きゅっきゅふきふき☆きらぴかりん♪ ハイスクールD×D異聞~外宇宙文明を添えて 作:グレン×グレン
極限までインパクトあふれる題名を思いつき、同じくインパクトを高めるタグもいくつか思いつきました。目指せ、一話につきUA500以上!!
Other Side
素晴らしい輝きを見た。
光り輝くことが人という存在の義務となる世界こそ、
だからこそ、あの輝きは心から尊ばれるものである。
経験も、素質も、位階も、知識も、技量も、すべてが劣っていた。
それを創意工夫や命の危険すら覚悟した立ち回りで乗り越えた。更には己が大事に思う乳房への愛に由来する怒りで圧倒する。あらゆる意味で本来ありえないからこそ、その輝きは希少かつ尊いものだった。
しかし、そこには確かに自分が尊ぶ輝きもあった。
愛しい両親を殺そうとする者への怒り。それにより圧倒的格上相手に食い下がれるという輝きを持つことは、自分としても喜ばしい。
そう、愛しい者を守るという輝きは素晴らしい。
失いたくないという思いは、それを力に変えると美しい輝きを放つ。それにより限界を超えることすら可能となる。
そして、だからこそそれを失ったことで輝きは更なる領域に到達する。
失ったという苦しみ。その後の復讐に至るまでの苦しみ。それらはとても痛く苦しいものだ。
まして憎悪とはへばりつく汚泥だ。その不快感は絶大であり、だからこそ進んでしまうと言ってもいい。
そしてそれが濯がれた時に現れるのは、正真正銘の尊い輝きである。
憎悪とは汚泥であり、同時に強大な推進剤だ。そして何より研磨剤としてこの上なく優れている。
憎悪とはマイナスの決意であるがゆえに更なるマイナスで折れることが少ない。ゆえにそこに至るまでの試練や鍛錬において、理想や欲望などのプラスの目標よりも強い付加に耐えられる精神力を引き出しやすい。
だからこそ、その研磨の果てに汚泥を濯いだ復讐者の魂は美しい。その爽快感は、決して理想の成就や欲望の充実では叶わない。
心から彼に感謝している。貴方がいなければ、自分はここまで光り輝くことはなかった。あの最高の快感を味わうことがなかった。
両親や友にも感謝している。彼らが大切だったからこそ、喪失による憎悪は絶大で、だからこそここまで磨き抜かれることができたのだ。
だからこそ、自分はそれを継承することを決意した。
より強大な復讐者を生む為に、その為に残りの人生を捧げよう。それがきっと、あの最高の爽快感と今の輝きの素晴らしさを知る自分がするべきことだと、心から断言できる。
楽土創生軍の誘いは素晴らしかった。夢という形で連絡先とあり方の説明がなされ、その涙が出るほどの共感や、燃え滾る充実感を残したまま目覚めることができたのだから。
そして夢で刻み付けられた連絡先に従い、自分は彼らの仲間となった。
その在り方を共感できる者たちと出会い、ゆえに自分は一生懸命復讐者を用意することができた。
そして彼らが連携をとれるよう、色々と細工も施している。
願いを同じくする友とは、かけがえのない存在だ。苦しさを分割し喜びを乗算する関係があれば、自分より輝く存在となりえると信じている。
そして、そこに赤龍帝が来てくれるとなれば最高だ。
可能な限り残虐に殺し、苦しめて殺さねばならない。
綺麗な死に顔なんてさせない。徹頭徹尾その人生を蹂躙し、死に際すら踏みにじることでこそ、強い復讐心は生まれるのだから。
「……お、その顔はやる顔だな、同志」
と、顔馴染みに声をかけられる。
奴隷戦闘員の管理を担当していた隊員だ。既に奴隷を集め、撤退準備を整えている。
