自家製メイドロボと配信してみた   作:ラーレ

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だいじゅっかい

「ハルカがメイド服を着てくれなくなったよ」

 

「トレーナーを着るとすごい楽なんだゼ」

 

 

 デッッッッッ!!!!!

 動画見たぞ

 えっ、メイド服は?

 なんかいつもよりでっけえぞ

 むっ

 その服だと逆に強調されてエロくない?

 前回の失敗を繰り返さないぞ感が強い

 

 

「私はちょっとしょんぼりだけど、みんなおはよう。 マスターだよ」

 

「マスターはメイド服にこだわるよナ。 別に着なくてもいいと思うメイドロボのハルカだゼ」

 

 

 おはよう

 今は深夜だというのにマスターはおはようと言う

 俺もメイド服の方がいいです

 メイドロボがメイド服着ていないただそれだけのことに麻呂は

 普段着?ハルカちゃんが日常感出ててなんか俺照れる

 これじゃただの巨乳おねーさんじゃん!

 何故お前が照れるのか

 

 

「ほら、みんなメイド服がいいって」

 

「また無垢ナおじさんたちを惑わせテしまったゼ」

 

「あっ。 あっ、だめだよ。 おじさんに興味持つのはマスターとして許さないよ」

 

「ソコかヨ。 まずおじさんを否定してやレ」

 

 

 普段とのギャップすげえの

 おじさんじゃないよ(涙)

 キッツ…♥♥

 もはやインターネット老人会の住人よ

 おじさんだけど何か質問ある?

 百合におじさん投入したらバズったわ

 ガイアッッッ

 若者もいるから…

 

 

「それじゃあ今日はダンスの予定だったけど違うことをするよ」

 

「エッ。 何それ聞いてないゾ。 緑黄色社会のMela!踊りたかったノニ…」

 

「ハルカがトレーナーとジーンズだからだよ。 ダンスはちゃんとメイド服の時にするよ」

 

「こっちのが動きやすいンだからいいダロー」

 

「だめだよ。 スカートがふわってするところみたいもん」

 

「それは聞きたくなかったゼ」

 

 

 前回歌だったからダンス期待してたのに

 なるほどね

 確かにメイド服で躍って欲しい

 回ってスカートふわっいいよね

 また胸元弾けて?

 セーラー服がいいです

 ダンス動画はそこがいい

 お前ら思考がおじさんなんだよなぁ

 

 

「私は思ったんだ、みんな初心を忘れてないかって」

 

「一番忘れてたのはマスターだと思うンだゼ」

 

「なので今回はメイドロボの証明に相応しい企画を用意したよ!」

 

「マスターのテンションが高いからちょっと不安だナ…」

 

「旗揚げゲームをするよ。 どどん」

 

「どうして」

 

 

 初心…?

 最近はもうロボどうこうは半信半疑でな

 笑い飛ばせなくなってるよな

 いや旗揚げって

 なんだその効果音は

 かわいい

 口で言うんじゃない

 どどん、押忍!

 

 

「じゃあハルカ、赤と白の旗はこれね。 カメラの中央に移動してね」

 

「エッ。 本当にやるのカ? というか何故これがメイドロボの証明に…」

 

「ほらほら、みんな待ってるから早く」

 

「ウウ、マスターが強引だゼ…」

 

 

 本当にやるのかよ

 俺これ選んだ理由わかった

 土下座したら色々押し切れそうなハルカちゃん

 あっ…

 

 

「一応、知らない人のために説明するよ。 旗揚げゲームは私がハルカに、『赤上げて』のような指示を出していって、ハルカがそれにあわせて持っている旗を上げたり下げたりするんだよ」

 

「指示通り動くゼ」

 

「! おっぱい見せて」

 

「死ネという単語が浮かんだゼ」

 

「ひどい…」

 

「ひどくない」

 

 

 説明いいね

 いやいやいや…

 指示通り動くと聞いて即それが出るのかよ

 マスターあのさぁ…

 欲望に忠実すぎる

 なんだそのおっぱい見せてって直球過ぎる指示は

 普通思い付いても言えないよな

 ひっでぇやりとりw

 

 

「みんなもひどい…」

 

