シエルのオオゾラ大冒険   作:ルペコック

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現在の手持ち
・ブル(ワニノコ)
・ソラ(ポッポ)
・ニュイ(ズバット)
・ポケモンのたまご

現在のポケモンボックス(1枠)



第2話

つながりのどうくつ

「ブル!みずでっぽう!」

 

「ワニャー!」

 

現在シエルは32番道路を抜けた先にある洞窟、つながりのどうくつで襲い掛かってくる野生のポケモンや、勝負を仕掛けてきたトレーナーを倒しながら前に進んでいた。

 

「ナイス、ブル!」

 

「ワニャー!ワニャ!?」

 

そして何体目かの野生のポケモンを倒した時だった。ブルの体が急に光りだしたのは。

 

「こ、これってまさか!?」

 

「ワニャ!?ワニャー!?」

 

そして次第にブルの姿も変わっていき、そして、

 

「アーリゲィ!」

 

「ブルが進化した!やったー!」

 

シエルがブルが進化したことで喜んでいたその時だった。

ピキッ

 

「ふぇ?なんかバッグの中から音が?」

 

そしてシエルがバックの中を見ると、

 

「チェキプリィ~」

 

「たまごが生まれた!」

 

「チョキ!?チェキ~…」

 

「あっ、ごめんごめん。怖かったね。とりあえず早く街で一息つきたいし、ヒワダタウンまで全速前進だ~!」

 

「アーリゲィ!」

 

 

ヒワダタウン

「もうすぐヒワダ!もうすぐポケセン!」

 

「だーかーらー!俺たちはロケット団だって言ってんじゃん!」

 

「ふぇ?」

 

何やら井戸の前で言い争いをしているようだった。それよりも聞き逃せないワードがあった。

 

(ロケット団ってあの?での解散したんじゃ?)

 

ロケット団。3年前にカントー地方で悪さを行い、そして1人のトレーナーによって解散まで追い詰められた組織。

 

(どういうこと?)

 

とりあえずシエルはその場を後にしてポケモンセンターに向かった。しかし、気づけば井戸のほうに戻ってきていた。先ほどまで井戸の前に立っていた見張りらしき人物がいなくなっているのを好機ととらえて、シエルはヤドンのいどに突入した。

 

 

ヤドンのいど

「ソラ!かぜおこし!」

 

「ポーッ!」

 

ロケット団の下っ端を名乗る人たちを倒しながら奥に進んでいく。

 

「ふぅ」

 

「まったく、何ですか?」

 

「!?誰!」

 

「私ですか?私はロケット団で最も冷酷と呼ばれた男……私たちの仕事の邪魔などさせませんよ!行け!ズバット!」

 

「くっ、いきなりバトル!?だったらいけ!ソラ!」

 

「ポー!」

 

「ズバット!ちょうおんぱ!」

 

「ズバッ!~~」

 

「ソラ!かわしてかぜおこし!」

 

「ポー!」

 

「ズバッ!ズバー!」

 

「ソラ!速攻で決めるよ!でんこうせっか!」

 

「ポッポー!」

 

「ズバー!」

 

ソラのでんこうせっかをくらいズバットは戦闘不能となる。

 

「ふん、戻れズバット。どこの町にも私たちに逆らうやつらはいるのですね。だったら容赦はいりませんか!いけ!ドガース!」

 

「悪いことをしてるなら止めるのは当たり前だよ!ソラ!かぜおこし!」

 

「ポー!」

 

「ドガー!」

 

「ドガース!スモッグ!」

 

「ドガーッ!」

 

「ポッ!ポー!」

 

「ソラ!?かぜおこしでそんなスモッグ吹き飛ばしちゃえ!」

 

「ポーッ!」

 

「なっ!?そんな無茶苦茶な!?」

 

「いっけー!ソラ!かぜおこし!」

 

「ポー!」

 

「ドガー…」

 

「やったねソラ!・・ソラ?」

 

「ポッ、ポー!」

 

急にソラの体を光が包む。

 

「まさかこれ進化!?」

 

「ピジョー!」

 

「……こちらは手持ちがすべてやられそちらは進化で戦力増強。私の負けですね。ふふん、確かにわれらロケット団は3年前に解散しました。しかしこうして地下に潜り活動を続けていたのですよ」

 

「な、何ですって!?だったらここで」

 

「あなたごときに止められるほど私たちは甘くない。それを覚えておきなさい。」

 

ランスが地面に球状の何かを投げつけるとそこから煙幕が放たれる。

 

「けほっけほっ、待ちなさい!」

 

「待てと言われて待つアホはいませんよ。それでは」

 

そうして私の初めてのロケット団との対敵は終わったのだった。

 

 

ヒワダタウン

シエルはヒワダジム挑戦のための経験値稼ぎに町を出ようとしていた。

 

「おい、ちょっと待てよ」

 

その時、後ろから声からをかけられた。

 

「あっ!あなたは!?」

 

声をかけられた方に向き直るとそこにはラントがいた。

 

「……聞きたいことがある。ロケット団が復活してるって本当か?」

 

