ガンダムビルドダイバーズ:Ricorda   作:麻婆炒飯

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歓喜の筆トランザム期間最後の更新です。
そしてここで作者が想定する第一部は終了となります。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


[第十三話]亡霊討伐戦

空は晴天、時は吉日。

ここはGBN主要サーバー、AVALONフォースネスト周辺大規模バトルフィールドの中央エリア。

空にあるは4機のガンプラ。

一つ、GPDの亡霊μの駆る枯れた翼。

ガンダムウイングゼロ・ブリランテ

 

一つ、チャンピオン、クジョウ・キョウヤの剣

ガンダムTRAGE-マグナム

そしてキョウヤの左右を陣取る僚機、

副隊長エミリアの、インパルスガンダムアルク

副隊長カルナの、インパルスガンダムランシエ

 

キョウヤ自ら運営に掛け合い、この日セントラル・ディメンション中央ロビーの巨大モニターに映し出される映像は、優先的に今回のバトルアーカイブが生放送されるように、手配が為されている。

人々がその光景に注目していた。

何せこの前日、クジョウ・キョウヤはGBN全域に向けて、「GPDの亡霊を包囲した旨」、「AVALON最主力3名とのバトルを行い「GPDの亡霊」の討伐を以て亡霊による辻斬り行為の完全停止を確約させた旨」、「そのバトルを中継する事で、亡霊の禊として全ダイバーにその証を示す事」を宣言したのだ。

 

チャンピオンがこの討伐作戦を結構するに至ったのには、1つの確かな理由があった。

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

討伐作戦前日、

AVALONフォースネスト隊長室にて、GPDの亡霊ことμはついにクジョウ・キョウヤと対面し、

そして彼に1つの願いを告げた。

 

亡霊(わたし)を、討伐してください」

 

「…君は、その意味を理解しているのかい?」

 

「無論です。幾ら今後私が亡霊としての活動を一切辞めたとしても、それだけでは亡霊の噂と悪印象はそう簡単には消えないでしょう。」

 

「だから、「世界一」という名声を利用して皆の不安を払拭しよう、という訳だね。」

 

「そういう事です。チャンピオンである貴方が直々に亡霊(わたし)を討伐し、そのアーカイブをGBN中に中継する事で、もう亡霊は居ない、という事実を喧伝する。これなら皆の不安は払拭できますし、今後現れる可能性のある模倣犯の牽制にもなります。」

 

「…解った。その依頼、AVALONが引き受けよう。」

 

「ありがとうございます。では」

 

「ただし僕からも条件がある。」

 

「っ……なん、でしょうか…」

 

「この戦い、μ君にも全力で抗って貰いたい。…ここはGBN、そして僕はこのGBNのチャンピオンだ。その誇りに賭けて、無抵抗のダイバーを一方的に打ちのめすだなんて真似は出来ない。」

 

「ッ……はぁ…わかりました。可能な限り全力で抵抗させて貰います。でも、このせいでチャンプの座から転げ落ちても文句言わないでくださいね。」

 

「勿論、それじゃあ明日、待っているよ。」

 

「はい、それじゃあ。」

 

1つの密約を交わし、そしてμはその場でログアウトし現実(リアル)へと帰って行った。チャンピオンと、副隊長エミリアの2人のみとなった部屋に静寂が戻る。

その静寂を真っ先に破ったのは、エミリアだった。

 

「随分と楽しそうですね?」

 

「…何の事だい?」

 

「相変わらず……」

 

 

 

 

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時は戻る。

対峙する4機のガンプラ。状況は3対1、その結果は誰が見るまでも無く、明白である。

そもそもμは抵抗せずに負けるつもりであった為、今更不利な戦況など大して気になりはしない。

負ければ予定通り、勝てば…GBNは混乱に陥ってしまいかねないが、これはなってから考えよう、仮に有り得るとしてもそれは億が一未満の確率だ。

 

バトルの開始を告げるカウントダウンが聞こえてくる。さあ始めよう、亡霊(わたし)の討伐、私の禊を。

 

『Battle Lady Go !!』

 

先手必勝、始まりは派手に。

真っ直ぐ正面に見据えたチャンピオンのガンプラへ、最大出力のバスターライフルを見舞う。

直線的に伸びる極光はTRYAGEマグナムを飲み込み…

何事も無かったかのように払われた。

無傷だ、何をしたのかさっぱり解らなかったが、何か耐ビーム防御系の機構でも積んでいるのだろう。

直後、左右から同時にビーム射撃が飛んでくる。咄嗟に操縦桿を動かして機体を捻り辛くも回避したものの、そのチームワークに戦慄させられた。

フォースAVALONの副隊長2人、エミリアとカルナが駆るガンプラ。個々の性能も然る事ながら、恐るべきはその連携力。まりで1人が操るような阿吽の呼吸で、避けたと思えばまた別方向から攻撃が飛んでくる。片方を狙えばもう片方から妨害され、

