ISー紅蓮ノ太刀ー外伝 〜紅きサムライの仮想物語〜 作:通りすがりの料理人
キリト&レンジ&リーファ+その他大勢
VS
ガーディアン軍団
フェアリー・ダンス編もクライマックス!
あ、それと息抜きに書いた【ウチのクラスに魔王が転校してきた話】という短編小説があるのでぜひ読んでください!
それでは第9話をどうぞ!
前回のあらすじ!
兄・和人に隠していた想い伝えた直葉!
そしてALOにログインした二人は試合をすることに!?
無事に和解する事ができた二人!
そしてレンジ、レコンと合流する!
遂に始まる世界樹攻略!物語はクライマックス!
Sideキリト
俺は再び挑む為にドーム前に立っている
横にはレンジ、後ろにはリーファとレコンがいる
レンジがカタナを三本腰にさして二本だけ抜く
「最初から三刀流にしないのか?」
「ん?あぁ、三刀流はまだ完璧じゃないからな。今回は二刀流でいくつもりだ。三本さしてるのは予備だ」
……まだ完璧じゃない??
ーーーー『三刀流奥義ッ!三千世界ッッ!!』
ーーーー『三刀流ッ!焼鬼斬りッッ!!』
What?
アレで完璧じゃない……だと……?
しかも言い方からして二刀流は完璧…?
あ、アカン……俺のアイデンティティが…
これ以上俺のアイデンティティを奪わないでくれよ…!
「キリト?どうした、いきなり泣き出すなんて…」
『情緒不安定か?』って聞いてくるレンジ
お前のせいだよ(怒)
見せ場が完全に無いじゃないか!
おっといかんいかん…
落ち着こう。これから決戦なんだ…
そう、ステイクールだ
「よし、ステイクールでいこう」
「心火を燃やしてぶっ潰す…!」
…うん!まぁだいたい同じ意味だと思うから良いか(適当)
そして俺達はドームをくぐり抜け飛翔する
「行くぞレンジ!」
「よっしゃ!背中は任せな!」
俺とレンジでガーディアンを次々と斬り倒していく
袈裟斬りで倒し、次のガーディアンを横薙ぎの一閃で倒す
すると一体のガーディアンが剣を投げつけてきた
俺は反応が遅れてしまう。回復役もいる為、剣は無視してダメージ覚悟で目の前のガーディアンを斬りつけた
しかし剣が俺に届く前に弾き飛ばされた
それは他のガーディアンと戦っていたレンジが投げたカタナだった
「大丈夫か!?」
「あぁ!サンキューな!」
そして背中合わせになった俺達
「チッ、開始早々にカタナ一本無くしたか」
そう言いながら腰のカタナを引き抜いた
「悪いな」
「本当に思ってるか?」
「ウン、オモッテルヨ!」
「滅茶苦茶カタコトじゃねぇか…よっと!」
会話しながらも敵を減らしていく俺達
互いをカバーしながらの戦いでダメージを最小限に抑えているし、リーファ達も回復魔法を使っているからHPの心配は無い
心配は無いが…
やはり数が多すぎる
数を減らしたと思った矢先に数百ものガーディアンが出てきた
「マジか……」
「なんだよキリト。怖気づいたか?」
「怖気づいてなんか無ぇよ」
「えぇー?ほんとにござるかぁ?」
「ほんとにござる!」
軽口を叩きながらも敵軍に突っ込んでいく俺達
ガーディアンも剣を構えて一斉に襲いかかってくる
「ぐっ!?」
「チィッ!?」
流石に全てを捌ききれずににかなりのダメージを受けてしまう
「…っ!レコン!」
「うん!」
リーファとレコンが俺達を回復させる
すると俺達を攻撃していたガーディアン達が二人に向かって襲いかかった
「んなっ!?回復役から潰しに行っただと!?」
「まったく嫌な奴らだなぁ!」
レンジが向かおうとするがガーディアンに邪魔をされて進めない
俺もレンジに加勢して道を開こうとするもやはり数が多く苦戦する
すると
「〜〜〜〜〜〜…!」
「なっ!?アイツ何を!?」
突然レコンがガーディアンの軍団に突撃し、何かを詠唱し始めた
そしてレコンが火の玉のようになったと思った次の瞬間…
爆ぜた
詠唱が終わった瞬間にレコンが爆発したのだ
その大規模な爆発により周囲のガーディアンは消し飛んでいた
爆発した場所にはレコンのものだろうリメインライトがある
「自爆した!?」
「くっ…!キリト!アイツの…レンコンの犠牲を無駄にするなっ!行くぞ!」
「…っ!あぁ、行こう!」
そして俺達は突き進む
なんか『レンコンじゃなくてレコンだよ〜!』と聞こえた気がしたが気のせいだ……多分
俺達はレコンの自爆によりできたガーディアン達の穴を通り抜けようとするがやはりガーディアンに邪魔されてしまう
そして俺は体制を崩してしまい、そのスキを逃さないとばかりにガーディアンが剣を突き刺そうと飛びかかってくる
(しまった…!)
