東方 外来人物語   作:佐藤練也

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第100話

走馬「だあぁ...。...今日中に終わるのかこれ...。」

 

響子「仕方がないですよ、元々短期間で終わらせる気なんて聖和尚にはないと思います...。」

 

走馬「どーしよ...。今にも帰って来そうな...。」

 

 

卓上にはまだまだたっぷりと巻物が並べられている。もう見るのが嫌になってきたところで、命蓮寺の門前に誰かが立っていたことなど俺と響子は知る由もない。

 

 

???「...おや?誰か来たぞ...、...アレは....?」

 

 

門の影に隠れてわちき、多々良小傘は来たる来訪者を待ち構える。見よ、この如何にも年季の入ったボロい傘、そして更には目ん玉や垂れている舌まで付いている。コレをオバケと呼べずしてなんと呼ぶのか!そして今が好期、人を驚かせる絶好の瞬間が訪れるとわちきの勘が告げている...!シメシメ、ここは1つ思いっきり驚かしてやろうじゃないか。

 

 

菫子「命蓮寺の外来人は、どんなヤツなんだろうね。」

 

阿求「どんな方なんでしょう?早くお会いしてみたいです!」

 

菫子「まあ冷やかしに行くだけ、少しの暇つぶしくらいにはなるかもしれないわね?」

 

阿求「菫子さん?練也さんの時といい、貴女は少々高飛車なところが...。」

 

菫子「そう?いいじゃない、私は夢が終わればまたあっちの世界に帰っちゃうんだし。」

 

 

 

 

何やら話をしているのは、人里にいる稗田阿求と、時々こっちに来ている宇佐見菫子...なるほど。まさかアイツらも昼間に驚かされるなんて思ってもないだろう、その油断を突く...!ふふん、段々近付いてきたな。さあ恐れ慄くがいいわちきの姿にぃ...。

 

 

 

小傘「おぉ〜どぉ〜ろぉ〜けえぇえ〜〜〜〜っ!!!」

 

 

物陰から急に飛び出すわちきの姿、どうだ見たか!さあ跪き命乞いをしろ...!その反応がわちきの真価、生き甲斐そのものなのだぁ!...あれ?なんか全然、驚いていないぞ?というかそのまま流れるように、何ごともなかったかのように行くなあ?!?その場で呆然と驚かした時の格好で固まるわちきを無情にも、人間2人は放って寺へと入っていく...。

 

 

走馬「小傘の声が聞こえたってことは、誰かきたな?」

 

響子「私、見て来ますね。走馬さんは写経があるし。」

 

走馬「あー。俺もちょっと休憩したいからさ、一緒に行こう。」

 

 

どっこいせ。そう言って正座していた姿勢から立ち上がる、あっやばい足の感覚がバグってる。そのまま外に出ようとしてバランスを崩し、襖を押し倒してしまった。そこでタイミング悪いことに、俺は阿求と菫子にその姿を見られてしまった。

 

 

 




【ミスティアの屋台】

練也「いよいよ走馬の名前も、幻想郷縁記に載るのか。」

走馬「おー、その通りだ!コレからも俺の活躍が幻想郷で見れるぜ!東方projectと仮面ライダーが好きな人は、是非本作品を見て行ってくれよな!」

ミスチー「これからどんどん絡みが増えてくわねー、どうなるのか楽しみ♪」

練也「女将さんの描写ももっと増やす予定だよ。」

ミスチー「ホント?!うれしいー♪」

(ちょっとの間を空けて暖簾を潜り入ってくる擬態練也)

擬態練也「おかみさん、熱燗一つ。」

ミスチー「はーい♪.....えっ?!練也くんが2人?!」

擬態練也「オリジナルよりも俺の方がこの幻想郷に適任だ。」

ミスチー「アリス泣かせたのに?」

擬態練也「(ぎくりっ。)」

走馬「あんなにビンタ、3発も食らったのによくもまあ。」

擬態練也「(ぎくりっっ)」

練也「天道さんが言っていた。男がやってはいけないことは、2つある。」

擬態練也「やめろ、それ以上言うな....!」

練也「食べ物を粗末にすることと....。」

擬態練也「....,言うな...!」

練也「女の子を泣かせることだ...!」

擬態練也「言うなああああっ!!!」(走って逃げてく。

(すれ違いで妹紅が入ってきて。)

妹紅「お世話様。....あれ、さっきのヤツどうした?」

(シレッと熱燗を飲むミスティア。)


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