ドラクエⅥテリーくん
隠れシスコン。行方不明の姉を拐われた時に探していた。
弧月とバックラーレイガストのスタイルで戦う。
オリジナルトリガー雷電足は彼が考案。しかし使える隊員がほとんどおらずランクダウントリガーである韋駄天が作られた。その後、韋駄天を使う黒江双葉の師匠となる。
琴音のことが好きだが恋愛が苦手なのかうまくいかない。
ガハマちゃんのクッキーの依頼はないです
そもそも引かれてないしボーダー隊員である以上リードを手離したりはしないはずですしおすし
最近Liberty Rosario(SAOユウキキャラソン)に再びはまってます。いい曲だなぁ~癒される
僕はハチと屋上で昼食を食べていた。普段いる蒼魔は琴音に呼ばれていない。
「ねぇハチ。今日玉狛行くけどくる?」
「いや、今日は出水と水上先輩達と射撃手の集まりがあるし、雪乃がいる部活に顔も出すから行かない」
そういえば雪乃とハチは特別棟の空き教室で奉仕部?っていう部活をやってたっけ。あまり依頼が来ないというか、元々雪乃がハチと一緒に勉強するために借りてるらしいけど。本部だといろいろからかう人もいるから中々二人になれないからね……。陽乃さんは陽乃さんで忙しいこともあるので休みの日によくハチと出掛けてるしでうまく付き合っているのだろう。
「わかった。後で隊室にシュークリーム置いとくよ」
元から玉狛に行く際、手土産として持っていくつもりだったのでそれほど手間はかからない。
「サンキュ」
「それにしても平和だね~」
空を見上げると白い雲に青い空、澄んだ空気にほどよい気温、なんだか眠くなってくる……
「起きろ竜翔」
「ふわぁ!」
危ない危ない。寝るところだった。
「珍しいな、こんな時間に寝ようとするなんて。最近ちゃんと寝てるのか?」
「寝てるよ。むしろほどよい環境だから眠たくなって」
「ふーん」
「そろそろ時間だし戻ろう」
「おう」
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放課後になり僕は一度本部に寄ってシュークリームを作りプラスチックのパックに入れて、カバンにしまって自転車で玉狛に行く。
久しぶりに顔を出しに行くからな~そういえば京介とは太刀川隊から玉狛に移籍してからあまり顔を会わせてないな。ちょっと話して行こうかな。
「ヤッホ」
「む?りゅうとかよくきたな」
「久しぶり陽太郎」
最初に出迎えてくれたのはカピバラである雷神丸の上にまたがったお子様隊員の陽太郎だった。
いまだに雷神丸のことを犬と勘違いしている、というかテレビの特撮の犬と同じ名前なのだとか。
「シュークリーム持ってきたからみんな呼んできて」
「みんなリビングにいるぞ」
扉を開くと桐絵と修がゲームしながらいちゃついて栞がカタカタパソコンを弄り、迅さんがぼんち揚を食べているいつも通りの光景だった。
「竜翔、合作炒h「何を言ってるんですかセクハラ魔迅さん」おうふ」
作らん!僕は作らぬ!
