私も…」

 

「まあ、せやな、あの中でよう盾になってくれたわ」

 

わからない…何故このタイミングで人間の侵入者…

いや、間違いようもなく狙いは提督

提督の何を狙っている?

命?力?

どこが動いた?大本営か?

それとも別の何か…

 

正直大本営が動くのはわからない

確かに私達は目障りかもしれないが、仕事はこなしている以上、理由を作ることはできないはず

ならば別の何か…誰だ?一体何が動いている?

 

「とにかく、急ぎましょう」

 

「…交戦の恐れがあります、輪形陣を複数組み、大破艦を囲いましょう」

 

「残念ながら大破の方が多いです…スピードも出ません…」

 

「…………」

 

怒鳴りつけたくなる

何もできないことに腹が立つ

 

「……あの夜戦はかなり被害が出ましたからね…」

 

「戦艦2人両翼に、高雄さんと摩耶さん右手側に、愛宕さんと鳥海さん左手側に展開、龍驤さん進路を艦載機で警戒開始、明石さんはデータ兵器運用の用意を」

 

「…曙…?」

 

「早く!!」

 

「随分荒れてるわね…」

 

「第七駆逐隊、先行して先に帰投、早急に鎮守府内の脅威を排除!」

 

「アンタは?アンタも第七駆逐隊でしょ」

 

「…私は全員を連れて変える義務があるの、アンタが行きなさい、曙」

 

「そう、ま、アタシたちはあんまり被弾してないし、良いんだけどさ」

 

『こちらイムヤ、回復しましたので鎮守府周りを警戒していましたが、船が接近しています!艦娘じゃない…人の乗るタイプです!』

 

「……沈めてください」

 

『えっ!?』

 

「アンタ…本気?」

 

「定期船かもしれませんよ?」

 

「このタイミングでそれはありません………いや、沈めるのは待っていいので…急ぎで第七駆逐隊、帰投しなさい」

 

「……ほんと暴走しないでよ」

 

「全員全速!急ぐわよ!」

 

「待ってぼのたんー!じゃ、じゃあ先に帰ってるんで!」

 

「…曙ちゃん…」

 

 

「……私たちも急ぎましょう…」

 

 

 

 

 

離島鎮守府

駆逐艦 曙(青)

 

「……ねぇ、朧、船はどこ…?」

 

「まだ来てないのかも、急いで提督と合流しよ」

 

「……あ!あそこ…!」

 

「…………これ、生きてるの…?」

 

縛り付けられ、顔や体から血を流した2人の人間

 

「………ちょっと待って…!コイツ…!」

 

「…う…そ……」

 

「……うわぁ…」

 

「…見たくなかった…」

 

そのうちの1人は私たちの前の提督…

 

「………生きてるわ、いま肩が動いた…」

 

「…こっちの人は両肩を撃たれてる…この拳銃?誰が撃ったの…?」

 

『お、駆逐じゃ〜ん』

 

「北上さん!?どこですか?」

 

『今2階から見てる、そいつらをやったのはアタシだから、生きたいことあるなら後でね、まだまだ敵はいるし』

 

「………ちょっと待って、コイツ気がついてる」

 

「……目隠しくらい外しますか」

 

「そうね」

 

「………う…しお…?」

 

「お久しぶりです」

 

「…朧…漣……曙……お前達なのか…!俺を助けに………」

 

 

 

「……え、なんか勘違いしてますけど」

 

「…別にもう良いよ…特に義理もないし」

 

「……良いんじゃないかな?勘違いさせて」

 

「え?」

 

 

 

「提督」

 

「潮、早く縄を解いてくれ!」

 

「わかりました、ほら」

 

「ああ…助かった…本当に助かった…!」

 

「提督、私達実は大本営に指示を受けたスパイなんです、良ければお手伝いいたしますよ」

 

「お前達がか…!話は聞いている…今までご苦労だった、では…ここの指揮官の持つパソコンを奪い、さらには本人を捕縛、拷問にかけるように言われてる、パソコン自体は確保したが、まだ指揮官を捕まえられていない、お前達にはできるだけ早く捕まえてもらいたい」

 

「ちなみに何故そんな事を?」

 

「何でも、そのパソコンには世界ネットワークを支配するだけの力がある、だから早く捕まえろと…」

 

