ISー紅蓮ノ太刀ー外伝 〜紅きサムライの仮想物語〜   作:通りすがりの料理人

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第4話です

なんかリーファがかなりヒロインしてる気がする…

てな訳でリーファを予備軍から確定に変更します!

それでは第4話です!どうぞ!


第4話 激闘!サラマンダーの襲撃!キリトの実力!

前回のあらすじ!

 

鉱山都市ルグルーに向かうレンジ一行!

 

一度羽を休ませる為に森に降りた!

 

 そして交代でログアウトする事になりレンジは先にキリトとリーファを休ませた!

 

そして残ったユイに自分の話を聞かせた!

 

そしてユイからお兄ちゃん呼びされるようになった!

 

次なる目的地《鉱山都市ルグルー》を目指すのだった……

 

 


 

 30分の休憩に入った俺は飯を食べた後に自室で時間まで過ごしていた

 

PLPLPLPLPLPLPL♪

 

「んあ?電話?」

 

すると電話がなり画面を見るが、登録されてない番号だった

 

「もしもし?」

 

すると……

 

『ハロハロ〜!私だよ!束さんだy《プツッ》…ツーツーツー』

 

……さて、ゲームでも始めるか

 

PLPLPLPLPLPLPLPLPLPLPLPLPLPLPLPLPL♪

 

………はあっ

 

「…もしもし?」

 

『酷い!酷いよレンくん!なんで電話を切るのさ!?』

 

「いや、反射的に……ほら、熱いもの触ったら手を引っ込めるでしょ?アレですよ」

 

『そんなレベルなの!?泣くよ!?泣いちゃうよ!?』

 

うん、面倒くさいな!

 

「それで何かあったんですか?」

 

『あ、そうそう!実はね束さんに娘ができたよ!』

 

「………お、おめでとう……ございます………えっ?む、娘……えっ?………あれ?結婚したんですか…?」

 

『してないよ♪』

 

「………つ、つまり認知して貰えなかったと……?」

 

『……うん、そうなんだ……』

 

……は?マジで?

 

「………束さん…ソイツはどこのどいつだ…?俺が……男に産まれた事を後悔させてやる…

 

『ヒエッ……ま、待って!落ち着いて!?』

 

落ち着いてられるか!俺の姉貴分を悲しませた奴は死よりおぞましい拷問で破壊しつくしてやるっ!!

 

『えっ!?い、今姉貴分って言った!?やった!嬉しい!……じゃ無くて!嘘!嘘だから!実はカクカクシカジカ…』

 

「……ドイツで見つけた俺くらいの年齢の子を養子にした…………」

 

ん?……ん?

 

『うん…ごめんね?まさかあそこまで本気にするとは……』

 

「………」(無言の圧力)

 

『か、代わりに何でもするから!』

 

ん?いま、何でもするって言ったよね?

 

「なら、ちょっと調べて欲しいことが………………の事なんですが…」

 

『うんうん!オッケー!バッチリ任せなさーい!それじゃね♪』

 

そして俺は再びログインするのだった……

 

 

 

 


 

Sideレンジ

 

 

空を飛んでいた俺達は地面に降りた

 

そして前を見て…

 

「ここが《ルグルー回廊》か…」

 

「ここから先は歩きで行くの」

 

空の旅はしばらくお預けかぁ…

 

 

「それじゃ行くよ」

 

「「おう!」」

 

 

そして洞窟に入って行った

 

 


 

 

洞窟に入ると真っ暗で周りがよく見えなかった

 

「暗いなぁ…」

 

「気をつけてすすむよ?」

 

するとキリトが何かを唱える

 

「ーーーーーーーーー……ふふふっ!暗視魔法を使ったから暗闇でも良く見えるようになったぜ!」

 

「へぇー!スプリガンのしょぼい魔法も役に立つわね!」

 

「ひ、酷い……」

 

 

「ーーーーーーーーーーーー……」

 

俺は詠唱を始めて炎をともした

 

「俺……明かり出せるんだよなぁ」

 

「…マジかぁ」

 

「キリトくん……ドンマイ」

 

「他にも役立ちそうな魔法はありますから落ち込まないでくださいパパ!」

 

うわー…なんか罪悪感が…

 

 

そして視界を確保した俺達は先に進むのだった……

 

 


 

 

「それにしても二人はいつのまに魔法の詠唱を覚えたの?」

 

「俺はユイに教えて貰ったんだ」

 

「俺は昨日ググって覚えた」

 

まぁ、あんまり覚えられ無かったけどな

 

 

「こ、この世界観でググるとか言わない方がいいよ?」

 

「おっ、そうだな」

 

今度から気をつけよう!

