きゅっきゅふきふき☆きらぴかりん♪ ハイスクールD×D異聞~外宇宙文明を添えて 作:グレン×グレン
まあそれに関しても書けなくなったりした今までの作品の無念部分のリベンジなども盛り込んだ作品にしようかともくろんではおります。もちろんこの作品がエタる可能性も捨てきれないのが我ながら情けないですが、それでも見ていたら面白く思えるような作品にしたいと思っております。
序章其の一 今わの際の後悔 異星よりコンタクト及び、そこから派生する各種報道 そしてとある組織での演説
自分は失敗した。
妻に申し訳ない。
子供たちに申し訳ない。
両親に申し訳ない。
祖父母に申し訳ない。
孫たちに申し訳ない。
そして何より、これから生まれて育つであろう子孫たちや、自分が生まれるまでの系譜である先祖たちに。ひいては自分が生まれる土壌となったこの世界に申し訳ない。
そこまでも自分はおろかで、くだらないことにこだわって、世界に対して本当にすまないことをしてしまった。
そして悲しいことに、自分と同じような間違いをしている者は世界にあまりに数多いことだ。
だからこそ、この後悔を味わうものがいない世界を作りたい。せめてこの後悔をばねに、少しでも世界から同じ間違いを減らしたい。
ああ、だから―
現在、我々はこの星で使用される公共放送用の全周波数で呼びかけております。
我々はこの星の概念で形容するならば、異星人というべき存在です
この星の時間単位でいう60年ほど前にあなた方の存在を察知することに成功し、こうして来訪させていただきました
我々はいずれあなた方との本格的な経済的及び文化的な交流をしたいと思っております。ですがこの星に調査員を派遣してからの50年の間の結論として、即座の本格的交流は多くの必要性の薄い流血を、双方に与える可能性が高いと判断いたしました
そこで前段階として簡易的な交易を、最短で五年から最長で25年ほどすることで、いわゆる慣らし及び様子見の期間とさせていただきたいと思います
これから可能な限りあらゆる情報把握媒体にも流す所定の方法で、指定した資材を指定した量用意していただければ、その資材と引き換えにこの星の概念でいうならば重機兼ビークルというべき我々のテクノロジーと交換いたします
こちら側の技術力に限度があるゆえに、一日の提供可能数には限度があります。そのため交換時間にある程度の指定を設けますので、その時間を過ぎても我々が来ない場合は盗まれないように何かしらの対策をとってくださるとありがたいです
一日の調達可能量にもばらつきがありますが、この星の事情などに可能な限り配慮して、より必要だと思われる方に優先的に交換体制をとらせていただきます
繰り返します。現在、我々は―
では次のニュースです。
三年前に突如として人類にコンタクトを取った異星文明と思われる存在、通称「フォリナード」によってもたらされる人型重機「エグゾール」の調達及び運用を規制するエイブラハム条約ですが、本日現地時間午後三時をもって、インド政府が離脱しました。
エグゾールは主に第三世界で頻繁に流通。最高自走速度や人型ゆえの強靭さの限界ゆえに、当初想定されていた乗用車や重工業メーカーに対する致命的打撃は受けておりませんが、然し人型ゆえの不整地走破性能や簡易的なペダルやレバーとの併用する思考制御ゆえの操縦性により、高山地帯や密林地帯などの極致での移動手段として大きく重宝されています。そのため山岳地帯に軍事力を注いでいる国家には条約非加盟国も多く、標強の高い山脈が国境とかぶさっているインドの脱退を予想する声は比較的早期から見受けられており、其の推測が的中したこととなります。
また最大荷重においては小型乗用車をはるかに超えることから、第三世界やそこに輸出することを主眼としていた小型重機業界及び小型二輪車関連の企業は大規模な縮小や事業撤退に追い込まれており、また過重量での過剰行動でオーバーヒートしない限り燃料を必要としていないエグゾールの存在により、石油産業にも少なからず打撃が入っております。
これら経済的打撃を早期に見込んだがゆえのエイブラハム条約ですが、アフリカ・南米などの技術的後進国では加盟国は少なく、また多くの国家がエグゾール主体に切り替えたことで脱退国も多数存在。そしてインドの脱退により、人口比率でいうのならば約半分の人類がエイブラハム条約から逃れているのが現状です。
くわえて中東ではエグゾールの大量導入による恩恵と、オイルマネーを主体とする弊害を同時に受けた形になり、多くの国家で内乱が勃発。結果として需要が下がっているにもかかわらず原油価格が上昇の傾向にあります。
またエグゾールは人体もした構造・非常に短時間で習熟できる操縦性・積載方法さえ確立すれば小型トラックに匹敵する加重に耐えれる馬力と頑丈さにより軍事利用の可能性が指摘されており、事実世界各国の内戦において簡易的な兵器化が行われた通称「テクニカルエグゾール」が、ゲリラや反乱軍の主力となっており、こちらも問題が取りざたされております。
