WHITE ALBUM2 〜噛み合わない恋の物語〜   作:シキト4910

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遅くなりました………



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音楽室訪問!?

雪菜ちゃんが軽音楽同好会に入部した次の日、僕は音楽室に雪菜ちゃんと向かっていた。

 

 

(いや、なんで僕まで?雪菜ちゃん一人でいいでしょ)

 

という疑問を抱きながらも、僕たちは音楽室のドアを開けた。

 

 

「………あれ?春希だけ?……武也は?」

 

「ああ、武也ならまたナンパでもしてるんじゃないか?……それよりようこそ、軽音楽同好会へ」

 

「うん、今日からお世話になります、小木曽雪菜です。よろしくね」

 

「そういうのは部長が来てからにしてやってくれ。………にしても武也遅すぎだろ」

 

そうやって春希がイライラしていると、

 

ガラガラッ!

 

「春希〜お待たせ〜って、え………?」

 

「遅かったな武也。それと新入部員だ。自己紹介して、小木曽」

 

「うん。小木曽雪菜です。今日からこの軽音楽同好会に入部させていただくことになりました。よろしくね」

 

「………おい、ちょっと来い春希」

 

 

武也が焦った様子で春希に問い詰めている。………無理もないよね。学園のアイドルが、しかも昨日断られたばっかりなのに。

………うん、武也じゃなくっても目が飛び出るくらいびっくりするね。

 

すると春希が武也との話し合いを終えたみたいで、

 

「あ、こいつは飯塚武也。……一応ここの部長」

 

「よろくね〜雪菜ちゃん。いや〜ほんと可愛いね〜」

 

「なに雪菜ちゃん、とか言ってんだ。第一お前はそんなのだから………」

 

「まあまあ、北原くん。……っていうことはあなたがピアノの人?」

 

いや、違うと思うけど……第一武也がピアノ弾けるって聞いたことないし、そんなキャラじゃないし。

 

「……へ?ピアノ………?」

 

あ、武也が春希をどういうことだ、って目で見てる。………どうせ春希のことだししっかり説明してなかったんだろうなあ……変なとこで抜けてるし。

 

 

 

「あ、ああ小木曽。そのことなんだけど………」

 

お、ちゃんと説明するのか?でも、それじゃあ雪菜ちゃんはどうなっちゃうんだろう?

 

「………今日は来ていないんだ。病気で、来るのは3日後くらいになりそうなんだ」

 

……ごまかしたっ!本当のこと言うと雪菜ちゃんが抜けると思ってごまかしたよあの人!

そこに痺れる憧れるぅ!

 

 

「そっかー、そうなんだ。……じゃあ3日後にまた来るね。みんな揃ってからの方が良いと思うし」

 

……雪菜ちゃんも信じちゃうんだ!めちゃくちゃ怪しかったよね今の!そんなんじゃ将来詐欺とかに引っ掛かっちゃうよ!?

 

そして、雪菜ちゃんが僕を引っ張ってこの教室から出ようとすると…………

 

 

「ちょっと待ってくれ、小木曽。一つ聞きたいことがあるんだけど」

 

「ん、なに?」

 

多分、僕のことだろうなぁ、今まで一度も会話に参加してなかったし。

 

「そこにいる秋斗は軽音楽同好会に入るのか?というか、入ったら何の楽器ができるんだ?」

 

「そうそう、俺も気になってたわ、それ。教えてくれる?雪菜ちゃん」

 

 

…………やっぱり僕のことか。……って言っても僕は入れないし、何の楽器もできないんだよなぁ。

 

 

「あ、秋斗くんはね、歌が上手いんだよー。だから絶対わたしとダブルボーカルがいいと思うな」

 

 

ってなに言っちゃてんの雪菜ちゃん!?いや、合ってるけど………

 

「そうなんだ。………で、秋斗は軽音楽同好会に入るのか?」

 

「いや、僕は入らないよ」

 

「えー、なんで、秋斗くん?わたしと一緒に歌うのはそんなに嫌かなあ……………」

 

いや、違うんだ。……もっと根本的な理由なんだ。

 

「みんな、思い出してみて。………僕の入ってる部活は?」

 

「え、サッカー部だけど、それがどうした………あ、」

 

お、春希は分かったみたいだね。………さすが学年トップレベルの学力。………いや、それは関係ないか。

 

それと違って武也と雪菜ちゃんは合点がいってないようで、ずっと首を傾げていた。

 

 

「じゃあ言うよ、サッカー部の大会は?」

 

「あ、やっと分かったわ」

 

「え?え?わたしまだわかんないんだけど。………誰か説明してくれる?」

 

「じゃあ僕が説明するね。簡単に言えばサッカー部の大会は12月にあるから、軽音楽同好会には入部できない、ってこと。………基本的に部活は掛け持ちできないしね」

 

僕がそう言うと、雪菜ちゃんはやっと合点がいったようで、

 

 

「実は秋斗くんってサッカー部のエースなんだ」

 

と言った。……いやいや、なんであなたが自慢気に話してるの!?

すると春希は驚いたように、

 

「………え?秋斗ってそんなに上手かったのか?」

 

「そうだぜ春希、俺の知り合いのサッカー部のマネージャーが秋斗のこと、めちゃくちゃ上手いって言ってたぜ」

 

「まあそういうこと、かな?……でも一応、ライブだけなら参加できるよ。それでいいんだったらよろしく」

 

「あ、ああ、よろしく秋斗」

 

「じゃあ、秋斗くん、帰ろっか。じゃあみなさん。3日後くらいにまた来ます」

 

雪菜ちゃんはそう言うけど、僕は春希たちと話したいことがあったので、少し残ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてと、春希。本当のことちゃんと話してもらうよ」

 

 

 

 

その後、僕は春希から、ピアノを弾いてたやつは知らないということ、でも絶対入れてみせるから雪菜ちゃんにはまだ言わないでほしい、ということを聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、ということで理由はサッカーの最後の大会が冬にあるから、でしたー!


分かりましたでしょうか?


ではまた次回にて〜
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