きゅっきゅふきふき☆きらぴかりん♪ ハイスクールD×D異聞~外宇宙文明を添えて   作:グレン×グレン

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 と、いうわけでヴァンパイア編にして第一章ラストバトルです。


 気狂いの極みが至った準神滅具の禁手。それに対抗するは、いまだ至らない蒼と赤の神滅具の両腕。


 ですが、原作と本作の主人公のタッグである以上、そう簡単には負けません!


第一章 其の二十九 双腕決戦

 

 振るわれる灼熱を、俺たちは上に勝ち上げる。

 

 何せここは地方都市の住宅街だ。住んでいる人間の数はシャレにならないし、最上級悪魔クラスの攻撃なら、その被害も甚大になる。

 

 既にトップクラスの人員が保護体制をとっているが、それでも限度はあるだろう。気を使う必要は十分ある。

 

 だから、譲渡で強化された気流操作で強引に上に勝ち上げる。

 

 フィンブレードは使えない。あれを媒介に結界を作っている以上、使えば脱出を阻害される。

 

 しかし向こうは俺たちを殺すことを避けたがっている。

 

 なぜなら俺たちに好感を抱いているからこそのこの凶行だ。どう考えてもおかしなことをしてやがるが、あいつらの中では俺たちに対する善意でやっているわけだ。当然だが、俺たちを復讐者にしてあげたいと思っている以上、ここで俺たちを殺したら意味がない。

 

 お互いにある程度は縛りがあるが、こっちの方が縛りは緩い。

 

 勝ち目は、十分にある。

 

「俺の、父さんと母さんに、ロクでもないこと企んでるんじゃねえ!」

 

 何とか接近したイッセーが、籠手からアスカロンを引き出して切りかかる。

 

 それに対して、タッセールはなんとそれを素手で掴んだ。

 

「嘘だろ!? 聖剣……っていうか剣だぞ!?」

 

「神器は思いに応える物。そして禁手は思いで世界の均衡を崩すもの。であればいったい何を驚く?」

 

 不敵な笑みを浮かべながら、タッセールはアスカロンを握ったまま固定して、右手を握り締める。

 

 くそ! 助けに行きたいがこっちに火炎放射をぶちかましてきやがる!

 

「つまり、気合と根性でこれぐらいはできぃいいっる!!

 

 それ暴論!

 

 俺が突っ込みを内心で入れた瞬間、咄嗟に伏せたイッセーの頭上を、炎に包まれた拳が素通りする。

 

 あれ? アスカロン掴まれてるから、籠手とか経由で動きが封じられてるような気がするんだが?

 

 そう思いながら俺が牽制の射撃をすると、タッセールはそれを裏拳で弾き―

 

「根性なら負けられねえなぁ!」

 

 ―その隙をついて、イッセーが左腕でアッパーカットを叩き込んだ!?

 

 あれ? アスカロンがあるから左腕は防がれ……て……。

 

「「あ」」

 

 俺とタッセールが同時に気づいたが、イッセーの奴、アスカロンを引っこ抜いてた。

 

 あの一瞬で、アスカロンなんて言う強力な装備を、あえて捨てる判断ができたのか!

 

 いくらタッセール相手だと聖剣の特攻が入らないからって、よくそんな決断で来たな。それも咄嗟の判断で。

 

 ……はっ! リアス・グレモリーはいい眷属を拾ったじゃないか!

 

「おまえ、最上級悪魔も狙えるんじゃないか!」

 

 俺はそう褒めながら、一瞬早く我に返ったことで飛び蹴りを叩き込む。

 

 気流操作で加速したドロップキックを食らい、タッセールは盛大に一回転。

 

 その隙をついて、俺は更に光の銃を連続で叩き込む。

 

 フェニックスの特性餅なら、この程度じゃ殺せるわけがない。

 

 だが、それで体力は少しずつ削れて行くはずだ。

 

 それで何とかして行くしかない。

 

 だが―

 

「そうはいかない、いや、こちらも負けてなるものかぁ!!!」

 

 なんか、出力が少しずつ上がってないか!?

 

「この野郎、手加減でもしてたってのか!」

 

 イッセーがそう毒づくが、タッセールは反撃を行いながらも首を横に振る。

 

「まさか。我ら楽土創生軍(ユートピア・クリエイターズ)は光り輝く世界を作る、輝き続ける戦士たちだ。輝きを見せる価値なき相手ならともかく、輝ける者たちを相手に半端な真似をする気は、ない!」

 

 その割に、どんどん出力が上がってないか、おい!?

