【安価】人理を修復することになったので安価で決める 作:テンペストランス
初投稿でございます
先輩とたどり着いた先には凄まじい威圧感を誇る黒いサーヴァントが立っていた
そのサーヴァントは騎士王アルトリア・ペンドラゴンと名乗り、私達との交戦が始まった
基本的に私が盾として皆さんを守りその隙にアストルフォさんが攻撃を仕掛けるといった戦法ですが騎士王の攻撃は凄まじく盾で受けるだけでも吹き飛ばされてしまいそうです
ですが、私の後ろには先輩と所長がいる
お二方を守るためにも私が倒れるわけには行かないのです!
そしてその先輩はと言うと……
「ピッ!ピッ!ピッ! ピッ!ピッ!ピッ! ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピーッ!」
「ちょっ、やめなさい!何してるの!そんなの挑発にしか取られないでしょ?!もっと指示を出すとかすることあるでしょうが!」
「ピッ!ピッ!ピッ!」
「聞きなさいよ!!」
……何故か笛を吹いておられます
なんなら思いっきり腕を振っておられます
おそらく応援してくださっているのでしょう、笛がなり始めた時は思わず一度振り返ってしまいましたが目はこちらを励ますような目をしていました
……多分
応援するなら普通に声をかけていただけたらそれでいいのですが……
そして騎士王さんは見るからに笛の音にイライラしていますね
それとは対照的にアストルフォさんは何故かイキイキとしています
「クッ、耳障りな!」
「えー?せっかくマスターが応援してくれてるんだしこの笛の音聞くと僕はやるぞー!って気持ちになるけどなー」
「そしてお前は目障りだ!」
「うひゃぁ!」
アストルフォさんの戦闘を初めて見ましたが跳ね回るようにして攻撃を避けながらその長い鞭のような剣で戦っています
しかしイマイチ攻めきれてないという印象です
時間をかければ聖杯からの魔力供給がある騎士王側にだんだんと有利になって行ってしまう
……私がチャンスを作るしか、ない
チャンスを作るにはあの騎士王の攻撃を正面から至近距離で受け止めるしかありません
正直に言うと、怖い
もし受け切れなかったら?私も無事ではすみませんし先輩にも被害が及んでしまうかもしれません
……ですが、ここでやるしかありません
そのために、先輩を守る盾となるためにキャスターさんに宝具を使えるように訓練していただいたのですから
ありがとうございます、キャスターさん
あなたはもういませんが、あなたのおかげで私は先輩の盾として自信を持ってここにいられます!
スゥ………ハァ……………
マシュ・キリエライト、行きます!
◆
902:名無しのカルデア職員
うっわすげえ戦い
903:名無しのカルデア職員
騎士王すごいな
剣の一振り一振りごとにビーム撃ってるぞ
904:名無しのカルデア職員
まず何故剣からビームが出るんだ……?
905:名無しのカルデア職員
何言ってんだ
剣はビームを撃つものだろうが
906:名無しのカルデア職員
考えるな、感じろ
907:名無しのカルデア職員
そしてそんなシリアスな場面でのイッチの笛よ
908:名無しのカルデア職員
騎士王よ、これはキレていい
909:名無しのカルデア職員
しかしマシュが守ってアストルフォが攻撃してって感じだけど全然ダメージが通ってるように見えないな
なんでだ?
910:名無しのカルデア職員
神秘と知名度の問題だろうなぁ
911:名無しのカルデア職員
神秘と知名度??
912:名無しのカルデア職員
もしや博識ニキか?
913:名無しのカルデア職員
俺もかじった程度だからちゃんと正しいかはわからんぞ
サーヴァントの強さっていうのは基本的には知名度、神秘の深さ、逸話や伝承などに左右される
知名度補正は戦っている場所で有名であれば有名であるほどサーヴァントは強くなる仕組み
神秘の深さはそのサーヴァントが持つ神秘や魔術のランクの話だな
そして逸話や伝承はそのままどんな逸話、どんな伝承が残っているか
基本的に逸話や伝承によってクラスや宝具っていうのは決まる
こういう要素が組み合わさってサーヴァントのパラメーターというのは変化していくんだ
914:名無しのカルデア職員
なるほどわからん
915:名無しのカルデア職員
つまり有名でエグい剣の逸話も有名な騎士王はめちゃ強いってこと?
