黒陰の中で海を歩く   作:なもなきなにか

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ーWARNINGー

・このお話は作者の自分勝手なものであり、キャラ崩壊なども勿論あるフリーダムなものです。(一人称不定等)

・どうなっても知りませんが、
それでも読みたい方だけお進みください。

・他作品ネタやシナリオなど多数出てくる予定(読者様の提案なども受けます)

・戦闘描写なども気分次第ですので
ご注意を(スペカ使ったり剣技だったり
銃撃戦だったりします)

それでもいいって人は

ゆっくりしていってね!





交流

 

 

 

ーside.春雨ー

 

??「······じゃあまずは私からね。名前は『深代 凍華《ミシロ トウカ》』 空母ヲ級の······たしかeliteだったかな?

 形式上は黒陰部隊のトップやってるよ。

『温度を操る程度の能力』を持ってて、通り名は知っての通り『氷血』さんだよ♪よろしくね! はい私の終わり!」

 

レ級「んじゃ次はアタシの番だな! 

 アタシは『深代 紅刃《ミシロ クレハ》『超弩級重雷装航空巡洋戦艦』とか呼ばれる事もある戦艦レ級の多分eliteクラス。一応姉ちゃんと同じ様に黒陰部隊のトップやってる。

 能力は『血を操る程度の能力』と『魔剣を扱う程度の能力』の二つだ! 通り名は『返り血のレ級』ってやつだな! 

アンタが敵対しない限りはアンタの味方のつもりだ」

 

春雨「ご丁寧にどうも。大湊第八鎮守府輸送艦隊『ホウセンカ班』所属。白露型駆逐艦五番艦 春雨です」

 

紅刃「ほー······こんだけ早口で喋れるんなら喉も大丈夫そうだな!」

 

春雨「? 喉ですか?」

 

凍華「一昨日の夕方頃にあなたを寝かせていた部屋を見に行ったの。そのときは窓が開けっ放しだし鏡も割れてるし血が飛び散ってるしで掃除が大変だったんだよねー······あの鏡お気に入りだったのになー」ハハハ ドヨーン

 

紅刃「あっ、姉ちゃんが負考(ふこう)モード入った······

 ······えーと、つまりはそん時に飛び散ってた血がアンタのもので、その時のアンタは首から大量出血してて死ぬ寸前だったけど、そこからなんとか傷を治したりなんだかんだで大変だったわけだが······まぁ後遺症とか違和感無しでちゃんと喋れてるならOKだ!」

 

春雨「つまり、私は一度殺されたってことですか?」

 

紅刃「んにゃ、自傷っぽかったが······まいっか! 

 ······姉ちゃ〜ん戻ってこ〜い」ペチペチ

 

凍華「ブツブツ······ふみゅ? 紅刃?」

 

紅刃「おかえり〜」

 

凍華「? あ、そっか! 春雨ちゃんの名前考えるんだったね! う〜んどうしようかな?」

 

紅刃「アタシも一応考えてみるか!」

 

春雨(なぜか私のことのはずなのに······私が空気です······)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「よし! これに決めた!!」」

 

 はい。春雨です。凍華さんたちが大声を上げている理由の説明をします。

 先程、少し考えてふざけて「麻婆でいいですよ」って言ったら即否定されてしまい、センスが壊滅的だと思われたのか現在、凍華さんと紅刃の考えた名前のしっくり来たほうを選ばされることになってます。

 紅刃はさん付けとかがむず痒いそうなので、呼び捨てに固定されました。

 ······因みに凍華さんは姉さん呼びにして欲しいそうです。

 

凍華「それじゃあどっちから発表する?」

 

紅刃「どっちからでもいいぞ!」

 

 瞳をキラキラさせる凍華さんと自信満々といった風な紅刃。

 二人は目を合わせて互いを静かに見つめあっていた。

 

春雨(何やってるんでしょう?)

 

 二人で「どうする?」「どっちが先に言おうか」と簡単な掛け合いをして

 

「「まぁ春雨(ちゃん)に決めてもらえばいいよな(ね)!」」

 

春雨「············へ?」

 

 二人が首をこちらに回し、そう言った その時、私はちょっと怖くてフリーズしていた事は気づかれてないはずです。

 

紅刃「どっちの案を先に聞きたいかって質問だ」

 

春雨「どっちからでもいいですけど······選ばなきゃだめですか?」

 

 と聞くと紅刃が「選んでくれると助かるな」といい、凍華さんもそれに頷いた

 

春雨「それじゃあ······凍華さんからで」

 