 

「だったらなんだ! 時間経過で出力が上昇していく禁手だと!?」

 

「そんなわけがない。この禁手は所有者にフェニックス家の特性を与える程度の禁手だ」

 

 俺にそう返答するが、だったらどういうことだ!?

 

 俺たちが疑問符を浮かべながら迎撃する中、タッセールは胸を張って声を張り上げる。

 

「神器は想いに応える奇跡。ゆえに、光り輝く者たちに対し、己もそれに応えんと思う強い想いが性能を向上させていくのは当然だろう?」

 

 今とんでもないことをぶちかましながら、タッセールは俺たちを吹き飛ばす。

 

「ただそれだけの、当たり前の輝きだ!!」

 

 そして俺たちを見据え、少しずつ後ろに下がっていく。

 

 間違いなくイッセーの家を目指しているが、それにしてもゆっくりと移動し過ぎている。

 

 それで十分という余裕か油断かとも思ったが、こいつらのスタンスから言ってそれも考えづらい。

 

 なら何故か。

 

 その答えは、タッセール自身がはっきりと言ってきやがった。

 

「気合を入れろ! お前たちの、家族を守りたいという、悲劇を防ぎたいという決意はその程度か!?」

 

 ああなるほど。よく分かった。

 

 こいつらは光り輝く者たちを愛する者。そしてその為に、自分が輝く過程ともいえる復讐者の道のりを人に与えようとしている。

 

 そして、俺たちの強さに呼応する為に、禁手を急激に成長させていくようなとんでもない手合いだ。

 

 だから、つまりどういうことかと言うならば。

 

「もっと輝こうぜ! その守る為の輝き、もっと出せるはずだ、もっともっともっともっともっとぉ!!」

 

 ……俺たちに発破かけてるってことだろうと思ったよ!

 

「……俺もエロさなら誰にも負けない自信があったけど、こいつらもなんていうかすごいな。……悪い意味で」

 

「とりあえず、それは負けないように頑張らなくていいぞ」

 

 なんか戦慄しているイッセーには悪いんだが、それを比較対象にできる生き方はどうかと思う。

 

 と、俺が一瞬引いた瞬間、今度はタッセールが本領を発揮する。

 

『タンク』

 

 しまった。あいつはアラヤルになれるんだった。

 

 俺がそれに気づいて舌打ちをしようとしたまさにその時、タッセールは一気に突撃する。

 

 咄嗟の迎撃も、戦車の普遍的イメージを上乗せした最上級悪魔クラスのフェニックスには届かない。

 

 ただでさえ、瞬時に損傷が再生するのがフェニックスの厄介な点。それに重装甲という概念とその状態で機動力を発揮する馬力がかみ合わさった結果、攻撃を完全にごり押しで突破してきやがった。

 

 というより、灼熱を巻き散らすな!

 

「「「うぉおおおおおおお!!」!?」」

 

 思わず力比べの体制になったが、これはまずい。

 

 完全な力の競り合いになれば、いくらこっちが神滅具二つがかりと言っても不利だ。

 

 何せ相手は最上級悪魔級の力を持っている準神滅具の禁手が、更に強化されている。神滅具が神や魔王を殺せるといっても、禁手に至ってない状態で相手の土俵を突破するのは難しい。

 

 しかも極限状態で常に心身ともに消耗する戦場で、何か下のコツを掴んだわけでもないのに根性論の張り合いで出力上げるトンチキが相手だ。同じ土俵に乗っていいことなんて何もないぞ。

 

「どうした! 復讐者になりたくないのなら、強大な敵に立ち向かうのなら、その意思で覚醒するがいい!」

 

「そう簡単にできるか!」

 

 思わず全力ツッコミを入れるが、馬鹿はこういう時話を聞いてくれない。

 

「如何に我らのように力を高めることはできずとも、禁手があるだろう! この窮地、守る為の決意で至らずにいつ至る!?」

 

「え、えっと……部長の乳首を吸った時とか!?」

 

「正気に戻れイッセー!」

 

 タッセールも大概だが、お前の返答も大概だぞ!?

 

 しかもこいつの場合、本当にそれで至りそうな気がしてきた。

 

 真面目に禁手に至った連中がなくから、それはやめよう!

 

 というより、タッセール的にそれはどうなんだろうか?

 

「素晴らしい! 己が執念を燃やすジャンル、その新たなるステージの到達で至るのもまた輝きだ!」

 

「もうちょっとえり好みした方がいいと思う!」

 

 思わず全力で突っ込んだぞ。

 

 おい、正気なのは俺だけか!?

