IS 蒼髪の整備士+その仲間たち   作:マナ助

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これでプロローグは2回目だね。次の回でプロローグは終了だよ


プロローグ2

【3年後】

僕は11歳になり、今は小6だ。今はパソコンを使ってISについて研究している。ISは女の人しか乗らないからね。もし、男の人でもISに乗れたら差別なんて無くなるからね、今はその研究さ。

 

「学校に行かなきゃ!」

っと僕は言った。研究っといってもずっと家に引きこもって研究するわけにはいかないので合間の時間に研究している。よし、学校に行く準備は出来たから…

 

「それじゃ行きますか!」 

学校でのクラスは6年1組だ。妹の簪と本音は6年2組だ。最初は話せる人はいなかったけど今となっては友達はいるので楽しく学校生活を送っている。それと、運動と勉強はいつも1位だ。それのおかげか女子に告白される時がある。でも告白してきた女子は全員断っている。『僕よりいい人がいるよ』って諦めさせる。別に今彼女とか欲しくないからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【〜9時間後〜】

「やばい、帰るの遅れちゃったよ!」

っと全力ダッシュで帰宅中。何故帰るのが遅れたのかというと、今日の掃除当番の担当が僕だったからだ。それに自分のクラスメートで掃除当番のヤツらがいたんだが、僕に『やっといてねー』っと言って学校から逃亡した。あの野郎達絶対に許せん…!

 

「よっし…!ここまでくれば、家まで少しの距離だから歩こう…」

やはり運動が学年で1位っといっても、走れば疲れる。そういえば…3年前に書いたあの設計図のロボットの名前どうしようかな?一応、仮に『ハロ』っていう名前にしたんだけど…いや、マジでどうしよう。もういっそのこと『ハロ』でいいや。うん、決定。そうと決まれば材料を買って作らないとね。そう考えている間に…

 

「家に到着っと!ただいま〜!」

僕は家に着いたのと同時に思いっきり玄関を開け、そして叫んだ。しかし誰も反応がない。もしかして家の中に人が1人もいないのか?

 

「流石にそれはないな。ちょっと荷物を置いたらみんなを探してみよーっと」

っと僕は自室に行き、荷物を置いたら家の中を捜索した。訓練室や調理室、娯楽室、お父さんとお母さんの寝室を見て回ったりしたが特に人の気配がしなかった。そして玄関の方へ戻ると、そこには黒服がいた。あっ!黒服っていうのは僕の家庭教師や相談相手になってくれる優しい人だよ。決してヤクザとかじゃないからね。

 

「…いた!未来様!」

 

「…!どうしたの!?」

 

「未来様、早く車に乗ってください!」

 

「え?なんで?」

 

「その理由は車の中で話します!さぁ、早く!」

 

「う、うん。わかった…?」

っと僕が言うと、黒服が車のところに案内してくれて助手席に座った。もちろん車を運転するのは黒服だよ。そして、車が動き『ある』場所へと走った。

 

「ねぇ?何があったの?慌ててたけど…」

 

「はい、実は楯無様が任務中に重傷を負ってしまい…」

 

「えっ!お父さんは平気なの!?」

 

「落ち着いてください、未来様。病院の方で治療を受け、無事に治療は成功しましたよ」

 

「よ、よかった…」

 

「私もホッとしましたよ。それにしても、今日は帰りが遅かったようですが何かあったのですか?」

 

「うん。それはね…」

っと僕は黒服に今日の出来事を説明した。

 

「そういうことでしたか…それに未来様のクラスメートは責任感がないんでしょうか?しっかりと自分に任された担当はしっかりとやってもらいたいものですがね…」

 

「まぁまぁ…」

 

「あっ!未来様。もうすぐ着きますので降りる準備をしといてください」

 

「わかった」

っと僕は言った。その後は大きな病院に着いた。そこから黒服にお父さんの病室に案内された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【病室(お父さん)】

「未来様。少しお待ちを…」

っと黒服が言うと、ドアにノックをし『未来様を連れてきました』っと言い、ドアを開けると、そこには包帯を巻いたお父さんとお母さん、お姉ちゃんと簪と本音、虚さんがいた。

