では、3話目どうぞ!
凛「止める振りして何をニヤニヤ笑ってるんですか?先輩」
玄関に立ったままの男に凛は問いかける。
陸「面白いことがあったら笑うのが普通だろ?」
とニヤニヤした顔のままの男、山上陸は言葉を返す。陸は凪と同級生でよく凪と一緒に凛をからかってくる先輩で青春寮の住人だ。
凪「そうだぞ~!リンリン!陸の言う通りなんだよ!そんなげっそりとした顔だと人生損だよ!」
今まさに凛が疲れてる原因を作ったはずの凪がまるで自分が原因だとわかってない笑顔で言い放つ。
凛「僕が今げっそりしてるのは先輩のせいですよ...」
ツッコミの連続ですっかりつかれてしまった凛は諦めて晩御飯の準備をしようとした。
凪「ねえ~リンリン!今日もここでご飯食べていいかな~?いいとも~!」
どこかの番組で聞いたことがあるようなセリフを凪が言ってくる。
陸「あ、じゃあ俺もここで食うわ」
凪に便乗した陸も凛に言った。
凛「まだいいと言ってないのにもう許可を取ったように振る舞わないで下さいよ...」
凛は疲れてるせいかお得意であるはずのツッコミもキレを失い投げやりになってしまっていた。
陸「どうせ断らないんだろ?凛はなんだかんだ面倒見がいいからな」
まだ2ヶ月ほどの付き合いである陸でも凛の性格は把握できるようだ。
凛「まあ、お世話になってる身ですからこれくらいは別にいいですよ」
この時の凛の心情は本音半分、諦め半分だった。
凪「だったらうたのんも誘おうよ!今日はみんなで食事会だね!」
凪が言ううたのんとはこの暴走しがちな青春寮の常識的ストッパー役でもある凛の同級生の少女だ。
陸「そうだな、仲間外れは可哀想だしな」
またも陸が便乗する。
凛「でも...詩乃さん来ますかね?帰ってきたばっかりで疲れてるんじゃないですか?」
どうせこの後強引につれてこられるであろう詩乃に考慮して一応言っておく凛。
凪「うたのんならきっと来てくれるよ!この私がそう言ってるんだ!間違いないんだよ!」
この後強引に連れてくるであろう凪本人は自信たっぷりに言う。
陸「それに詩乃ちゃんなら凛の名前出しとけば必ず来ると思うぞ?」
この先の展開が読めている陸は含み笑いをしながら言った。
凪「それじゃあ私が連れてくるよ!うったの~ん!」
叫びながら詩乃の部屋と向かう凪。それを見た凛と陸は互いに顔を見合わせこれから凪に強制的に連れてこられるであろう被害者こと詩乃に同情し手を合わせた。
~数分後~
凪「連れてきたよ!」
いい笑顔をしている凪の後ろには肩の長さまでのセミロングの髪をした少女が居た。彼女こそ青春寮の住人であり今回、凛と並ぶ被害者の桜井詩乃だ。
詩乃「青葉先輩、急になんなんですか!?」
いきなり連れてこられた被害者こと詩乃は凪に向かいそう言うのだった。
いかがでしたか?久しぶりの投稿なのでキャラがめちゃくちゃかも知れませんが...次回から気をつけます。それともっと良い話が書けるように頑張ります。