916:名無しのカルデア職員
まとめがわかりやすい
917:名無しのカルデア職員
簡単に言えばそういうことだ
918:名無しのカルデア職員
アストルフォって聞いてわかる人は少ないけどアーサーって聞くとみんなわかるもんな
919:名無しのカルデア職員
じゃあ今からみんなでアストルフォきゅんの凄いところを広めて知名度あげようぜ
920:名無しのカルデア職員
そんな刹那的な方法で強くなったら誰も苦労しない件について
921:名無しのカルデア職員
でも実際このままだとジリ貧なんだよなぁ
922:名無しのカルデア職員
あのビーム勢い強すぎてアストルフォが近寄り切れてないな
923:名無しのカルデア職員
遠距離から鞭みたいに攻撃しても防ぎ切られるからなぁ
924:名無しのカルデア職員
あっイッチが所長に笛取り上げられた
925:名無しのカルデア職員
草
926:名無しのカルデア職員
【悲報】イッチ、新しい笛を出す
927:名無しのカルデア職員
草
928:名無しのカルデア職員
www
929:名無しのカルデア職員
なんで何本も笛持ってるんだよ
930:名無しのカルデア職員
お?!
931:名無しのカルデア職員
マシュが前に出たな
932:名無しのカルデア職員
そんなに笛の音がなくなったことがショックだったのか……?
933:名無しのカルデア職員
んなわけあるか
934:名無しのカルデア職員
うわ
935:名無しのカルデア職員
このビーム今までで一番太くね……?
936:名無しのカルデア職員
マシュ逃げて
超逃げて
937:名無しのカルデア職員
マシュが避けるとイッチと所長に当たるんだよなぁ
938:名無しのカルデア職員
イッチはどうでもいいが所長に当たるとまずいな
イッチはどうでもいいが
939:名無しのカルデア職員
騎士王も笛がなくなった事にお怒りなのだ……
940:名無しのカルデア職員
そうはならんやろ
941:名無しのカルデア職員
なっとるやろがい!
942:名無しのカルデア職員
なっとらんやろがい!!
943:名無しのカルデア職員
おお!
944:名無しのカルデア職員
マシュが宝具を!
945:名無しのカルデア職員
マシュ……立派になって……(byロマニ)
946:名無しのカルデア職員
後方父親面
947:名無しのカルデア職員
そんな年行ってないだろあの人
948:名無しのカルデア職員
そういやマシュの親って誰なんだ?
949:名無しのカルデア職員
今そんなこと言ってる場合か
950:名無しのカルデア職員
おおおおおお!!!
951:名無しのカルデア職員
マシュ!よく受け切った!
952:名無しのカルデア職員
すかさずイッチが宝具を指示!
953:名無しのカルデア職員
注:イッチは笛を咥えたままです
954:名無しのカルデア職員
三三七拍子をしろとは言ったが誰がそこまでしろと
955:名無しのカルデア職員
イッチ「ピピピピッピ!ピピピピッピッピッピピピ!(アストルフォ!宝具を解放しろ!)」
956:名無しのカルデア職員
馬鹿みたいだろ?
あれが俺らのマスターなんだぜ
957:名無しのカルデア職員
人類終わったな
958:名無しのカルデア職員
世も末(事実)
◆
「よかろう、貴様が先へ進むだけの力があるのか試してやる……
卑王鉄槌、極光は反転する。光を飲め!
「うおおおおおお!
騎士王が放った赤黒い魔力の奔流をマシュは全力で受け止める
宝具の真の名もわからず神秘なんてほとんどないデミ・サーヴァントの宝具と騎士王の放つ世界で最も有名な聖剣の名を冠した宝具
どちらが勝るかと聞かれたら誰もが騎士王のそれだと答えるだろう
だが、それでも、背に守る先輩を守るためにマシュは耐え切ってみせた
そして宝具を撃ったとなれば騎士王といえどそこに隙はできる
藤丸はそれを見逃すマスターではなかった
「ピピピピッピ!ピピピピッピッピッピピピ!(アストルフォ!宝具を解放しろ!)」
「あなた何本笛もってるのよ!」
「了解マスター!僕の必殺技、見せる時が来たかー!」
(何故アストルフォさんは先輩が何と言っているかわかったのでしょうか……)
その言葉と同時に騎士王に向けてアストルフォが飛び出す
「華麗に可憐に!舞って散り行く月下美人!暴れる巨人を捕まえて、勇気凛々行進だ!
そしてアストルフォの宝具が騎士王を絡めとり、宙に打ち上げる
そしてそのまま天井や壁の岩肌に叩きつけながら斬りつけ、最後に地面に思い切り叩き落とした
「ピピーーッ!(マシューー!)」
「っ!はい!マスター!」
「何であなたたちは笛の音で何を言っているかわかるわけ?!」
マスターの叫び声を咄嗟に理解したマシュは叩き落とされた騎士王へ向けて走る
そしてトドメとなる一撃を倒れ伏す騎士王の胸に叩き込んだ
「うおおおおおおお!」
「……あ…………シロウ……?」
((((誰……?))))
そしてその言葉を最後に騎士王は地に沈むように消滅して行った…………
Q.なんでスレ民はマシュの宝具を知らなかったの?
A.マシュはアドバイスを受けたのち先輩とは別のところで初宝具を決めました
そういう事にしといてください(懇願)