 

 

しばらく進むと異変に気づいた

 

 

「……!後ろから団体様がいらっしゃったようだな」

 

「…!?なんだアイツらは!」

 

そこには武装したサラマンダーの集団がいた

 

「あれって昨日のサラマンダー!?」

 

「えっ?そうだっけ?」

 

「そうだよ」(便乗)

 

 

うーん…確かになんか見たこと有るような…無いような…

 

 あ、そういえばさっき交代でログアウトした時に倒した変なモンスター……あれってまさか使い魔的なのか…?

 

あー…もっと早く気づいてたらなぁ…まぁ、今更か…

 

 

とりあえず…

 

 

「で、どうする?」

 

「どうするって言われてもなぁ…」

 

「そんな事決まってるでしょ!?」

 

「あぁ、アレか!」

 

 

俺達はサラマンダーに背を向けて……

 

 

「「「「逃げるんだよォォォォォォォォォッ!!」」」」

 

 

全力疾走し始めた

 

 

「逃がすかァァァァァァァッ!!」

 

「追えェェェェェェェェェッ!!」

 

「「「「「おおぉぉぉぉぉぉっ!!」」」」」

 

 

 

そこから逃走中がスタート☆

 

【逃走者】

 

レンジ・キリト・リーファ・ユイ

 

 

【ハンター】

 

サラマンダーの集団

 

 

【逃走成功条件】

 

中立都市までの逃走・敵の殲滅

 

 

【逃走失敗条件】

 

パーティーの全滅

 

 

 

今、史上最強(?)のハンター達との逃走劇が始まる!!

 

 

 

 

「昨日の恨みィィィィィィィィッ!!」

 

昨日の最後に倒した奴が血涙を流しながら走ってくる

 

 

「しつこい男は嫌われるぞぉぉぉぉぉぉっ!?」

 

「黙れこの野郎ッッ!!ぶっ○してやるゥゥゥゥゥッ!!」

 

ヒエッ……

 

怨念が凄まじいぞ!?

 

 

「もの凄く恨んでるよぉぉぉぉぉっ!?」

 

「完全に目が逝ってるぞぉぉぉぉっ!?」

 

「怖いですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?」

 

「皆ゴメンね!?マジでゴメンねぇぇぇぇっ!!」

 

 

「「「「うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」」」」

 

 

絶叫しながら走る俺達

 

 

「ク"オ"オ"オ"オ"オ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ッッ!!」

 

 

雄叫びを上げながら追いかけてくるサラマンダー

 

 

 

絵面がヤバい(白目)

 

こんな逃走中は嫌だ(切実)

 

 

 

しばらく走り続けるが一向にたどり着かない

 

 そしてサラマンダー達は魔法を放ってくるのでだんだん追いつかれてきた

 

このままじゃ追いつかれるのも時間の問題だ…

 

ならば…

 

 

「キリト!リーファ!このままじゃ追いつかれる!俺が足止めするからそのスキにルグルーまで行け!」

 

「!?無茶だよ!あんな数相手に!」

 

「キリトは世界樹にたどり着かないと行けないし、リーファは道案内をしないと駄目だ!だから俺が時間を稼ぐ!」

 

これが最善の手だろう…

 

サラマンダー集団が相手だ…しかも魔法まで使ってくる

 

ならば役割りの特に無い俺が適任だろ?