「そうですか、元提督、ありがとうございました」

 

「…朧?おい!朧、何をしている!」

 

「潮、そっち抑えて」

 

「わかってる」

 

「おい!お前達!一体何をしている!漣!曙!コイツらを何とかしろ!」

 

「……あの時ボーノを残してくれてたらこうはならなかったのになぁ…」

 

「良いんじゃない?どうせ負け続きでこんな作戦に態々自分から出向がないといけないほどのヘマやったんでしょ?」

 

「おい!お前達!」

 

「…いや、残念ながら昇進してるね…前より階級は上がってる、大佐だってさ…だから腕を買われて極秘裏にってとこ?何にせよ、関係ないけど」

 

「さて、曙、話は聞いたわね?」

 

『よーく、聞こえてた、私達全員』

 

「御愁傷様、元クソ提督、地獄に落ちなさい」

 

「何を言っている!おい!言う事を聞かなければ処刑だぞ!」

 

「………ここに来た時点でもうみんな死ぬ覚悟だったのよ、悪評は絶えなかったしね、だから私達はもうそんなの恐れてない」

 

「まあでも良いんじゃない?ここで両腕両足折るだけにしといても、ほら、何か話せば許してもらえるかもしれませんよ〜」

 

「くそっ!狂ってる!」

 

「…味方を拷問にかける作戦に乗ってる奴が何を言ってるんですか?」

 

「全くだね」

 

「……喋らないならいいわ、もう1人に聞くから」

 

「……わかった、言う、言うから助けてくれ」

 

「じゃあキリキリ吐きましょうか」

 

「…今日の正午に迎えの船が来る、その時我々が帰還できなければここにミサイル攻撃をすることになっている…!」

 

「それで?もうそれ聞いたしここを破棄して逃げればいいんだけど、他は?」

 

「……それだけだ…」

 

「配置とか知らないわけないですよねー、大佐殿?」

 

「南西の方向に狙撃手を配置する手筈になっている!!」

 

「聞こえたー?北上さまー」

 

『………あ、反射光、いたわ、ドーン』

 

「え?それ当たるの?」

 

『アタシハイパー北上様だよ?当たるに決まってるじゃん』

 

「マジパネェ」

 

「艦載機が到着しましたね、これでこの島の敵は殲滅できます」

 

「始末どうしよっか」

 

『海にでも沈めれば?』

 

「海軍人なら本望よね」

 

『いや、引き渡して、その迎えとやらに…こっちが無駄な殺しをするつもりがないって伝える為にも』

 

「…そうする?」

 

「どうせ戦果なしで帰れば碌な目には遭わないだろうし」

 

「まあそれでいいか」

 

「正式な通達も無しにこんなことしてるんだもん、悪いのは向こうだしね」

 

「…記憶改竄もしておく?」

 

「それはアリ」

 

「アオボノ、やっちゃえ」

 

「や、やめろ!やめてくれ!!」

 

「……あんなに高圧的でウザかったやつも、こうなるとゴミ同然ね」

 

 

 

 

提督 倉持海斗

 

「…提督、随分気にしてるみたいだね」

 

「…僕は君たちに人殺しをさせた」

 

「…………提督、深海棲艦って何か知ってる?」

 

「……それは…どう言う意味…」

 

「…翔鶴、青葉、摩耶、霰、山雲」

 

「…………まさか」

 

「提督、私達は味方を…仲間なのかもしれない相手を手にかけ続けてきた」

 

「そんな…」

 

「ねぇ、提督…私たちを何だと思う?」

 

「…………大切な…仲間だ」

 

「…でも、私は常に仲間かもしれない相手を殺してる」

 

「…違う」

 

「違くないよ、提督、私だって、外道なのかもしれない」

 

「…その指示を出してるのは僕だ」

 

「じゃあ私と提督は、同じだね」

 

「…僕と北上が…同じ…?」

 

「同じ、道を踏み外したもの同士」

 

「……そうなのかもしれないね」

 

「私も提督も同じなんだよ」

 

「………」

 

「提督」

 

「…北上、その話は…また今度だ、大本営に取り次ごう」

 

「…大本営に…?」

 

「僕らは、深海棲艦の侵攻を食い止めた、約束を果たさせる」

 

「…あの話、本気にしてたんだね、いいよ、今すぐ繋ぐ」

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