そう思った瞬間
ドン
横から衝撃を受けて飛ばされた
何が起こったか分からずに元いた場所に目を向けると……
身体中に剣を突き刺されたレンジがいた
そしてあの衝撃はレンジが俺を逃がす為に……自分が身代わりになる為に突き飛ばしたのだと気付いた
「レンジ!?なんで…」
「ぐっ……止ま…るな…!進めぇぇぇぇぇぇッ!」
レンジはそう叫んで周りのガーディアンを斬り裂く
僅かに残ったHPだがあと一撃でも貰えばお終いだ
それでも一切衰える事が無い勢いで次々と敵を屠っていく
俺はレンジに背を向け進む
レンジにレコン、二人が作ったチャンスを無駄にしない為に
しかし無情にもせっかくの穴がガーディアンに埋め尽くされかけていてほとんど隙間も無い
「ちくしょおぉぉぉぉぉぉぉッッッ!!」
そう叫んだ瞬間
「「「「「「「「「ウオオオオォォォッ!」」」」」」」」」
突然下から複数の叫び声が響き渡る
あれは…まさか!
「シルフの部隊か!?」
更に背中にケットシーを乗せたドラゴンが飛んでくる
「ケットシーのドラゴン部隊!?」
俺が驚愕していると下から炎が飛んできてガーディアンを焼き尽くす
「あれは…サラマンダーの部隊か!?」
「まさか…アイツらが来てくれたのか…」
「…ッ!レンジ!大丈夫か!?」
「あぁ、リーファに回復してもらった」
無事に合流できたレンジと話していると三つの人影がコチラに来た
「すまない、遅くなった」
「ごめんネ〜?全員の装備を整えるのに時間掛かっちゃった」
「コチラも装備と説得で時間がかかった」
「サクヤ!アリシャ!ユージーン!」
まさかここでみんなが来てくれるとは…
レンジも驚くがそれ以上に嬉しそうに3人の名前を呼ぶ
そしてガーディアン部隊を倒すべく、3人が号令を飛ばす
「ドラグーン隊!ブレス攻撃よーーいッ!」
「シルフ隊!エクストラアタックよーーいッ!」
「メイジ隊!魔法攻撃よーーいッ!」
「「「撃てえええぇぇぇぇぇぇッッ!!」」」
3人の号令で次々と放たれる魔法やブレスがガーディアン部隊を殲滅していく
「ありがとう3人とも!」
「本当に助かった!ありがとな!」
「なに、礼には及ばんよ」
「それに攻略準備だって君達から貰った大金で準備したんだヨ!」
「フン、人体実験なぞ気に食わんからな」
そして3人は声をそろえ、各部隊に新たな号令を飛ばす
「「「総員突撃ッッ!!」」」
ウオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォッッッ!!!
