「ふむ…」
蘭豹は今ある1人の生徒の事を考えていたその生徒とはこの前転校してきたペテルギウス・ロマネコンティだ最初見た時は特になんとも思わなかったがとある出来事でペテルギウスへの印象はガラリと変わった。
その出来事とは
弾丸がペテルギウスの目の前でそれたのだ、あれは超能力の類だろう、だが蘭豹が気になったのはそこでは無い
「あのガキ本気でウチを殺る気だったしな…」
膨大な殺気を放っていたし銃口は完全に頭を狙っていたウチが躱さなければ確実に脳をぶちまけていただろうな
「それだけ大事な本だったろうないや…それだけやないか」
ペテルギウスのあの目確実に人を殺した事のある目だ、しかもあの殺気ひとりやふたりではないだろうしかし書類では特に怪しいところもなかったし過去を調べても普通だったいや――普通すぎた、いかにも怪しんでくれって言っているようなもんだ。
「確実にあれやな殺し屋かテロリストあたりやろあれ…いやアイツ確か宗教家やったなだとしたらあれか?宗教の過激派辺りか?」
それに試験時と実力が違うのだ、多少手ぇ抜いていたとしてもうちと引き分けといて普通のAランクは通らんやろ。
「アイツ試験で手ぇ抜いてたな」
後でボコしとくか、問題なのが人格の方だが…
「まあ、ここにいる間は問題は起こさへんやろ」
廊下を歩いていると前の方が騒がしい。
「なんや?なんか騒いでるな」
蘭豹は1人の女子生徒に声をかけた。
「なんや何があった!」
「えっと…神崎さんとペテルギウスさんが一触即発で…」
「ほう?」
なるほどちょうどいいところや神崎が相手なら申し分ないだろうしな。
「ペテルギウス…アンタの本当の力見極めさせてもらうで」
蘭豹は野次馬の集団を蹴散らし最前席に向かった。
~15分前~
「私は魔女教大罪司教『怠惰』担当ペテルギウス・ロマネコンティ…デス!」
「…何こいつ」
「おや?今名乗ったはずデスが?」
「いきなりすぎんのよ!?」
「……ペテルギウス、なんでここにいるんだ?」
「酷いデスね~私もここの生徒デスよ?何処にいてもいいじゃないデスか!」
「まあそうなんだが…」
なんか嫌な予感がするんだよな~
「何?アンタの知り合い?」
「まあ、ちょっとなというか同じクラスで同時期に転校してきただろうが」
「私はどうでもいいことは忘れることにしているの」
「流石に無理があるだろ…」
流石に同時期に転校してきた同じクラスの生徒は忘れないだろ!?
「そんなことはいいわアンタ、キンジの何?」
「私はキンジくんの護衛デス」
「護衛?アンタ何護衛なんて雇ってるのよ!アンタは護衛する側でしょ!」
「雇ってるわけじゃねえよ!いつの間にかそうなってたんだよ!」
まじで俺もよくわかってねえからな!ペテルギウスも分からないってことは多分福音書の製作者しか分からないと思うが…
「アンタが知らないうちって…まあいいわペテルギウスだっけ?アンタコイツになんの用かしら?」
「いえいえ今回私が用があるのはカンザキ・アリアさん貴女の方ですよ」
「へ~?私に用ね…何かしら?」
アリアがそう聞くとペテルギウスは姿勢を正しはっきりと言葉を発した。
「アリアさん貴女にはキンジくんのパートナーを辞めてもらいます」
やっと終わった-ࡇ-ペテルギウスに合う拳銃ってなんでしょう?