・ブル(アリゲイツ)
・ソラ(ピジョン)
・ニュイ(ゴルバット)
・ルミエール(トゲピー)
・ステラ(ヤンヤンマ)
・ゲイル(ストライク)
ポケモンボックス(現在3枠)
36ばんどうろ
「これかぁ・・」
コガネからエンジュ、キキョウに行くための道に立ちふさがる木を見てシエルはため息を吐く。
「ブル、やっちゃって…」
「アーリゲィ」
ブルが木に向かってみずでっぽうを放つ。すると、
「ウソッ!?ウソッキー!」
突然木に化けていたポケモンが襲いかかってきた。
「さてここからが本番!ブルは休んでて!いくよ!ニュイ!」
「ゴルバッ!」
「かみつく!」
「ゴルバッ!」
「ウソッ!?ウーソッキー!」
「ゴルッ!?ゴルバッ!」
「よしっ!よく耐えた!もう一度かみつく!」
「ゴルバッ!」
「ウソー!ウッソー!」
「あっ逃げていった!まぁ通れるようになったしこれで良いかな?ね?ニュイ…へ?」
「ゴルバッ!?」
ニュイの方に振り返るとニュイの体が光に包まれていた。
「これって!?」
そして光の中でどんどんと姿は変わっていき。
「クロバッ!」
ニュイはクロバットに進化したのだった。
・・・・・
「ルミエール!じんつうりき!」
「チョキプリィ!」
そしてエンジュシティに向かう途中でも嬉しいことが起こった。それは野生のポケモンを倒しながらルミエールの経験値稼ぎを行っていた時だった。
「チョキ!?」
「まさかルミエールも!?」
ルミエールの姿がどんどんと変わっていき、そして
「チョキチッ!」
「ルミエールやったねぇ!」
「チョキチッ!」
シエルはルミエールが進化したことを無邪気に喜びその浮かれたままエンジュシティに向かった。
エンジュシティ やけたとう
「確かここにジムリーダーがいるって職員の人が言ってたけど・・ん?」
「……」
「あー!あんたは!」
「はぁ、静かにしろよ。焼け焦げた跡とはいえ貴重な建物の中だぞ…」
「うぐっ…」
「で、何しに来たんだよ?どうせここに現れるという伝説のポケモンを捕まえて自分を強く見せようとでも思ってるんだろ?」
「え?ここ伝説のポケモン出てくるの?」
「・・・まぁいい、伝説のポケモンは最強のトレーナーになると誓った俺にこそ似合うんだ」
「何をぉ!私だって最強のトレーナー目指して努力してるんだから!」
「ふん、行きなゴース!」
「ルミエール!行け!」
「ゴース!くろいまなざしで足止めだ!」
「ゴース!」
「だったらルミエール!じんつうりき!」
「チョキチッ!」
「ゴッ!ゴ~ス……」
「チッ、戻れゴース。行けコイル!」
「だったら戻ってルミエール!行けブル!」
「コイー!」
「アーリゲィ!」
「ブル!みずでっぽう!」
「アーリゲィ!」
「コイー!」
「コイル!ちょうおんぱ!」
「コイー」
「アーリー!」
「ブル!みずでっぽう!」
「ア…リー!」
「コイー!?コイ~…」
「チッ、戻れ!行け!ベイリーフ!」
「こっちも戻ってブル!行けゲイル!」
「ベーイ!」
「ストライッ!」
「ゲイル!つばさでうつ!」
「ストライッ!」
「ベーイ!?ベーイ……」
「なっ、一撃だと!?」
「ふふんどうだ!」
「チッ、戻れ!行けズバット!」
「ふふん、だったらゲイル戻って!行けステラ!」
「ズバッ!」
「ヤン!」
「ステラ!ちょうおんぱ!」
「ズバット!ちょうおんぱ!」
「ヤーン!」
「ズバー!」
「ステラ!」
「くっ、混乱したか」
「ステラ!ソニックブーム!」
「ヤーンヤン!」
「ズバッ!?」
「ズバット!つばさでうつだ!」
「ズ、ズバッ!」
「ヤーン!」
「ステラ!ソニックブーム!」
