うふふふふ……じゃあ、はじめよっか? 」
先程、第一戦の由比ヶ浜対留美の戦いが、圧倒的母性(主に胸部の)によって由比ヶ浜勝利に終わった。
その後、興奮冷めやらぬ中ではあるが、第二戦、次鋒戦が、第一戦と同じレスリングルームにて始まろうとしている。
まず、不敵な笑みを浮かべながら言葉を発したのは城廻めぐり先輩。俺の唯一の先輩と呼べる人である。
そして相対するのは中二病、一色いろはだ。彼女は何か知らんがノリノリになっている。目を閉じたまま、片手を自らの胸に置いた姿勢を保って、開始の時を待っていた。小町の手で彼女の中二病がバラされてからというもの、もう隠す気もないらしい。吹っ切れたのだろうか。
とにかくだ。これから始まるのは、俺にとっての
唯一の先輩vs唯一の後輩の一戦。
一体どんな戦いになるのかとか、そもそもこいつらは何と戦っているんだとか謎は尽きない。いやつーかさっきの由比ヶ浜対留美の戦いも、八幡未だに訳がわからないよ。というのが嘘偽りのない本音だ。
先程と違う点があるとすれば、昔、小中学校の理科の授業で使ったような、手元を映してプロジェクターに移せる機械があることだけ。一体アレに何の意味が?
ごほん。まあ、いいだろう。だがここまで来たら、何をしてるのかが分からなくてもとりあえずは見届けてやりたくもなる。せっかく朝早くから拉致られたんだ。やっていることは謎だが、本気でやっているのは痛いほど伝わって来る訳だし、最後まで付き合ってやろう。
「……伝わる。肌に、ビシビシと感じます……城廻先輩は、強い……」
……いろはす。でもちょっと君吹っ切れすぎじゃない?
* * *
「それでは、始め!!!!! 」
平塚先生の猛々しい声が響き渡った。
一色はじっと城廻先輩を睨みつけるように見ていて、対する城廻先輩はその視線を生暖かい目でいなしている。
最初に動いたのは、城廻先輩だった。
「ねえいろはちゃん。いろはちゃんはさ、今の自分が好きかな? 」
薄笑いを浮かべながら、城廻先輩は問いかける。
「ええ……好きですよ。もうすっかりバレてしまった今、私を遮るものなんて何もないです。どれだけ中二病とか言われても、私は私を貫き通します!!!!! 」
ハッキリと言い切るいろはす。そこには、自分の信念を曲げないという確固とした意思が感じられる。だが、相対する城廻先輩は薄ら笑いを崩さない。そのまま、先輩はズボンのポケットに手を伸ばして……とある、写真の束を取り出した。
「うふふふふふ……そう言うと思ってたよ。でもね? いつまでそんなことが言えるのかなあ……。この戦いが終わる頃には、いろはちゃんの信念を粉々にしてあげるわ……それっ!!!!! 」
「……っ!? こ、これはっ!!? 」
部屋中にぶちまけられた写真。その一部に目を通した一色は動揺を隠せないようで、声を震わせた。俺も一枚を手に取り、思わず絶句してしまう。
「? なにかしら……こ、これ、、は」
「……こ、これは」
「い、いろはちゃん……」
「……天然水先輩、マジですかあ……」
「これは、すごいね」
「……ふむ。生徒会長がこれでは、総武高が心配になるな」
雪ノ下、陽乃さん、由比ヶ浜、小町、留美、平塚先生。
ばら撒かれた写真をそれぞれ手に取った面々も、口々にその感想を述べる。総じて引いていた。
「じゃあ、まずは雪ノ下さんの持っている写真からみんなで見てみようか? 」
ニコニコしながら、城廻先輩は雪ノ下に向かう。そしてその写真を受け取ると、例の機械のカメラ部分ににその写真を写し、それがプロジェクターを介して壁に大きく表された。
「う、うお……」
それは、生徒会室の開かずの間の中を映したもの。
生徒会室には、一色が会長になってから会長以外立ち入り禁止になった部屋の存在がある。頑なにこの部屋だけは誰の侵入も一色は許していなかった、そんな部屋。
城廻先輩の時はそんなことはなかったし、ちょっと入ったことがあったから、なんとなくその部屋だと分かる。
だが、問題はその部屋の惨状だ。
部屋の壁という壁に、コスプレをした自分である一色いろはの写真が拡大されて飾られていた。
