「一夏!何をしている!」
「一夏さん!そうじゃなくてこうですわ!」
「お、おう!」
いや〜絶対わかってないな一夏。俺もセシリアと箒の説明を聞いてても全然わからない。もうちょいマシな説明できないのかな。それとモニターからISの訓練を見てたけどかなりヘービーすぎる気がしたんだが可能性だろうか…
「さて、ある程度のデータは収集できたから一夏に会って帰るとしますか」
俺はそう言い、一夏のところへ向かった。
「疲れた〜」
「お疲れさん、一夏」
「か、海斗居たのか?」
「まぁ、このアリーナに用事があったからな」
特にデータ収集のためだけどな。
「そうなのか…」
「どうしたんだよ。もしかして疲れて元気がなくなったのか?」
「それもあるけどクラス対抗戦までに強くなれるか心配でな」
「まぁ、一夏はこのクラスの代表で出場するからな」
「それとずっとこんな調子で練習すると思うと…」
「でも最初の頃よりは強くなっているんだ。自信を持った方がいいと思うぞ?」
「確かにそうだな。海斗のおかげで少しは自信が増えた、ありがとな」
「気にすんな。この学園に男は3人しかいないんだ、気楽にいかなきゃ」
「だな」
と一夏が言った。すると奥の方から
「お疲れ、一夏」
「もしかしてずっと待っててくれたのか?」
「まぁね。はいスポーツドリンクとタオル!」
「サンキュー」
と小柄の女の子が現れた。いや、かなり小さいな。
「あ、そうだ鈴。紹介するよ、俺の友達の海斗」
「初めまして、えっと…」
「中国の代表候補生
「ああ、よろしく。
「
「了解、鈴。それと一夏」
「うん?」
「俺はこれで帰るとするよ。俺がいても邪魔になるだけだし」
「…?海斗は邪魔じゃないぞ?」
「まぁ、いいや。それじゃさいなら」
と俺はその場をから自室へと帰った。
さぁ〜て俺は今どこにいるでしょうか!正解は…
「なんでこんな時間帯に『屋上』にいるんだ鈴?」
「うぅ〜がいど〜」
っと鈴が体育座りで泣いていた。
「俺が帰った後に何があったんだ?」
「いちがが〜」
まぁ、泣きながら鈴に説明された。これまた一夏が関わっている。うん。毎回一夏が関わってくるな。(精神が)壊れるなぁ〜。じゃけん、簡単に言いますと、
・料理が上達したら、毎日あたしの酢豚を食べてくれる?(鈴)
・鈴の料理の腕が上がったら毎日酢豚を奢ってくれる(一夏)
ってな感じな約束を勘違いしたらしくて日本で言う、
・貴方のために毎日味噌汁を作るから食べてくれる?
つまり遠回りに告白する言い方をしたようだが…
「いや、一夏のことだから遠回しに言っちゃいかんでしょ」
「でも〜」
「だけど素直になれないぐらい好きってことなんだろ?」
「うん」
「せっかく中国から日本に来て、ようやく会えた一夏への恋を諦めるのか?」
「いや…」
「なら立ち止まってないで、前に進まなきゃいけないだろ?それと一夏に好意を持つ人はかなり多いと思うし」
「…!ええそうね!ここで立ち止まっちゃここに来た意味がないじゃない!あースッキリしたわ。アンタのおかげよ」
「役に立てたなら嬉しいよ」
「それにしてもアンタはなんでこんなところに来たのよ?」
「何もする事がなかったから適当に歩いてたらここに着いた」
「そ、そうなのね」
「うん、それじゃこんな時間だし帰るとするよ」
「またね、海斗」
「また明日」
鈴が屋上から帰るのを見送った。
「…口から砂糖が出そうなんだが。ハァ〜」
クラス対抗戦当日となりまして…
「くそ〜間に合わなかったか〜」
「何というか面目ないです、簪ちゃん」
「ううん、気にしないで。私もここまで完成するとは思ってもみなかったから…」
「そう言ってもらえると助かるよ簪」
っと龍我が言った。まぁ、簪の専用機は半分まで完成したがクラス対抗戦まで間に合わなかった。それと完成までもう少しかかる。ウン、ガンバロウ。
「かんちゃんは今回の対抗戦は打鉄でいくの〜?」
「うん。今はそれしか使えないからね」
「あと少しなんだけどな、海斗」
「まぁ、ゆっくりやっていきましょうや。急いでやっても良いことはないからな」
「だね。それと龍我達って試合を見にいかないの?」
っと簪が聞いてきた。
「そらそろ開始の時間だから観客席の方へ向かうとしますか」
「だね〜かーくん」
「俺はもうちょっと簪と話してから行くとするよ」
「わかった。それじゃ行くぞ本音」
「はいはい〜」
俺と本音は整備庫から出てアリーナへと向かった。アリーナへと向かうと大勢の観客で溢れていた。かなりの人気だな。まぁ、それなり人が観客がいるから席空いてて欲しいだけど…
「席空いてないな本音」
「そうだね〜」
「どうするか…」
「あれ?おーい!」
っと声がする方へと振り返ると…
「お、ナギさんじゃないですか」
「ナギっちヤッホー」
「ヤッホー本音。席空いてるからこっちに来て一緒に見ない?」
「みる〜」
「海斗くんは?」
「座る場所があるなら」
「オッケー。ささ、こちらへ」
とナギさんに席を案内された。案内された席に行くと3人が座れる程の席があり、そこに座った。
「良く見つけたな、ナギさん」
「まぁ、ちょうど場所を取れたんだよ」
「運がいい〜」
「ナギさんには感謝だな」
「別に友達なんだから気にしなくて平気だよ。それにほら、もうすぐ試合が始まる時間だよ」
「それじゃ一夏の試合をじっくりと見ますか」