ISー紅蓮ノ太刀ー外伝 〜紅きサムライの仮想物語〜 作:通りすがりの料理人
お久しぶりです!
生存してましたよ!
今回はキリトとリーファがメインです!
レンジは添え物です!
それでは第8話どうぞ!
前回のあらすじ!
アルンに到着したレンジ達!
一度ログアウトしたレンジ達だが、リーファが失恋!?
世界樹前に来るとキリトの様子が…!?
一人で世界樹に乗り込むキリトだが死んでしまった…
そしてリーファとレンジに助け出された!
なんとキリトとリーファは兄妹!?
そしてレンジはハブラレンゲルしたのだった……
Sideキリト
ログアウトした俺はスグの……直葉の部屋の前に来た
ノックをしようとしたら部屋から泣き声が聞こえ手を止める
しかし直ぐにノックをすると…
「止めてっ!開けないでっ…1人に……しておいてっ…」
拒絶の言葉が返ってきて困惑した
「どうしたんだよスグ……そりゃ俺も驚いたけどさ、またナーヴギアを使った事を怒ってるなら謝るよ。でもどうしても必要だった…」
「違うよっ!……そうじゃない……そうじゃないんだよっ…」
「ス、スグ……?」
すると扉が開きスグが出てくる
「私!私は……自分の気持ちを裏切ったっ!お兄ちゃんを好きな気持ちを裏切ったっ……全部忘れようと思った……」
その言葉に俺は目を見開区
「す、好きって…俺達は兄妹じゃないか…」
「知ってるの…」
「えっ…?」
「私達!本当の兄妹じゃないっ!私はその事をもう2年も前から知ってるの……」
俺は驚愕した
まさか…スグがその事を知ってるとは思わなかった…
「お兄ちゃんが剣道を辞めて、私を避けるようになったのは…ずっと前からそれを知ってたからなんでしょ!?私が本当の妹じゃ無いから遠ざけてたんでしょ!?なら……ならなんで今更優しくするのよっ!」
「…っ!」
俺はただ黙って聞くしか出来なかった
「…私、お兄ちゃんがSAOから戻ってきてくれて嬉しかった…小さい頃みたいに仲良くしてくれて嬉しかった…ようやくちゃんと私の事を見てくれたって……そう、思った…でも…こんな事なら冷たくされたままの方が良かった……それなら…お兄ちゃんの事を好きって気付く事も…アスナさんの事を知って悲しくなる事も無かったのにっ!」
俺はスグから目をそらした
「……ごめんな」
そう呟く事しか出来なかった…
「……もう…ほっといて…」
スグは扉を閉めるとまた泣き声が聞こえ始めた
俺はその場に力無く座り込んでしまった
「……スグ…」
………………………………………………
……………………………………
……………………………
……………………
……………
………
あれからどれくらい時間がたっただろうか…
数分な気もするし、数時間な気もする
俺は未だに座り込んだまま動けない
スグもまだ泣いている
……俺がこの家の子供では無いと知ったのは10歳の時
あの頃から家族との距離感が分からなくなった
そして俺はネットゲームに逃げた
……いや、逃げてしまった
一方的に心を閉ざして、ぶつかる事を恐れて逃げてしまった
そして大切な家族を傷付けてしまった…
俺は立ち上がり扉をノックする
「…スグ…アルンの北側テラスで待ってる」
俺はそう言い残し部屋に戻ってナーヴギアを被る
今の俺に出来る事…
それはスグの想いを…剣を受ける事だ
正しい事だとは思わない
それでも
俺に出来るのは……それだけだ…
「リンクスタート」
SideキリトSideout
〜その頃のレンジ〜
「………」(´・ω・`)
「……なぁ?お前さんさっきからなんで三角座りしながらションボリしてるんだ?そんな隅っこに座り込んで…」
「……別に…何でもないです…」(´・ω・`)
「イヤイヤイヤ、何でもなくないだろ!?」
「あら?どうかしたの?」
「何かこの兄ちゃんがさっきからこんな調子でさぁ」
「ふ〜ん。ねぇ貴方、どうしたの?」
「……気にしないでください…」(´・ω・`)
「イヤイヤイヤ、気にするわよ!?」
「そうだぜ?なんかあったんだろ?」
「大丈夫だ問題無い」(´・ω・`)
「「問題しか無い」」(確信)
「さては…待ち合わせでもスッポかされたか?」
「……違う」(´・ω・`)
「なら、ハブられたのかしら?」
「……違うもん」(´;ω;`)
