怠惰のペテルギウス   作:白ノ兎

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懐かしのペテさん書きました


ペテルギウスは揺るがない

「なるほど……」

 

 ペテルギウスは数日の調査で何となく状況を把握した

 

「地球 日本 武偵校デスかまず世界が違いますネ」

 

 まず気づいたのはペテルギウスが元いた世界とは世界が違うのだ、世界地図を見ても全く地形が違くこの世界には超能力はあるが魔法もない、その代わりに科学というものが発展し人類を支えているという。

 

 普通に考えれば信じられないだろうがペテルギウスは違った、自身を勤勉なる信徒と自称する彼いや今は彼女は何ものも理屈なしにただ否定することは怠惰と考えているからだ。

 

「ふむ、興味深いデスね」

 

 本を閉じペテルギウスは今後の方針を考えたまず元の世界に帰還することは第一だ、この世界には嫉妬の魔女サテラの影響は無いつまり同士を増やすことはほぼ不可能だ幸い福音書は……福音書!

 

「そうでした!この世界で福音書が機能するか確認するのを忘れていました!ああぁぁ!なんという怠惰!ああ~魔女よこの不甲斐ない怠惰をお許しを!お許しを!お許しを!お許しを!」

 

 そう言いテーブルに何度も頭を打ち付けるペテルギウスを周りの人はやばいのものを見るような目で見ていた。

 

 しばらくして落ち着いたのか頭を打ち付けるのをやめたペテルギウスは福音書を開いた

 

「さてさてさて私の今後の方針は……」

 

 そう言いページをめくっていく指がある1ページで止まったそこには『遠山金次を守れ』と一言書いてあった。

 

「トウヤマ・キンジ?…………ああ~思い出しました、確か同じクラスの……しかし何故彼なんかを?大して強くも無さそうで腑抜けているそれに彼と違って多大な祝福を身に受けている様子もない……ん?『彼』とは?」

 

 ペテルギウスは頭に浮かんだ『彼』について思い出そうとしましたがモヤがかかったかのように視界に映らない

 

「……まあ、いいでしょう福音書の導きに進むそれが私デスそれに今の所それ以外に書いてあることもありませんしネ」

 

 福音書を閉じペテルギウスは教室に入ってきた遠山金次の元に向かったしかしそれを追い越しピンク髪の確か──神崎Hアリアが遠山金次の元にたどり着いた。

 

「あんたも来てたのね」

 

「アリア……」

 

「今すぐにC装備に武装して女子寮の屋上に行くわよ!」

 

「いきなり何だよ。これから強襲科アサルトの授業じゃなくて国語の授業だぞ」

 

「違うわよ、バカキンジ! 授業どころじゃない!」

 

「授業どころじゃない……?」

 

 

「──事件よ」

 

 ほう?

 

 

 読書に夢中になっていて気づきませんでしたがどうやらバスがハイジャックされたみたいデスまあそんなことは私にはどうでもいいデスが万が一遠山金次に危険が迫る事があれば大変デスしね。

 

 しかし私はあえてこの事件に手を出さないことに決めました何故なら魔女が気にかけるような男デス私が見極めきれなかった力があるのかもしれません。

 

 そして私は見えざる手に乗り上空からバスを追うように向かっていきました。

 

「ほう?あれは……」

 

 ペテルギウスは目に写った少年、遠山金次を遠くから観察して興味を抱いた最初と印象が明らかに違うのだ、動きは歴戦の猛者とまでは言わないが明らかに常人を遥かに上回るそれに弾丸を弾丸で逸らす技それも中々だ。

 

「なるほど……ただの少年じゃなかったみたいですねしかしこの程度の人間なら他にも居るはず、魔女が選んだ少年デス何か秘密があるのでしょうか?」

 

 そう考えているうちに事件は解決したみたいだった。

 

「さて、事件は解決しトウヤマ・キンジは無事生還まあこの程度で死ぬ様な人間を魔女は選ばないでしょう、しかしまだまだ発展途上というところでしょうか?なら私の役割は遠山金次の実力を上げつつまだ実力差のある敵からの露払いというところでしょうか?」

 

 そう結論付けペテルギウスは学園に戻って行った。

 

 

 

 




(・∀・)
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