『「速報」比企谷八幡、結衣さんを襲う。未遂に終わり現在悶絶中』
「さて......奴をどうシばいてやりましょうか」
皆さんこんにちは。世界の至宝こと一色いろはです。
突然ですが、今の私は激おこです。 正直言ってマジで暗黒面に堕ちそうなくらいには怒っています。怒髪天をついています。
というのも、せんぱいが結衣先輩を襲ったという情報が雪乃先輩から奉仕部ラインに流されたからです。上のやつですねはい。きちんと猿が蒼白な顔で床に伏している画像までついてきました。
顔を真っ赤にしてベットに横たわる牛乳先輩もいましたよエエ。
この一報が流れてからというもの、私やお米ちゃんももちろん急いで雪乃先輩に連絡を取りました。それだけでなく、ハルさん先輩経由で留美ちゃんや城廻先輩にも情報が入ったらしく、そのお陰か、私が命名した新しい名前のSNSのグループが出来上がりました。その名も......
『猿をぶっ殺そう』
なお、これに異議を申し立てた人はいなかったといいます。
* * *
翌日。
「さて......もうちょっとで兄は帰ってくるので、作戦だけおさらいしておきましょうか」
お米ちゃんの声が比企谷家に響き渡ります。その声に反応するような形で、集った皆さんは牛乳先輩以外、目に炎を灯します。
「比企谷くん......あなたは私のパートナーなのよ......一生忘れられない傷跡を植え付けないと」
雪乃先輩の後ろには吹雪が見えます。
「私の比企谷くん......私だけの比企谷くん......」
ハルさん先輩はそう自分に言い聞かせています。
「......お兄ちゃんはシスコンであるべき......お兄ちゃんはシスコンであるべき......」
お米ちゃんはなんか呟いていました。
「はちまんはロリコンであるべき......」
瑠美ちゃんも呟いています。
「比企谷くん比企谷くん比企谷くん比企谷くん比企谷くん比企谷くん比企谷くん比企谷くん」
城廻先輩は壊れたレコードみたいになってます。
「ふへへへへっへっへへへへh」
とりあえず牛乳はウザいから黙ってくれないかなです。
あ〜あ、でもこうしてみるとせんぱいの周りってヤバイ人ばっかですね......
流石に、ちょっとせんぱいのことが可哀想になったりもします。
まあそれはともかく、マジ殺んぞあの猿。
* * *
「さて......とりあえず気を取り直して作戦のおさらいをしましょう......とりあえずいろは先輩はその恐ろしい顔しまってください」
はて、失礼ですね。こんなに可愛いフェアリーを捕まえて恐ろしい顔だなんて。
お米はハアッとため息をついた後、その作戦を話し始めました。
まあ、簡単にいうとですね、ただのドッキリです。
今日はみんなで学校を休んで、学校から帰ってきたせんぱいを心臓止まるくらいにびっくりさせるってだけの簡単なお仕事です。
具体的には、普通に死角から飛び出たりコーラぶっかけたりシュークリーム投げつけたり目の前で○リキュアのブルーレイ全部叩き割ったりとかですね。はい。可愛いもんですよ。
「じゃあみんな、所定の位置について」
ハルさん先輩の号令により、そこにいた全員が一斉に持ち場に散らばります。
キッチンの陰、階段の陰、本棚の裏、こたつの中、トイレの中、2階のお米ちゃんの部屋のベットの中、新聞置きの隅などなどです。
家の至る所に隠れているのは、せんぱいがどこにいってもいいようにの保険的な役割があるとかないとか。もちろん2階のお米ちゃんのベットの中担当は牛乳先輩です。別に特に深い意味はないですけどね。はい。
* * *
〈視点、比企谷八幡〉
「ただいまっと」
今日はあいつらが休んだおかげでごっそりと学校からいなかったから、ずいぶん平和な時間を過ごせた。全員で滝行してくるとか言ってたけど、あいつらは頭大丈夫なんだろうか......
まあいい。当然、あいつらが学校に来ていないとなると奉仕部もないから、授業が終わるとすぐに帰ることができる。......まさにこれこそがあるべき受験生の姿なんだけどなあ......