「よし、俺達も行くぞレンジ!」
「あぁ、始めようか!俺達の…」
「「会心撃ッッ!!」」
そして俺とレンジは同時に飛び込む
そこからは圧倒的だった
互いをカバーしながら戦っているがお互いにどう動くのかがよく分かる
一切動きを阻害する事のないカバーで更に加速しながら突き進む
(不思議な感じだ…出会って数日の筈なのに、まるで長年一緒に戦ってきたかの様な気分だ)
自身の昂ぶりを感じ、自然に口角が上がる
それはレンジも同じ様で笑っていた
アスナを助ける為に戦っているが、不謹慎ながら俺達は楽しんでいた
この気持ちの昂ぶりに身を任せて
「はあぁっ!」
「ぜあっ!」
「「せいやぁっ!」」
◇
「まったく…たいしたものだな」
「凄いヨ!息ぴったり!」
「フッ、負けてられんな!」
(お兄ちゃん…レンジくん…凄いなぁ、本当に息ぴったり。フフッ少し妬けちゃうな)
◇
ガーディアンが俺に斬りかかるがレンジがそれを斬り裂く
そしてそのレンジを狙うガーディアンを俺が一刀両断していく
周りのケットシー、シルフ、サラマンダーが掩護してくれているからかなり進む事ができた
「あと…少しっ!」
バキッ
「「ッッ!?」」
何かが砕けた音がして振り返ると…
レンジのカタナが片方砕けていた
どうやら耐久力が尽きたようだ
「チッ…!最悪のタイミングだな!」
悪態をつくレンジだがカタナ一本になって手数が減ったにも関わらず勢いがまったく衰えない
やっぱり凄いな…
その時
「お兄ちゃん!レンジくん!」
リーファの声に振り返る俺達
そしてリーファがコチラに何かをなげて来た
それをキャッチすると、俺の方はリーファの剣が
そしてレンジの方には最初のほうで投げたカタナだ
どうやらリーファが回収していたようだ
「二人共!行って!」
「ッ!ありがとうリーファ!」
「サンキューなリーファ!」
そして俺達は再びガーディアン達に突っ込んでいく
ALOに来てから初の二刀流だがまったく違和感がない
むしろ恐ろしいくらい手に馴染む
「ウオオオオォォォォッ!」
「ハアアアアァァァァッ!」
「二人に続けぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!」
ウオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォッッッ!!!
魔法やブレスで道が開かれ、俺達は一気に飛び上がる
それを阻止すべくガーディアンが道を塞ぐが…
「「邪魔だッ!退けぇぇぇぇぇぇッッ!!」」
『〜〜〜!?』
俺達の二刀流で全てを薙ぎ払う
「キリト乗れ!」
レンジが反転して足に乗るように催促する
そして足の裏と裏を合わせる
「飛んでけこの野郎ぉぉぉぉぉぉッ!」
そう言って俺を天井に吹き飛ばす
俺は剣を前に突き出して天井目掛け進む
「行け!キリト!」
「行って、お兄ちゃん…!」
「「「行けぇぇぇぇぇぇッ!!」」」
『『『『『『行けぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!』』』』』』
レンジやリーファ、サクヤ、アリシャ、ユージーン
更に他のプレイヤー達の声がこだまする
「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!
行けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!」
そして遂に…
ガッ!
天井に到達した
しかし
「……!?くそっ!なんで開かない!?」
剣を突き立ててこじ開けようとするがビクともしない
クソッ!クリアさせる気はやっぱり無かったのか…!?
「おいキリト!?」
するとレンジが追い付いてきたようで周りのガーディアンを倒している
「レンジ!コイツはやっぱりクリアさせる気は無いみたいだ!」
「マジかよクソッタレが!」
「ユイ!」
俺はユイを呼び天井を解析してもらう
「…この扉はクエストフラグにより閉ざされてる訳ではありません!システム管理者権限によるものです!」
「どういうことだ…?」
「この扉はプレイヤーには開けられません!」
「なっ!」
「なんかないのか!?ハッキングとか!」
レンジも苦虫を噛み潰したような顔でガーディアンを倒しているが段々と一人で対処ができなくなってきた
「…っ!待てよ……あれは」
俺はアスナが落としたであろうカードを取り出してユイに見せる
「ユイ!コレを!」
カードに触れたユイが情報を取り込んでいく
「コードを転写します!」
扉に触れた瞬間一瞬光った
そして扉が開きだす
「転移されます!パパ!お兄ちゃん!手を!」
「レンジ!」
俺はユイの手を握り逆の手でレンジを掴む
「えっ!?ちょ!俺も行くの!?ちょ待…」
そして俺達は転送された…
SideキリトSideout
Sideレンジ
ガーディアンの足止めをしていたら何故かキリトに掴まれて俺も転移してしまった……
まぁ、証拠的なのを撮る為にも必要だったと言うことで!
そしてキリトはスヤスヤと寝てやがる
「そいっ!」
「へぶっ!?」
とりあえずチョップを喰らわせてたたき起こす
周りを眺めると真っ白な場所で道があるくらいだ
実に手抜き…ゴホンゴホン!実にシンプルだ!
「……ここは…?」
「わかりません…マップデータがないので…」
……ん?
「ファッ!?ユイがでっかくなってる!?」
え!?なんだ!?何が起こった!?