 

それに死ぬつもりも無いしな

 

最悪、奥の手を使えばいけると思う…

 

 

しかし

 

「駄目だ!」

 

キリトがそう叫ぶ

 

「俺が生きてる間は、パーティーメンバーを殺させやしない!」

 

「何言ってんだっ!お前の目的とパーティーメンバーとどっちが大切なんだ!?」

 

「それでも!絶対に嫌だっ!」

 

…駄目だ…絶対に諦めない目だ…

 

まったく頑固な奴だ…

 

「〜〜〜っ!あ〜もう!分かったよ!ここで奴らを倒す!良いな!?」

 

「…!ああ!すまないリーファ!俺のわがままに付き合ってくれ!」

 

「はぁ…もう、しょうがないなぁっ!」

 

 

そして俺達は立ち止まり武器を構える

 

「俺が攻める!リーファは回復魔法をかけてくれ!レンジはリーファの掩護を!」

 

「んな!?大丈夫かよ!?」

 

キリトの指示に驚く

 

まだキリトの実力を知らないが一人ではキツイだろう

 

俺達が構えた途端にサラマンダー達が盾を構え始める

 

 

なるほど……

 

 盾で近づかせない……そして後ろから回復をかけつつ魔法攻撃か…

 

近接戦闘を潰しにきてるな…

 

さて…キリトはいったいどんな手を使うのか……

 

 

「うおおぉぉぉぉぉっ!」

 

キリトは真正面から突っ込んで盾に攻撃する…

 

えぇ…(困惑)

 

 

何の策も無いの…?

 

急激に不安になってきた…

 

 

「うおおぉぉぉぉぉぉっ!猪突猛進!猪突猛進!」

 

「お前完全に伊之助になってるぞ!?戻ってこい!?」

 

「はっ!?俺はいったい何を……?」

 

 

「「「えぇ…」」」(困惑)

 

完全に伊之助に意識を持っていかれてた…

 

俺とリーファとユイも困惑しちゃったよ…

 

 

するとサラマンダーのメイジが詠唱を完成させて放ってくる

 

「避けろ!」

 

俺の掛け声で皆が動き出す

 

キリトは上手く避けている

 

しかしリーファに魔法が当たりそうになっている

 

俺は走り出しリーファを抱えて避ける

 

「キャッ!?」

 

「ちょっと我慢してくれよ!」

 

無事魔法を回避し終えた俺達

 

するとリーファが…

 

「助けてくれてありがとう……でも、他に持ち方無かった?」

 

と、ジト目で見てくる

 

今のリーファはお米様抱っこ……正式名称は米俵担ぎの状態だ…

 

「いや…とっさだったし、女性にいきなりお姫様抱っこは難易度高いから…」

 

「……はぁっ…」

 

なんかため息吐かれた!?

 

 

リーファを降ろしてキリトのもとに行く

 

 

「このままじゃ勝てないぞ?」

 

「だよなぁ…」

 

やっぱり作戦は無かったか…

 

「俺に考えがある。作戦はーーーーーーーーーーだ。行けるな?」

 

「もちろん!」

 

 

そしてキリトは突っ込んでいき、俺は下がる

 

「馬鹿め!また突っ込んで来やがったか!」

 

再び盾に拒まれる

 

そしてメイジが魔法を放ってきた

 

 

再び避ける俺達

 

そして魔法が終わる瞬間にキリトのもとに走り出す

 

「今だキリト!」

 

「おう!」

 

返事をしたキリトは剣を水平に構えた

 

そして俺はジャンプし、キリトの剣に飛び乗る

 

「飛んで行けぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

 

そしてキリトが剣で俺を空に飛ばす

 

 

 サラマンダー達の上に飛び上がりベルトに装着していた武器を引き抜く

 

その武器は、ナイフだ

 

「喰らえ!」

 

 

俺はナイフを投擲し回復役の脳天に寸分違わず命中させた

 

「っしゃあ!ヘッドショット!」

 

回復役を潰された事に周りが狼狽えだす

 

そして再びナイフを投擲しメイジの脳天にクリーンヒットさせた

 

残すナイフはあと4本

 

 

 相手の魔法の打ち終わりを狙い、キリトにサラマンダーの上に飛ばして貰う。そしてスイルベーンで購入しておいた六本のナイフを使い投擲で回復役とメイジを撃破する…これが作戦だ!

