ろくでもない事だけは保証します。
続けるつもりはなかったんだけど、デムパがこうピピッと入ってきたので。
話は我らが玩具のシンジ君が前回あっさりと第3使徒とやらを撃退し、ネルフに凱旋したところから始まる。
この町に来てから一番楽しみにしていたイベントを見損ねたシンジ君はネルフ内のパイロット待機室で号泣していた。
理由は前作をお読みになられた皆さまがご存じの通りである。要するに大したことは無いのであり、これからいくらでもチャンスはあるかもという程度である。ない奴の方がむしろ多いという事実は筆者も含め皆様方もよく判っているであろう。
さて、話を戻すとしよう。
とりあえず泣いてすっきりしたシンジ君は、今後ネルフに所属する事が決定された事、住居や給与等も規定に則り支給される事、先日まで通っていた中学校からこちらの中学校に転校する手続きが終了した事等を担当の事務方から説明され、今夜の宿となる本部の一室で宿泊することになった。
思い出したくもない例の怪女、葛城ミサトとやらが何か喚いていたようだが、そこはシンジ君本人の固い意志で介入すら許すことはなかった。本当に良かった。
次の日の朝。シンジ君は予想外のパターンで目を覚ますことになった。本部発令所のオペレーター達、通称オネショターズのメンバー(全員いき遅れの処女)が周囲を取り囲むようにして寝ていたのである。
詳しく書くと18禁行きなのでサラッと流すが、普通のパジャマはいなかった。最低でもベビードール。流石に全裸はいなかったがパンイチはいた。以上である。
目覚めた直後に緊急事態である。ドコがとは言わないが緊急事態になったことだけは保証できる。少しでも刺激があれば確実に暴発しちゃうところである。
目を閉じて見てしまった肌色の海を脳裏から必死に追い出し、父親の顔を思い出すと、少しどころか一気に緊急事態から脱することができたのだが、世の中そんなに甘くない。
目を閉じている事を良いことに室内にいる誰かがシンジ君の両手に温かくてしかも柔らかな何かを押し付けてきたのだ。
辛抱たまらず目を開いたシンジ君。何に挟まれたのかと見たその目に映ったのは・・・右手側には父親ゲンドウ、そして左手側には白髪頭電柱爺のお稲荷さんであった。読者の皆様の期待を裏切ってゴメンね。
裏切ったな!僕の期待を裏切ったな!と叫ぶなり失神したシンジ君が暫く後に回復すると、いつの間に連れて来られたか見知らぬ学校の廊下で一人立ちすくんでいる状態であった。
勿論あの第一中学校である。TV版そのままとはいかないが、それに近い形で時は流れ、第一中学校の屋上にてのことである。
「てめぇのタマとっちゃるけんのぅ!」
のっけからこれである。ちなみにこれを発したのはジャージメンじゃなくて、まさかのイインチョこと洞木ヒカリ嬢である。
柳葉包丁を腰に構えつつ、今にも斬りつけようとギラギラと輝く目を隠そうともせずにイインチョが飛びかかりそうになった瞬間、救いの神が現れた。
「非常召集。先いくから。」
ボゴンという打撃音と共に白目を剥いたイインチョが崩れ落ち、その後ろからたぶんヒロイン役の綾波嬢が姿を見せた。ただし手には『神仏皆滅殺』と刻み込まれた直径約15センチほどの丸太を抱えてだ。
屋上に放置してきたイインチョの後始末を通りすがりの先生に頼み込み、出迎えのネルフの車両に乗り込むとシンジ君達は本部のパイロット待機室へと移動した。
そこからもやはり原作通りの進行ではなかった。ジャージメンと盗撮眼鏡がシェルターから抜け出す事はなかったのだが、ウリィィッ!と雄叫びをあげ校庭で一人阿修羅のごとく暴れまわっている暴走中のイインチョの捕獲要請を受け、発令所からの命令により仕方がなくエントリープラグに乗せた途端に、まさかのシンクロ率上昇。という予想の斜め上あさって方向に5回捻りくらいの事態が発生したのだ。
その後、やたら動きのよくなった初号機がシャムシエルのコアを破壊するまで僅か45秒。機体装甲の破損も極僅かなもので素体に至っちゃ新品同様という最上の結果を残したのはネルフの機密事項になっている。
戦闘後のシンジいわく。
「洞木さんが乗り込んだ瞬間、エヴァから何かが接触してきたんです。洞木さんも接触していたのは間違いないです。でも、どうしてこうなったかはボクには判りません。」
同じく洞木ヒカリ嬢いわく。
「あのガキを今度こそシメちゃると思ってたんですけど、アレに乗り込んだらそんな気は失せました。アレの中の存在は私のことを気に入ってくれたみたいです。あのガキの面倒をみてくれと頼まれちゃいました。」
戦闘後の事情徴収を終えると二人とも無事釈放され、自宅へと帰ることができたのである。
たぶん続けない。(と思いたい)
デムパって怖いっすねぇ。
オレ仕事中にナニやってるんだろ?