プロローグ
凛「人は普通が1番難しいと言う。だけど僕はそうは思わない。理由は至極簡単だ。僕-永松凛は普通が服を着て歩いているようなものだからだ。だから僕は普通が難しいとは思わないし思えない」
命「人は普通が1番難しいと言う。私もその通りだと思っている。なぜなら私-八森命は異常が服を着て歩いているぐらいによく異常に巻き込まれるのだ。だから私は普通が羨ましいと思える」
-物語はそんな思考が違う2人、永松凛と八森命が出会うところから始まる-
1週間前
凛「ん?もうこんな時間か」
凛はベッドから身体を起こすとカーテンを開き、窓を開けた。
凛「とりあえず朝食の準備しないと・・・」
凛はキッチンへと向かうとまずは冷蔵庫の中身を確認して呻いた。
凛「なんで卵とみそしかないんだよ・・・パンも無いし、学校終わったら買い出しに行かないと・・・」
何故高校1年生の凛が朝から主婦じみたことを言っているのか?別に凛は家族がいない訳ではない。父、母、妹と普通の家族構成だが、凛はこの春から高校1年生となり寮暮らしとなったのだ。それ故に1人暮らしとなり家事などのことも全て凛がやらないといけないことになる為、朝からこんなことを言っていたのだ。
凛「とりあえず学校行こうかな・・・時間的にもそろそろ出ておかないとまずいし・・・」
時刻は7時45分凛の通う青藍学園は8時10分になると校門が閉まり、その場合必然的に遅刻になってしまう。そうなると教師陣から説教の嵐となるので入学したばかりで教師に目をつけられたくはない凛は早めに登校することを日課としている。
凛「しかしいつ見てもこの寮はすごいな」
青藍の誇る要素の1つはこの寮-青春寮だ。部屋は全部で6つ。寮なのに完全に部屋が別々となっていて、外見も内面も完全にアパートである為、よく購入物件と間違われるようだ。
凛「確か今住んでるのは4人だったかな」
先輩が2人と同級生が1人今の青春寮には住んでいたはずだ。凛がそんなことを言いながら登校している時だった。
?「あの~青藍学園ってこっちで合ってる?」
と凛は声をかけられた。
凛「うん。そうだけど?」
と相手の質問に返答し姿を確認した。声をかけてきたのは凛と同い年ぐらいの少女だった。凛よりも身長が低く、どこか不思議な雰囲気をもち金髪をサイドテールにしている。
外国人?などと思っていると、その少女は「あっ!今外国人?とか思ってるでしょ!」思考を見事に言い当ててきた。
?「私バリバリの日本人だから!ちなみにこの金髪も染めてる訳じゃなくて地毛だよ?」
などと凛の思っていることをピタリと当ててしまった。
凛「僕ってそんな分かりやすいの?」
少女に尋ねた。
?「それもあるけど、私勘が異常ってぐらいに鋭いの」
凛「そ、そうなんだ。あ、このままじゃ遅刻するから僕もう行くね?えっと・・・」
命「私は八森命って言うんだ。君は?」
凛「僕は永松凛。よろしく」
-こうして2人は出会いこの物語は始まる-
どうも朝灯(あさひ)と申します。初投稿なので、誤字や脱字も多くなると思います。それでも頑張って書くので暖かい目で見てもらえると幸いです。それと不定期更新になると思います。