 

しかも攻撃の要が居なくなり周りも混乱する…

 

 

 投擲を止め地上に降り立ち右手にカタナを、左手に逆手に構えたナイフを握り他の回復役達に襲いかかる

 

後ろに回られて盾持ちが混乱し陣形が崩れた

 

それすなわち…

 

「ようやくまともに戦える!」

 

キリトの実力が開放されるという事だ

 

「フッ!ハッ!セイ!」

 

次々と敵を斬っていくキリト

 

すれ違いに一閃

 

相手の攻撃をいなしての切り払い

 

相手のスキをついた突き刺し

 

 

動きに無駄のない実戦に適した剣術だ

 

 

そして俺達は背中合わせになる

 

「すげぇ強いじゃないか!やるなキリト!」

 

「だろ?まだまだこんなもんじゃないぜ!」

 

 

そして再び走り出した俺達は敵を蹴散らしていく

 

 回復役は全て潰す事が出来たし、蘇生もさせないように立ち回る

 

絶妙なタイミングでリーファの魔法攻撃も入って戦況が変わる

 

しかし…いかんせん数が多い

 

 

再び背中合わせになった俺とキリト

 

「このままじゃ時間が掛かるな…なんか一発逆転の必殺技でも有れば良いんだけどなぁ…」

 

「一発逆転の……レンジ!俺に策がある!時間を稼いでくれ!」

 

「…!了解だ任せろ!」

 

そしてキリトは離脱してリーファのもとまで下がる

 

 

そして俺は敵陣のど真ん中で一人、カタナとナイフを構え…

 

「さぁて……一丁派手にやりますか」

 

不敵な笑みを浮かべるのだった……

 

 

 

SideレンジSideout

 

 

 

 

Sideカゲムネ

 

 

「さぁて……一丁派手にやりますか」

 

奴はそう言ってカタナとナイフを構えた

 

既にジータクスと複数の部下が殺られた

 

 

あの時とは装備も変わっている…

 

しかもカタナとナイフの二刀流だと…?

 

とんでもない殺気がカタナから伝わる

 

俺はより一層警戒を強める

 

 

そして奴が動いた

 

しかし…

 

 

「フッ!」

 

 

あろうことかカタナを空中に投げた

 

殺気を纏っていたカタナを警戒していた俺は…

 

いや、俺達は奴から目を離してカタナを見てしまった…

 

そして……

 

 

「ぐあっ!?」

 

「!?」

 

 

その声を聞き目線を下に戻すと奴は消え、仲間が倒れていた

 

周りもそれに気づく

 

すると…

 

「ギャアッ!?」

 

再び仲間の悲鳴が聞こえる

 

そして奴の姿はやはり見えない…

 

何故見えない!?魔法で姿を隠してるのか!?

 

…いや、奴は詠唱をしていない…他の仲間も離れている…

 

 

ならば何故?

 

「ギャアアアッッ!?」

 

そして再び仲間の悲鳴が鳴り響く

 

俺は本能的に恐怖した

 

目に見えない敵、そして次々倒れる仲間…

 

周りも同じように恐怖している

 

 

倒れた仲間はどれも致命傷では無い

 

しかしその目には恐怖一色で埋め尽くされていた

 

 

カランカラン

 

 

『!!?』

 

周りが一斉に音の方を振り返る

 

その音の正体は最初に投げたカタナだった

 

ーーしまった

 

 

そう思った時にはもう遅い

 

「グアっ!?」

 

「ギャアッ!?」

 

「ウグッ!?」

 

 

次々に攻撃を受ける仲間達…

 

やはり奴は見えない…

 

 

そしてその場に立つのは俺ただ一人

 

周りは倒れるか座り込んでいた…

 

 

 少し離れた場所の仲間はその光景を呆然と見つめ加勢は期待出来そうに無い…

 

そして……

 

 

奴が俺の前に現れた

 

 

SideカゲムネSideout

 

 

 

 

 

Sideレンジ

 

 

俺はカタナを拾い歩く

 

あの日出会ったサラマンダーのもとに…

 

 

「……いったい…何をした…?」

 

奴はそう聞いてきた

 

ふむ…特別に教えてやろう

 

