コッコロ虐待   作:アイスハーメル

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コッコロ最悪の日

ある日の朝....

 

コッコロはいつものようにユウキを起こすべくユウキの部屋にお邪魔していた。

 

まさか今日がコッコロにとって人生最悪の日になるとも知らずに...

 

 

 

コッコロ「主様、おはようございます。今日も素晴らしい天気でございますね。」

 

ユウキ「・・・・・チッ」

 

ユウキはコッコロの顔を見て嫌そうな顔をして舌打ちして部屋を出る。

 

コッコロ「えっ、、あ、主様...?」

 

 

 

コッコロ(さっきのはコッコロの勘違いです。あの優しい主様があんな対応をする訳がございません。)

 

コッコロ「主様、ご朝食の用意ができましたよ」

 

ユウキ「・・・・・」

 

コッコロ「あの、主様...聞こえていらしゃっないのでしょうか?

     主様、ご朝食の準備ができましたよ」

 

ユウキ「・・・・・」

 

ユウキは無視して外に出かける。

 

コッコロ「あ、主様!ま、待ってくださいまし!」

 

コッコロは急いでその後を追いかけた。

 

 

 

コッコロ「あの..主様、もしかしてどこか体調が優れないのでしょうか..?

     それでしたらこのコッコロ、精一杯主様のためにご看病いたしますが...」

 

その言葉を聞くとユウキは無言で立ち止まりコッコロの方に引き返す。

 

そしてその顔面に唾を吐きかけた!

 

コッコロ「あ、主様、な、なんで...やめてくださいまし!」

 

コッコロが顔をぬぐっている間にユウキは立ち去ってしまう...コッコロは急いでその後を追いかける。

 

 

 

無言でコッコロのことを無視しながら歩くユウキとその後を少し離れて歩くコッコロ。

だがその足取りに力はなく、顔は俯いており、目からは今にも涙が零れ落ちそうだ

 

コッコロ「主様、どうしてしまったのでございますか..?

もしかしてコッコロは主様の気に障るようなことをしてしまったのでしょうか..?」

 

ユウキ「・・・・・」

 

コッコロ「もしそうでしたらこのコッコロ、主様に謝罪するためにどんなことでもいたします!!

だから、、どうか、どうか!コッコロのことを嫌いにならないでくださいまし...」

 

コッコロは涙声でユウキに嘆願する。

その声を聴いたユウキはゆっくりと振り返りコッコロの前に足を進める。コッコロは恐る恐る顔を上げると

 

ユウキ「・・・・・(ニコッ)」

 

そこには満面の笑みを浮かべているユウキがいた。それを見てコッコロもパっと顔を輝かせる。

 

コッコロ「あ、主様!!よかった、コッコロ、主様に嫌われてしまったのではないかと不安で...........ゲフっ」

 

次の瞬間、コッコロは自分の身に何が起きたか分からなかった。いや信じられなかった。

 

この世で最も敬愛している心優しい主が自分を蹴り飛ばしたなどと。

 

コッコロ「あ、あ、主...様...どうして...」

 

そんなコッコロに近づきさらに蹴りを加えるユウキ。

 

コッコロ「痛い、痛い、やめてくださいまし、主様!!どうしてこのようなことを!!」

 

ユウキ「うざいから」

 

コッコロ「えっ........」

 

そしてユウキはポケットからスタンプカードを、かつてコッコロがユウキのために愛情をこめて作ったコッコロにとってもとても大切な物を取り出した。そして、、、、

 

 

コッコロ「あ、、ある、、、じ、、、さま...?」

 

 

そのスタンプカードを粉々に破り捨てた。

 

 

コッコロ「そ....ん....な.....」

 

もはやコッコロの顔には絶望しかない。

 

ユウキ「もう顔を見せないでいいよ」

 

ユウキは最後にコッコロにそう言い放ちコッコロの後から立ち去る。

 

コッコロ「ま、まって...まってくださいまし、、主様....どうかコッコロを、コッコロを見捨てないでくださいまし....!主様...主様ーーー」

 

 

 

そしてこの日以降、ユウキとコッコロが会うことはもう二度となかった....。

 

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