脚色入りまくってますが。
かみ☆つが はーじまーるよー!!
「クソッ、このクソ狭いとこでこのデカさは鬼畜だろ…ッ!」
超重量級の巨体を金属音を響かせながら俺にぶつけようと突進してくるクアドリガ。小生は進路上にホールドトラップと呼ばれるワナを設置する。
これにアラガミが乗ると一定時間アラガミの行動を封じることができる便利なアイテムだ。過信は禁物だが
何も考えず突進してきたので見事にワナにかかるクアドリガ。その隙に小生はクアドリガのキャタピラのような前足に神機の捕食器官で喰らいつく。
先ほどのシユウとの戦闘と同じようにバースト状態になる。
「絶好調だこらぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!」
上昇した身体能力のおかげでバースト状態では2段ジャンプまでできる。自分でも人間離れしているという自覚はある
そして動けないクアドリガの背中に飛び乗り、弱点である錆色の、白骨化した人間の上半身のようなところをメッタ切りにする。
グォッォォォォ…
突然クアドリガがジャンプした。そう、こいつジャンプとかできるのだ。しかも10メートルくらい。本当に、アラガミに常識は通用しない。物理法則がナンボのもんじゃい。2段ジャンプも大概だが
着地の衝撃で背中から振り落とされる。着地までの間にひねりを入れて衝撃を少しだけでも殺す。気がつけば小生は壁際まで追い詰められていた。……壁ハメフラグ?
「クソが…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
巨体を一心不乱に動かしながら突進。これ、詰んだかな…タワーシールドとはいえ協会の壁ごとぶち抜かれたらさすがに…
ドガガガガガガガガガガガガガガガ!!!
氷属性を備えた冷凍弾が目まぐるしい速さでクアドリガに直撃、怯ませる
オォオォォォオオオオォォォオオ?!
「またせたな!!」
壊れてしまった教会のステンドグラスの上から一人の人物が突入してきた。このタイミングとか狙ってやったんじゃねぇかとか思わないこともないが、とりあえず感謝しておく。
なぜだろう、最初のセリフが大塚さんで再生されてしまったのは小生だけではないはず。増援の到着である
「マキリ!」
「まったくやってくれるぜ…やっとヒロイン全攻略できるかと思ったときに、だ。罰としてなんかエロゲー奢れ」
颯爽とかっこ良く登場したのにもかかわらず、このなんともいえないセリフを吐いたのは小生の仲間、マキリである。類稀なるバトルセンス、冷静で的確な戦闘スタイル、顔ランク、どれをとっても上位に属する彼は生粋のエロゲーマーでもある。
彼のターミナルの容量は外付けハードなどで1テラを超えているにもかかわらず、ほとんどがエロゲーのセーブデータで埋まっている。なんというか…残念である
「わかったよ…金は渡すから自分で買え」
「いやだね。お前が買って、それを渡すことに意味があるんだよ」
「どういう意味だ?」
「純潔純情チェリーボーイで通っているお前が情欲の塊であるエロゲーを買った、という噂が広まるだけで俺は十分だ」
「マキリさんマジ鬼畜」
勢いつけてジャンプ、クアドリガの顔に当たる部分を切る。ガイコツ頭が苦痛の悲鳴を上げる。マキリは後部のミサイルポッドに照準を合わせる。
「くたばれクソ戦車!」
銃口から放たれた光の玉は、数メートルのところで停止する。刹那、光の玉から雨霰のごとく大量の氷結弾が放たれる。秒間数十発。数で押すタイプの弾丸だ。
小生が切りつけてひるんでいると同時に、その弾丸はクアドリガのミサイルポッドを粉々にした。
「「くたばれぇ!!」」
きりもみ水平切りでクアドリガの全面装甲を集中的に小生が攻撃。マキリは剣状態でクアドリガの一番攻撃の通る感覚器官をジャンプからの連続切りで攻撃する。
その二つの部位が脆くも結合崩壊を起こすと同時に、クアドリガは断末魔の悲鳴を上げて倒れた。後2体。
「いや、後1体だ。後1匹はおそらくコウキと刹那がやってくれる。丁度良く来てくれたみたいだな!!」
先ほどのマキリと同じ方法で2体目のクアドリガが姿を表した。結果は…言うまでもない
「……ふぅ…ッ痛!!……ふぅ」
「なんとなく不吉な空気が漂うよな、そのセリフを文面にすると」
「黙れ色欲魔人。テメーのターミナルにウィルス送り込むぞ」
二人は神機を捕食形態に移行、クアドリガの素材を回収する。
「おっ、戦神油!!ラッキー!」
「これで揚げ物でも作ってみるか?お前の好きな揚げ物とか。今度整備士の姉さんに頼んどいてやるよ」
愉快げに笑うマキリ。この男、生粋のサドである
「なにがどうなってそういう考えに行き着くんだよ腹壊すってレベルじゃねぇぞ…もう配給の揚げ物食えねぇ……」
「あぶら、うまいよ?」
「君の胃袋はアラガミ級なんだなって君まだいたのかよ」
そこには前回の最後で大暴れした少女がまだいた。クアドリガのミサイルが飛び交い、小生たちの放ったバレットが飛び回る中、よく生きてたなと思う。
「ごはん!!イタダキマス!!」
「「え?」」
この娘と正反対の白い肌の色の少女を思い出した。あの子の口癖だったな…元気してるだろうか…と懐かしき昔の記憶に思いを馳せていたら…
少女の腕が神機の捕食器官そっくりに変わり、クアドリガの死体×2を喰いはじめたのだ。
「うん、うま~い!」
「マキリ、殴っていいか?」
「よしわかったオラァ!」バキィ
「へぶっ?!何で小生が殴られるの小生が殴るってんのに?!」
「痛みを感じるということは夢ではない…か」
「いえ~い右から左へ総スルーって神無月はぼやいてみたり……ってかぶっ殺すぞ」
「いい年した男がするもんじゃねぇよ。それよりこの娘だ。なかなか美人じゃないか…」
「え、いやそっちかよ?!」
改めて少女のほうを向く。丁度食事も終わったようだ。
「なあそこの君」
「ごちそうさま~」
そのまま歩きさっていこうとする少女。…小生っていぢめられてるのかなぁ…(涙)
「ま、待ってくれ!君と話がしたい!」
「…なに?」
めっちゃ不機嫌そう。さっきの食事とやらで体中血でべっとりだし。なにこれこわい
「君は何だ?」
「しるか」
「「まさかの即答?!」」
これが出会いである。
一応断っときますが本来のリアル友人はここまでは壊れてはいません。
一応断っときますが本来のリアル友人はここまでは壊れてはいません。
大事なコトなので2度言いました
さて、次からが本番?です