「「!??」」
「ハブられてないもん…」(´;ω;`)
「な、泣くなよ!?どどどどうしよう!?」
「ほ、ほら〜泣きやんで〜?」
「泣いてないもん…」(´;ω;`)
「「いや泣いてるよ」」
「泣いてないもん!」(´;ω;`)
「「えぇっ…」」(困惑)
幼児退行したレンジだった
Sideリーファ
「…スグ…アルンの北側テラスで待ってる」
お兄ちゃんがそう言ってから十分くらいがたった
……私、最低だなぁ
お兄ちゃんにあんな酷いこと言っちゃって…
「……行こう」
私はアミュスフィアを被りログインした
アルンの北側テラスに向かうとお兄ちゃんが…
うぅん、キリト君が一人で待っていた
テラスに近付いて行くと向こうも気付いたみたい
「お待たせ」
「……スグ!『お兄ちゃん』…!?」
「…試合、しよ?あの日の続きを」
言葉を遮った私は試合を申し込む
前に現実世界でした試合の続きを
「……分かった。今度はハンデは無しだ」
そして私達は場所を移す
誰も居ない場所に移動した私達
互いに剣を構える
現実世界で試合した時に妙に手慣れてるというか、様になってる気がしていたけれど……ようやくその理由が分かった
SAOでもずっと戦い続けてたからなんだ
「行くよっ!ハアァッ!!」
高速の突きを放つが躱されてしまった
そしてお兄ちゃんは剣を横に薙ぐ
「ッ!」
私は飛翔してそれを躱す
するとお兄ちゃんも羽を出し飛翔して追いかけてくる
「「ハアァッ!!」」
空中で激しい剣戟を繰り広げる
「はぁっ!」
「くっ!」
互いに距離を取りそれぞれ別の浮島に降りた
私は剣を上段に構える
そしてお兄ちゃんも剣を構えた
私が先に動き、跳び上がった
そして空中で剣を手放した
私はお兄ちゃんに斬られるつもりでいた
しかし
「っ!?」
お兄ちゃんも剣を手放していて、落ちてきた私を抱き止めた
「「はっ…?」」
「なんで…」
「どうして…」
互いに困惑していた
「俺、スグに謝ろうと思って…でも言葉に出来なかった……だからせめて剣を受けようと…」
「お兄ちゃんも…?私の方こそ…」
……やっぱりこうして見ると似たもの同士なのかな?
義理でも兄妹だもんね
「俺、本当の意味であの世界から帰って来てないんだ…終わってないんだよ。…彼女が…アスナが目を覚まさないかぎり俺は現実に帰ってこれないんだ。……だから、今はスグのことをどう考えたらいいか分からないんだ…」
「…うん、私待ってる、お兄ちゃんが私たちの家に帰って来ることを…だから、私がも手伝う!」
「あぁ!」
こうして私たちは和解する事ができた
「お兄ちゃん!私ね、新しい恋見つけたの!」
「…!へぇ?相手は……まさか!」
流石にお兄ちゃんでも気付くか
「うんうん!」
「レコンだな!」
「うん…うん?」
はっ?ちょっと何言ってるの?
「いや〜、最初にあった時にそんな気はしていたんだよな〜!俺の目に狂いは無い!」
「狂いしか無い」(確信)
くっ…!まったく分かって無かった…!
「レコンじゃ無いよ!?レンジ君だよレ・ン・ジ君!」
「な、何だってー!?」(驚愕)
なんでそこまで驚くの!?
確かに出会ってまだ2日くらいだけどさ
「そうか…レンジか…ふむふむ……ん?」
「……?どうしたの?」
「そういえばレンジは?」
「……………………あっ」
「「わ、忘れてたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!??」」
SideリーファSideout
〜その頃のレンジ〜
「なぁ?どうするんだ?」
「どうするって言われても…ほっとけないでしょ?」
「そりゃあそうだが…」チラッ
「違う…違うもん……ハブられて無いもん…」(´;ω;`)
「……これは重症だなぁ」
「本当にねぇ…」
「ハブられて……いや、分かってる…分かってるんだよ……本当はハブられたんだよ……なんでだよ…なんでなんだよ……うぅっ……」(´;ω;`)
かなり重症なレンジだった
Sideキリト
〜ドーム前〜
再び俺たちはドーム前に戻って来ると……
「お〜い!」
「「!!」」
俺たちを呼ぶ声に振り返るとそこには……
「リーファちゃ〜ん!」
「「お前かよッッ!!」」
「グエッ!?」
特に意味の無い暴力がレコンを襲う!
