カラスの商店 作:ニック
……デスゲームが始まって10日がたった。
「クロウのあんちゃん」
「ん?おっ!ブラインさん」
「相変わらずクロウのあんちゃんは偉いねぇ。どうだい?商業エリアの方は」
「ちゃくちゃくと足を伸ばしていますよ。もうそろそろ俺は最前線に向かおうと思ってます。スキル枠も俺は3つになったんで。攻略組の人にもポーションの安売りは必要ですよね?」
「あんちゃんが情報屋と共同制作した商業プレイヤーログはわかりやすいぜ。β版出身って名言しているくらいだけど今のところは変化点はわかるのか?」
「今の所商業部門では少ないですね。とりあえず夜間も動いて検証していますし。ただでさえこの10日1000人死んでますからね。……さすがに協力しないとまずいでしょ。ところで今日は買取でしょうか?」
俺がそういうとブラインさんは笑顔で頷く。俺は鑑定技能を使い買取額を集める。
俺が最初に行動をうつしたのは商業プレイヤーと呼ばれるプレイヤーを集めたことだった。
β版からはある程度名前が通っているので俺の元に集まったプレイヤーは初日は三十人ほどだった。
まずは買取とポーション作成。
俺はレベルは6になったことでスキルスロットが一つ解放されていることによって俺は鑑定を取っていた。
実はこれはβ版で成功した理由だったのだ。
俺はβ版では商業プレイヤーがスキルスロットを増やし辛いという困難があった。いつは俺が商業スキルでいち早くトップクラスになれたのはレベルを上げ鑑定技能をとったことによりいち早く買取ができるようになったのだ。
スキルを増やすにはまずレベルをまず6にしなければならない。
スキルスロットはレベル1 (初期状態)の時にあるスキルスロットは2つその後レベル6レベル12で1つずつ増えその後は20 30と10ごとに1つずつ増えてこれがソードアートオンラインの職人プレイヤー仕様上とてつもなく難しいのだ。
俺たちは夜間を使いβ版時に使われていた6レベルまでの上がり方を実践していた。
まずは初日にフィールドに行き狩をしてそしてポーション作成技能を取りポーションを作成し商業ギルドの行動を増やした。
実はこれで一番使いやすかったのがクエスト森の秘薬というクエストである。
実は片手剣使いの必須クエストである森の秘薬は大量のモンスターを呼び寄せることができ、身付きのモンスターは俺たち職人や商業プレイヤーで大きな30人規模の大きばレイドをとっていてレベリングを行っており。さらに強化4までは狩場を独占している交換条件に鍛治師希望のプレイヤーがアニマルブレードを強化を2段階まで無料で支給しているのもあり、すでに職人プレイヤーや商業プレイヤーほとんどレベル6を超えている。
「でもお前って前線には参加してこなかったんだろ?一応不安はないのか?」
「大丈夫ですよ。あんまりちゃんとリソースを得ていた場合は結構安全圏まで持っていけますし。って本当にこれいいんですか?これ俺の知り合いの情報屋のところなら恐らく55kはいきますけど。防具もこれだけでおそらく5万コルはします」
そのプレイヤーの持っていた武器に俺は驚きを隠せない。防具もほぼ完璧なものを用意しており、このアニマルブレードであった。
鋭さ4丈夫さ4
これは三層に入らないと確実に成功できないくらいの装備であり、普通に博打でも成功率はかなり低いものだ。
だからこれがあるだけである意味数階層有利なものであり。そしてかなり高価なものになるので通常商人プレイヤーには手に入らないものだ
「……いいんだよ。そいつの遺言だ。クロウに渡してくれって」
「えっ?」
「クロウのおかげでモンスター情報は入っていたはずなのに無茶しやがったんだ。……森の中に入って死んじまった」
装備が良い人にあり得る傾向の一つにこういった人が多くいる。β版の仲間を知り合いの情報屋を通して攻略本を書いてもらっていた
俺はその案を出し職人プレイヤーの勧めを書いている。同時にモンスター情報なども記載しているのにさらにβ出身を明かしている
「……すいません」
「いいさ。俺もブラッサムもお前のことは感謝しているんだよ。……悪い。俺にもできる職人技能教えてくれないか?さすがに……街の外に出るのが怖くなったから」
「……はい。それなら少しだけ確認をとるのでしばらくお待ち下さい」
と俺はそういうと足りていないところがないかメッセージを送る。
職人プレイヤーは身近な人間が亡くなった人が多いのだ
遺品の買取一応これはかなりの応急処置にあたり、PKの可能性も上がることも増えると予想されたがそこはちゃんと手を売ってある。
それは登録したパーティーにだけ記録を取るというものだった。いわゆる生命保険である。
そう言って31200コルをトレードウインドウで渡す。
そうしながら取引を終えしばらく昼休みに入る。
知り合いのプレイヤーメイドの店に入りながら俺は昼飯を食べた後にいつもの作業に入る
支援と利益、そしてこの世界で力を持つためにも俺は奮闘し始めていた