まるで埒が明かない、格が違う。

元々負ける気でいたとはいえ、まさかクジョウ・キョウヤに相対する事すら無く、副隊長に倒される事になるとは…思っていたよりずっと滑稽だった。

いや…道を誤った愚か者にはお似合いの禊か…そう思考を纏め左右から迫り来る光の奔流に身を任せようとしたその時、突如として状況が一変した。

 

『はいはいちょっとお邪魔しますよーッと!』

 

気の抜けた声だ、もう何度か聞いた声。

いきなり真上から赤い光が落ちてきたかと思えば、奇妙な速さでブリランテの周りを旋回、2つのビームを代わりに受け止めた。そうして光の主はそのままブリランテの左斜め前に陣取ると、その姿を現す。

紅い悪魔…ガンダムバルバトスレグルス。先日話したきり逢う事の無かったオズマの乱入だった。

 

『ったく…頼れっつってんのに1人で討伐戦なんて始めてやがって…せっかくなんだから連絡の1つくらい入れてくれたって良いんじゃないですかねぇ?』

 

「え、だってオズマとはフレンド登録してなかったし、他に何か連絡手段も無かったから…」

 

『あー…そういや確かに…まぁいいや、過ぎたもんは仕方なし、飛び入り参加ぐらい良いだろ。』

 

『少しも良くありませんよ、いきなり割り入って来てなんなんですか。』

 

『その機体…君がオズマ君だね?バトルロワイヤルのアーカイブ、見させて貰ったよ。…それで、μ君に助力する、という方針で良いのかな?』

 

『ま、そんな感じですね。…コイツが踏み外した原因の一端は俺にあるんだ、なら俺も一緒に罰されてやるくらいの責任はあるでしょうよ。…とまぁ御託はそんなとこにして…亡霊は2人居たって事で。ね?』

 

『…成程、亡霊は複数犯であり、片方が包囲された事でパートナーが救出に来た、という事か。』

 

「は?ちょっと私誰かと組んだ事なんてな…」

 

『良いんだよ、俺はもう乱入しちまった後だし、その方が色々と辻褄が合う。』

 

「ん…ぐぐ……」

 

凄く強引に言いくるめられてしまった。やっぱり話し合いで物事を推し進めるのは苦手だ。けどもう、オズマが乱入してきたところも映ってしまってる。大衆から見たらオズマはもうとっくに亡霊の仲間扱いだろう。…ガンプラの見た目も悪役っぽいし。

 

『んじゃμ、行ってきな。チャンピオンとやり合うんだろ?ついでに聞きたい事もここで聞いとけ。』

 

「んん……うん、ありがと」

 

オズマは副隊長のガンプラ2機を相手取るつもりらしい。今回は彼の小粋な計らいに甘えて背を向け、チャンプの機体…奥で腕を組んで待っているTRYAGEマグナムの方へと、ブリランテを全速力で飛ばした。

 

 

 

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「さてと…やりますか。」

 

μと入れ替わるようにして空に陣取ったガンダムバルバトスレグルス。今回は特別仕様として、普段1つしか使わない特製のレグルスリッパー───レギルスライフルのスコープ部と銃口に穴を空け、翠のクリア板から削り出して作った刃をこの2箇所を繋ぐように差したモノ───を両手に2つ携えている。

久しぶり…実に5年ぶりの本気だ。GPD時代の翼(・・・・・・・)は無いが、まぁ何とかなるだろう。それに何より…

 

「やっぱさぁ、あれから何年経ってようが廃れてようが、好きなもんは好きなんだよなぁ…」

 

余談であるが、オズマは3代目名人…正確にはそう呼ばれる以前から、彼の大ファンであった。

彼の作るガンプラが、彼の誇り高きバトルスタイルが、その所作1つ1つに心酔した。

今でこそ歳をとって落ち着いたが…その根っこはそうそう変わるものじゃない。特に当時は一度その姿を見てからというもの真似をして…気付けば同じような気分になれる次元まで昇華させた、

あの動作は今でも心が熱く燃える気分になる。

 

「此処だからこそ、かね…」

 

オズマはレグルスのコックピット内で軽く項垂れ頭に手を当てそして、髪を一気に搔き上げる。

拘りからこっそり設定した「特定の動作で髪型が変わる」ギミックで、アバターの髪型がくたびれたヨレヨレの髪から、炎のように逆だった、

まるで3代目名人のような髪型に変わる。

目付きが変わった。

操縦桿を握る手に力が宿る。

 