「お兄ちゃん!こういうのは《その時、不思議な事が起こった!》で済ませるんです!」
「あーね、了解」
つまり仮面ライダーBLACKってことか…
まぁ、キリトも黒いしな
(何故ソレで納得できるんだ…?)「アスナの居場所は分かるか?」
キリトは困惑しながらもユイにそう尋ねる
すると目を閉じたユイがしばらくして目を見開くと…
「近い!かなり近いです!」
と言う
「……はっ!こっちです!」
そして走り出すユイを追いかけるキリト
俺は少し離れた場所を走り追いかける
するとユイが壁に手を当てそこの壁を殴って破壊した
「「ファッ!?」」
ユイの怪力にビックリした俺達だが実際に殴って破壊した訳では無く、システム的に破壊したらしい
なら何故に殴ったんだ(困惑)
そしてその道を走る
しばらくそんな事を続けると外に出た
しかし俺は外に出ないで身を潜める
ここまで簡単だと何か怪しい…
師匠から教わった事を思い出す
(一番油断した瞬間……目的を達成した時こそがもっとも危険だったな…)
このまま何もないなら良いが念には念を入れ警戒する
このままキリト達を見守る事にした
SideレンジSideout
「ここが世界樹の頂上…やっぱり空中都市なんか無いか……何がグランドクエストだ!許せない…!」
するとユイがキリトの袖を引っ張る
「パパ…」
「あぁ、全てはアスナを救い出してからだ」
そしてキリトは巨大な鳥籠の元に走っていく
鳥籠の中には一人の女性が机に突っ伏している
その人物こそがキリトとユイの探していたアスナだ
「ママ!」
その声を聞いたアスナが飛び起き、二人が視界に入った瞬間に思わず泣き出してしまった
ユイが籠に触れて破壊し、アスナに抱きついた
「ユイちゃん…!」
「ママ…ママ…!」
そして抱き合う二人の元にキリトがやってきた
「キリトくん…」
二人は額を合わせる
「ごめん…遅くなった…」
「うぅん…信じてた…きっと…助けに来てくれるって…」
「さぁ、一緒に帰ろう」
「うん」
因みにその光景を見ていたレンジは人知れず号泣していたとか…
「ユイ、アスナをログアウトさせられるか?」
「……無理です…複雑なプログラムで梗塞されていてログアウトさせるにはシステムコンソールが必要です」
ユイは申し訳無さそうに首を横にふる
するとアスナが…
「私、ラボラトリーでそれらしいものを見たよ」
「っ!?」
その時、キリトは何かを感じて剣を引き抜いた
とてつもなく嫌な予感しかしない
「な、何!?きゃっ!?」
「ぐおっ!?」
突然とてつもない重力に押し潰される
「ぐ……ぐぐぐぐ…!」
キリトはアスナとユイに向かって手を伸ばすが重力により二人に届く事は無い
「ぐ…ユイ!この状況は!?」
するとユイの周りにプラズマがはしる
「パパ!ママ!何かよくないものが…!」
そしてユイは消失した
「ユイ!?」「ユイちゃん!?」
キリトはアスナに向かって手を伸ばす
アスナもキリトに向かって手を伸ばすがあと少しの所で更に重力がかかる
「いや〜驚いたよ、小鳥ちゃんの籠にゴキブリが迷い混んでくるなんてね」
「お前は…須郷か!?」
「チッチッ…ここではその名で呼ぶのは止めてくれないか?妖精王オベロン陛下と……そう呼べぇ!!」
そう叫んでキリトを蹴り飛ばした
「キリトくん!?」
オベイロンはキリトに近付いて頭を踏みつけた
「どうだい!?まともに動けないだろ!?次のアップデートで導入予定の重力魔法なんだけど、ちょっと強すぎたかなぁ?」
そう言いながらキリトの頭に足の裏をこすりつける
「止めなさい卑怯者!」
するとオベイロンはキリトの頭から足を離した
「いやはや、それにしても桐ヶ谷くん…いや、キリトくんと呼ぶべきかな?どうやってここまで登って来たんだい?さっき妙なプログラムが動いていたが?」
そう言いながらキリトの剣を手に取る
「…飛んできたのさ、この羽でな」