 

「お父さん!」

っと言い僕はお父さんの近くに近づいた。

 

「心配かけて悪かったね、未来」

 

「後遺症とかはないんだよね?」

 

「う〜ん。そのことなんだけど少しあるんだ。そのおかげで任務はもうやらないな」

 

「そうなんだ…でも無事でよかったよ」

 

「僕も生きててよかったよ」

っとお父さんが言った。実際にお父さんを見たおかげか非常に安心した。すると、お姉ちゃんが…

 

「…未来。どうして遅く帰ってきたの?」

 

「うん。今日掃除当番だったからだよ」

 

「ふ〜ん。そうだったのね」

っとお姉ちゃんが言った。なんかお姉ちゃんが怒ってるような、呆れてるような?

 

「よし!今日はもう帰りなさい。警備は黒服にお願いするから子供達はもう寝なさい。それと刀奈は後でお父さんと2人で話したいことがあるから残ってくれ」

 

「はい、父さん」

っとお姉ちゃんが言った。

 

「それじゃ私たちは先に車に乗ってるわ」

 

「じゃあね、お父さん」

 

「ばいばい」

っと僕、簪の順にお父さんにお別れした。そしてお姉ちゃんを病室に残して僕たちは車に向かった。そして10分ぐらいにお姉ちゃんが車に乗り家に帰った。その後はお風呂に入り夕食を食べ、自室に戻り寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う〜ん…!朝なのか…って!」

昨日、お父さんのことで心配になってしまって12時ぐらいに寝てしまった。そのおかげか今は7時20分だ。ヤバいぞ!

 

「やばい。早く支度しなきゃ!」

っと僕は言った。そこから歯を磨き、朝ご飯を食べ学校に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし!到着!」

無事に学校に着くことができた。着いたのはいいが8時10分だ。終わったな。いつも朝の会は8時15分からやるので自分の教室に行くまで6、7分掛かるので遅刻確定だ。それでも自分の教室めがけ走って行った。そして自分の教室につき後ろのドアから教室に入った。

 

「遅れました!」

っと言い入ると、先生が呆れ顔でこちらを見た。

 

「未来、遅刻だ」

 

「はい、わかってます」

 

「それと昨日の掃除当番、やってないらしいな」

 

「おっ?(^ω^)」

(^ω^)?

 

「いえ、昨日の掃除当番はやっていたんですが…」

 

「ほう…?だが、未来が掃除当番をサボって近くのゲームセンターにいたという情報が先生の耳で聞いたのだが…」

 

「だから掃除当番の仕事をしっかりとやりましたって」

 

「はぁ〜わかった。後でお前は職員室に来い。いいな?」

 

「了解です」

っと言い僕は自分の席に座った。多分、掃除当番をサボったヤツらが嘘ついて言ったんだな!許せん!って掃除当番をサボったヤツらは俺をいつも馬鹿にしてくるヤツだったな。朝の会が終わったら、職員室に行くのか…めんどいなぁ…

 

 

 

 

 

 

【職員室】

「失礼します。6年1組の更識 未来です。先生に用があってきました」

 

「おっ、来たな。入っていいぞ」

 

「あ、はい」

っと言い僕は職員室に入った。

 

「単刀直入に聞くが、昨日の掃除当番はサボっていないんだな」

 

「そりゃ、もちろん。逆にサボってたのは僕以外の掃除当番の同級生ですよ」

 

「なに?そうなのか?」

 

「嘘じゃありませんよ。なんなら昨日掃除した場所を言いましょうか?」

 

「いや、言わなくていい。確かに未来がサボるなんて滅多にないからな…」

っと先生が言った。

 

「よし!後で未来以外の掃除当番のヤツを職員室に呼んで昨日のことを聞いてみるとするよ。疑って悪かったな、未来」

 

「別に構いませんよ。疑いが晴れれば僕はそれでいいですから」

 

「そ、そうか。未来はもう教室に戻ってもいいぞ」

 