「え、えぇ、ヤドンのいどの件なら私が一旦は解決させたけど」

 

「なに!?お前が倒しただって?嘘言うなよな」

 

「な、何を見て嘘だっていうのよ!私だって!」

 

「お前みたいな雑魚に倒されるロケット団ってのが想像できないだけだよ。だったらその実力俺に見せてみろ!」

 

「は、はぁ!?この前そんな私に負けたやつに言われたくないし!」

 

「いけ、ゴース!」

 

「聞け!私の話を!もう、いけ!ニュイ!」

 

「ゴーッス!」

 

「ズバー!」

 

「ニュイ!かみつく!」

 

「ゴース!くろいまなざし!」

 

「ゴースー」

 

「ズバッ!?」

 

ゴースのくろいまなざしによってニュイは拘束される。

 

「ズバッ!ズーバー!」

 

「ニュイ!頑張って!」

 

「ふん、そんな根性論で脱出できるかよ。ゴース」

 

「ニュイ!」

 

「ズッ、バッ、バッ、バー!」

 

「なっ!?」

 

「え!?」

 

この場にいる全員がまさか気合だけで行けるとは思ってなかったため、二人ともあっけにとられる。そして、

 

「ズバーッ!」

 

ゴースの急所にニュイのかみつくが当たる。

 

「ゴーシュ...」

 

「・・・くっ、戻れゴース」

 

「な、なんかごめん」

 

「謝るなよ!俺がみじめになるだろうが!ッチ、だったら行け!ベイリーフ!」

 

「ベーイ!」

 

「ニ、ニュイ!このままいくよ!かみつく!」

 

「ベイリーフ!リフレクター!」

 

ベイリーフのリフレクターによって敵はこちらの物理攻撃からすべて守られる。

 

「ズバッ!?」

 

「くっ、しゃらくさい!」

 

「ふん、ベイリーフ!こうごうせい!」

 

「だったら!ニュイ!ちょうおんぱ」

 

「ベーイ!」

 

「ズーバー!」

 

「ベイ!?ベーイー」

 

「くっ、しっかりしろ!ベイリーフ!はっぱカッター!」

 

「ベ、ベーイ!」

 

「ズバー!」

 

「ニュイ!かみつく!」

 

「ズ、ズバッ!」

 

「ベーイ!」

 

そうしてベイリーフははっぱカッターをニュイはかみつくで攻撃するも長期戦になればなるほどリフレクターによる壁と光合成の回復での差が響き、そして

 

「ズバ~...」

 

「ベーイ!」

 

「ふん、しつこかったぜ」

 

「っ!ニュイ戻って!」

 

「さて次は何出すんだ?」

 

「・・いけ!ソラ!」

 

「ピジョー!」

 

「今度はピジョンか」

 

「行くよ!ソラ!かぜおこし!」

 

「ピジョー!」

 

「ベーイッ!ベーイ...」

 

「ッチベイリーフ戻れ。行け!ズバット!」

 

「ソラ一旦戻って、行ってルミエール!」

 

「ズバッ!」

 

「チョキプリィ!」

 

「ズバット!ちょうおんぱ!」

 

「ルミエール!かわしてじんつうりき!」

 

「ズバ~!」

 

「チョキ!チョキプリィ!」

 

「ズバッ!?」

 

「畳みかけろ!ルミエール!じんつうりき!」

 

「チョキプリィ!」

 

「ズバー!ズ~バ~...」

 

「・・チッ使えないポケモンたちめ」

 

「な、そんな言い方は!」

 

「……俺は弱いやつが大嫌いなんだ。ポケモンだろうが、トレーナーだろうが……そういう弱いやつらがうろついてるのが目障りで仕方ない……」

 

「っ!?」

 

何か暗い過去でもあるのだろうか。それを聞き出そうか悩んでいると

 

「ふん、お前も痛い目にあいたくなかったら俺の周りをウロチョロするんじゃねえぞ」

 

そう言ってラントは行ってしまった。

 

 

ヒワダタウン ヒワダジム

「た、たのも~」

 

「・・何コソコソしているの?」

 

「ヒエッ!」

 

不意に後ろから声をかけられシエルの心臓が飛び上がる。

 

「い、いや中が暗かったからやってるのかどうかわかんなくて、入っていいものなのか」

 

「あぁ、もう入っていいよ。ジムリーダーは僕だからね」

 

「へっ?」

 

「僕ツクシ!虫ポケモンのことならだれにも負けないよ!ジム挑戦者かい?」

 

「は、はい!」

 

「ハハ、よろしくお願いね。じゃあさっそく始めようか!審判さん?」

 

「はい、それではこれよりヒワダジムのジム戦を開始します!使用ポケモンは3体!先に相手のポケモンをすべて戦闘不能にしたほうが勝ちとなります!」

 

「行くよ!ストライク!」

 

「行け!ブル!」

 

「ストライッ!」

 

「アーリゲィ!」

 

「それではバトル開始!」

 

「ブル!かみつ」

 

「ストライク!とんぼがえり!」

 

「くって、へ!?」

 

開始直後敵のストライクはとんぼがえりを放つ。

 