「ひ、酷い…」
「それにしてもなんでいるの?サラマンダーに捕まったんじゃ無かったの?」
「あ、あぁ…よく分からないけどなんか解放してくれたんだ」
あぁ、昨日の話し合いで協力してくれるって言ってたもんな
そのおかげで解放して貰えたんだ
「レコンはレンジ君の事見てない?」
「レンジってあのサラマンダーだよね?それなら…」
レコンの視線の先を見てみると……
「ほら兄ちゃん!この姉ちゃん達がパーティー組んでも良いってよ!」
「貴方がハブられた人ね?…あら?最近噂のサラマンダーじゃ無い?」
「間違い無いわね。シルフを素手で倒したとか、サラマンダーの集団を倒したとか噂のサラマンダーよ」
「イケメンで強いのね、嫌いじゃないわ!」
「むしろ好きよ!私たちのパーティーに入りなさい!」
「いや、結構です…」(´;ω;`)
「……なんだあれ?」
なんか三角座りしてションボリ顔のレンジにオッサンプレイヤーが女性パーティーを紹介している
いや、逆ナンされてる?
……本当になんだあれ?
しかも女性だけど『イケメンで強いのね、嫌いじゃないわ!』って言うからオネェ口調に見えるなぁ
泉京水のセリフにしか聞こえないんだよなぁ…
「……あれ、どうす…ヒエッ…」
俺はリーファにどうするか訪ねようと横を向くと…
ハイライトの無い虚ろな目をしたリーファがいた
「何をしてるのかなぁ?アノ女ドモハ?」
「リ、リリリリ…リーファさん…?」
「なぁに?」
「ヒエッ…な、何でもないです…」
あ、アカン……なんかリーファがヤンデレみたいになってる…
何故だ!?病む要素なんかあったか!?
突然すぎるだろ病むの!?
や、やべぇ……やべぇしか出てこないくらいやべぇ…(語彙力低下)
そしてフラフラとレンジ達の方へ向かう
するとレンジもコチラに気付いたようだ
「…っ!」( `・ω・)
立ち上がりコチラに走ってきたレンジ
何故か犬みたいに尻尾を振ってる幻覚が見えたぞ
「悪いなレンジ。待たせちまった」
「大丈夫だ、問題ない」(✋´◡ω◡`)✧
さっきまでションボリしてたくせに…
すると…
「あら?貴方達が彼の待ち人?」
「あ、あぁ…そうだけど……」
女性パーティーがコチラにやって来た
「彼、ずっとあそこで待ってたらしいわよ」
「可哀想にね。貴方達といるより私達のパーティーにいる方が良いんじゃないの?」
「んなっ!?」
確かにレンジを待たせちまったけどそこまで言うか!?
「私達も彼が欲しいのよ」
「だから…」
「いい加減に…」
俺も我慢の限界が来たのでいい返そうとしたが…
「レンジ君は私達と組むので渡しません」
リーファが俺とレンジの前に出てそう言った
「リーファめっちゃイケメンやん」
うん、俺もそう思った
家の妹ってこんなにイケメンだったのか…
「な、何よ!貴女より私達の方が…」
「………」スッ
リーファが女性達に近付いて…
「ボソボソ…」
「「ヒエッ…」」
何かを耳元で囁いた瞬間顔面蒼白になった
因みにその時の目は……いや、その時というか女性達を見てからずっとハイライトが無かったよ…
リーファのハイライトさん…そろそろ帰ってきて…
「わ、わわわ分かったわよ!サヨナラ!」
「怖かった…」
女性パーティーが走り去っていこうとするが
「あ、待ってくれ!」
レンジが呼び止めた
…ってリーファ!レンジをハイライトの無い目で見るなよ!?
レンジも震えてるから!