「了解です、先生。それじゃ失礼します」

っと言い僕は職員室からでた。その後は教室に戻り授業を受けた。そして昼休みになると、昨日の僕以外の掃除当番だった同級生が職員室に歩いて行った。多分怒られるんだろうな…

僕はそんなことを考えながら午後の授業になった。午後になってもサボった同級生が帰ってこない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【帰りの会】

「まだ続いてるのか…」

っと僕は小声で言った。帰りの会では本当は担任の先生がいるのだが、指導のため副担任の先生が帰りの会を進めている。早く終わらないかな〜早く終わって材料を買いに行きたいんだよな〜

そんなふうなことを考えているとあっという間に時間が過ぎた。そして帰りの会が終わり、材料を買いに行こうと思ったのだが…

 

「そういえばお金を持ってくるの忘れちゃったな…まぁ、いいや。明日、買いに行こう!」

っと言い、僕は家に帰って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【更識家】

「ただいまー。」

っと僕が家の中に入ると、目の前にお姉ちゃんがいた。

 

「おかえり、未来」

 

「お姉ちゃん、ただいま。今日は帰ってくるのが早いんだね」

 

「ええ、ちょっと事情があってね。それと未来は後でお姉ちゃんの部屋に来てくれない?」

 

「…?わかった」

 

「それなら先に部屋で待ってるわ…」

っとお姉ちゃんが言った。お姉ちゃんの喋り方が元気がないように感じた。なんか元気ないのかな?

 

「まぁ、いいや。部屋に戻って荷物置いてこよ」

っと僕は自室に戻りリュックを下ろして、お姉ちゃんの部屋へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【お姉ちゃんの自室】

「で、お姉ちゃん。なんのようなの?」

 

「未来、改めて聞くわ。昨日は掃除当番があって帰るのが遅れたのね?」

 

「…うん。そうだけど…?」

 

「あんなに遅くまで掃除してたの?」

 

「うん。1人だったからね」

 

「へぇ〜そうだったの」

っとお姉ちゃんが言った。一体何を言いたいんだ、お姉ちゃんは?

 

「まぁ、いいわ。本題に入りましょう。今日、学校から連絡がきたの」

 

「連絡?」

っと僕は言った。連絡って掃除当番のことかな?なんで連絡する必要があるのか?

 

「今日、昨日の掃除当番だった未来は当番をサボりゲームセンターにいたって学校から連絡がきたの。それと未来に暴力を振るわれたっていう連絡もきたわ」

 

「はい?」

 

「それで今お母さんは学校に行ってるわ。それとお母さんはその連絡を受けて泣いていたわ」

 

「ちょっと待って、お姉ちゃんやお母さんは、本当に俺が掃除当番をサボったことや、暴力を振るわれたってことを信じているの!?」

 

「ええ、信じているわ。何故なら先生や未来に暴力を振るわれた家族から、サボってたところを見た、暴力をされているのを見たって言ってるのよ。それだけの現場を見てた人がいたなら信じない方がおかしいわ」

 

「だから僕はやっていないんだって…信じてよ…」

 

「ごめんね、未来。今はあなたを信じることができないわ」

 

「…っ!」

 

「ねぇ、もう一度聞くわ。あなたは掃除当番をサボったのと、同級生に暴力を振るったのよね…」

 

「…僕は……そんなことはやっていない!」

っと僕は言った。

 

「そう…ならお姉ちゃんの部屋から出ていきなさい…!」

 

「え?」

 

「あなたは家族にも嘘をつくのね…」

 

「…っ!なんで!」

っと僕はお姉ちゃんの部屋から出て行こうとしたら…

 

「最後にこれだけ言っておくけど…あなたは一族の恥よ。私の目の前に現れないで…!」

 

「…!」

僕はお姉ちゃんの部屋から泣きながら出た。そして自室へと戻って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【自室】

「あーー!なんで…僕のことを信じてくれないんだよ!」

っと僕は壁を思いっきり殴った。何回も、何回も、何回も。壁を殴ってる途中で血が出たが…気にせず殴った。痛みも感じない。

 

