アークナイツRPG 実績【生命の向こう側】取得RTA 作:凍洞
―――貴方はベッドの上で目覚めた。
―――右足が痛む。確認すると、切り傷が出来ていた。
―――寝ている間に、左足に生えた源石を引っ掛けてしまったようだ…
オッハーーーー!!!
起床したところで源石融合率と血液中源石密度を確認しましょう。
予定ではあと数回実験を行った辺りで源石融合率が40%前後になるはずです。
【源石融合率】29%
【血中源石密度】0.91u/L
いいねぇ!順調に症状が進行しています。
ロドスの医療オペレーターたちが見たらひっくり返るような数値ですね。生命は大切にしよう!
何事も無ければ予定通り無事に目標値に到達するでしょう。
さて、ここからは部屋と実験室を交互に行き来するだけのクッソ退屈な時間が続くので倍速です。
必要工程が少ないのはいいけど絵面が地味なのは致命的…致命的じゃない?
なんで等速に戻す必要があるんですか
―――額に違和感を感じた。
―――触れてみると、小さく源石が生えていた
―――また増えたようだ…
ンンッ… マ゜ッ!ア゛ッ!!
非常に目立つ場所に源石が生えてしまいました…
前回も言った通り、源石が増えているのを友好関係が深いネームドキャラに発見された場合、高確率で精神がヤバくなります。
イフリータに施設が燃やされるのは嫌だ、イフリータに施設が燃やされるのは嫌だ…
そもそもネームドキャラが隔離室に来る確立自体が低いのでヘーキヘーキ、ヘーキだから(慢心)
前回来てた?さあ何のことか…
―――部屋のドアがノックされた。
―――誰だろうか。
フ ザ ケ ン ナ ヤ メ ロ バ カ ! !
ポイテーロ…
研究員でいてくれ、研究員でいてくれ…
もうこの際サイレンスでもいいです。
イフリータだけは嫌だ、イフリータだけは嫌だ、スリザリンは嫌だ…
「オーバー、入るわ。次の実験なのだけれど…ッ」
グリフィンドオオオオオオオオル!!!!
生きてるゥ^~!ハッハ生きてる!ああ^~生きてるよぉ~!
サイレンスに額の源石を発見されてしまいました。
見る見るうちに顔色が悪くなっていきますね。(罪の味は)美味しいか^~?
サイレンスに発見された場合のパターンは2種類です。
この世の終わりみたいな顔をされながら謝罪され続けるか、要件を伝えた後専用ムービー(スキップ不可)が挟まって、自分の罪に押しつぶされそうなサイレンスがゲロゲロしてる姿を見せられるかです。開発の性癖かなにか?
どっちもロスなのですが、謝罪DKSGの方が若干ロスが短いです。どっちのパターンになるかは入室してきた際の反応で判断出来ます。この場合は謝罪DKSGの方ですね。いいゾ^~コレ
「…次の実験は実験室Xで行われるわ」
…あれ?謝罪DKSGが始まりません。本来ならここで泣きながらごめんなさい連呼したり、コンナハズジャナイノニィ!みたいな感じで錯乱したりするんですが…
「…ねえオーバー。あなたは、まだそこにいる?」
は?(意味不明)
急に電波なこと言うのはやめてくれよ…フェストゥムかなにか?