それでは…説明しよう!(ヤッターマン風)

 

 

視線誘導(ミスディレクション)

 

 

「ミスディレクション…?」

 

コレはとある影の薄いバスケ選手のワザだ

 

 

「あえて殺気を込めたカタナを警戒させそして空中に投げる。そしたら皆はカタナにつられて上を向くだろ?そのスキに気配を断ち足音を消し、皆の視界に入らないように移動。そして攻撃して、その悲鳴につられてまたそいつを見る。そして再び視界に映らないように移動し攻撃……これが視線誘導(ミスディレクション)だ」

 

「馬鹿な……そんな事ができるはず無い!ありえない!」

 

「なら、何故お前以外倒れてる?それに……離れた場所のお仲間さんには俺が見えてた筈だぞ?」

 

 

 そして俺は周りのサラマンダー達に視線を向けるとみな頷いていた…

 

 

「あ、ありえない…」

 

「“『ありえない』なんて事はありえない”…だぜ?」

 

 

 この技を覚える為に視線を誘導させる技、いかに相手に悟られないかなど様々な事を学んでようやく覚えた技だ

 

大多数相手にはかなり有効だ

 

そして…

 

「お前達は忘れてるだろうが……俺は囮だぜ?」

 

 

キリトとリーファの方を見ると…

 

 

キリトが詠唱している

 

 

「ーーーーーーーー…!」

 

 それに気づいた一人のサラマンダーが炎の魔法を放つがリーファの防御魔法に塞がれる

 

 

そして炎が渦巻き、その中に巨大な影が…

 

 

『グオオオオォォォォォォォォォッッ!』

 

ソレは炎が消えた瞬間に雄叫びを上げる

 

 

まさか…アレ…

 

「キリト…か?」

 

 

いやいやいやいや!なんで変身してんの!?

 

ビックリしすぎてむしろ冷静になってきた…

 

 

 そして走り出したキリトが次々とサラマンダー達を蹂躙していく…

 

爪で突き刺し、切り裂き、噛みつき、蹴り飛ばし…

 

……うん、怖いね

 

 

敵にしたく無いモンスターだね

 

「ああああぁぁ!?」

 

「うわああっ!?」

 

「ひいいいい!?」

 

『グオオオオオォォォォォォォッッ!!』

 

……うん、阿鼻叫喚だな

 

あっ、サラマンダーが喰われた…

 

コッワ…

 

 

 

さて…

 

 

「アンタの相手は俺がしよう」

 

武器を構える

 

「アンタ名前は?」

 

 

「……カゲムネだ…お前は?」

 

「俺はレンジ……最強のサラマンダーになる男、レンジだ!」

 

 

そう言うとカゲムネは目を見開きフッと笑う

 

「最強のサラマンダーか…ならユージーン将軍を倒さないとな……では、参る!」

 

そして互いの武器がぶつかりあう

 

「フッ!」

 

 横薙の一閃をしゃがんで回避し、そのまま足を引っ掛けようとする

 

しかしカゲムネはそれを飛んで回避

 

「甘い!」

 

「甘いのはそっちたぜ?」

 

俺は左手のナイフを投擲する

 

「!?」

 

ぎりぎりで躱すが空中で体制が崩れた

 

そしてカタナを鞘に戻した俺は……

 

 

一刀流 居合い…!」

 

鞘に収めた状態で手に持ち

 

 

スパン!

 

 

カゲムネを一閃した

 

そしてカタナを鞘に戻しながら…

 

「……獅子歌歌(ししそんそん)…!」

 

カチン

 

「ぐはっ!?」

 

そしてカゲムネは倒れた

 

 

 まだ鉄を斬る事は出来ないいわば“獅子歌歌(仮)”だが、人相手ならこれでも十分だ

 

「やはり…強いな…」

 

「お前も結構強かったぜ?」

 

「はっ…ノーダメージの癖に何言ってやがる………お前なら、本当にユージーン将軍を倒して…最強のサラマンダーに成れるかもな…」

 

「成るさ…必ず!」

 

「フッ……楽しみだ…」

 

そしてカゲムネは消えていった

 

 

他の奴らも全てキリトに倒されて残り一人だけだ

 