 

「だからこそだ! 光り輝く復讐の完遂を拒むというのならば、それ以上の輝きを今ここで見せてみろ!」

 

 あ、タッセールはそもそも正気でこれだった。

 

 俺が何というか、心のどこかでドン引きしている冷静な自分を理解している中、タッセールは更に出力を上げていく。

 

 これが手加減の解除とかでなく、俺たちに対抗する為の根性論による急成長なのが最悪だ。

 

「だが敗けん。復讐という禊を終えた、憎悪の汚泥で磨かれた輝きは、至福であると断言できるからな!」

 

 タッセールは更に出力を上げていく。

 

 こっちが意地で何とか食い下がっていることが、奴の能力を高めているとか最悪だ。

 

 根性論が現実で成立すると、ここまで酷いとか本当に最悪だな、おい!。

 

「何より私を憎む者たちは数多い。そんな彼らの復讐がなされないことも、そんな彼らと君たちが友誼を交わせないことも、悲劇でしかないのだから!」

 

「「そもそも憎まれないようにしろよ!?」」

 

 思わずイッセーと俺のツッコミがハモった。

 

 ああ、これは本当にどうかしている。

 

 なんで復讐に人生を捧げた結果、同じような復讐者を生み出そうという発想になるのかが理解できない。

 

 冗談のように聞こえるが、タッセールは本気で動き始めている。

 

「それは違う。たった一人の男が憎悪の対象となることができれば、そして何十人もの復讐者が一人の男を討つことで、彼ら全員が光り輝ける! 素晴らしいことだろう!」

 

「狙ってやるなよ!?」

 

 イッセーが吠える中、俺は歯噛みする。

 

 俺はフィンブレードを持っていくことも考えるが、しかしそれも難しい。

 

 そうなればこいつはそのまま離脱することもできる。そしてイッセーの両親が先に殺されたら、それこそあいつの戦術的な勝利は確定だ。

 

 だがこのままだとこっちがジリ貧になる。そうなればそれこそ終わりだ。

 

「たった一人では達成は難しい。だが、君たちには仲間がいる! 必ず紹介するし、同じ敵と目的を持つ、協力の余地がある者たちだ。後でリストを送るから、共に手を取り合ってくれ。赤龍帝ならきっと重宝されるはずだ!!」

 

「なりたくねえよ! むしろお前をとっ捕まえたことを報告したいっての!」

 

 イッセーのツッコミは正論すぎる。

 

 復讐の達成が素晴らしいからって、だから復讐者を作る為に自分が理不尽になるとか、いかれている以外の何物でもない。

 

 そんな考えが、当たり前のようになっていいはずがない。

 

 そうだ。そんなことは―

 

「―するべきことじゃ、断じてないだろうがっ!」

 

 俺が全力で吠えた時、一瞬だが気配が変わった。

 

 決意でも、根性でも、何より怒りでもない。

 

 それは悲しさのような、いや―

 

「そんな苦しい生き方を、君にさせるわけにはいかない!」

 

 ―哀れみを向ける理由はなんだ?

 

 俺がそう一瞬戸惑った、その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まったく。ヴァーリがヤンチャをしたと思ったら、とんでもないのが出てきたものだね」

 

 その声と共に結界が切り裂かれる。

 

「いやぁ、神滅具が五つも共闘とか凄いけど、その相手が滅茶苦茶だよ。……論外だね」

 

 その声と共に、シャボン玉がタッセールを包み、その内側で灼熱の裁きが巻き起こる。

 

「まためんどい連中ねぇ! とっととくたばれ!」

 

 その声と共に、莫大なエネルギーの刃がタッセールの胴体を叩き切る。

 

 ……一応神滅具候補を使った防壁に、準神滅具の禁手持ちのセットなんだが。

 

 ぞ、増援か。

 

「やぁ。どうやら間に合ったようだね」

 

「全くだ。まさかこんな凶行を企む奴がいるとはね」

 

「全く同感。というか、候補込みで神滅具五種が止めに入る強敵がこいつって、ちょっとまじ勘弁なんだけど」

 

 そう口々にいう、乱入者三名。

 

 うち一人は俺も知っている。というか、悪魔祓いとしては超有名な奴だ。

 

「ジョーカー、デュリオ・ジュズアルド!?」

 

 神滅具の中でも二番目に協力とされる、煌天雷獄(ゼニス・テンペスト)

 

 その保有者である、現役悪魔祓い(エクソシスト)最強とされる、とんでもないネームバリューが出てきやがった!?