ここに来て未発見のパターンは本当に勘弁してください。ただでさえイフリータでロスが発生しているのに…ここまで当たりのキャラクター引いてリセットはもうしたくないんです…
「…ごめんなさい。おかしなことを聞いたわ。あなたはここにいるものね」
「実験開始まではまだ時間があるわ。遅れないようにね」
サイレンスが退出しました。なにこのパターン?(素)
…ロスは大幅に削減されたのでヨシ!どうせ次の実験で融合率、血液内源石濃度共に予定値に達するので、気にする必要はありません。でもwikiにはパターン載せておくね…
「…もう限界が近い。研究者たちも結果が近づいて来て浮足立ってる。…やるなら今しかない」
今日の実験も無事成功!そして現在の源石融合率と血液内源石濃度がこちら
【源石融合率】41%
【血中源石密度】2.11u/L
成し遂げたぜ。
鉱石病の進行度が目標値を上回りました。
これにて条件達成、次の実験にて『生命の超越』が行われます。
重要な臓器に源石が生えてこなくて本当に良かった…
今のオーバーちゃんの外見を鏡で見てみましょうか。
―――鏡に映る自分を見つめる。
―――右目の部分に、内側から突き出た源石。額からも源石が生えている。
右腕はほぼ源石に覆われ、脇腹から源石が飛び出している。
服に隠れているが、胸の中心には源石が丸く固まっている。
左足のふくらはぎからも源石が飛び出し、右足の太腿は源石に覆われて真っ黒だ。
角と尻尾からは、源石が枝分かれするように乱雑に生えている。
―――私達は、ここにいる。
おっほっほ^~元気だ(レ)
もう末期も末期ですね。ここまで来たら死んでいないのが不思議なレベルです。
でも大丈夫、源石に耐性があればね。とはいえ、適応ではなくあくまでも耐性です。
これ以上鉱石病が進行すると血液内の源石がアーツで操作出来る領域を越えてしまい、源石による血管の裂傷によって失血死で死亡します。コワ~…
脱走イベントも発生しませんでしたし、次回でこのRTAも完走出来るでしょう。やや短めのルートでしたが、ライン生命の実験体なら大体こんなもんです。イフリータみたいに途中で抜け出さないと割とすぐ死にます。
それにしても、結局イフリータが来たのは最初の時だけでしたね…
そもそも来れたのがおかしいってそれ一番言われてるから。
イフリータが絡んでくるとロスにしかなりません。このまま最後まで顔見せずにいてくれよな~
―――突然、部屋の照明が消えた。
ん?
―――誰かが走る音が聞こえる
ヌゥン!ヘッ!ヘッ!
―――部屋の扉が、吹き出た炎に溶かされた。
「アネサマ!一緒に逃げよう!」
ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛
ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!
ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!!
フ ウ゛ウ゛ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!!
フ ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥン!!!!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「アネサマ!ここから出るんだアネサマ!今なら逃げられる!!」
「…アネサマ?なんで何も言わないんだよ?」
「っ、おいなにすんだサイレンス!離せ!!アネサマを置いてく気か!?」
「ふざけんな!!!アネサマも一緒じゃなきゃ、オレサマは行かねえぞ!!アネサマが残るっていうなら、オレサマだって―――うっ」
「…オーバー、どうして?」
「その娘の中は外の方が幸せって言っているけれど、私の中はここが幸せって言うから」
「…?何を、言ってるの?」
「私の中だけじゃないわ。ここにはまだ幸せになってない誰かが大勢いるから…私はここを出ていく訳にはいかないの」
「だって私は、誰かを幸せにするために生まれてきたから」
『――――――』
「ええ、良いの。大事な家族だけれど、あの娘たちは外の方が幸せなの」
『――――――』
「ふふ、気にしないで?だってあなた達、私が物心付いた時から言ってたじゃない」
「元に戻りたい、幸せになりたいって」
「ところであなた達、自分が誰なのか思い出せた?」
『――――――』
「いえ、謝らなくても良いのよ。時間はあるの、きっといつか思い出すわ」
「これからもよろしくね、誰かさん」
『経過報告No.1342』
検体の源石融合率、血液中源石濃度共に指定ラインに到達。
『生命の超越』の実行を申請
>>申請は許諾されました
以後ログを完全凍結
この回線は破棄されます
実験結果の報告は××××を使用してください
【走り書きの報告書】
予備検体、及び研究者Sが脱走
早急な処理を申請
検体No.722は隔離室の外壁が融解していたものの健在
隔離室突入前に、検体No.722が何者かと会話していたという報告有り
隔離室の捜査を行ったが、直前まで何者かが存在していた痕跡は無し
鉱石病による幻聴作用として処理
もうすぐ戻れる