「アーリィ!」

 

そしてそのままの勢いでストライクはツクシのモンスターボールに戻っていく。

 

「行け!トランセル!」

 

「とにかくブル!かみつく!」

 

「アーリゲィ!」

 

「トラン!」

 

「もう一回かみつく!」

 

「アーリゲィ!」

 

「トランセル!たいあたり!」

 

「トラン!」

 

お互いの攻撃がぶつかる。

 

「アリッゲィ!」

 

「トラン……」

 

「トランセル戦闘不能!アリゲイツの勝ち!」

 

「よし!まず1勝!」

 

「うーんとんぼがえり使うの早かったかな?さてもう一度お願いね!ストライク!」

 

「ブルこのままお願い!」

 

「それではバトル開始!」

 

「ストライク!きあいだめ!」

 

「ブル!かみつく!」

 

「ストライッ!」

 

「アーリゲィ!」

 

ブルのかみつくが当たるが右のブレードに当たりすぐさま振りとばされる。

 

「ストライク!でんこうせっか!」

 

「ストライッ!」

 

「アリッ!」

 

「ブル!逃がすな!かみつく!」

 

「アーリゲィ!」

 

「ストッ!?」

 

「ストライクのスピードに追い付けるなんて、並の鍛え方はしてないね。でもこれでフィニッシュだよ。とんぼがえり!」

 

「ブル!避けてみずでっぽう!」

 

「アーリ!」

 

「ストライッ!」

 

瞬間の攻防、それを制したのは

 

「ア~リ~…」

 

「ストライッ!」

 

「アリゲイツ戦闘不能!ストライクの勝ち!」

 

そして勢いのままストライクは自身のボールに帰っていく。

 

「ふむ・・ラストはこいつだよ。行け!コクーン!」

 

「コグコグ!」

 

「戻って、ブル」

 

「さて2体目は何が出てくるのかな?」

 

「2体目はこの子です!行け!ニュイ!」

 

「ズバッ!」

 

「バトル開始!」

 

「ニュイ!かみつく!」

 

「コクーン!たいあたり!」

 

それぞれの攻撃が放たれる。ニュイがコクーンにかみつくがコクーンが暴れすぐに離れ体当たりされる。

 

「ニュイ!もう一回かみつく!」

 

「コクーン!どくばりだ!」

 

ニュイがコクーンに再度かみつくが今度はそのままコクーンは毒針を放ちそれがニュイの足先にかする。

 

「ニュイ!これで決めて!かみつきまくれ!」

 

「コクーン!もう一度どくばり!逃がすな!」

 

「ズバッ!ズバッ!ズバッ!」

 

「コグッ!コ・・グ・・・」

 

「コクーン戦闘不能!ズバットの勝ち!」

 

コクーンも毒針を何発か話すもすぐに体力が尽き倒れてしまうのだった。

 

「よし!あと1体!でも残りは」

 

「そう僕の相棒ストライク。さて少しでもあがかせてもらうよ!行けストライク!」

 

「ストライッ!」

 

「ニュイ一旦戻って、出てきて!ソラ!」

 

「ピジョー!」

 

「それではバトル!」

 

「これでラストにしてみせます」

 

「いいやここはただの通過点だ。そして最後に勝つのは僕だ!」

 

「はじめ!」

 

「ストライク!でんこうせっか!」

 

「ストライッ!」

 

目にもとまらぬ速さでストライクはピジョンに突っ込む。

 

「ピジョ!?ピジョー!」

 

「耐えてソラ!かぜおこし!」

 

「ピ、ジョ、ピジョー!」

 

「スト!ストライッ!」

 

「ストライク!でんこうせっか!」

 

「ソラ!かぜおこし!」

 

「ストライッ!ストッ!」

 

「ピジョッ!ピジョー!」

 

互いの攻撃が当たり互いに息絶え絶えといった感じだ。

 

「これで最後だ!ソラ!でんこうせっか!」

 

「これで終わりだよ!ストライク!でんこうせっか!」

 

「ピジョー!ピジョッ!」

 

「ストライッ!」

 

そして2体の目にもとまらぬ光速の攻撃が互いに発揮される。

 

「ピ・・ジョ・・・」

 

「ソラ!」

 

「ピ、ピジョー!」

 

「ストライッ…」

 

「ストライク戦闘不能!ピジョンの勝ち!よって勝者!チャレンジャー、シエル!」

 

「ここまで、か……」

 

「勝った……やったー!勝ったよ!やったよソラ!」

 

「ピジョー!」

 

「君強いね!うん!わかったよ!このバッジ持って行ってよ!ヒワダジム突破の証インセクトバッジだよ!」

 

「ありがとうございます!」

 

「これで使えるポケモンボックスが2枠に増えたよ!これでたくさん仲間ができるね!まぁ8匹をたくさんととるかは君次第だけどね!」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

「それで次に行く街は決まってるかい?」

 

「えっと、キキョウシティから来たので」

 

「じゃあ今度はコガネシティだね!あそこのジムリーダーはちょっと厄介だから気を付けてねー」

 

こうして私は2つ目のバッジを手に入れたのだった。

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