それはさながらアイドルに歪んだ愛を持ってしまったヲタクの部屋のようで、見ただけで顔の筋肉が硬直してしまう。
アイドルコスもあるが、どこから調達したのかプリ○ュアのコスに身を包んだ写真。なぜか手に包帯を巻いて、夕焼けの中黄昏ている写真。何をとち狂ったのか、水着のエッチな写真。
「あ、ああ…………あああああああ、あああああっ! 」
頭を抱え、目を絶望に染める一色。先程までの勢いはどこへやらだ。
「あれ? だめだよいろはちゃ〜ん……まだまだいっぱいネタはあるんだからね……まだまだ足りないよ」
薄ら笑いを浮かべ、城廻先輩は頭を抱えて苦しむ一色に言うのだ。そんな二人を見た平塚先生と留美が、落ち着いた声色で言葉を漏らす。
「相変わらず恐ろしいな……城廻のアレは」
「うん。相当な強靭な精神力がないと、アレには勝てない。八幡も、あの人には気をつけた方がいいよ。敵に回して一番恐ろしいのは、実はあの人かもしれない」
平塚先生が顔を顰めながらボヤキ、留美が汗を一つ垂らしながら俺に言った。
「ど、どういうことだ? まさか……城廻先輩にも、何か秘密が……」
俺は、思わず言いながら城廻先輩の方を見てしまった。
すると、にっこりとした城廻先輩と目が合ってしまう。背筋がゾッとした。間違いない。彼女も、雪ノ下の百合や由比ヶ浜のドM、留美のドSみたいな何かがある。そして、それは今現在一色の中二病を追い詰めている強大なスキル……
「私の権能はね、ストーカーだよ。比企谷くん……わたし、狙った獲物は逃がさないからね♡」
にっこりとしたまま、先輩は言った。
戦慄しながらも、俺は納得してしまった。
確かにだ。なぜならさっきの写真のようなものがまだ5枚もあるわけで……そんなに情報を集めることができるのは、ストーカーというならば納得がいく。
「じゃあ! どんどんいくよ? 」
続いて先輩は、陽乃さんから写真を取って、それをカメラに写した。その内容は……
プロジェクターが映し出した映像には、とある本の表紙があった。真っ黒な厚紙かなにかで自分で作ったような、そんな本だ。その本には、真っ白なインクで、古代の文字みたいな何かが書いてある。俺は真っ白な頭で、思ったことを口に出した。
「ヒエログリフ? ……か? 」
「違いますっ!!! あれはサンスクリット語です!!」
一色が泣きそうな目をしながら必死に訂正してきた。実際あれが何文字かなんてどうでもいいのだが、一色にとってみたらそうではないらしい。
「ふふふふふ……あれはね、調べてみたらサンスクリット語で聖典ラーマーヤナって書いてあるらしいよ? まさか、実在した古代インドの大叙事詩なんて自作するなんて……何がしたかったのかな? 」
城廻先輩が、愉快げに笑いながら言う。
「あうっごほぉぉっ!!!!! 」
一色は、言霊の力でも受けたのか今にも吐血しそうな勢いだ。
「じゃあ、まだまだいっくよ〜!!!!! 」
元気いっぱいに先輩は虐殺の再会を宣言する。
そして今度は由比ヶ浜から写真を取り、同じようにプロジェクターに映されたのは……
「うん。これはさっきの聖典ラーマーヤナの中身だね。全部サンスクリット語で書いてあるけど、内容を言うと……」
「や、やめてっ!! それ以上はぁっ!! 」
一色が叫んだ。だが、そんな一色のことをチラッと見ただけで、先輩は臆することなくその先を口にする。
『第一章.一節.大精霊いろはの黙示録』
『この世はもともと、3柱の女神が創りしもの』
『豊穣の女神、ガハマ』
『太陽神、はるの』
『美と貧乳の神、ゆきの』
『そしてその三柱をまとめた、この世界の主人こそが、大精霊イロハエルなのです』
城廻先輩の朗読が終わった。大精霊が神々を従えちゃうのかよとか、よくそんなにサンスクリット語調べたなとか、まあ色々ツッコミを入れたいところもある。だが、それ以上に……
「……一色さん。この戦いが終わったら、話があるわ」
ほらぁ……変なところに飛び火しちゃったじゃん。
お陰でこの部屋がまるで猛吹雪の中みたいに寒いんですが?
