きゅっきゅふきふき☆きらぴかりん♪ ハイスクールD×D異聞~外宇宙文明を添えて 作:グレン×グレン
さて、トンチキ窮まったトンデモ軍団の理念とは!
なんていうか、こう……インパクトがありすぎる逆転劇を見せられている。
なぜかヴァーリが裏切り行為を働いているし、更に限定的な形でしか禁手になれないイッセーが、なぜか圧倒しているというのもどうかしている。
というより、おっぱいが半減だの半分だの、パワーワードが全く理解できない。
「……誰か、説明してくれ」
「いよっしゃ任せろぉ!」
「がはぁ!?」
なんか右腕がぶった切られているアザゼル総督が、俺のつぶやきに答えながら、カテレア・レヴィアタンに光の槍を叩き込んだ。
流れるような不意打ちにちょっと引くが、まあ敵のボス格を相手にしてるんだからいいだろう。
……俺でも、このシリアスが一気にギャグ漫画になった激変でそれはできないけどな。というより、カテレアに容赦する気はないが同情はする。
みれば誰もが面食らっている。
ま、ふつうあんなわけのわからない展開を見れば、思わず首をかしげたくもなるだろう。
「ふぅ~。カテレアもこれで何とかなったし、こっちはひと段落しそうだな。で、説明だったな」
そんなタイミングで不意打ち喰らって、しかも下手人がこのさわやかムーブ。すっごく無念だろう。
「まあかいつまんで言うとだ。バトル馬鹿が大技ぶちかましたから、おっぱい馬鹿に特別分かりやすいようにたとえで説明した結果、おっぱい馬鹿がぶち切れてバトル馬鹿は殴り飛ばされたって感じだな」
「説明って言葉の意味知ってるか?」
俺は思わずタメグチで突っ込んだが、さっぱりわからん。
まあ、人間にも逆鱗はあるから迂闊に触れるなって感じか。いや、イッセーはすでに悪魔だし、何かがいろいろ間違ってるかもしれん。
まあ、何はともあれ―
「……カテレアも無念でしょうね。この敗け方は悔いが残りまくりそう」
ホロウは思いっきりカテレアに同情している。
目元に涙すら浮かんでいる。よっぽどかわいそうになっているらしい。
ま、まあそうだろう。なんか隣でギャグマンガみたいな展開が起きたと思ったら、その隙を容赦なく疲れて致命傷とか、絶対に死に方としては屈辱的だろう。
正直冥福を祈ってやりたくなるが、悪魔相手にそれやったら文字通りの死体蹴りだ。どうしたものか。
「ふ、ふふふ……!」
と、そこでヴァーリが起き上がる。
屈辱のあまりブチギレたかと思ったが、しかし殺気とか怒気があまり見えない。
肩を震わせているのも怒りではなさそうだ。
「やるじゃないか! 乳房一つでここまでできるとは、がっかりどころか面白すぎる!」
……なんか喜んでる。
いや、自分と対を成す男が、あんなわけのわからない方法で自分をボコってきて、その反応はすごいな。
俺は嫌だぞ、あんなやられ方。むしろ喜べるのは良くも悪くもすごいというかなんというか。
俺が反応に困っていると、ヴァーリは何かを思いついたようだ。
盛大に嫌な予感がするんだが……大丈夫か?
俺が思わず身構えていると、ヴァーリは戦闘態勢を取り直す。
「いいだろう。ここまでされたのなら、返礼も相応なものがいる。……
っておいマジか!?
覇龍と言えば、龍を封印した神器が持つリミッター解除。
禁手以上の出力と引き換えに、暴走及び寿命の激減が必須の、禁手以上の禁じ手だぞ!?
まずい。二天龍の覇龍なんて、余波で駒王町が吹き飛びかねない!