 そう答えたときの二人の顔は真逆になっていて、凍華さんはすごく嬉しそうな表情で、紅刃は絶望したかのような表情を浮かべている。すぐに自分の番になるのに······でもこんな表情されると罪悪感が湧いてきます。

 

凍華「それじゃあ私の案は『ミウ』海に雨で『海雨』っていうのだよ」

 

紅刃「アタシの案は『ハルカ』春の香りで『春香』なんだが······なんかどっちも微妙か?」

 

春雨「······確かに。なんとなくこれじゃない感があります」

 

紅刃「じゃあどうするよ。姉ちゃん」

 

凍華「······え? あぁうん。いいんじゃないかな」

 

紅刃「······どっちもしっくりこないから別の考えようって話なんだが」

 

凍華「そっか、ごめん。ぼーっとしてた

 でも、ひとつ良さそうなの思いついたから発表していい?」

 

紅刃「いいんじゃないか?」

 

 言いながら確認を取るかのようにこちらに瞳を向けてくる凍華さん。それに応じて頷く

 

凍華「それでね。『ハルミ』ってどうかな?春の海で『春海』」

 

 そうして出てきた名前は不思議と私の心にすっぽりと収まった。

 

紅刃「······確かに、なんとなくしっくりくるが、決めるのは春雨だからな。どうだ?」

 

春雨「すごくしっくりきました。なのでその名前頂きます」

 

凍華「じゃあ決定だね。これからよろしくね! 春海ちゃん」

 

春海「はい! よろしくお願いします」

 

 ちなみに、苗字は二人と同じ深代になるらしい。

 

 そして、このときにはもう二人に対しての警戒心などはほとんどなくなっていると気づく······たぶん会話のゆるさとかで警戒心が薄まってたのだと思う

 とそんなことを思っていると紅刃が喋りだした。

 

紅刃「名前も決まったところで時間も丁度いいし、今日の哨戒どうするよ?」

 

凍華「私がやるよ。春海ちゃんが寝てた間ずっと任せきりだったし」

 

紅刃「んじゃ頼むよ」

 

凍華「そっちは春海ちゃんの案内とかその辺やっといてね」

 

紅刃「あいよ。任された」

 

 そうして凍華さんは部屋を出た。哨戒に向かったのだろう。

 

 それから私は紅刃の案内のもと鎮守府の敷地内を歩き回り、大体の設備や地形などを確認している。

 鎮守府エリアの中庭だったであろう場所には畑があり、鎮守府裏の森には果樹園があったり、その奥に『木漏れ日の間』と呼ばれる場所があったりと島内だけでも十分な生活が送れると思えるほどの設備が揃っていた。

 そして現在。再び鎮守府へと戻り、ホコリだらけの部屋を紅刃と共に掃除して工廠裏の倉庫に入っていた家具らしきものを部屋に運び入れていた。

 

春海「ここでいいですか?」

 

紅刃「いいぞ〜それじゃあ大体は出来たし、今からここは春海の部屋とする!」

 

春海「え!? いいんですか?」

 

 この部屋は本来ならば四人くらいで使う間取りのはずだが「基本的に人来ないからOK!」ということで半ば押し付けられた。

 部屋にはベッドやテーブルだけでなく冷蔵庫やレンジなどもあって豪華な一人暮らし用の部屋レベルになっていた。

 

 そして私は現在、紅刃が冷蔵庫に入れていったジュースを飲んでまったりとだらけていた。

 

紅刃「春海〜部屋は気に入ったか〜ってとろけてんぞ表情! そんなにとろけてるとアタシが食べちゃうぞ?」

 

春海「自室で何をしようと勝手です!」

 

紅刃「ごもっともだ! ······んで本題だが、お前に見せたいものがあるからちょっと付いてこい」

 

 そう言ってどこかに歩いていく紅刃の後を付いて行く。

 

 

 

 そうして鎮守府内を歩き、とある場所の前で足を止める。

 

紅刃「ここに見せたいものがある」

 

春海「さっきは何も無かったですよ?」

 

紅刃「いいから来い」

 

 そう言って紅刃はその場所······工廠へと入って行き、私もその後に続いた。

 ······先程来た時と変わらない鈍色の広々とした空間。その中に先程はなかったはずの物がポツンと存在していた······

 

 






)あとがき的なとこ(

 はい。今回はこんな感じになりました。次回は工廠にポツンと存在するモノが何か明らかになります。
 ちなみに、この鎮守府は孤島な事もあり、本文に書いたように最低限自給自足できる設備は整ってます。
 紅刃達は廃墟になってから住み着いてるのでここを襲撃したりはしてないです。



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