彼も同じように復讐に走り、その達成感を素晴らしいと語り合える仲だ。残念だが自分がされるのは好きになれないと言っていたが、だからこそそれができる自分を尊敬してくれる。そして自分が復讐者にした者たちが連携をとれるよう、「ある理由で自分を倒そうとする者たちを探している男」として、定期的に立ち回ってくれている、敬意を持つべき恩人だ。
既に撤退態勢に入っているが、しかし何かを一瞬考えると、ポケットから錠剤を取り出した。
「同志、バイアグラを忘れてるぜ?」
「あ、悪いな同志」
そういえばそうだ。
可能な限り苦しめて殺す以上、母親には凌辱する必要がある。
それも死体すら破壊する必要がある以上、生皮をはぐ程度のことはしないといけない。
先日より良い復讐者の作り方でそう話していたのだが、それで勃起できる性癖でないことを忘れていた。
「悪かったな同志。だが、なんで持ってるんだ?」
「バイアグラってのは心臓病の治療薬として開発されてたからな。急な心臓発作とかに使えると思えないか?」
その言葉に、彼が最近「急病で苦しむ者を、とっさに持っているもので救う輝き方について」語り合っていたのを思い出した。
そして楽土創生軍には、「病気を押して命がけで戦う輝き」足らんとする者たちが何百人もいる。彼らが輝きつつも余計な被害を生み出さないため、感染力を極限まで下げ、更に発症するのに特定の塩基配列を必要とするインフルエンザウイルスなどの開発部門も存在している。
そういえば、そういった者たちも数多く今回の作戦に参加していたはず。見事に使い時である。
「近くの部隊に三人ほどいたからな。もし使えればと思って持ってたんだよ。……逝っちまったから代わりに使ってくれや」
「そうか。ありがたく使わせてもらうさ」
お互いがそう言いながら微笑む。
輝く形で果てれるのは、幸運以外の何物でもない。
そして同志の表情を見れば、その者たちは光り輝いて消え去ったのだと理解できる。
ならば、そんな同志の為にも光り輝けるように頑張らないといけない。
「じゃ、殺してくるぜ、同志」
「頑張れよ同志」
そしてお互いに微笑み合う。
「「シャーイニング!」」
その言葉と共にお互いに駆け出そうとしたその時。
「「いやふざけんなコラァ!!」」
その言葉と共に、榴弾砲の直撃を思わせる爆発が二人を襲った。
錬一Side
……危なかった。危なかったぁ。いや、本当に危なかった!
「……ヴァーリの方がまだマシだよ。こいつら、何笑顔で俺の両親を殺す為の会話してるんだ?」
「しかも生皮はいで死姦する気だったぞ。質の悪いことに、そういう性癖じゃないくせに、バイアグラ使ってまでやろうとしてるからな。……とどめにイッセーに対する完全な善意と来たもんだ」
倒せたと思って脱力するイッセーに、俺はそう同意しながらため息をついた。
本当に、運が良かった。
カテレアのブースト強化がなされる中、俺は「俺が敵なら何をするか」を考えてフォローに回るべきだと判断した。
だからこそ、その時に気づいたんだ。
タッセール・リーベンの姿がない。
カテレアに誰もが注意を惹かれているなら、逆に他の奴がこっそり何か行動できる。
そしてだからこそ、奴がやらかす最悪の可能性の為に行動した。
盛大に褒め称えられていたイッセー。そしてその過程から、タッセールがイッセーを復讐者にするような真似をするんじゃないかと警戒した。
なのでイッセーをとっ捕まえて、こうして急いでイッセーの家に向かっていたらこれだ。
………ロクでもなさすぎる。
本心からげんなりして、俺はため息をついた。
まったく、まさか本当にやるとは思わなかった。
よく理解したよ。楽土創生軍はろくな奴がいない。少なくとも、あんな奴が筆頭格なら、基本としてロクでなしで構成されていると考えるべきだろう。
「しっかし助かったぜ。おかげで母さんや父さんを守れたっぽいな」
