幸せになる事を許されていない指揮官と幸せにしてあげたい艦船達のお話 作:霊羅0209
[chapter1:指揮官サイド]
「あぁ〜会いたくないな。」
「どうしたのですかご主人様?」
とベルファストが聞く。
「いや、なんでも無いよ」
実はこのアズールレーンの指揮官である私、
月夜千冬(つくよちふゆ)はエンタープライズに告ってフラれたのだ。だから会いたくな
いのだ。
「どうしたもんかな」
とため息をつくと、
「ご主人様?ため息をつくと幸せが逃げてしまいますわ」
俺は心の中でもう逃げてるよと笑った。
「ベル?休んでいいよ?休憩にしよう。」
「分かりました。しばらく外にいますのでまた始めるときお声掛け下さい。」
と恭しく一礼して出ていった。
「さて仮眠でもするかな」
と思った矢先部屋が爆撃された
[chapter2:エンタープライズサイド]
「会いにくいな。」
私、エンタープライズは指揮官を振った事を後悔していた。本当は好きだったのだ。だが何故振ったのかと言うと
「これ以上指揮官に負担は掛けされられないからしょうがないんだ」
と自らに言い聞かせる
「あれは?ベルファストか?」
「これは、エンタープライズ様どうかなされましたか?」
「お前秘書艦ではなかったか?」
「休憩中です。」
と短く言う
「えっ?じゃあ指揮官は今ひとr」
りなのかと言おうとした瞬間に凄い揺れが襲った
「エンプラ姉!大変だ!!指揮官が、指揮官が」
ホーネットの話を聞いて今執務室がセイレーンに襲われていると教えられた
「始めまして?指揮官さん?いや月夜型人工兵器の大作、千冬さんと読んだ方がよろしいかしら?」
と続けてセイレーンのオブザーバーが
「貴方をお迎えに来ました。貴方は私達と同じ奪う側の人間よ。手荒な事はしたくないの大人しく来て貰える?」
答えは決まっている。
「嫌だね」
私が最初に思い出す景色は水槽のような所に
閉じ込められている光景。今思えばあれは私
を生かすためのカプセルだったのだ。私はそ
こで生まれた。
言葉が喋れるまで成長してから私は彼女ら艦
船が人類に歯を向いた時に対抗する手段とし
て作られた。そして、剣の修行や私の
鮮血姫(ブリュンヒルデ)を使うための練習
も繰り返された。私の持っていた能力は
絶対回避と絶対攻撃だった。その能力のせい
か私は月夜型の中で最優、最強と呼ばれた。
そんなある日研究所の職員から
「艦船は人の形をしているから人を殺す練習もした方がいいね。」
と言う驚くべき言葉がでてきた。
そしてその日私の前には小さな女の子が座っ
ていた。聞くと迷子になっていたらしい。
研究所の職員が
「殺しなさい」
と短く言った?
「えっ?無理ですよ!!」
と私は訴えた。だけど
「出来ないのなら貴方は廃棄処分ね。」
と言われて私は自分が死にたくないだけに
その女の子を斬り殺した。
その日から私は大量の人を殺した。
私だけならと。私だけならどうなってもいい
やと。
そしてそんなある日ある職員の紙を見てしま
った。そこには月夜型と書いてあった大量の
人の名前が書いてあった。
「これはど言うことですか!!」
と問い詰めると
「君の兄弟だよ?」
と笑って話された。聞けば私以外にも
同じような人殺しをさせていたらしいのだ。
私はこの時決心した。
この研究所を潰そうと。
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