「はぁ、はぁ、はぁ……。誰も俺のことを信じてくれないわけないよな。簪、本音、虚さんも。それにここにいても僕は更識家の恥なんだ。なんなら家出して1人で死にたいな…そうするか」

っと僕はリュックの方へと歩き、リュックに食料や今まで作った設計図などを入れた。そして最後に置き手紙も書いた。内容に関してはただ『育ててくれてありがとう』だけの一言の手紙だ。長く書いたとしても誰も信じてくれないなら意味もないもんな。それと壁を殴ってた手…どう隠すか。隠さないでいると周りの人から不信に思われるよね。手に包帯を巻いて、手袋で隠すか。

 

「家を出ますか…」

っと僕は言って自室を出た。そして1階に降りる時に、簪と本音に会った。

 

「あ、ミーくんやっほ〜!」

 

「兄さん、どこか行くの?」

 

「うん、ちょっと買い物にね」

っと僕は言った。多分この反応から、まだ学校からの連絡のことは知らなそうだな。

 

「そうなんだ〜」

 

「何、買いに行くつもりなの?」

 

「学校で使う筆記用具と、設計図用の大きな紙だよ」

 

「ミーくん何か作ってるの〜?」

 

「まぁね。それじゃ僕は買い物に行くとするよ」

っと本音の質問に答えて、階段を降りた。

 

「ミーくんってあんな大きいリュックで買い物に行くんだね〜」

 

「いっぱい買うのかもしれないね、本音」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【玄関】

「よし、この玄関を出れば更識の名を捨てることになるのか…」

11年間、この家に住んだが非常に良い人生だった。

 

「それじゃ、さようなら…」

っと言い、僕は更識家から去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【海】

「っと言って外に出たけど、どうしよう…」

実際死のうと思ったのだが…やっぱり死にたくないと思った。でも更識家とは縁を切ったつもりなので帰りたくない。

 

「本当にどうしよう…」

 

「おい、坊主」

 

「へっ?」

っと後ろを向くと

 

「何で1人で海なんか見てんだ?」

 

「………」

 

「そりゃそうか。普通は知らない人とは喋らないよな」

 

「……うん」

っと僕は言った。

 

「よし、なら坊主とおじさんでお互いに自己紹介をしようじゃないか」

 

「え……」

 

「うん、決まりだ。おじさんの名前は『轟 哲也(とどろき てつや)』って言うんだ。かっこいいだろ?」

 

「ウン、ソウデスネ」

 

「棒読みされて褒めてもらえても嬉しくないぜ。それじゃ、次は坊主の番だ」

 

「…言いたくない」

 

「ん?なんでだよ?」

 

「家族のことは言いたくない…」

 

「……何か事情があったんだな。それなら仕方ねぇな。それにしても、このリュックかなり大きいが何が入ってんだよ」

 

「…!ちょっと!」

っと僕が言った。何故ならいきなり僕のリュックの中身を見始めた。何やってのこのおじさん!

 

「食料と、なんだこれ?設計図か?」

 

「うん。僕が設計した」

 

「……………」

っとおじさんは黙ってしまった。すると数十秒後に、

 

「……この設計図に書いてある、機械はもう作ったのか?」

 

「まだだけど…」

 

「おじさんがこれを見ての感想なんだが、坊主はなかなかのセンスがあるぞ」

 

「……?」

 

「多分、材料さえ揃えば作れそうだな…。なぁ、坊主」

 

「うん?」

 

「坊主はこの設計図に書かれている機械を作りたいか?」

 

「そりゃ、もちろん…」

 

「なるほどねぇ〜。…………坊主に聞くが、今日…いや毎日住む家はもうないのか?」

 

「………うん」

 

「なら、おじさんのところに来い」

 

「えっ?」

 

「おじさんの家はかなり広いんだ。坊主が住んでもデメリットはないからな。それとおじさんの家に来てくれるのなら、設計図に書いたヤツ…またこれから作りたい機械の材料はおじさんが全て提供してあげるよ。どうだい?おじさんの家に住みたいかい?住みたくないかい?」

