自家製メイドロボと配信してみた   作:ラーレ

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第十九回

「苺大福は美味しい。 みんなおはよう、マスターだよ」

 

「エッ。 いや……、まぁそうなンだが、どうしたいきなり。 お前ラおはよう、ハルカだゼ」

 

「雪見だいふくも美味しいぞマスター。 おはよう諸君、私だよ」

 

 

 デッッッッッッ!!!

 やったぜ!

 ハカセいるじゃん!

 わーい

 巨乳がふたり!

 マスターおはよう

 私だ

 

 

「今日は私たちのお部屋にハカセを招待したよ。 あとタイトルも変えてみた」

 

「うむ。 お邪魔している」

 

「いらっしゃいませだゼ」

 

 

 そうだよ何だこのタイトルはw

 漢字を使えとは言ったが漢字にしろとは言ってない

 まあそんなもんだろうと思ってた

 俺は評価する

 ハカセは白衣なんだな

 マスターのアップデートはまだだったか

 

 

「そうだ、せっかくハカセが来てくれたんだから、みんなで苺大福を食べよう」

 

「ン? そンなの買ってたカ……、アッ! またオレに黙ってお菓子買ってタのかマスター」

 

「…ああ、それで冒頭の発言に繋がるのか。 なるほどな」

 

「あっ。 ご、ごめんハルカ。 でもほら、ハカセのためのお茶請けだから…」

 

「……ムゥ、なら仕方ないナ」

 

「私も苺大福は好物なのでここはありがたくいただこう」

 

 

 また

 また

 子供かな?

 俺も昔よくやった

 これが伏線…。

 ああなるほどね

 気が利くマスター

 <◎><◎>俺の目を見てもう一回言ってみて

 丸め込まれるハルカちゃん

 その催眠おじさんの目はやめなさい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、私とハカセは苺大福だよ。 ハルカには肉まんをあげよう」

 

「ナンデダヨ」

 

「私を歓迎する為のお茶請けとして買ったはずなのに苺大福が2個しか無いというのは」

 

「ハカセ、甘納豆食べる?」

 

「食べる」

 

 

 何故肉まん…

 どういうチョイスだよ

 小腹が空いた時に丁度いいよね肉まん

 落差が激しい

 推理パート

 名探偵ハカセ

 まあ俺にも分かる

 懐柔されるハカセ

 それでいいのか名探偵

 食べる

 かわいい

 

 

「ムグ…。 ン、それで今日は何をするンだマスター」

 

「今日は折角ハカセがいるからちょっと変わったことをするよ」

 

「それはいいのだが配信をするとは聞いてなかったのでな。 ペナルティとしてその苺大福も私が貰おう」

 

「えっ」

 

「イイゾー」

 

「えっ。 えっ」

 

 

 言っておけよマスターw

 大福好きかよハカセ

 ってかハカセ何歳なの

 苺大福美味しいからね仕方ないね

 年齢は外見から判断しろ

 マスターと同じアラサーだよ

 飛び級して大学生になった中学生だよ

 マスターより年上説を俺は推すよ

 

 

「私は21歳だ。 お酒も呑めるぞ」

 

「えっ!?」

 

「エッ!?」

 

「……何か違和でもあるのかね」

 

「15歳だと思ってた」

 

「むぐ…っ。 マスターめ……」

 

「ハカセはお酒呑むのカ?! オレはウイスキー系が好きなンだけどハカセは!?」

 

「む、私は日本酒が好きだぞハルカ」

 

 

 エッ!?

 にじゅういっさい…?

 え、合法…?

 マジかよ

 合法やんけ!!

 震えてきた。

 ハルカちゃん嬉しそう

 

 

「うー…。 私はお酒呑めないよ…」

 

「オレは呑めるから後で一緒に晩酌しようゼ、ハカセ」

 

「うむ、マスターは放っておいて二人で呑むか。 …そういえばマスターは私の5歳年上だったな」

 

「えっ」

 

「オー、流石ハカセだナ。 マスターの年齢も知ってたカ」

 

「あー!あー!あー!あー!」

 

 

 マスター呑めないの?