ただ、俺だって帰ってからすぐに勉強をするわけではない。
最近発掘してしまった、俺のストレス発散の時間が始まるわけだ。
最近のあいつらによるストレスは、相当俺を蝕んでいる。でも俺が外でまだ正気を保てているのは、この時間があってこそなんだっ!!!!! これがあるからこそ、、、これからの癒しがあるからこそ……俺はやっていける。
ゆっくりと、誰もいない家の玄関のドアを閉める。しっかりと鍵もかけて......
ああ、いくぜ......ここからは俺の、俺だけの、、、、、パーリナイだっ!!!!!
そのまま俺は上着を脱ぐ、ズボンも脱いだ。ここはまだ玄関、だが、俺だけしかいないであろうこの家の中では、もはや何をしても誰にも止められないっ!!!!!
「ふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
* * *
皆さん。一色いろはです。
ヤバいものを、私は今見ています。
先輩が、黒いブラジャーと黒い女性もののパンティ一丁でさっきから家中走り回っています。めっちゃ笑いながら楽しそうに、走っています。
「あっはははハハハハハはハハハハハは俺は自由だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ストレスから自由だ!!!!!!!!!! 」
一通り走っていった後、2階のお米ちゃんの部屋からでしょうか? 先輩はリビングに大きな姿見を持ってくると、同じくどこからか持ってきていたたくさんの女性ものの洋服を使って、1人ファッションショーを始めました。フヒフヒ笑っています。楽しそうです。めっちゃ女装しています。生き生きとしています。
「ああああああああ、、、俺こうやるとめっちゃイけてない? 女装の才能あるなやっぱ」
めっちゃ楽しそうです。あ、化粧とか始めました。マリリン○ンローみたいになってます。
そして、せんぱいはチャイナドイレスみたいな服に身を包んだ後、姿見を妖艶な笑みで見つめながら......こう言ったのです
「......うっふん......ちょっとだっけよ〜ん? 」
私は、涙が止まりませんでした。
思わず、隠れていたこたつの中から出てきてしまうほどに、もう何の気力も残っていません。それは他の皆さんもそうだったのか、次々に隠れるのをやめ、大粒の涙を流しながら、せんぱいの方を見つめています。皆さん一様に悲しい顔を浮かべていました。
「もう、いやあ〜ん。うふふふふふふふふふふふふふふ」
変わり果ててしまったせんぱいは、もうすっかり自分の世界に入ってしまっているのか、隠れるのをやめた私たちの姿に気づきません。
......悲しすぎます。もう、私を含めて皆さん涙が止まりませんでした。
私は、一度涙を拭くと、皆さんに目配せをします。
その意味はつまり、この悲惨な時間を終わりにすること。
皆さん、諦めたように、泣きながら首を縦に振ってくださいました。
いけ、いろは。
私たちが生み出してしまったであろう、この悲劇の怪物を、、葬ってあげるために。
「せんぱい」
「へ」
意外に、せんぱいは一言でこっちの世界に帰ってきてくれました。
そしてせんぱいは、真っ赤なチャイナドレスにマリリン・○ンローのような顔を私に向けます。
しばらくして、せんぱいは隠れるのをやめた雪乃先輩や結衣先輩、ハルさん先輩にお米ちゃん、留美ちゃんに城廻先輩の顔を順に見ていって......
「ああ......ああああああ.......ああああああああああああああああ.........脳が、、、脳が震えるうううううううううウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ......うう......」
誰1人、涙を流さずにいた人はいませんでした。
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スキルまとめ
雪ノ下雪乃
・乙女ポエム
・ガチ百合
・ぷよぷよ
・AAA
雪ノ下陽乃
・ド変態
・乙女
・ぷよぷよ
・EよりのDカップ
由比ヶ浜結衣
・悪魔的ドM
・聖母の力
・Fカップ
一色いろは
・中二病
比企谷小町
・ガチブラコン(メガ進化)
川崎沙希
・ヤンデレ(不完全)
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比企谷八幡
・女装癖←new
鶴見留美
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平塚静
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城廻めぐり
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海老名姫菜
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三浦優美子
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