これを憂慮して先進国ではエグゾールの買い占め及び保管がもくろまれましたが、フォリナードは優先対象とみなしていないのか提供量を絞っており、各国は月の反対側に位置するフォリナードの母艦にコンタクトを試みていますが、一切の返答がないのが現状です。
……では、次のニュースです。
エグゾール軍事転用の絶大な脅威! 日本も無関係ではいられない
三年前より異星人によって提供された、人型重機エグゾール。
日本では比較的影響は少なく、精々輸出向けの二輪車や小型の工業用車両が売れなくなって失業者が少し増えた程度。世界では戦争で使われ続けているが、日本は戦争をしないから大丈夫だろう。
そう考えている者は多いが、それは大きな間違いである。
確かにエグゾールによる影響は、日本では
ある程度の知識がある方ならわかってもらえると思うが、人間というものは強靭さという点において哺乳類では低い部類である。
まっとうな大人でも、武器がなければ小型犬に襲われても危険であるという話は聞くかもしれないが。人型というものは絶大な柔軟性と引き換えに、力強さなどにおいてはどうしても獣に劣るようにできている。
そして重機に必要なのは柔軟性よりも馬力であり、基本的に重機は用途を限定することでそれをよりかなえている。
そのためエグゾールの走力は平均的な成人男性が乗った状態でテストしたところ100m8秒。自足に換算すれば約45kmであり、スクーターでも出そうと思えば出せる速度でしかない。
しかもタイヤや衝撃吸収機材がないに足歩行での移動故、走るような動作をした場合とても揺れる。テストした成人男性も数時間の長距離走行でひどい乗り物酔いに襲われている。また全高約二メートル半の人型フレームの背中に括り付けられた座席に座る形式では、背の低いトンネルで頭もぶつかってしまう。
ある程度の慣れや相性、そして改造で対応できる範囲内だが、日常生活の足に使うには不十分だろう。メリット部分はありすぎて扱いに困り、デメリットはいちいち対処するのも面倒で、わざわざ国際条約から脱退をデモで要求する必要性がなく、かといって条約に従った税金を納める必要性も感じないところだ。
また国内の重機に限定すれば、専門作業においては十分余裕のある価格で業者は特化型の重機を購入できる。毎月の税金を考慮すれば燃料代の方が安くつくため、想定外に備えての汎用重機として調達するメーカーはいるが、それも極僅かの調達台数でしかない。
改造されて軍事兵器として使われているという話にしても、多少軍事に明かる者ならばテクニカルを思い浮かべてしまうだろう。
他国に輸出された日本製のピックアップトラックを、その国を経由する形で輸入してまで手に入れて、車載兵器を括り付けて運用するテクニカルと称される改造車両。これはいわゆる第三世界においては正規軍でも採用されるほどの代物であり、日本製のピックアップトラックは、テクニカルに改造することを想定して設計された一部の国家製の車両に匹敵する人気者だ。
だがしょせんは民生品の改造品。日本含めた技術的先進国が運用する軍用車両に大きく劣る性能でしかなく、その利便性に目をつけた先進国でも、あくまで補助的な運用として多少使われる程度でしかない。
……だが、このテクニカルという運用方式とエグゾールは、決して無視していい問題でないと軍事評論家の間では認識されている。
そもそも日本のピックアップトラックがテクニカルのベースとして人気なのには理由がある。
車両関係の技術においては世界でも有数の日本だが、こと日本製の車両は総じて過重積載や無茶な運用に強く、更に環境や手入れが悪い環境でも壊れない。これらはロシアがソ連と呼ばれていたころに開発されたアサルトライフルであるAK-47と似通った特徴であるといえば、軍事について相応の知識がある方々なら理解が早いのではないだろうか。
技術とは、こと軍事においてはただ性能が高ければいいというものではない。カタログスペックがどれだけ高かろうと、優れた技術水準や教育を受けた者たちだらけの環境でなければ使えないものは、しょせんそれらの国でしか使えない。いわゆる技術的に劣っている国においてはそういう要素が足りなくても十全に使える物こそが優秀である。それゆえにAK-47は、時に世界最高のアサルトライフルの一角として今もたたえられ、時に独立を勝ち取った国国旗にあしらわれることもあり、時にライセンス生産されたものや基本ベースとして利用された銃が世界中の国で今も主要装備となり、そして「世界最小の大量殺戮兵器」と呼ばれるほど、世界で大量に使われているのである。
話を戻そう。
そしてその第三世界へ重点的に供給されているエグゾールは、フレームが頑丈ゆえに無茶がきき、更に操縦性が非常に簡単。解析などは遅々として進んでないものの、一年や二年過酷な環境に放り込んだ程度では動作不良を起こさない信頼性もある。