 おーハルカちゃん呑めるのか

 ハカセとハルカのお酒チャンネルにしよう

 何それ見たい。

 呑めないマスターは出演できねーな

 晩酌って今日お泊りかよ

 強引な話題転換

 ハカセの反撃

 こうかはばつぐんだ!

 マスター、あーあー言ってももう遅いッス…

 多分全員知ってる。

 ヤケ酒しよっかマスター

 マスターに大ダメージ

 呑めないって言ってるだろw

 

 

「あむ、…大福はやはり美味いな」

 

「うぅ…」

 

「そういえばどうして今日はハカセだけなンだ? アスカっちは?」

 

「マスターのおかげで助手の駆動機構全般を改修出来るようになったからな。 現在メンテ中で、もう暫くは外に出せないのだ」

 

 

 空のお皿を見て切なそうなマスター

 俺も餅食うか

 スピードワゴンはクールに去るぜ

 あ、確かに

 アスカちゃんは?

 アプデか

 メンテ始まってた

 ハルカちゃんみたいに動けるのかな

 

 

「流石にハルカほどの運動能力はまだ難しいだろうな。 だがそれでも、助手は活発なタイプだから喜ぶだろう」

 

「アスカっちの慣らしはオレも手伝うゾ。 一緒に遊ぶだけでいいンだよナ」

 

「うむ、そのデータを見て段々と性能を上げていくつもりだ」

 

「ソッカー…、次にアスカっちと会えるのいつだろうナー。 待ち遠しいナ」

 

「そんなに長くは待たせぬつもりだが、一応マスターも応援に来てくれ……、ん? マスターはどこに行った?」

 

「アレ……、いないナ」

 

 

 嬉しそうなハルカちゃん

 世界で二人しかいなさそうな存在だしね

 さっきフェードアウトしていったよ

 スフィアちゃんは見た

 マスターはどこ…?ここ…?

 俺も見てた

 食べ物なくなったから取りに行った説

 ゲスト残してホストが消えるなよw

 なるほど犯人は冷蔵庫にいる。

 そんなマスターを腹ペコさんみたいに言うんじゃない

 名探偵はここにもいたか。

 ハカセに雪見だいふくあげるためだよきっと

 

 

「ふむ…、ハルカはどう思う?」

 

「ノーコメントにするゼ」

 

「私はマスターを信じている。 だからすぐに戻ってきたらこの最後の苺大福を返すつもりだ」

 

「エー…」

 

「ふぁふぁいふぁ、ふぁふぁせ!」

 

「口にものを入れたまま喋るんじゃないマスター」

 

「ホラ、お茶飲めマスター」

 

 

 俺も信じてるよ

 花京院の魂を賭けよう

 おかえりマスター

 マスター召喚

 すぐ帰ってきたな

 飲み込んでから喋りなさいマスター

 何食べてるのマスター

 ごっくんしなさいマスター

 

 

「んくっ、んくっ、…ぷは。 ふぅ、美味しかった」

 

「…何故そのワードを言ってしまうのだマスターは」

 

「何食べてきたンだマスター?」

 

「肉まん」

 

「……ハルカが食べてるのを見て食べたくなったのだな」

 

「ムゥ…。 言えば分けたのにナ」

 

 

 美味しかったじゃあないんですよ

 花京院の魂が…

 飲み込む音たすかる

 かわいそうな花京院さん

 隠さないマスター

 いやまあ確かに条件はすぐ戻ってきたらだけだからアリっちゃアリ

 まさかマスターそこまで計算して…

 助かって良かったな花京院

 糖分を得たマスターの知能を信じろ

 言えば貴重な百合シーンが見れたというのに

 マスターめっちゃ計算外って顔してる

 読めなかった、このマスターの目をもってしても!