「奴を早く倒せ! このままだとこの町が吹き飛ぶぞ!!」
「えぇ!? くそ、ふざけんなよヴァーリ―」
俺の絶叫に、イッセーがすぐにヴァーリを殴ろうとした、その瞬間だった。
「……おうおう! ヴァーリをここまでボコるとかやるじゃねえか!」
真上から、結界を破って棒を持った男が舞い降りる。
……さわやかな印象があるが野性味があるイケメン。しかしなぜか猿っぽい。
っていうか、動きにスキがないな。実力者とみた。
その乱入に、ヴァーリは覇龍を出す構えを解いて男に視線を向ける。
「……美侯か。何をしに来た?」
気安いな。そこそこの友人っぽいが、誰だ?
「そういうなよ。ダチの様子を見に来ただけじゃねえか。つーかボロボロだなヴァーリ」
「ああ。期待薄の宿敵に思わぬ見どころがあってね。白龍皇の力を取り込まれた挙句、アザゼルの発破もあって殴られ続けた直後さ」
ヴァーリの言葉を聞いて、美侯ってのはイッセーを興味深そうに見る。
……なんか嬉しそうっていうか、うずうずしている感覚なんだが。
こいつもバトルジャンキーの類か? 戦争を引き起こしてでも強者と戦いたいとか、迷惑な連中だなオイ。
「っていうか、あんた誰だよ!」
「一発で分かる紹介をして野郎。……孫悟空の孫の美侯って奴だ」
アザゼルがイッセーにそう告げるが、ちょっとシャレにならないレベルですごい名前が出てきたな。
斉天大聖孫悟空っていえば、仏教勢力の筆頭戦力じゃねえか。
今は闘戦勝仏だったな。まさかそんな奴までテロ組織にいて、寄りにもよって白龍皇と組んでるとか、勘弁してくれ。
「そんなに戦争がしたいのかよ。お前たちは」
俺は思わずぼやくが、それを美侯は聞きつけたのか、こっちに向いてにかッと笑いやがった。
「おうともさ! 俺っちは隠居した先祖と違って、自由気ままに楽しく生きるのさ!」
ああそうかい。
「楽しむ間もなくあっけなく死ねばいいのにな」
俺ははっきり言ったうえで、親指を下に向けた。
いや本気で迷惑なんだが。自分が楽しいからって殺し合いに巻き込まないでほしい。というか、大義名分もなく殺し合いに人を巻き込むな。せめて借りれる大儀を持っている連中と組め。
こういう手合いはきちんと報いを受けてほしいな。
……というより。
「猿は猿らしく猿山でウッキー言ってろ。人里で悪さするな」
「ぼろっかすだなおい!?」
愉快犯のテロリストが何言ってんだか。
俺はため息をつきながら、とりあえず戦闘態勢を取り直す。
なんか乱入してきた敵勢力はイッセーにキラキラした目を向けてるんだが、何を考えているんだろうか。
今のどこに目を輝かせるところがあった? 俺にわかりやすく100文字ぐらいで説明しろ。
「なんと……素晴らしい」
リーベン。お前は目が曇ってるのか?
まずこいつを後ろからぶった切るべきだろうか。
俺がそんなことを持った次の瞬間―
「……素晴らしい、素晴らしすぎる!」
―そんな男の声とともに、地面にたたきつけられる人がいた。
っていうか、あの赤髪は―
「……お兄様!?」
「サーゼクスっ!?」
リアス・グレモリーとグレイフィア・ルキフグスが同時に絶叫する。
全身傷だらけになって、投げ落とされてから立ち上がれないでいるのは、最強の魔王と名高いサーゼクス・ルシファーだ。
おいちょっと待て。何があった!?
ある意味この場の筆頭戦力が、ここまでやられてるとかどうなってる!?
「本当に、素晴らしすぎる! 君は今まで見た中で、文字通り最強の赤龍帝だ!」
そう語る男が、サーゼクス・ルシファーをここまで叩きのめしたとしか思えない。
十二の大剣を侍らせる、ガタイがそこそこいい、三十そこらに見える男。
その男に、絶大な魔力の奔流が襲い掛かる。
「よくも―」
「お兄様を!」
グレイフィア・ルキフグスとリアス・グレモリーの渾身の魔力攻撃。
それを大剣が受け止め、わずかだが拮抗し―
「サーゼクス・ルシファーより弱いお前たちがサーゼクス・ルシファーを倒した俺を倒せると?」
―その言葉とともに、二人の魔力は一瞬で霧散する。
何がどうなったかと言いたいぐらい、まるで砂糖菓子を砕くかのような気軽さで粉砕された。
何が、どうなっている?