キリトに掴まれたそいつが殺される瞬間…

 

 

「待ってキリトくん!そいつ生かしといて!」

 

それを聞いたキリトは渋々手放し地面に落とした

 

 

「いてて…」

 

そしてリーファがそいつの首に剣先を当て

 

「さぁ、誰の命令か教えてもらいましょうか?」

 

「くっ!殺せ!」

 

「男のくっ殺ほど需要が無いものは無いな」

 

 

さて、どうするか…

 

「俺が拷問して、リーファが程よく回復をかけるのを繰り返すか?」

 

「サラッと怖い事言わないで!?」

 

「大丈夫大丈夫!ちょっと○○○○○○○(ピーーーーーー)、更に○○○○○(ピーーーー)、それから浸すら○○○○○○(ピーーーーー)、それでも駄目なら○○○○○○○○○○(ピーーーーーーーーー)して、徹底的に恐怖を刻みつけるだけだから!」

 

「伏せ字になるような事を言わないで!?ほら!サラマンダーの人も既に恐怖で泣いてるから!?」

 

「おっ、そうだな」( ^ω^)

 

 

するとキリトが戻ってきた

 

「いやー、暴れた暴れた!ストレス発散できたー!」

 

「ストレスなんか無さそう」

 

「俺だってストレスくらいあるよ!ハゲそうなくらいストレスあるよ!」

 

キリトはハゲなのか…?

 

「ごほん……よっ!ナイスファイト!」

 

「ヒエッ…」

 

「いや〜俺一人だったらやられてたな!あと、しれっと獅子歌歌使ってたよなレンジ?」

 

「気にするな」 

 

「「「気にするよ」」」(迫真)

 

おっと、リーファとユイまで気になるのか…

 

そしてサラマンダーと肩を組んだキリトはウィンドウを出した

 

「そこでものは相談なんだが…君ぃ…これはさっきの戦いで手に入れたユルドとアイテムなんだがね?質問に答えてくれるならコレを全部…大事な事だからもう一回言うけど全部君にあげちゃおうかな〜?」

 

「え?……え?マジで?」

 

「マジもマジの大マジ」

 

 

「「えへへへへへへへへ」」

 

「そんなんより○○○○○○○○(ピーーーーーーー)する方が良くないか?」

 

「ヒエッ…」

 

「レンジはシャラップ!」

 

「(´・ω・`)」

 

 

「……キリトくんて…」

 

「なんか身も蓋もないですね」

 

 

「ち、因みにそちらの方のアイテムなんかは…」

 

○○○○○○○○(ピーーーーーーー)

 

「ヒエッ…ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ…」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー

ーーーーーーー

ーーーー

 

「今日の午後にジータクスさんが…あっ、さっき脳天にナイフ突き刺されてたメイジ隊のリーダーなんだけど、いきなりメールで呼び出しがあってさ。たった3人を数十人に狩るっていうじゃん?数十人だぜ?十数人でもイジメかよって思うのにこの人数はオーバーキルだと思ったよ……まぁ確かに人数が人数だから大体は寄せ集めのメンバーだったけどな。それに、偶然居合わせたカゲムネさんまで着いてくるなんて言い出すし……でも、相手にしてようやく分かったよ…寄せ集め程度じゃあんた達には勝てない」

 

 

……ん?それって俺のせいであんな大人数が来たってことか?

 

……うん、あんまり深く考えないようにしよう

 

「それで?ジータクスって人はなんで私達を狙ったの?」

 

「上からの命令だったみたいだぜ?なんかの作戦の邪魔になるとか」

 

「「「作戦?」」」

 

「下っ端の俺じゃ教えてもらえないけどよ、かなりデカい事を狙ってるみたいだぜ。今日もの凄い数の軍隊が北に向かってくのを見たぜ。だから下っ端の寄せ集めしか集められなかったみたいだし。あ、あと本来はカゲムネさんはその軍隊と一緒に行く予定だったらしいぞ」

 

「それってまさか…世界樹攻略か?」

 

「まさか!最低でも全軍にエンシェント級の武器が必要だから、金を集めてるところだぜ?」

 