 

 

 

 

 

 

「…気を取り直してそろそろ今回の企画を発表するよ」

 

「ここまで来るのに結構な時間を食ったな」

 

「ハカセが来てテンションが上がってるンだと思おうゼ」

 

「じゃん! 今日は私とハカセで絵を描いてそれを元にモデリングしてVtuberのキャラを作るよ」

 

「…む?」

 

「ドウシテ…」

 

 

 ようやく食べ終わったか

 おなかも膨れたしな

 マスター待ちだった。

 最近マスターがお子様で困る

 そろそろ智将に相応しい振る舞いして

 さっき海のリハクになってたんですがそれは

 え?

 は?

 何故V

 まさか転身すんの?

 どうしたマスター

 ハルカちゃんのおっぱい見れなくなるのヤダヤダ

 二次元巨乳キャラもいいけどやっぱりおじさんは生がいいです

 マスターはマスターのままでいて…

 

 

「というか私は絵が描けないぞ。 助手から自覚のある画伯と言われたことがあるのだ」

 

「えっ。 えっ、私も描けない…」

 

「マスターはデザインは出来るのに不思議だよナ…。 イヤ、というかどうしたンだ突然。 経緯を教えろ経緯を」

 

「あ、うん。 先週、コメントでオススメされてたゲームの予習をしようとYoutubeを見に行ったらVtuberの人がゲーム実況してたんだよ」

 

「予習にゲーム実況はどうなのだマスター」

 

 

 ハカセ画伯かよ

 マスター…

 あれ、これ企画倒れでは

 あー、ゲーム実況いいよね

 その無駄に発音の良い英単語やめろw

 ハカセの正論は俺に効く

 

 

「それを見て閃いたんだ、『あっ、私たちの配信の合間にこういうの投稿すると集客も出来て、その増えた人達から証明企画たくさん貰えるんじゃ』って」

 

「うーむ他力本願……、ん? いや、違うか…? いやでもうーん…?」

 

「ナルホドナー。 デモその実況は誰がやるつもりなンだ? オレは無理だゾ」

 

「そこは実況用のAI組もうかなって」

 

 

 あっ

 (忘れてた)

 すまんマスター

 そういやそういう趣旨のチャンネルだったな

 確かに最近全然案出てるとこ見てない

 AIて

 さらっとヤベーこと言ってる

 ゲーム実況出来るレベルの作れるのヤバすぎない?

 いやまあハルカちゃんいるからやれるのは分かるが

 というかあんまり集客して欲しくないんだが…

 

 

「うーむ、しかしそもそも私もマスターも絵が描けないのだからどうするのだ」

 

「…そうだよね。 折角アプリも作ったのに」

 

「外注は結構お金かかるしナー。 というか、大きい理由としては企画の募集をしたいからだよナ? それナラまずはこいつラに聞いてからにしようゼ」

 

「うむ。 マスターは何かやる前に私たちにも相談するのだ。 私は反省会配信も待っているからな」

 

 

 アプリも作ったのかよ

 どういう頭脳してんだマスターは

 IQどうこうのレベルじゃねーわ

 マスターは決断が早すぎる

 何か企画考えるわ

 ワイ将プロ絵師、著作権全譲渡精神で描く気マンマンやが

 人類にマスターはまだ早い

 ハカセもいるぞ

 俺も考えます。

 いやハカセはほぼ俺ら疑惑あるから…

 

 

「今日の企画終わり……?」

 

「残念だったナ」

 

「…仕方ない。 後で私がマスターのツイッターにマロの設置などしておくから次回はそれでやるのだぞ」

 

「うぅ…、ハカセ優しい」

 

 

 悲しい事件

 アプリ公開しないの?

 まさかこんなことになるとはな

 お蔵入りです。

 事前準備は完璧だったのにな

 根回しすらしてなかったんですがそれは

 完璧とは一体…

 そういやまだマロ設置してなかったのかよw

 流石ハカセ!

 ヘビーリスナーの鑑

 その調子で反省会配信もオナシャス!

 

 

「それじゃあ今日はここまでだよ」

 

「企画倒れでゴメンナー」

 

「これに懲りずまた来てあげてくれよ皆の衆。 チャンネル登録、高評価、共によろしく頼むぞ」

 

「ばいばーい」

 

「またナー」

 

 

 

 

 

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