W.S.954.12.28
アーカス株式会社
静岡県 エリア20 緊急調査報告書
今回の調査は静岡県エリア20内での異常なエネルギー反応を県内エネルギー管理局で感知し、調査を当社に依頼、受託したものである。
調査 09部隊
指揮 JHS056-20
担当 冴木
W.S.954年11月5日4時27分頃、静岡県エリア8、島田の県内エネルギー管理局にて天竜川地区の封鎖エリアで2400gnを越える異常なエネルギー反応を感知。
誤反応の可能性も有った為、設備点検を行ったが管理局設備に異常は認められなかった。このことより、テロの可能性が浮上。
静岡県管理局、最優先案件として、日本管理局、静岡県管理局、各エネルギー専門家による審議により11月28日より当社依頼の上、天竜川地区封鎖エリアの緊急調査が行われた。
感知場所周半径10km範囲を捜索し12月15日午前11時43分頃、天竜川地区封鎖エリアG12にて透過物質で構成される直径30mの球体形遺跡を発見した。
12月17日より遺跡内部の調査を行い、19日、エネルギー源とみられる直径5mのアルミニウム製の箱を発見。20日の調査をもって緊急調査を終了、撤退した。
12月21日、当社解析部にてエネルギー源とみられる箱の解析が行われた。
箱の内部には製造元不明の生活サポート用完全自立型思考ユニット(ここではユニットαと呼称)と、そのユニット用のパーツ類が入っていた。
12月22日、隔離室にてユニットαを起動させる実験が行われた。
結果ユニットαの起動には成功したが言語機能の不具合、AIプログラムエラーが発生。起動を断念、ユニット分解を行い現在メンテナンス作業中である。
担当者 統括部 椿川
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「やっと書き終わったわぁ~・・・」
「お疲れさま椿川さん。はい、アイスココア。」
「ありがとうございます。それにしてもまた厄介事を持ち込んで・・・こっちの身にもなってくれって話ですよ!」
「まあまあ、それが私達の仕事でしょ~」
「私の予想だと更に面倒くさいことになりそうな予感がするんです。」
「へ~・・・あ、そうだ。例のユニットのメンテナンスが終わったらしいですよ。もう起動してる頃じゃないですか?」
「そういう大事なことは先に言ってくださいよっと。」
「どこ行くんです?」
「ユニット見に行くんですよ。一応担当だし。」
「へー『全職員に緊急連絡!緊急連絡!隔離室7番からユニットαが脱走!至急捕縛に向かえ!』・・・え」
「はい。」
「はい。何ですかこれ。」
「緊急用の武装服。安心と信頼の実験室製。」
「悪名高い実験室製なんて不安しかないです。」
「まあまあ、来といた方が安心だし、どうせ来ないで『バァン!』・・・わお」
入ってきたのは銀髪の少女
「っ!」
「あ」
「例のユニットちゃん。」
「・・・」
「・・・」
「確保ーッ!」
「いやああああああああ!!!離してっ!!!離してよぉっ!!!!」
「大人しくしなさいっ!」
「もしもし警備部さん?ユニットα確保しました。椿川さんが床に押さえつけてます。」
「ええ。統括部5です。はい。お願いします。」
『緊急連絡!ユニットαは統括部第五部室にて拘束中。武装チームは急いで統括部第五部室へ向かえ!』
「抵抗しない!停止されたいのっ!?」
「ひぅっ!?・・・うぅぇぇ・・・」
「うわ・・・泣かした・・・」
『泣かした!?』
「私が悪いの!?」
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『バァン!』
「大丈夫です・・・か・・・」
「うーい泣ーかしたー泣ーかしたー」
椿川さんを煽る橋川さん
「私は悪くなぁい!」
無実を主張する椿川さん
「うぇええええええぇえ!!」
大泣きするユニットα
「なにこれ・・・」
「あー!フランソワちゃん!やっほー!」
「ご、ごきげんよう?」
「あ、ああ泣かないでユニットちゃん~」
「うえぇ・・・ヒグッ」
『なにこれ』
「あ、皆さん!ユニットちゃん泣き止ますの手伝ってください~!」
「椿川さんが首掴んで脅して泣かしたんです。」
『うわぁ・・・』
「それは誤解です!」
「てかユニットって泣くんだ・・・」
「それな。」
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設定
22世紀に革命が起きて世界保証管理局が世界を統治するようになった世界です。
政治を行う政府は世界保証管理局直属の各国管理局。
都道府県や州などを纏めるのは各都道府県管理局です。
封鎖エリア 22世紀の革命で強力な毒ガスや生物兵器を好奇心で投入した結果、魔境と化したエリア。各地に点在する。
ユニットα 静岡県天竜川の封鎖エリアで見つかった身長150cmの銀髪の子。気弱。色んな髪型でカスタマイズどうぞ。
アーカス株式会社 世界でも代表的な組織で幅広く事業を行っている。会社固有の部隊を持っている数少ない会社の一つ。
この基地は神奈川県横浜に作られたアーカス株式会社私有の人工島にある。
椿川 アーカス株式会社統括部の苦労人。人を泣かせる。
橋川 椿川とは腐れ縁。気分屋だけど仕事はこなす。
フランソワ アーカス株式会社武装チームの一員。この会社では貴重な常識人枠。
初めて小説書きました。
表現の仕方が難しかった(小並感)
気が向いたら書くかも。