「心配してくれてありがとう!」
「…!フッ…気にしないで!もし私達のパーティーに入りたくなった……あっ、何でもないです…」
リーファが剣を抜いた事によりパーティーの誘いを断念して走り去っていった…
「おっちゃん達もありがとう」
「なに、気にするな」
「それじゃあね」
レンジを心配していたらしい二人とも別れた
そしてようやくリーファの目に光が戻った
「二人共急に居なくなるから心配したぞ?」
「悪い…」
「ゴメンねレンジ君…」
「良し、許す!」
う〜ん、軽い!
それから軽く何があったかを話した
「なるほどなるほど……まさかキリトとリーファがなぁ」
「そういう訳だ」
「でも良いのか?俺なんかにリアルの話をして」
「レンジ君だから大丈夫なんだよ?」
「そうか?」
「そうだよ」
「おっ、そうだな」
そして世界樹攻略に向けての話し合いを始める
「これから俺達4人で世界樹を攻略する」
「…はっ?4人でって……」
「言いたい事は分かる…すまないが、最後に俺のワガママに付き合ってくれないか?」
「キリト……分かった。最後まで付き合ってやるよ」
「…!ありがとな!」
レンジにも賛同してもらい話をしようとしたら…
「ちょ、ちょっと待って!?4人ってまさか僕も入ってるの!?」
と、レコンが言ってきた
「そうだよ」(迫真)
「無理無理!4人じゃ絶対に無理だって!僕はやらないよ!」
うぅむ…戦力は少しでも欲しいが…
するとリーファが
「レコン…お願い。私達を助けて…」
「はい喜んで!」
「「うわっ、こいつチョロいな」」
では気を取り直して
「ユイ、いるか?」
「はい!どうしました?」
「あのガーディアンについて分かった事は?」
「そうですね……ステータスはたいしたことありませんが、なんといってもあの圧倒的な数ですね…あれでは攻略不可能なレベルに設定されてるとしか……」
「つまり総体では絶対無敵な巨大ボスと変わりないってことか?」
「ハイパー無敵」
「レンジはちょっと黙ってような」
「(´・ω・`)」
唐突にボケてくるレンジは横に置いといてっと
「でもパパのスキル熟練度とお兄ちゃんの剣術なら瞬間的な突破は可能です!」
「よし!なら何とかなるだろ!」
「随分自信満々だねレンジ君」
「あぁ、勝利の法則は決まった!と俺のサイドエフェクトが言ってる」
「よし、みんな頑張ってみよう!」
「「「おー!」」」
「……スルーされた…」(´・ω・`)
こうして俺とレンジがガーディアンと戦い、リーファとレコンが魔法での支援に徹する作戦になった
今度は一人じゃ無い
だからきっと勝てる筈だ
だから……だからもう少しだけ待っててくれアスナ
今、俺が…俺達が助け出すから…!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
キリト「いや〜ようやく原作主人公の出番が多い回だったな」
リーファ「そうだね。……あれ?レンジ君は?」
キリト「今回は俺達だけだな。そういえばなんでイキナリ病んだんだ?」
リーファ「だって新しい恋が始まった瞬間に終わりそうだったから…」
キリト(終わりそうだったかアレ…?)
リーファ「因みにヤンデレを出せと要望が友人Aさんからあったから今回ヤンデレがでたんだよね」
キリト「しかも他のヒロインもヤンデレになるかもしれないだと…?アイツ死ぬな…」
リーファ「ここでSAOコソコソ噂話だよ!」
キリト「レンジが一人だった時、ユイは寝てたらしいぞ!イヤイヤイヤ!レンジについててやれよ!?」
リーファ「でも原因は私達だから強く言えないね」
キリト「そ、それもそうだな…」
キリト「それでは次回も!」
リーファ「お楽しみに!」
★ボツシーン★
ログアウトした俺はスグの……直葉の部屋の前に来た
ノックをしようとしたら部屋から泣き声が聞こえ手を止める
しかし直ぐにノックをする
コン・コン・コ・コ・コン
「雪だるま作ーろー♪さぁドアを開けt」
「止めてっ!開けないでっ…一人に……しておいてっ…」
「あとシリアスなシーンぶち壊すのも止めてっ…」
「(´・ω・`)」
★終わり★