主人公の名前の補足などはあとがきに
ここは木組みの街…可愛いウサギがいっぱいでのんびりくつろげるところ…そんな街に一人の少年がとある喫茶店でアルバイトをしていた。
千夜「やっぱり絵になるわね」
シャロ「でもなんで千夜のとこじゃなくてここでバイトしてるのよ…」
ナル「だめだった?ってシャロにそれ言われたくないわ」
この少年は
ナル「2人ともここにいるのはいいけど自分のバイトは?」
シャロ「私は休みいれたの」
千夜「私はナルくんの初シフトを拝みに」
ナル「拝まなくていい!」
ナルは叔父さんのしている喫茶店のバイトとして働いている。高校は千夜とシャロとナルは別々の高校に進学することになっているためこのような日常を送るのも少なくなってしまう。
千夜「それにしても…ナルくんのバーテンダー似合うわね」
シャロ「素材が悪くないから当然じゃない?」
ナル「…そ、そろそろ戻る!」
千夜「あ、照れてる」
シャロ「照れてるわね」
ナル「冷やかしなら帰って!!」
2人ともコーヒーと紅茶を飲みケーキを食べて帰っていった
ナル「ったく…でも2人といるのは楽しいからいいか」
それから数日経つと…千夜もシャロも喫茶店に来なくなった…
ナル「2人ともどうしたんだろ…はぁ…こんなに寂しくなるなんて…」
ここの喫茶店はずっとお客さんがいるわけではない。ナル1人の時もある…そんなときにナルは2人の事を恋しく思ってしまった。
翌日、ナルは自分の部屋の模様替えついでにインテリアを見に街を散策していた。
ナル「う~ん…いまいちピンとこないんだよな…」
徘徊していると「ラビットハウス」という喫茶店を見つけた。
ナル「入ってみるか」
カランコロンカラン
ココア「チノちゃんお姉ちゃんって呼んで!」
チノ「ココアさん先に仕事してください!」
バタン
ナルは扉を閉めて見なかったことにし去って行こうと…
千夜「あれ?ナルくん?ラビットハウスに用事?」
ナル「いや…たまたま見つけて…入らずに帰ろうかと…」
千夜「だめよ!友達にも紹介したいし」
ナル「ち、ちょっと!?」
千夜に強引に入店させられてしまった。
ココア「いらっしゃいませ!」
千夜「ココアちゃ~ん」
ココア「千夜ちゃ~ん」
といいながら2人で熱い抱擁を交わしていた…
ナル「…何見せられてるの」
チノ「全くです…あ、いらっしゃいませ…えっと…」
ナル「あ、無理しなくていいよ?お客できただけだから」
そう言ってカウンター席にすわると…
ナル「…何その毛玉」
チノ「ティッピーです。一応ウサギです」
ナル「こんなウサギもいるんだ…あ、オリジナルで」
チノ「わかりました」
注文をしてチノが豆を挽いていると
千夜「は!?ココアちゃんに気を取られて忘れてたわ!こちら幼馴染のナルくんです」
ココア「はじめましてナルくん!モフモフていい?」
ナル「俺男だけど!?」
チノ「全くです…ココアさんの抱き着き魔なのどうにかならないんですか?」
ココア「モフモフするのが気持ちいいのがいけない!」
ナル「性別だけは意識して!!」
リゼ「すまない!遅れてしまった!今から着替えて…誰だ!」
シャロ「せ、先輩待ってぇぇ~……ナル!?」
すると学校終わりのリゼとシャロがラビットハウスに合流してきた
シャロ「先輩に紹介しますね。こちら幼馴染のナルです。」
リゼ「シャロの幼馴染ってことは千夜とも…」
ナル「はい…ナルですいつもシャロと千夜がお世話になっています」
リゼ「…なあチノ同じこと思ってないか?」
チノ「奇遇ですね…私も思ってたとこです」
千夜「?」
シャロ「?」
ナル「?」
チノ「一番まともそうな人が来てくれました」
リゼ「一番まともそうなやつが来てくれた」
シャロ「いやいや!私が!」
ナル「何を言ってるのか?カフェイン酔い」
千夜「私が一番!」
ナル「何言ってる?和菓子バカ」
リゼ「まともだけど…一番鋭いな」
チノ「でもあの3人でやっと完成形なんですね」
すると今の今まで気配を消していたココアが…
ココア「ナ~ル~くん!」
といいナルに飛びついてきた
ナル「え!?ちょっと!?」
ココア「ナルくんモフモフだ~」
ナル「や、やめて~~」
ナルの力がココアに吸い取られてしまった
織田武成(おたむなる)
元ネタ:ダージリン紅茶の種類のオータムナル
千夜とシャロの幼馴染、小学生の頃に一人でいたナルの所に2人が話しかけてくれた。今では2人のツッコミ役。ココアとは会うたびに抱き着かれてしまい理性を抑えるのに必死である。チノには頼りになる先輩として信頼されている。リゼはお互いに苦労してるなと意気投合している。