「一応気をつけろ。完全な不意打ちだが、生きてる可能性は十分ある」
イッセーの協力で高出力化した圧縮プラズマ。それを叩き付けたうえで更に爆発されるのではなく放出方向を上に限定した。
被害範囲は最小限で、しかしちょっとした核攻撃レベルのダメージを奴らに叩き付けた。
不意打ちだということも考えれば、上級クラスなら殺せている自信はある。
だが、こういう時警戒するべきことはしっかりある。
「………ふ、甘い……ぜ」
ああ、そうだろうな。
そこには、間違いなく致命傷の男が一人。
そして、そいつに庇われた、タッセールが感涙している。
「すまない同志。俺の禁手にはどうしても十秒以上の溜めが掛かるから、即死だけは避けなきゃならなかった」
そう謝るタッセールに、庇った男は首を横に振る。
「何言ってやがる。俺はお前を守る輝きになり、お前は俺に守られて今輝く。何の問題もねえだろうが」
二人の間には間違いなく友情があった。
この上ないほどの信頼と、お互いを思い合う気持ちがあった。
そしてその上で、今まさに死別する瞬間も、どこか和やかで友情を語り合う姿があった。
その目的が「善意で人を復讐者にする為にバイアグラで無理やり勃起してでも猟奇殺人の後で死姦しよう」だから目も当てられない。
とりあえず、あいつらを殺すのに躊躇とかない。というより、ゴキブリに殺虫剤をかける方がまだ心が痛むぞ。
「やるぞイッセー。というより、さっさと殺さないと俺たちの精神衛生上に悪い」
「しかも俺にとっちゃ、両親を殺そうとしてくる連中だしな。尚更逃がす理由はねえよ!」
俺は右腕の剛腕を。
イッセーは左腕の籠手を。
なんとなくお互いに打ち付けて、そして戦闘を開始する。
こいつは遠慮なくぶち殺す。
出ないと、間違いなくやらかすからなぁ!!
俺たちが駆け出すその瞬間、タッセールを庇った男が、血を吐きながら声を張り上げる。
「ぶっ飛ばせ!」
「分かってる!」
そしてタッセールは、中途なく男を掴むと、そのまま俺たちに投げつけた。
もう歩けないほどに弱っている男は、その瞬間に文字通り死力を尽くす。
俺たちが光の剣とアスカロンで切り捨てようとするが、それ以上に全力で俺たちに組み付いた。
文字通り胴体が盛大に切り裂かれたにも関わらず、そいつはにやりと笑う。
「輝きまくる戦いの号砲だ。派手に吹き飛ばさせてもらうぜ!」
その瞬間、盛大に俺たちの前で大爆発を起こしてきやがる。
だが、読めているなら当然対応はするさ。
「使え旗本!」
「オーライイッセー!」
イッセーの譲渡でブーストした、俺の剛腕による暴風が盾になる。
少し影響は受けるが、それでも軽傷で終わっている。
そして勢いよく爆風を吹き飛ばした俺たちに、今度は灼熱の炎が襲い掛かる。
再び防御態勢をとる俺たちに、タッセールの声が響き渡る。
「悪いが、こちらは既に
だろうな。そして、対象を悪魔にする神器の禁手ってことは―
「これぞ我が禁手、
確か
いいだろう、ならこっちも全力で、お前を叩き潰してやるさ!!
と、いうわけでこの章のラストバトルはこちらです。
カテレアに関しては激戦すぎるので、今のイッセー達では混ざることすら困難。しかしそのカテレアを結果的に囮にして、ド級の阿呆をやらかそうとしたタッセールに気づいた錬一により、イッセー達が妨害してきた形になります。
とにかく行かれた連中ばかりが集まり、冗談抜きでトライ・ファングが常識人筆頭格な楽土創生軍。本心からイッセーのことを思って、猟奇殺人から死姦のコンボをもくろみ、更にそんな男を献身的にサポートして彼のために命を散らすこともいとわない、悪夢みたいな友情。とりあえず楽土創生軍はこんな感じのがごろごろいます。