カラスの商店 作:ニック
「リンクスタート」
俺はたった一言告げると仮想現実の中へと繋がる
2022年11月6日日曜日午後1時
世界初となるMMORPGソードアートオンライン通称SAOというオンラインゲームというゲームの開始日であった。
俺の名前は早月翔太という名前の中学二年であり、一応どこでもいる中学生だ。
勉強だって平凡、運動音痴ってわけではなく顔も普通。
友達も少しだけれどもいて部活は妹と同じ剣道部で全国大会に出場するほどの腕はないがそれでも関東大会の常連ってそうどこにもいる中学生である俺は仮想空間に紛れ込んでいた。
俺は正直ゲームについては詳しくない。
元々俺はこのゲームをプレイするつもりはなかった。
オンラインゲームというのは少し苦手意識があったのだ
開始時間と同時にログインしていることからハマったというのはいうまでもないのだが
まぁ妹に勧められ運良くβ版をやり始めたのだがそれからおよそ一ヶ月。翔太は二つの分野で驚くべきことをやり遂げたのだ。
一つ目ゲーム内資産の300万コル突破。及びその金額によるプレイヤーショップの購入。
翔太が取った技能はポーション作成技能と片手剣でありプレイヤーレベルは15レベくらいしかいかないのであるがβ版では職人プレイヤーはほんの数十人程度。それもポーション作成技能は最初はそんなに評価はされていなかったのだが、開始から半月が経ったある日、……毒ポーションが定価の半額で取引されていたのがプレイヤーをこのβ版だったら誰もが知っているプレイヤーが発見。それが翔太だったってことだった。
他にも回復ポーションが定価の8割で買えたり、さらに技能の二つ目に翔太が鑑定をとっているのがさらにその翔太の店が大きく繁盛し始めたのだ。それも生産系プレイヤーにとって秘密にしておきたい技能上げの方法や調合のレシピを隠さずに公開していたこともあった
学生であり友達と遊びにいったりしてプレイヤーレベルはかなり低かったもののスバルは MMOTodayという雑誌にとり扱われプレイヤーネームであるCrowからカラス屋のポーション屋と呼ばれ。わずか1日ながら一層でプレイヤーショップの購入をしたということで有名だったのだ
そしてアバターをβ版と同じで初期装備を先ずは整える。
ここでの最初は簡単でありまずは装備を整えて、レベル10まで上げること。
そしてスキルスロットと資金を増やすことが重要だ。それさえあれば八層くらいまでなら十分商人としてやっていけるだろう。
相変わらずのボッチプレイヤーでもあるのでまず先にレベルを上げるための準備を始める。
ソロプレイヤーではなくボッチプレイヤーだ。本当なら友達である広大とやる予定だったが本当に人気だったのか最初の販売は買えなかったらしい。
なので基本的にはスピード型よりの編成にした方がいいだろう。
それなら最初は索敵と曲刀の二つになるのか?
俺は攻略には参加せず下層でポーションを売る店を作るのが一つの目標だ
ゆっくり楽しみたいというのんびりとしたスローライフを送ろうとしていたのだ。
俺は三時間ほどクエストや狩をした後にはじまりのまちに戻ってきていた。
というのも期末考査前であり俺の通っている中学は11月末に行うためどうしても勉強をおろそかにしていたらゲーム取られる可能性がある
そうして俺はいらないアイテムを NPCショップで売り終えたら一息いれる。
ゲームは短い時間だからこそ面白い
長い間ずっと同じようにしていると気が参ってしまうというのが自分の持論だ。
だから俺は気づいた。妹みたいにガチプレイヤーではなくゆっくりと職人プレイヤーとして大勢しようと。
妹は今日は部活なのでログインしていない。それどころかこの後にシロと一緒に晩飯の買い物に付き合うという約束がある
そんな考えのまま俺はログアウトボタンを押そうとした。今日シロの晩飯はなんだろうなっと思っていると
…手が止まった。
ログアウトボタンがない
俺はボッチプレイヤーなので誰も相談できる人間はいない。
まぁつまりどのようにして脱出するのか連絡が取れないので俺はさすがに笑えなかった
どうするんだよ。これ。
と俺は軽く疑問に思ってしまう。
……不思議と嫌な予感がした
そんな嫌な予感のまましばらくの間ステータスを見ている時だった。
鐘の声を聞こえると青白い空気が俺を包み込んだ
するとさっきまで店にいたはずの俺はなぜか広場にいた。他のプレイヤーも同じく転移されたらしい。
そしてその瞬間このゲームは遊びでなくなった。