「はいはいっ! じゃあ、次いくよ〜!!!!! 」
恐怖にびくびく震える一色と、氷の女王化している雪ノ下を無視して、先輩は次は小町から写真を取り、プロジェクターに映す。
「……これは」
小町が声を漏らした。
これは、多分城廻先輩が盗撮したものだろう。一色が何か小さいものに顔を埋めているような構図だ。これだけでは何か分からないだろうと、先輩が補足してくれる。
「これはね? 由比ヶ浜さんの胸をガン見している比企谷くんの写真を、わざわざ学校の外を取引場所にして小町ちゃんから貰った後のいろはちゃんだね。多分だけど、写真の比企谷君にチューしてるよね、コレ。こんだけ顔を埋めているってことは、結構ディープなやつなのかな? 」
「うっ……うう〜〜〜〜〜〜」
俺はもう一色のことが見れない。声だけが聞こえてくるが、その声からはもう何の余裕も感じられなくて、なんかもう、ただただ可哀想だ。
「じゃ次いこ! 」
鬼か、この先輩は。もうストーカーじゃなくて鬼だろ絶対。無惨より無惨だよアンタ。
流れで留美から写真を取り、映す先輩。
次に映されたのは、夜の公園だった。
木に向かって一色は木刀のようなものを握っており、その木には紙が貼り付けてある。紙には「ひんにゅー」と書かれた……誰かの絵が描いてあって……その下には「せんぱい奪回」と書かれている。
「よほど死にたいようね、一色さん」
ねえ、先輩これ絶対オーバーキルだって。
凍てつく波動が痛すぎてやばい。何がやばいって、雪ノ下が由比ヶ浜に一生懸命止められてるくらいやばい。目が血走っているし、今にも無残な殺人現場になりそうだ。やっぱり、先輩絶対無惨だって。新しい鬼作っちゃってるし。
「よーし! 最後いくよぉ! 」
平塚先生から写真を受け取った先輩は、にこやかにまた最後の写真を映す。もうホントに勘弁してやってくださいって。不登校になっちゃうよいろはす。
最後に現れたのは、一枚の手紙だった。その手紙には、こんなことが書かれていて……
『これを読んでいるということは、きっと私にピンチが訪れているということなのでしょう……。でも、あなたは負けない。だって、あなたの仲間を想像してみて? 』
『雪乃先輩は貧乳ですぐキレるけど、憧れの理想のお姉さん。せんぱいを射止めた流石の人。まだまだあの人からあなたは学ぶべきことが沢山あるはずよ? 』
『結衣先輩。頭がだいぶ弱いけど、それを補ってあまりある女神。私はまだほとんど恩返しも出来ていない。それでいいわけないでしょう? 』
『はるさん先輩。あの雪乃先輩のお姉ちゃん。完璧超人で、私の目標。まだまだ私はあの人に追い付けていない』
「お米。特にないけど、あなたはまだお米を屈服させていないでしょう? ちゃんと研いであげるまで、力尽きてなんていられない!! 」
「せんぱい。だいしゅき。子供の名前は何にしましょう」
オーバーキルだ。
こんだけの攻撃を受けて、もう立てるはずがない。
だってそうだろう? 先輩は自分のストーカーの権能を余すところなく使い、確実に一色を殺りにきた。その効果は絶大なようで、もはや、一色は下を向いたまま立ち尽くしている。今でも立っていられるのが不思議なくらいで、ここまでで参ったとギブアップしなかっただけとんでもない精神力だと俺は思う。
「うふ♡ よくここまで我慢したね、いろはちゃん……でも、もう我慢しなくていいんだよ? 」
城廻先輩は、下を向いたまま立ち尽くす一色のすぐそばにより、甘い声で囁いた。もう諦めろと、確かに俺にはそんな副音声が聞こえる。
城廻先輩の手法は多彩だった。
ストーカーという性質から、多様な情報を入手。多角的な攻め方で一色の精神を抉り、その波状攻撃を成功させる。反撃をしようにもその隙さえ与えず、別の角度から追撃を加える多彩さは、まるで様々な球種を自在に操る万能ピッチャー。
圧倒的。ワンサイドゲーム。その実態に誰もが、この勝負の行方を確信した。
……その時。
「っ!? 」
一色が両手で、城廻先輩の両肩を掴んだ。全くの予想外なのか、城廻先輩も声にならない声を漏らす。驚きを隠せていない。
「確かに、確かにあなたは強かった。……でも、城廻先輩は一つだけ、決定的な過ちを犯しました」
その一色の声色には、力がある。
これだけ一方的に責められても、辱められても、それなのに……この力は何だ? 一色いろはから感じるこの闘気は……何なんだ?