これはAK-47の利点と同じであり、また日本製のピックアップトラックがテクニカルのベースとして人気があることと同じである。
これらエグゾールは世界的な統計で一日約五千機ほど、日本円換算で十五万円程度で取引されている。これは第三世界で調達できるそれなりの品質のコピー型AK-47十丁程度の価格であり、自衛隊で使用されている自動小銃より安い。ピックアップトラックと比べても、日本では中古車で探してもこれより安いものはかなり珍しいか乗ったとたんに壊れるほどの粗悪品かの二択である。そしてエグゾールの操縦は、日本の自動車教習所でAT免許の講習を合格するより短い期間で習熟でき、最低限の動作ならばスクーターの講習より短い時間ですむ。
またエグゾールは、フォリナードが重機と説明したように馬力を重視しており、フレームの強靭さとかみ合った結果、500kgの重りを括り付けても、先述した最高自走速度をほぼ維持していた。さすがに完成の法則などもあり若干機敏さには欠けていたが、これも恐ろしいことである。
現在、各国の軍では兵士の装備の過重量が問題になっている。
戦闘行動を考慮すると、鍛えられた成人男性でも本来は携行装備は25kgより軽くしておくべきとされている。しかし、現状の歩兵装備は最低でも28kgと3kgもオーバーしており、任務によっては個人の私物を抜いても30kgはおろか40kgを超えることすらあるといわれている。
そして筆者がエグゾールについて説明する際、エグゾールの高さを約二メートル半と形容したのを覚えているだろうか。
エグゾールは露店で使用されることもあってか頭部に値するものがない。そのため頭部込みで考えれば小さく見積もっても2m70cmぐらいになり、成人男性の男性を身長180cmと大きく見積もった場合、約1,5倍の高さとなる。
そして、立方体状の物体の場合、一片の長さが二倍になると、質量は三乗されるというのをご存じだろうか。
人型重機にそのまま適用するのは若干乱暴だが、この論理に当てはめるのならエグゾールサイズの兵士が持ち運べる積載量は1,5の三乗した数であり、若干重めに設定すると約3,4倍。つまり兵士の傾向装備に換算すれば、理想としては85kg未満で、現状で換算すれば136kgぐらいでも過重量なのだ。
だがしかし、エグゾールはその三倍弱の重さでもポテンシャルが下がらない。
もちろん関節という強度上の欠点はあるし、ただでさえ背中に人が乗る以上はそこにまとめるわけにもいかず、それなりの防弾加工を施す場合もあるだろう。
しかし兵士の装備などは重心や負担を考慮して分散設置するのが基本であり、しかもこのテストでは腕で抱えるように荷物を抱えていたため、重心や過負荷を考慮した分散設置ならさらに重くしても対応できる可能性もある。仮に二割増しまで耐えられるとするなら、約600kgの装甲や装備に身を包んでも、一切装備を持っていないアスリートより速く走ることができるのだ。
そして最大の問題は、これが人型だという点である。
人型は強靭さにおいてほとんどの動物に劣ると書いたが、同時に柔軟性では上回る旨も示したであろう。
両手に自由に使える手があるということは多種多様な道具を使うことができるということであり、文明の利器を利用することができたからこそ人類はここまで発達することができた。
また人類はぜい弱さを補うがために格闘技や武器の使用技術を編み出し、アスリートにおいてもトレーナーがより最適なフォームや動き方を考えることで、今なお100m走などの最短記録は更新されている。ロッククライミングやパルクールなどの映像を見て、人間は努力すればこんなことができるのかと感銘を受けた読者も多いだろう。
むろんそれらは簡単にはいかない。どう動かせばいいかのイメージをまず成立させる必要があり、それを体が再現できるようになるのにはいくつもの練習や反復動作が必要だ。さらに体力や筋力が当然のごとく必要であり、うっかり失敗して関節を痛めたら、その分筋力も落ち腕も訛る。
だが、人間をはるかに超える強靭さを持ち、人間をはるかに超える頑丈さを持ち、イメージさえきちんとできていれば思うように動き、よしんばミスを犯して関節を壊しても、比較的容易に交換することができる。
またエグゾールは二足歩行で理論上生ける環境は無改造でほぼ踏破可能であり、かつて酸素ボンベで呼吸問題をクリアしたただの学生が、防寒装備や大型の潜水具の力を借りることでエベレストや海底でエグゾールを使用した事実を忘れてはいけない。
ロッククライミング、スキー、ラぺリング、フリーランニングを習得すれば、人間の活動範囲は飛躍的に広まる。
格闘技の仕えれば徒手空拳すら凶器となり、武器となるものがあればそれがスポーツ製品のバッドや、調理用の包丁であっても人を殺せ、銃火器の存在が戦争の過激化を助長したのは言うまでもない。
人間ができることを人間よりスケールアップして運用できるエグゾールが、二流レベルとはいえ各種競技を利用して、コンクリートジャングルを飛び跳ね雪山を滑り降り、人間が使うよりはるかにサイズも質量も威力も大きい武器をもって襲い掛かる。