「ハハッ…レグルス、目覚めろ」

 

心が昂り口角を吊り上げ、燃え上がる心が促すままにコンソールを開いてある機構を起動してやる。

 

バルバトスの瞳が紅く光り、双眸が尾を引く。

リミッターの強制解除。ガンダムフレーム系統機に搭載された、対MA戦用に使われる切り札。

GBNにおいては一時的な機体の大幅強化と、効果終了後の行動不能を招く諸刃の剣となっている。

オズマは、相手がMAでないにも関わらず、そのリミッターを解除した。だがそれだけでは無い。

バルバトスレグルスの機体が小刻みに震え、排熱口から放出される熱気の温度が一気に跳ね上がる。

バルバトスの頭部…原型機には無い、口にあたる部分に追加された排熱口が展開する。

クロスボーン系MSに搭載された排熱システムを参考に加えたギミック。高校時代のオズマがただカッコいいから、という理由だけで搭載したシステムはGBNにおいては1つの新たな技として昇華された。

搭載されている2基のエイハブリアクターを限界以上に回転させ、過剰なエネルギーを生み出す。

それによって生まれる熱気が身体の各部から放出され、その様は正しく悪魔のようであった。

 

「さぁ…ッ!行くぜぇェェェェェッッ!!!」

 

背に備えた4基のウイングバインダーを限界放出させ蒼空を翔ける。2機のインパルスから放たれる連携射撃を悉く躱し、悪魔は咆哮を轟かせ襲いかかった。

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

視点は移り変わり───、

μの駆るウイングゼロブリランテは、クジョウ・キョウヤの駆るTRYAGEマグナムと対峙していた。

他とは根本からレベルが違う、世一位故の圧倒的な威容に背筋を強ばらせる。どんなに平静を装っても自然と緊張してしまう、不思議な威圧感があった。

けれど、そんな事で怖気付いてなんかいられない。これは今の私にとって、一番重要な事だから。

 

深呼吸を1つ、前を見据え直してコンソールを開き、チャンピオンとの通信回線を繋ぐ。…その会話内容を、全体公開チャットに設定した上で。

 

「…チャンプ。始める前に、1つだけ教えて。」

 

『ふむ、少しは慣れてくれたみたいだね。…その質問は、もしかして普段聞いている問い掛けかな?』

 

「ん。…貴方は、GPDをどう思っているの?」

 

『…成程。多くの人は過去の流行りで、もう廃れたモノの様に言うね。…けど、僕はそうは思わない。』

『GPDは、GBNの前身になったと言って良い、実際参考にされた部分も数え切れない程に多い。謂わば親のような存在だ。』

『全てのモノに絶対的な永遠は無い。それはGPDも、このGBNも同じだ。けれど、だからと言って…過去の偉業を忘れていい理由にはならない。』

 

「────ッ!」

 

『僕は、GPDを今も愛しているよ。そして願わくば、皆にも。無理に経験しようとまではしなくても良いから、せめて、その存在はいつまでも覚えていて欲しい。彼等を…GPD(自分達の好き)の為に、全てを賭けて世界を駆け抜けた英雄達の事を、覚えていて欲しい。』

 

「っ……そう、ありがとうチャンピオン。これで最後まで、心置き無く貴方と戦える。」

 

2本のビームソードを抜いて発振させ構える。

単純威力で言えば背中のカレトヴルッフを抜いた方が良いのだろうが、TRYAGEマグナムの持つ剣はビーム刃…相手がチャンプとあらばどれ程武器にビーム耐性を付与しようが平然とそれを上回る収束力、出力で難無く叩き斬られてしまう事だろう。

ならばどんなに武器の威力で負けていようと、同じビーム刃で対抗するしか此方に手段は無い。

前日には精一杯の啖呵を切ったが…ここまでくればもう、その首を狙って喰い掛かるしかないのだ。

 

『さあ来たまえ、μ君ッ!!』

 

「ッ!!やぁぁァァァッ!!」

 

ブリランテのスラスターを全力全開でふかし、

チャンプの激励に正面からの突撃で応える。

今は、自分が出せる全開を。ただその一心で、

TRYAGEマグナム(世界最強のガンプラ)へと襲いかかった───。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Battle Ended』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『WINNER AVALON !!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「あーあ、負けた負けた!」

 

「チャンプ強過ぎ…」

 

「副隊長2人もなぁ。アレでも本気だったんだが…はっは、やっぱ10年越えのブランクかねぇ…」

 

「私は驚いたよ。オズマがあんなに強かったなんて思わなかった。GPDじゃ3代目に一瞬でなます切りにされてた印象しか無かったのに」

 

「んがッ…お前アレ見たのかよ…アレは偶然が重なって登れただけだし、3代目は別格だからなぁ…」

 

夕方、セントラル・ディメンション内、中央ロビーから見下ろせる街を宛もなく歩きながら2人で駄弁る。その心持ちは、今までで一番晴れやかだった。

 

討伐作戦の結果は、ハッキリ言って完敗だった。

…いや、当初の目的としては大成功なのかな?