「そうですね。最後の、昔、私自身に向けて何となく書いてみたあの予言書……アレがなければ、確かにヤバかったです。でもアレのおかげで、折れずに済んだ。……いえ、私の仲間のお陰で、折れずに済んだっ!!!!! いいですか? よく聞いといてくださいね城廻先輩!! 」
「なっ……つ、強がりを! 一色さんはもう瀕死のはずっ」
狼狽える先輩に、一色は今日一番の熱意の籠った目を向けている。
「なるほどな……面白い。あんな奴だと知っていれば、私が相手をしたかった……熱い試合になっただろうに」
その戦況を見ながら、平塚先生が嬉しそうな笑顔で言う。そのまま、顔を一色に向けたままの状態で、先生は俺に語りかけてきた。
「なあ、比企谷……お前は、昔の○ンピースのこんなセリフを覚えていないか? 」
そっと、噛み締めるように先生は溜めて、言った。
「全身に何百の武器を仕込んでも、腹にくくった一本の槍には、適わないこともある」
その平塚先生のセリフの後、一色の大声が響き渡った。
「いくら城廻先輩がっ……! 多彩な攻め方で私を攻撃してきても! 私の信念は……中二病は……折れたりしないっ!!! 」
* * *
「っ……いくら強がったところで、いろはちゃんが満身創痍なのは変わらないよ」
一色のシャウトを受けた先輩は多少はよろめいていた。だがら自分のアドバンテージを誇示することによってまた平静を保つ。だが、それも長くは続かない。
「確かに、私には先輩に刻まれた傷があります……長くはもたないでしょう……ですが、城廻先輩のそのストーカーというスキル、そこに私は突破口を見ました」
すると、一色は俺に近づいてきた。そして、俺が持っていた一枚の写真を見ると、ニッコリと笑う。そのまま俺から写真を取って、その表情を保ったままに一色は城廻先輩の元へ歩いて行く。
「な、何をしようというのっ……」
城廻先輩は警戒しながら、一色に問うた。
そんな先輩に、一色はニヤつき、その写真を見せながら答える。
「これは、私が前にせんぱいを雪乃先輩から奪おうと、ポッキーゲームをした時の写真です。せんぱいと、せんぱいにめちゃくちゃくっついた私が写っています」
「そ、それが何かな? そのあと雪ノ下さんとはるさんにボコボコにされたんだよね? 」
先輩は、一色が何をしているのか分からないといったようで困惑していた。だが、一色がボコボコにされたという最後の台詞だけは、そんな自分を奮い立たせるように自信満々を装っている。
「……これ、先輩は正直羨ましいとか思いませんでした? 」
「っ!!? 」
「ふっ……図星なようですね」
なんだ? どういうことだ?
俺が困惑している間にも、一色は言葉を続ける。
「先輩も、薄々気づいているんでしょう? いつも遠巻きにストーカーなんてしていたら、こんなふうにせんぱいと直にイチャイチャなんて出来ないって」
「やっ……やめて……」
城廻先輩が胸を押さえて苦しみ始めた。なんで?