「ヤーンヤン!」
「ズバー!ズバ~……」
「・・・戻れズバット」
「よし!私の勝ちだね!」
「……まあいいさ。お前に伝説のポケモンを捕まえられるはずないからな」
「な、何ですってぇ!見てなさいよ!」
「ふん、じゃあな」
この売り言葉を買いシエルはやけたとうの地下を目指すのであった。
・・・・・
「ブル!行くよ!絶対見返してやる!」
「ア~リ~」
何やらブルのあきれた声が聞こえた気がするけど多分気のせいでしょ。
そうしてどんどん進んでいくとそこには、
「あっ」
三匹のポケモンが奥で鎮座していた。だが、近づこうとした瞬間こちらの足音に気づいたのか走り去っていくのだが、
「・・・」
「へっ?」
透明感ある空色のポケモンが私に近づいてきた。
「・・・ふん、私を追いかけてこい」
「ふぇ!?喋った!?」
そう驚いているうちにそのポケモンもどこかに行ってしまった。
「見ただろう!?」
「ひゃっ!?」
後ろからいきなり大声で話しかけられる。
「目の前をものすごい勢いでスイクンが駆けていった!かれこれ10年近くスイクンを追いかけてきたがこんなに近くでスイクンを見たのは初めてだ!」
「は、はぁ」
シエルは正直、男の勢いに引いていた。
「それにしても……スイクンは明らかに君のことを意識していたな」
(意識?喋ってたのは聞こえてなかったってこと?)
「それではシエル君また会おう!」
「え!?あっはい!」
こうして謎の男はどこか行ってしまった。
「・・・と、とにかく私たちも外に出ようか」
「君、話していなかったかい?」
「へっ!?」
突然意識していなかった言葉を投げられ、不意にそちらに振り替える。
「ミナキとさ」
「ミナ・・あぁさっきの男の人のことですか?」
「ふふ、あんなに楽しそうに話していたのは久しぶりだよ」
「と言っても彼の一人舞台だった気がしますけど」
そんなこんなで話しかけてきた男がこちらに近づいてきていた。
「で?これから君はどうするんだい?スイクンでも追いかけるかい?」
「い、いえまずはエンジュジムに挑戦しようかと」
「・・ふぅん。わかったじゃあジムはいつでも来れるように開けておくよ」
「・・うん?」
「言ってなかったかい?僕はエンジュジムジムリーダー、マツバ。君の挑戦を受けて立つよ」
「あ、あ、よ、よろしくお願いします!」
「・・あと」
そういった後こちらの耳元に顔を近づけ、
「ポケモンが話していたことについても勝てたなら僕の知る限りで教えてあげるよ」
「へっ?」
「じゃあね」
そういってマツバはやけたとうを出ていくのだった。
エンジュシティ エンジュジム
「来たね」
「よろしくお願いします」
「さて無駄話はせずにさっさと始めようか」
「それではこれよりシエルのエンジュジム戦を開始します!使用ポケモンは4体、先に相手のポケモンをすべて戦闘不能にしたほうが勝ちとなります!」
「僕の先発はこいつだ!行け!ゴース!」
「こっちはこの子です!行け!ルミエール!」
「ゴーッス!」
「チョキチッ!」
「バトル開始!」
「ゴース!くろいまなざし!」
「ルミエール!じんつうりき!」
「ゴース!」
「チョキチック!」
くろいまなざしによって身動きが取れなくなったが、ルミエールはそれを意に介さずじんつうりきを繰り出す。
「ゴッ!?ゴ~ス~……」
「ゴース!?」
「ゴース戦闘不能!トゲチックの勝ち!」
「ゴース戻れ、だったら次はこいつだ!行け!ゴースト!」
「ゴーストゥ!」
「ルミエールこのまま行けるね!」
「チョキチッ!」
「バトル開始!」
「ゴースト!さいみんじゅつ!」