いくらサーゼクス・ルシファーが最強の魔王だからって、その下が雑魚ってわけじゃないだろう。まして最強の
それが、いったいなんでだ?
ヴァーリや美侯も面食らっている中、男はにかっとテレビ番組でタレントがするような笑みを浮かべる。
「我が名は、
なんだその芸人の芸名みたいな名前は。
そしてなんで右手で顔をふくようなジェスチャーをする。
「シャーイニング!」
なんだその掛け声は。
ツッコミどころの乱れ打ちに戸惑っていると、周りの連中のうち、魔法使い以外の連中が一斉に同じ行動をとった。
『『『『『『『『『シャーイニング!』』』』』』』』』
……あ、組織の掛け声なのか。
「……あれ、俺っちたちもやらなけりゃならないのかねぇ?」
「……それは、少しいやだな」
美侯とヴァーリも引いてるぞ。
「安心したまえ! 我らの組織のあいさつは、我らだけがするものだ!」
そしてそこは気を使ってくれるのか。
というより、何なんだあの男は―
「……気をしっかり持つんだ、グレイフィア」
と、そこでサーゼクス・ルシファーが何とか立ち上がる。
ボロボロではあったが、まだ戦える。そんな感じだ。
「サーゼクス。でも―」
「グレイフィア。今のは君とリアスの攻撃を吹き飛ばせる力を持っているんじゃない」
グレイフィア・ルキフグスの同様を、サーゼクス・ルシファーは立て直すように声を上げた。
「あの男は「自分達はサーゼクス以下だから通用しない」という思考誘導で、君の力を弱体化させているんだ」
……ん?
俺たちが一瞬首をかしげると、サーゼクス・ルシファーは続ける。
「彼自身が言うには、彼の神器は彼自身が作り上げた新規神滅具になるえる
まて。今いくつかぶっ飛んだワードが出てきた。
俺は真剣に一回止めたいが、しかしそんな余裕はない。
「今のはその応用。「私を倒した自分は私以下には倒せない」というイメージを引き出すことで、「自分は私以下だから勝てない」という認識を現実に引き起こしているのだ」
……それって、まずくないか?
「ちょっと待った。そんなもの、実際にやってしまった以上、更に強固に実現できるんじゃないか、オイ!」
「その通り。たいていはこれが成立した瞬間にはめ殺しができる」
エボリュートの奴はそう断言する。
……だとすると、わかっていても完全な克服は難しいな。一度でも「勝てない」と思わせれば、少なくともその戦闘中は破れないだろう。
一度の戦闘で急成長で相手を上回るとか、禁手にでも至らなきゃふつうは無理だ。だから、そのレベルのブーストを実感するぐらいでないと普通は無理だろう。
まあ、普通じゃないやつがごろごろいるが。
「最強の女王すらカタにはめるとか、さすが盟主だぜ!」
「俺らの輝き! まさにピカリン!」
「ピカリン! ピカリン!」
「みんなでピカリン! シャーイニング!」
テンションが上がっているようでよかったな。
そんなこんなで、脅威という意味でも近寄りがたいという意味でも面倒なエボリュートは、視線をイッセーに向けた。
「今代の赤龍帝の兵藤一誠君。先ほどは戦闘の片手間ではあったが、素晴らしい輝きを見せてくれた」
そうだろうか。
一切の躊躇なく速攻でそんなことを思ったが、俺は悪くないだろう。
だって「おっぱいを半減するな」とかいうわけのわからないボコり方だ。俺ならそんなやられ方したら凹む。
なんでヴァーリはむしろたぎっているんだろう。すごい精神力だとは思うが、ああなりたくないメンタルの保ち方だと思う。
「……そういえば、リアス・グレモリーの乳首を吸えるという理由で出力が上がってましたね」
「そういえばそうね。通常状態でそれなら、疑似とはいっても禁手ならあそこまで行けるのかしら?」
などと、アメリアと麗華姉さんが少し引きながら仮説を立てていってる。
まあ、そんな奴に思いに答える神器が宿れば、そんな感じになるのか。
なるのか?