「迅、あんたまたセクハラしたの?」
「僕が大分前のを許してないだけ」
「あはは……っていうことは他の人にはしていると」
「そうだね。懲りない人だよ」
何時になったらセクハラ被害が治まるのやら……
沢村さん、クマなどいろいろセクハラかましてるからな……葉山隊の二人にも忠告しておくか。
「おっと忘れてた。シュークリーム作って来たから、林藤さん呼んできて」
「わかった。修くんと小南は皿出しておいて」
栞はそのまま支部長の部屋に行き修と桐絵はキッチンで皿を出している。
「あれ?京介とレイジさんは?」
「烏丸さんなら今日バイトでまだ居ません」
「レイジさんなら珍しく本部に用があるとか言ってたわ」
「あらら……全員分作って来たのに」
「冷蔵庫に入れておくから京介とレイジさんの分わけといて」
「了解」
僕がシュークリームを出そうとしたら突然肩を掴まれた。驚いて振り向くと林藤さんがいた。
「久しぶりだな竜翔」
「お久しぶりです」
「最近来ないから寂しかったぞ」
「すいません。木綿季といるのが楽しくて」
「お前さんも心を落ち着かせれる人が出来たもんな」
《向こう側》にいた時はほとんど心が休まらず、ずっと緊張状態が続いてちゃんと寝たことがなかった。こっちに戻って来てからも大規模侵攻が起きると聞いてそれに備えないといけないから戦闘訓練を続けて、大規模侵攻が起きて、同盟国が襲われてこちらも少なくない被害を出した。
心も疲弊した時に木綿季が入隊した。
弟子にして、師事して、しばらくしてだんだん彼女の無邪気で真っ直ぐな姿勢に絆されて、惚れて、付き合って色んなことがあった。
「僕に守る物が出来ました……今度こそ失わない……失いたくないです……」
「そうだな……ちゃんと守り抜けよ」
「はい」
「こんにちは殊原先輩」
後ろから京介が現れ少しギョッとしたものの、彼にシュークリームがあることを伝えた。それを知った彼の足取りが少しウキウキしていた。
「京介バイトは?」
「珍しく早く終わったので玉狛に寄って帰ろうかと思って」
「調度いいや家族の分も持ってって」
「ありがとうございます」
僕は京介の家族用を取り出し手渡す。
全員席に座りシュークリームを食べる。陽太郎がクリームを吹き出しかけていたのはちょっと驚いた。少し大き過ぎたな、失敗、失敗。
「そういえば竜翔さんは何故こちらに?」
「あ~、暇潰し。本部に行っても良かったけど最近顔を出してないからね」
「なら、あたしと勝負しなさい!」
「そうだね……いいよ、久しぶりだな~桐絵と勝負するの」
シュークリームを口に詰め込み手早く咀嚼して呑み込む。うむ、我ながら良い出来だ。
僕と桐絵は『001』とかかれた扉に入る
「あたし双月使うけど竜翔は?」
「何時ものトリガーでやるよ」
「今度こそ勝つから」
「また勝つよ」
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「それじゃ始めるわよ」
「よし、来い!」
桐絵が二刀の双月で切りかかる。それを僕は弧月で受け流しバイパーで後ろにあるメテオラを破壊する。
そのまま僕は切りかかり、双月を上に弾く。しかしそれをさせまいと桐絵はシールドで防ぎメテオラを撃ち落とす。
僕はバイパーで防ぎ後ろに下がる。
「ふぅ……ウォーミングアップは終わりかな」
「そうね」
僕は旋空弧月を放つ、桐絵はそれを受け流しこちらに切りかかり、蹴りを入れ僕は弧月で受け止めるも後ろに飛ばされる。追撃にメテオラが飛んでくるのでバイパーで撃ち落とす。そしてコネクターで繋ぎ合わせた斧を勢いよく振り下ろす。さすがにこれは弧月で防げないので左に身体を寄せて避ける。
一度距離を取りアステロイドを放つが避けられ横から双月が来るがあらかじめ桐絵の双月の軌道にグラスホッパーを用意したのでそれに弾かれて大きな隙が作られ僕は弧月で首を切り落とす。ちなみにこれを考えたのはハチだ。
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その後9回戦い9対1で僕が勝った。
「悔しい~!」
「ふぅ……」
結構危なかった……
「お疲れ様です殊原先輩、小南先輩、お茶どうぞ」
「ありがとう京介」
「ありがととりまる」
二人でお茶を飲みながら京介を見るとなにやら何か企んでいるようだ……
「知ってますか小南先輩。今飲んでるお茶、雪ノ下先輩からもらったお茶なんですよ」
「えっそうなの。殊原は知ってたの?」
あっさり騙されてる……
「知らない……」
僕は目を反らす。
「修は?」
「桐絵、烏丸さんの嘘です」
「えっ……騙したのーーー!」
桐絵が京介を見る。
「嘘です」
僕は固まった桐絵をそのままにして立ち上がる。
「それじゃ僕はこれで」
僕は玉狛から家に帰る。出る際にギャーギャーと騒ぎ声が聞こえてきた。
そんな日常の一部に僕はクスッと笑ってしまった。