私は二、三度打ち合えた…というよりは打ち合いにチャンプが付き合ってくれただけで、その後は頭おかしいんじゃないかって言いたくなるような火力と機動力でゴリ押され、抵抗も虚しくボロ負けだった。

オズマの方はそこそこ善戦したみたいだったけど、副隊長2人の協力戦略…副隊長達がやってのけた、「2機の破損したガンプラの無事な部分を繋ぎ合わせた機体修復による戦線復帰」に驚いて隙を見せ、そこを一気呵成に突かれてドカン、だったみたいだ。

 

「ありゃGPDのチーム戦で偶にやられた手だな…俺はソロだったから実際に受けたのは初めてだが。」

 

「チャンプは論外…小手先で勝てる相手じゃないのは解ってたけど、まさかここまでとは、ね…」

 

「はは、こりゃ明確な目標が出来ちまったなぁ…」

 

「……打倒AVALON?」

 

「そういう事、まぁ道のりは長そうだがね…」

 

傾いていた日が完全に沈んでいく。もうすぐ現実でも日が落ちる頃合だ。今回は今までで一番長い時間に感じた1日だった。それだけ楽しかったのだろう。

 

私はGBNを認める。

GPDへの愛は変わらないし、GPDを蔑ろにする奴等には相変らず腹が立つけど、チャンプのような人が居てくれる限り、GPDが完全に忘れ去られ消えてしまう日は、まだ遥か彼方の未来だろう。

だから今はGBNを認めて、GBN(みんなの好き)GPD(わたしの好き)が共に生きていける道を、可能な限り探して行こうと思う。

それが私の、自分で決めた新しい道だ。

 

「……そうだ、ねぇオズマ」

 

「…ん?何です?」

 

「フレンド登録…しとこっか」

 

「あー…そっすね、しときますか。」

 

「ん、それじゃ…はいこれ」

 

適当に歩き続ける足を止めて向かい合い、まず先にμがコンソールを弄ってフレンド申請を飛ばす。

それをオズマが受け取り、今度はオズマの方から挨拶代わりにプロフカードを送り付ける。

 

お互いの公開プロフィールを知って、これでまた小さな(わだかま)りを1つ解消できた。

 

「んん…はふ…じゃ、私はそろそろ…」

 

「あぁ、そっすね。んじゃあ今日はこれで解散ってことにしときますか。……またな、μ」

 

「っ……うん、またね、オズマ。」

 

お互いにぎこちない笑顔を浮かべて、ほぼ同時に電子の海へ身体を溶かし、現実(リアル)に帰って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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JAPANディメンション、夜。

 

空に煌々と輝く大きな満月を湛える、「和」をメインイメージとしたディメンション、その夜の姿。

 

そこに月の光を浴びるMSが一機。

明るい輝きを受けて白い基本装甲は光り輝き、各所にあしらわれた紫檀色の装甲、そしてその身に羽織る黒地に金装飾を散りばめたの長裾の陣羽織が風に靡き、その全てが黄金律を体現し美しく映える。

今までこのGBNの何処でも語られなかった新たなダイバーが駆る機体はその操縦に応じて左腰に収められた刀を抜刀し、そして一息に跳び上がった。

 

振り上げた刀身の銀光は月明かりを受けて眩く輝き、獲物となったその日の対戦相手を光で照らす。

そうしてその煌めきに一瞬目を奪われた敵機をたった一刀のもとに、物理攻撃に耐性を持った強靭な装甲ごと縦一文字、真っ二つに斬って捨てた。

 

爆散し電子の海へ立ち返る敵機を背に、刀を振るったガンプラは洗練された所作で刀の露を振り払い、ゆっくりと刀を鞘へ納める。

その中で、彼女は1人呟いた。

 

『く…フフッ…この地は、幾つもの明星が綺羅星のように煌めいておる。拙には、生きづらい現世よりも……嗚呼、此処の方が断然、好ましいのう。』




亡霊は禊を経て、1つの答えを得た。
そして物語は、始まりを迎える。

最後の刀使いさんの詳細は次回!
あとここまでのキャラ纏めとか用語まとめとか作りたい所存でござる。
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