思わず俺が考え込みそうになってる中、エボリュートはなんか気持ちよさそうにプルプルと震えている。
「己の大事に思うものを汚される可能性。その悪夢の可能性に対する憤怒によって、あらゆる意味で己の上の位階にいる相手を打倒する。そこまでの魂の輝きは、まさに素晴らしいものだ」
「え、えっと……そう、なの?」
肝心の当人まで疑問符を浮かべてるぞ。
とりあえず、冷静になったら自分を疑うぐらいあれな真似をしたことは自覚してるようで何よりだ。
でも、完璧にエボリュートの奴は聞いてない。
というより、なんか残念そうな表情を浮かべた。
「だが、君のその輝きは、悪魔にならずして世に見せることができただろうか?」
………ちょっと待て。
すごく嫌な予感がしてきた。
俺がそう思っていると、エボリュートはそのまま続ける。
「いや、おそらくないだろう。君はそれだけの魂の輝きを出せる男で、それを物理的に力にできる要素があるにもかかわらず、ただの女の敵として、嫌われ者のモブキャラクターになっていただろう」
ある意味めちゃくちゃひどいことを言ったうえで、エボリュートは拳を苛立たし気に握り始める。
いや、エボリュートだけじゃない。
楽土創生軍と思われる連中は、誰もが苛立ちか悲しみのどっちかの感情を示している。
「あまりに嘆かわしい! これだけの輝きを見せることができる者が輝くことなく終わることもだが、それ以上に許せないのは君を迫害する者たちだ」
……のぞきをした奴がDiSられるのは当然では。
俺はツッコミを入れたかったが、会話に割って入る余地がない。
「努力すれば夢は必ずかなうなど幻想だ。
まあ、確かに。
俺とイッセーはふと視線を見合わせるなか、エボリュートは続ける。
「才能があるから必ず成功するというのも幻想だ。才能があっても磨くことがなければ、もしくは磨くのに使う労力がなければ、よしんば磨くことに身命を賭してもそれを高める師や好敵手や支援者や環境に恵まれなければ、凡才の努力に追い抜かれることは多々ある。目指す先と生まれ持つ才能が合致しないなど珍しい話でもないだろう」
そこもまあ、確かに。
才能があるということと、それを使いたいというのは全く異なるからなぁ。
そういうことは確かにある。それもまあ、そうだな。
なのに、なんかすごく嫌な予感がする。
「そして努力も才能も師も好敵手も支援者も環境も持っていても、同じ椅子を奪い合うのならば敗けることもあるだろう。世の中はそういう非情なものであり、だからこそそういった輝きを己が放とうという願いそのものを忌避するものも多くいるだろう」
まあ、そういう現実は確かにある。
物差しを使い分けることを信条とする俺からすれば、まさにそこはその通りだ。
だからこそ、人は物差しを使い分け、すべきことしたいことできることを考慮して、折り合いをつけなくてはならない。
そう、だからこそ―
「だからだよ。俺はそれが許せない」
―この男は、俺に敵になる。
「悲惨な現実に陥る可能性が高いからと、輝く努力すら放棄するものは劣等だ。にもかかわらず劣等共が寄り集まり数の暴力で輝こうとするものを愚弄する。この「出る杭は打たれる」などという言葉がまかり通る国の特撮がきっかけで「英雄を目指すものはその時点で英雄失格である」などという言葉が広まり、光り輝こうとするものこそを愚か者などという腐臭のする妄言が幅を利かせて言っているのが、今の世の中というものだ」
その怒りと侮蔑に満ちた言葉が、俺たちの警戒心を跳ね上げる。
「嫉妬は名声の伴侶だ。頂点となる者は反吐にまみれた屑石共に嫌われるが、しかしそれは「そいつらが反吐にまみれた屑石」という価値のない者どものセリフでしかないのに、そんな奴らと輝く者たちに同じ権利をよこす社会の在り方が、どんどん世の中を曇らせていく」
そこには、そんな奴らに対する殺意と、どこか憐憫の情があった。