 

 そう、俺が気を取られたその瞬間だった。

 

「……いや、まだだぁ!」

 

 胴体を両断され、圧倒的な攻撃力に焼かれていたタッセールが、強引にそのまま飛ぶ。

 

 下半身を自分の攻撃で吹き飛ばし、タッセールは再生力の限界を超え、そしてイッセーの両親を殺そうと飛翔する。

 

 正気の沙汰じゃない。これだけの攻撃を食らい、純粋な善意の念で、可能な限り陰惨なやり方で、一人の少年から両親を奪おうとする。

 

 だからこそ。

 

 その絶大な狂気は、限界すら超えて奴を飛翔させる。

 

「まだだ! 俺を殺すのは彼らだ! 彼らの一員になる前の者に、殺されるなどあってはならない! そうとも―」

 

 常識を超えた力である神滅具(ロンギヌス)。それらが、奴さんたちの言葉の通りなら、俺の候補を含めて五つ使われたこの戦い。

 

 それを準神滅具程度で乗り越えるのは、本来禁手(バランス・ブレイカー)に至ってようと不可能に近い。

 

 そんな常識では不可能な難行。常識を超えた五つの力を一瞬とはいえ凌駕するのは、常識の範囲内では不可能だ。

 

 だからこそ。

 

 常識の通じない気狂いこそが、その可能性を掴み取れる。

 

「彼らの輝きを閉ざすなど、断じて認めてなるものかぁあああああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふざけるな」

 

 

 

 

 

 

 だからこそ、俺は躊躇なく行動できた。

 

 ほんの少しとはいえ、気狂いの極みともいえるこいつらに慣れていたこと。

 

 気がそれていたとはいえ、ほんの僅かだが周囲を警戒できる程度には、経験による本能が動いたこと。

 

 それが、狂気に慣れていない三人が、戦闘という実戦経験も訓練経験もないイッセーが、

 

 できなかったことを、俺が成し遂げる唯一の要因だった。

 

 躊躇なくフィンブレードを使い、俺は行動を開始する。

 

 四つのフィンブレードで一瞬とはいえ足止めを行い、一つのフィンブレードをあるものを弾き飛ばすのに近い、最後のフィンブレードと気流操作を併用することで、俺は一瞬で加速する。

 

 無茶な体制で蒸気カタパルトを超える急加速を行った所為で、間接や内臓が悲鳴を上げる。

 

 だが構わない。この一瞬を取り逃がせば、まず間違いなく大惨事が起きる。

 

 三人は反応が追い付いていない。イッセーは反応しているが追いつききれない。

 

 だからこそ、反応も行動も追いついている俺が、それを成す!

 

「おまえみたいなキチガイを、見過ごすべきじゃないことぐらい馬鹿でも分かるんだよ」

 

 その一瞬で、俺は両手で同時攻撃を叩き込む。

 

 対気流によるドリルを展開した右腕。光力の剣を即座に切りかかる体制にした左腕。

 

 其の同時攻撃に対し、タッセールはキチガイな敵のくせして見事に対応した。

 

 双方の攻撃を突き出した右手から放出する炎で弾き飛ばす。

 

 それでも俺は体当たりで食い止めるが、それも一瞬でしかない。

 

 瀕死の重傷。何より再生すら追いついてない状況下。端的に言って瀕死の状態。

 

 そんな準神滅具(格下)相手に、俺は一瞬の足止めしかできない。

 

「敗けてなるものか! 俺の死は、俺を憎む人たち全員の光を! 陰らせるからなぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ざっけんなぁ!」

 

 

 

 

 

 

 その瞬間、保険が見事に効を奏する。

 

 遅れながら反応した三人じゃない。

 

 すぐ近くだから俺の次に対応できた。

 

 自分の大事な者の命がかかっているからこそ、早めに対応できた。

 

 そして何より、こいつは逆境に強いタイプのようだ。

 

 だからこそ―

 

 

 

 

 

「俺の両親を、そんなどうかしてる理由で! 殺させるわけねえだろうがぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 ―俺が弾いたアスカロンを受け取ったイッセーが、タッセールの首を両断する。

 

 更にその瞬間、イッセーの腕には白い鎧も展開されていた。

 

『Divid!』

 

 其の鳴り響く音と共に、タッセールの回復の力は掻き消える。

 

「……復讐の、ひか……り……」

 

 気合と根性の出力向上を、強引に半減させるその一撃。

 

 それが、タッセールの命脈を見事に断ち切った。

 




神器とは、所有者の想いにこたえる物。

気合と根性でいかれたことに命を全力でかける連中にとって、相性があまりに良すぎる代物だと、最近気づきました。









もしシルヴァリオシリーズに神器があったら、光の亡者の数が数桁増える可能性すらあるわけかぁ。

ガチのクロスオーバーは無理だとは思っているけど、実現したら始末に負えないよね、これは!
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