「ふ〜〜〜〜〜ん、まぁいいどちらにせよ君の頭に直接聞けば済む話しだ。……君はまさか、僕が酔狂でこんな仕掛けを作ったとおもっているのかい?300人におよぶSAOのプレイヤー…彼等の検診的な貢献によって思考・記憶操作の研究は既に8割型完了している。かつて!誰も成し遂げ無かった人の魂の直接制御という神の力をあと少しでものにできる!!まったく!仮想世界様々だよ!ウッヒッヒ……ハハハハハハハハハッ!!」
しかし、彼が神の力と呼ぶ魂の直接制御など、大天災・篠ノ之束にかかれば暇つぶし程度で出来てしまう事だ
彼がそんな事を知る訳が無いが…
「須郷!」
「貴方のした事は許されないわよ…絶対に!」
「えぇ〜?誰が許されないのかな〜?残念ながらこの世界に神は居ないよ……僕以外にはねぇ!」
オベイロンはアスナに剣を向ける
「さぁて!君達の魂を改竄する前に楽しいパーティーと行こうか!」
オベイロンが指を鳴らすとアスナの目の前に鎖付きの手錠が落ちてきた
それをオベイロンがアスナの手につけた
「須郷!貴様何をっ!?」
オベイロンがキリトに振り向く
その顔には不気味な笑顔を浮かべている
そして指を上げると手錠のつけられたアスナが宙釣りにされる
「ははっ…ハイ!」
更なる重力にアスナの顔が苦痛に歪む
「いひっ!いい!いいねぇ!やっぱりその顔はNPCの女には出来ないよねぇ!?」
オベイロンはアスナの髪を手に持ち自分の顔に近づけ匂いを嗅いだ
「はぁ〜…いい香りだ…現実のアスナくんの香りを再現するのに苦労したんだよ?病室に解析機まで持ち込んだ僕の苦労をたたえてほしいなぁ?」
そしてオベイロンは自分の頬とアスナの頬を重ねる
「おい!須郷ッ!」
キリトは立ち上がろうとする
「まったく…観客は黙って見てろ〜…」
オベイロンはキリトの剣を持ち、蹴り飛ばした。そして倒れているキリトに剣を突き刺す
「キリトくん!?」
「システムコマンド!ペインアブソーバー、Lv10からLv8へ!」
「ぐっ!ああああああああぁぁぁぁぁ!?」
突然襲う痛みに叫ぶキリト
「痛いだろ!?段階的に強くしてやるから楽しみにしてるんだね。もっともLv3以下になると現実間にも影響があるはずなんだけどねぇ」
オベイロンはそう言いながらアスナの身体を撫で始めた
そして
彼の怒りは頂点に達した
それはオベイロンも、アスナも、キリトでさえ気づいていない
しかし
多くの命をもて遊び…
感動の再会を邪魔し…
キリトを傷付け…
そして、何より……
妹を傷付けた
彼はゆっくり、ゆっくりと近付いていく
静かに、静かに…
その手に持つカタナにさえ今は何も感じない…
ただ…その瞳は燃えるように紅い…
怪しく光り輝くその目は
ゆっくり…ゆっくりと……
紅い死神が死を運んでくる
TO BE
CONTINUED
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
キリト「いや〜ようやく原作主人公らしくできたな〜」
アスナ「私もようやく登場できたね〜」
ユイ「ママに会えて嬉しいです!」
アスナ「ユイちゃ〜ん!ギュ〜」
キリト「眼福眼福…」
ユイ「さて!いよいよフェアリーダンス編も次回で最終回です!」
キリト「長く感じたけどまだあんまり進んでないなぁ…」
アスナ「ま、まぁ…実際は2日程度の話しだしね…」
キリト「さて、今回はここまで!特別に次回予告があるらしいぞ!」
ユイ「ソレではみなさん!」
キリト「次回も!」
アスナ「お楽しみに!」
次回予告
「どうした?キリトの痛みは…ユイの痛みは…!そんなもんじゃねぇぞ!立ちやがれ!」
怒るレンジ
『立ちたまえキリトくん』
「…!お前は…」
邂逅するキリトと茅場晶彦
「システムコール…ヒースクリフ!」
キリトは再び立ち上がる
「さぁ、やるぞキリト!」
「あぁ、これで最後だ!」
次回
インフィニット・ストラトスー紅蓮ノ太刀ー
外伝
〜紅きサムライの仮想物語〜
フェアリーダンス編
最終話
【妖精たちの剣舞】
次回もぜってぇ見てくれよな!