「当然の結果だゼ」

 

「でも私は例え何度生まれ変わっても同じことを言うよ」

 

「名言っぽいセリフはヤメロ」

 

「言いたいことは言えたからそろそろ始めるよ」

 

「もう、やりたい放題だナ」

 

 

 テイルズかよ。

 リオンしゃん…

 言えたじゃねぇか

 マスター絶好調ですね

 

 

「はい、じゃあ行くよ。 ……赤上げて」

 

 

「赤下げないで、白上げない」

 

 

「赤上げないで白下げる」

 

 

「赤上げて、白上げて」

 

 

「赤下げて、白下げない」

 

 

「白上げないで、白下げる」

 

 

 

 

 

 マスターの指示のみが聞こえる時間

 いやこれ…

 むっ

 腕上げ下げするだけなのにエッッロ!!

 確実に左右のおっぱいが動くのいいね

 映ってないけどマスター絶対おっぱいガン見してるわ

 マスター段々早口になってるけど

 いや早い早い

 はっや

 アナウンサーでもしてたんかマスター

 常に喋ってるがどうやって息継ぎしてんだよこれ

 もしかしてハルカちゃんノーミス?

 よく噛まずにここまで早口で言えるな

 俺にはもう合ってるかどうかすらわからん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅっ…。 ここまでにしよう。 ふぅ…、ふぅー……」

 

「イエイ! ノーミスだゼ!」

 

「ハルカ、お茶かお水ちょうだい…」

 

「流石に疲れタみたいだなマスター。 お茶煎れてくるからちょっと待ってろナ」

 

 

 戦慄の三分間

 俺も最初はおっぱいの揺れに喜んでたはずなんだがな

 ハルカちゃんの瞬間判断能力すげえわ

 ノーミスなんだな…。

 うーん、マスターもヤベェのか

 何故普通におっぱいを見させてはくれないのか

 多才だよな

 次は水着でやってくれ

 普通に見せるとは一体

 

 

「ぁ゛ぅ~~…、しんどい…。 勝てなかったぁ……」

 

 

 マスターとうとう声が

 ちょっと枯れてるね

 というか(多分だけど)初志どこいった

 代償が大きかったな

 勝ちたかったのかマスター

 おっぱいガン見作戦は成功したはずでは

 

 

「ぅ゛ー……、ハルカのおっぱいは堪能出来たんだけど…。 本来の、私が勝って薄着にしていくカタチに持っていけなかったのがつらいよ」

 

 

 マジかよ

 どうして…

 策士かな

 何故必勝法を持って挑まなかったのか

 策に溺れるの草

 皮算用極まれりやんけ

 かわいい

 いやメイドロボわからせが趣旨じゃなかったのかよ

 その言い方は意味が変わるからやめよ?

 

 

「せっかくニットセーターとかブラ外した時のヌーブラとニプレスも用意してたのに」

 

 

 えげつねぇこと考えるな

 これは制裁が必要

 あっ

 ハルカちゃんサイズのヌーブラは無いだろ

 おかえりハルカちゃん

 キレてるハルカちゃん

 ごめんねハルカちゃんこんなマスターで

 マスター後ろ見よ? 

 

 

「………ぇっと」

 

「マスター、お茶煎れてきたゼ」

 

「ぁりがとう。 ……そこに置いといてくれると嬉しい」

 

「こっち向こうゼ、マスター」

 

「怒ってない?」

 

「怒ってる」

 

「ぁ゛ぅ゛ーー……」

 

 素晴らしいインガオホーを見た

 これでもまだ頑なに後ろを向かないマスター

 今日はここまでだな

 マスターも今日までかもしれん

 (今まで)おつかれ、マスター

 ハルカちゃん次は俺と契約しよ?

 次回が楽しみである

 

 

「えっと、みんな、もうちょっとお話ししようかな」

 

「マスターはこれからオレと話し合いだから今日はここまでナ」

 

「あっ、あっ、待って。 ハルカごめん、出来心だったんだよ」

 

「じゃあナ。 また来てくれルと嬉しいゾ。 チャンネル登録お願いナー」

 

「待ってー! 違うのハルカごめん許し」

 

 

 

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