かつて「人型ロボットを現実に実用化するにはどれぐらいが限界か」ということを考えたものが「大きくても5m未満で、市街地などの戦闘で運用が主体」という意見を出したという話がある。
エグゾールはまさにそれに該当するものであり、そして彼らの想像を超えた者であることは言うまでもない。
そしてフォリナードがエグゾールの必要性を見出す者たちは、先進国の権力者や一般市民より、そんな者たちに武力面でマウントをとられている層に多いのもまた事実。
もし日本の現状に強い敵意を持つものが、何人も集まてエグゾールを使用してテロを起こした場合、既存の軍隊では対応できない戦術でほんろうされる可能性すらある。そしてその本領を発揮できる環境とは、読者の多くが住んでいる、いわゆる市街地というべき環境である。
……それだけ法整備を施そうと、法律は犯罪を起こそうとするものを躊躇させることはできても阻止することはできず、警察の仕事とは犯罪者の逮捕とその実績による犯罪者予備軍への威圧という、いわば手遅れになった事態の後処理が主体である。
自分が殴らなければ自分も殴られないなどという考えは、人をエグゾールで殴ろうと考える者たちからすればいいカモでしかないことを、一度真剣に考慮するべき時が迫っているのではないだろうか。
―これより、総帥閣下よりお言葉がございます―
諸君! 己を輝かせ、そして光り輝くことが当たり前になる世界を求める者たちよ。
今までよく頑張ってくれた。ここまでこれたのも諸君らの努力があってこそであり、私も総帥の立場についてから、君たちの努力がきちんとかみ合うよう、部下とともに己の磨きながら頑張って来たかいがあるというものだ。
そして良き知らせだ。昨年同盟を結んだ
―うぉおおおおおおおおおおおおお!!―
………うん。ようやくこちらも動けると知って、思わず歓声を上げる気持ちはよくわかる。私も前世の死ぬ間際からよく耐えたと思っている。
禍の団の思い描く未来は、その理想こそ大きく違うが、結果的には私たちの理想に直結するものだ。
オーフィスをある意味でだますことには気が引けるが、我々の目的が達成された暁にはグレートレッドも頂点から落ちるのだから、これに関しては半分はあっているから我慢してもらおう。
その過程において思わぬ展開も多かった。
だが、あらゆる事象において想定外など起きて当然。むしろこの事態は、幸運といってもいい。
世界は我々の望む方向に進みつつあり、我々はあまねくおごれる神々を打倒すれば、いまだくすぶるままの者たちも立ち上がるだろう。
何より我々が十年間ため込んだ資源。
そしてそれらの過程で結局めにし、集めたりすり寄ってきた輝こうとせぬ愚物たち。実に目に余り苛立たしいが、奴らを奴隷として
禍の団の主権においては、旧魔王派や英雄派に譲るつもりだ。これは禍の団の大半が蛇止まりで満足する愚者であり、奴らとは利害が一致しても理想が一致しないからに他ならない。とはいえそこから輝かんとする者たちをスカウトすることはやめないし、あまりに情けないことになるのなら、我々が主導権を握ることも辞さないとも。
そして本格活動はあと二か月ほど待つ予定だそうだが、我々はその待機時間を利用してある作戦を起こす。
神の子を見張る者の幹部、コカビエルが、組織から突如行方不明になったらしい。
また教会ではコカビエルらしきものが襲撃を繰り返しており、更に日本の、本来は悪魔側の管轄地近辺に向かったと教会はつかんだそうだ。
様々な意味で怪しく、ゆえに興味深い。
そして幸運なことに、そこには同士の一人が縁を結んだ男がかかわっているらしい。
そのため潜入工作部隊を一つ派遣し、情勢次第ではコカビエルを同氏として迎えることも辞さない。
すべては、光り輝く
―光り輝く
……と、そんな感じで長く壮大な感じで書かせていただきました。
あともう一つプロローグを書いたうえで、簡易設定資料集も設定し、そこから本編です。
まあ見てわかると思いますが、グレンさんのD×D長編恒例ですがエクスカリバー編から本編はスタートです。
この辺がインフレの急上昇に合わさっているので、割とオリキャラを入れやすいのですよ、すいません。
このプロローグ形式、どうでしょうか?
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良いね!
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ダメじゃね?
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意外性はある
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新鮮で面白いね!
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……微妙