 

「おじさんって危なくない大人の人?」

 

「本当に危なく…はないかな?若干危ないけど」

っとおじさんが言った。なんかおじさんの言ってることが矛盾しているけど、今の状況を考えて…

 

「わかった。僕はおじさんの家に住みたい」

 

「えっ!?本当に住みたいの?危ないぞ!?」

 

「だとしても家がないから、寝泊まりできる場所は確保しなきゃいけないし…」

 

「お、おう。わかった。坊主はおじさんの家に住むってことでいいんだな?」

 

「うん」

 

「わかった!それじゃおじさんの車に乗ってくれ」

 

「その車は?」

っと僕は言った。

 

「うん?コンビニにあるが?」

 

「…なんで海に来たの?」

 

「あー……なんとなく?」

 

「…………」

 

「ほ、ほらコンビニまで行こう。うん、早く行こうな!アハハ、ハハ……」

 

「………」

 

「…すいませんでした!」

 

「うん、早く行こう」

っと僕は言った。

 

「…!そうだな早く行こう!」

おじさんはそう言い、僕とおじさんはコンビニまで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【コンビニの駐車場】

「ほれ、この車だ」

 

「案外普通の車に乗ってるんだね」

 

「失礼な!おじさんは変人じゃないからな!」ドャァ

 

「……早く車に乗ろう」

 

「無視なのか……ソウダネ、クルマニノロウネ」

っとおじさんは車の鍵を開けて、僕とおじさんは車に乗った。車に乗って気づいたのだけど、案外車の中の匂いはいい香りだった。

 

「それじゃおじさんの家に行くぞ〜!」

 

「うん」

っと僕が言うと、おじさんは車を動かし、おじさんの家へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【とある家】

 

「よし、着いたぞ」

 

「はーい」

っと僕は降りた。おじさんの家を見ると普通の家だ。

 

「普通だ…」

 

「普通じゃダメなのか、坊主?まぁ、いいや。ほれ入るぞ」

っとおじさんが言うと玄関を開けて、

 

「ただいまー」

 

「失礼します…」

っとおじさんの後ろから言った。すると奥から女の人が出てきた。

 

「お!?おかえりボス」

 

「だからボスっていうのはやめてくれ。ボスって呼ばれると何かムズムズするんだ」

 

「ははは、悪かったよボス。それにその男の子は誰だい?……!もしかしてボス……この男の子を誘拐しちゃったの!?」

 

「するわけないからな!?それとボスと言わ………ハァ〜やっぱりいいや。何回もこのことを注意してるはずなんだけど。それとこの坊主は今日から俺たちの家族になるからよろしく!」

 

「お願いします…」

っと僕は言った。さっきからこの女性はおじさんのことをボスって呼んでたけど…もしかして危ない組織の家なのか!?

 

「ボス。この子も私たちと同じなのかい?」

 

「いや、違うが。坊主は事情があってこの家に住むことになった」

 

「ふ〜ん、なるほどね。君名前は?」

 

「言いたくない…」

っと女性の人に言った。

 

「どうする?ボス」

 

「う〜ん……坊主、新しい名前が欲しいかい?」

 

「…出来たら、欲しい」

 

「わかった。…………………なら!今日から坊主の名前は『叢雲 海斗(むらくも かいと)』だ。どうだ!?」

 

「わかった。それでいいよ」

っと僕は言った。おじさんは普通に名付けのセンスがあるようだ。

 

「叢雲 海斗……いい名前だな!海斗、これからよろしくな?」

 

「うん、よろしく」

っと女性の人に言った。

 

「よし!決めた。これから家族全員呼んで自己紹介をしようじゃないか!」

 

「いい案だね、ボス!なら私はみんなを呼んでくるよ!」

 

「頼んだ!」

っとおじさんが言うと、女性の人は2階へと上がって行った。

 

「さて、海斗。家族を紹介するから、おじさんの後をついてきてくれ」

 

「わかった」

僕はそう言い、おじさんの後をついて行った。

 

 




次でプロローグが終わりです。

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