「もちろん、そういうものの中には屑を甘やかすように同意する輝くものもいる。その在り方で己を輝かせることができるのならまだいい。だが大半の連中は、数で寄り集まって自らの醜さから目をそらす連中で、真っ向から自らの意思を世に見せつけることもできはしない屑石共だ。そんな屑石共は、そんな輝く者たちと自分達を同一視して、自分が輝いていると勘違いしてしまう」
なぜか、その言葉には悲しみの色が濃くなっていく。
「強き信念も、高らかに響く渇望も、命を懸けるに値する矜持もない。果ては少し離れて客観視するだけで区別のつかないような、くすんだ薄っぺらい者たちを大事なものとして扱い、そんな連中で寄り集まって、自分の価値を作り出すこともなく屑石が宝石扱いする屑石でとどまる人生は、何十年も前から世の正しい在り方などと思われている」
そんな風に、なぜか告解をする者のような、そんな苦痛に満ちた言葉を紡ぐエボリュート。
そして、その眼には再び怒りがともる。
「……そんなものは、輝くことができない自分をごまかす張子の虎だ。少なくとも、その人生を三千世界に高らかに宝石と叫ぶ覚悟も矜持もないのなら、そんなものはまやかしでしかない」
まるで、自分の過ちを切って捨てる自己否定の塊のような、そんな怒りがそこにある。
「光は光で屑は屑。そんなことは当たり前で、屑は屑として扱うべきだ。そんな当たり前のことが、比較対象が己や同類になったとたんに、非道のように扱われることがまずおかしいのだ」
そこにあるのは、憤怒だった。
「光り輝く存在となれたもの。そうでなくともそうなろうと己を磨くもの。人はそうあるべきであり、そうでないものが等価など、欺瞞以外のなんだという」
その在り方に、楽土創生軍は同意の感情をたぎらせる。
「屑石のままでくすぶるのなら、せめて屑であることを自覚して謙虚にふるまえばいい。光り輝く者の足を引っ張らず、その庇護下で慎ましく微力な奉仕でもして食いつないでいればいい。価値ある存在になれず、価値ある存在になろうとも出来ないのなら、せめて価値あるものの引き立て役程度になっていればいいのに、奴らは足を引きずるだけでなく、屑石と輝石を等価とほざいているのだ」
殺意すら浮かべ、エボリュートは断言する。
「他者の足を引っ張るばかりか、世界規模で詐欺を働くような連中など、人と呼ばれる権利も資格もある者か!」
『『『『『『『『『『然り!』』』』』』』』』』
一斉に同意を示す者たちの声をばねに、エボリュートは高らかに歌い上げる。
「そう、輝きを示すべきで、それこそが尊ばれそうでないものが下にいるべき。当たり前のことだろう」
それは、まさに今の世界に対する強い否定だった。
「願うところは何でもいい。才能、努力、果ては幸運でも構わない。重要なのは輝きを尊ぶことであり、輝き同士がぶつかり砕けることがあろうと、その人生こそが素晴らしいのだ」
それは、弱者を守ることの否定ではなかった。
「英雄を目指すことを否定する? 別にそこまではいいだろう。重要なのはその意思を持って輝くこと、もしくは輝こうとすること、ひいては輝くことを否定されないこと」
弱者でい続けることも否定しない。重要なのはそこではない。
「輝く価値あるものに比べ、輝かないものは本来価値なく排他される。その当たり前の事実がきちんと理解される世界こそ、人が真に輝ける世界、すなわち
それこそが、こいつらの本懐。
これは断言していい。
こいつら、禍の団でもトップクラスにたちが悪い連中だぞ!?
………以前自分は、天上楽土を「シルヴァリオの極楽浄土より質が悪い」と言いました。
その理由、彼らの理念でなんとなくわかる方はわかるでしょう。
まあ本格的な説明は次の話になりますが、基本として悪いところが悪化している感じです。
あとエボリュートの神器はLight作品でいう盧生もどきみたいなことができるわけです。アラヤルは終段顕彰みたいな手法で作るガイアメモリの亜種といった感じになりますね。