ここを好機と見たのか、一色は一気にたたみかけ始めた。
「そう。確かに城廻先輩のストーカーのスキルがあれば、ある程度のせんぱいの情報は手に入るでしょう。……ただ、私みたいに、こんなふうに、せんぱいと直にスキンシップをとるような関係性は築けないっ……」
「おいちょっと待て一色!? 」
「ああ! ああああああああああ!! 」
一色は俺の腕に自らの腕を組み、城廻先輩に見せつけるようにドヤ顔をキメた。先輩はそんな俺たちを見て頭を抱え苦しみ出す。そしてそのまま、一色は攻勢を続ける。
「城廻先輩って、多分、いいところまでいっても最後のところで攻めれない……所謂、ヘタレって奴なんじゃないですか? 」
「や、やめてぇぇぇぇぇぇ!!! 」
城廻先輩の苦しみ方が増した。そんな先輩に、勝ち誇った様子の一色はまたさらに続ける。
「いいですか? 城廻先輩、私を見ていてくださいね? 」
「くっ……な、なにを」
城廻先輩が負けん気を出し、顔を無理やり一式に向けた瞬間だった。一色は俺を呼び、そして……
「せんぱい」
「ん? なん……っ」
ちゅっ
キスをされた。
マウストゥーマウスで。
「っぷはっ……そう、城廻先輩。あなたは遠巻きにストーカーなんてしているヘタレのうちは、私みたいにこんなアタックは出来ないわけです」
「なっ……グハッ……ううう……そんな」
そんな光景を見た城廻先輩は、床に膝をついた。そんな先輩に、一色はトドメとばかりに駆け寄って。
「さあ、今のあなたに……私と同じことが出来ますか?」
「……できない……私には、恥ずかしすぎてそんな事出来ない……まいり……まいり、ました」
勝負が決した瞬間だった。
* * *
さああれから、第二試合が終わってから30分が経つ。
終わってから少しして、何故か俺だけ別室に行って欲しいとその場にいた雪ノ下たちに頼まれたわけだが……
一色はどちら陣営に関わらず全員から制裁を受けたみたいだ。そして今ここにはいない。無事だといいなあ。
「比企谷君、あなたにもあとでお話があります」
「ヒッキー。私そういうプレイ嫌い」
「お兄ちゃん殺すよ」
「比企谷くん楽しそうだったね」
「八幡。そんなに鞭で撃たれたいんだ」
「撃滅の……」
そう雪ノ下たちに言われた言葉がまだ耳に響いている気がする。辛い。目にハイライトなかったよあの人たち。
そんな感じで、俺自身も自分の身の置き所に困っていた中、部屋のドアの辺りから高らかな声が聞こえた。
「ふっふっふ。久しぶりだね、みんな」
奴が来た。
そう、空前絶後のド腐れ人間。掛け算した男は数知れず、それを受けてダメージを負わなかった人間はいない……。俺が出会ってきた中で、一番使用法が難しいであろう人間。
「あなたは……海老名先輩っ!!! 」
小町が、一歩前に出て吠えた。まるで、打ち負かすべき敵を見定めたと言わんばかりだ。その小町の闘気を、余裕の、ドロっとした笑みで海老名さんは受け止め
「小町ちゃん……待っていてね? あなたを腐海の住人にしてあ・げ・る♡」
嵐が、来ようとしている。
次回
海老名姫菜vs比企谷小町
Coming soon
ーーーーーーーーーーーー
スキルまとめ
雪ノ下雪乃
・乙女ポエム
・ガチ百合
・ぷよぷよ
雪ノ下陽乃
・ド変態
・乙女
・ぷよぷよ
由比ヶ浜結衣
・悪魔的ドM
・聖母の力
一色いろは
・中二病
比企谷小町
・ガチブラコン
川崎沙希
・ヤンデレ(不完全)
・メガブラコン
・メガシスコン
比企谷八幡
・⁇
鶴見留美
・ドS
平塚静
・⁇
城廻めぐり
・ストーカー←new
・ヘタレ←new