「世界樹攻略ではないとすると……他種族を大勢で狩りに行くのでは…?」

 

「うーん…」

 

「俺が知ってるのはここまでだ…さっきの話、本当だよな?」

 

「当然。取引で嘘はつかないさ」

 

 キリトはユルドとアイテムを全て渡し、サラマンダーはスキップしながら帰っていった

 

 

「さっきの悪魔みたいなモンスターってキリトくんだよね?」

 

「悪魔みたいだったから思わず泣かせたくなったよ」

 

「いや、洒落にならないんだが……それと多分そうだな」

 

「「多分?」」

 

「俺たまにあるんだよな………戦闘中にぶち切れて記憶が飛ぶこと…」

 

「あぁ、俺もたまにあるゾ!」

 

「「HAHAHAHAHAHA!」」

 

「怖っ…」

 

「でもなんとなくさっきの事はおぼえてるよ、ユイに言われた魔法を使ったらなんか自分がえらいデカくなってさ。剣も無いし、仕方ないから殴る蹴るの暴行さ!」

 

「ボリボリ齧ったりもしてましたよ?」

 

「あぁ、確かに。モンスター体験が味わえてなかなか楽しかったぜ!」

 

「どんな味だったんだ?カルビ味か?」

 

「いや…カルビ味では無かったぞ?焦げかけの焼き肉の歯ごたえと風味が…」

 

「うん、不味かったんだな。もうイイや…」

 

リーファも手を振って拒絶してるし…

 

「フッ…」

 

キリトがリーファの手を掴み口に咥え…

 

ガシッ!

 

 

…る前に俺がアイアンクローで止める

 

「ソレはいけない……女性にソレは駄目だぞキリト…」

 

「痛だだだだっ!?ゴメン!冗談だから!?本当ゴメン!あぁ!HPちょっと減ってるから!?」

 

そして手を離してやる

 

 

「酷いめにあった…」

 

「自業自得よ……レンジくんありがとうね!」

 

「気にするな」

 

「あ!あとさっきの獅子歌歌だけど…」

 

「そっちも気にするな」

 

「「「気にするよ」」」(迫真)

 

「おっ、そうだな」

 

 

 

そして俺達はルグルーに向けて歩き出すのだった……

 

 

 




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

キリト「いや〜、まさか逃走中が始まるとはな」

レンジ「途中から戦闘中になったけどな」

リーファ「そういえばキリトくんおかしくなったよね?」

レンジ「あぁ、猪突猛進!って言ってたよな?」

キリト「う〜ん、なんかいまいち覚えてないんだよなぁ…なんか身体を乗っ取られたみたいな感じがしてさ…」

ユイ「不思議な現象ですね……異世界の存在と繋がったんでしょうか?」

リーファ「時々あるんじゃ無い?」

ユイ「そうですね♪」

レンジ「そうだよ」(便乗)

キリト「それはそうと、レンジの技が凄すぎないか?」

レンジ「そうかぁ?」

リーファ「そうよ」(便乗)



キリト「ここでSAOコソコソ噂話だ!」

レンジ「俺に倒されてサラマンダー領に戻ったカゲムネはどこか清々しい顔を浮かべていたらしいぞ!俺もアイツは嫌いじゃないぜ!あと、装備を整えると北に向かって飛んでいったらしい」

キリト「まさかALOで獅子歌歌が見れるなんてな…」

ユイ「完成度も高かったですね!流石はお兄ちゃんです!」

キリト「うん?なんで完成度の高さが分かるn『知らない方が良い事もあるって言いましたよね…?』アッハイ…」

リーファ(ユイちゃんの闇が深い…)



リーファ「それでは!」

ユイ「次回も!」

レンジ・キリト「「お楽しみに!」」



☆オマケ☆

キリト「派手にやりますかと言いつつ使ったのは視線誘導……これいかに?」

リーファ「隠密技だよね?矛盾してるよね?」

レンジ「い、いや〜…あ!ほら!派手にやると見せかけてからのステルスアタック戦法だからさ?な?」

ユイ「絶対に今思いつきましたよねその戦法?」

レンジ「(´・ω・`)」バレタカー…
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