「ゴース!」
「チョキ!?チョ~キ」
「ルミエール!?起きて!」
「ゴースト!ゆめくい!」
「ゴーストゥ!」
「チョ…キ……チョキッ!」
「ルミエール!じんつうりき!」
「チョキチッ!」
「ゴーッス!?」
「ゴースト!再度さいみんじゅつだ!」
「ゴーストゥ!」
「チョ…キ……」
「ルミエール!起きて!」
「これで終わりだ!ゆめくい!」
「ゴーッス!」
「チョキ!?チョキ…チッ……」
「トゲチック戦闘不能!ゴーストの勝ち!」
「くっ!戻ってルミエール!行って!ゲイル!」
「ストライッ!」
「バトル開始!」
「ゲイル!おいうち!」
「ストライッ!」
「ゴスッ!?ゴーストゥ……」
「ゴースト戦闘不能!ストライクの勝ち!」
「くっ、トゲチックに追い詰められていたか!」
「あと2体!」
「だったらこいつだ!行け!ゲンガー!」
「ゲーン!」
「ゲンガー!」
「こいつが僕の相棒だ!勝ちは譲らせないよ!」
「バトル開始!」
「ゲイル!おいうち!」
「ストライッ!」
「ゲーンッガ!?」
「ゲンガー!くろいまなざしだ!」
「ゲーン!」
「ゲイル!目をつぶって!」
「ストッ!?ストッ!」
「何を・・っ!そういうことか!」
くろいまなざしはそのまなざしを見つめ続けさせることによって動きを制限する技だ。だからそのまなざしをそもそも見なければ動きは制限されない。
「ゲイル!そのまま前進しろ!」
「ストッ!」
「ゲンガー!右に避けてやれ!」
「ゲ~ン!」
ストライクの前への飛翔を右にかわされる。しかし、
「ゲイル!目を開けてUターン!」
「なっ!?ここでだと!?」
「ストライッ!」
「ゲイル!おいうち!」
「ストッ!」
「ゲーン!ゲ~ン……」
「ゲンガー戦闘不能!ストライクの勝ち!」
「よし!あなたの相棒倒してやりましたよ!」
「ふっ、まさかここまでとはな!だが最後まで分からないのがポケモンバトルだ!行け!ゴースト!」
「ゴーッス!」
「ゲイル!このまま最後までお願いね!」
「ストッ!」
「バトル開始!」
「ゲイル!おいうち!」
「ストッ!」
「ゴースト!シャドーボール!」
「ゴーッス!」
ゴーストがシャドーボールを繰り出すが高速で動き回るゲイルに照準を合わせられず、そして
「ストーッ!」
「ゴッ!?ゴースゥ……」
「な!?急所に当たっただと!?ゴースト!」
「・・ゴースト戦闘不能!ストライクの勝ち!よって勝者!チャレンジャー、シエル!」
「やったー!」
「・・負けた・・・か。ふっ、おめでとうシエルさん。これがエンジュジム突破の証ファントムバッジだ」
「あ、ありがとうございます!これで4つ目!」
「それと例のことだが」
「あ、ポケモンが喋っていたことですか」
「・・君、ポケモンの声を聞いたの実はあれが初めてじゃないんじゃないのかい?」
「へっ!?」
「僕にも情報網というものはあるんだよ。例えば、キキョウジムのハヤト・・とかね」
「っ!」
「今のところわかってるのはポケモンと話せるパターンは2種類。エスパー系や伝説のポケモンの使うテレパシーでの会話、そしてもう一つはポケモンとの気持ちのシンクロ率が100%に近づいたときに時々現れる同調反応による会話の2つだ」
「同調反応・・」
「君がキキョウジムで聞いた自分以外の声それはおそらく君のポケモンの声だろう」
「私のポケモン・・」
そう、確かに私は初めてではなかった。ポケモンの声、それはキキョウジムの最後、ソラがでんこうせっかを放った時に聞いたしそれに
昔子供のころはいつものようにソラの声を聞いていた。2年前のハヤトさんとの敗北まで、ずっと